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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#035[孤闘]  

鉄骨落下事故は
誰かの仕業……?

〝情報〟が欲しければ
〝情報〟を…




ギヴアンドテイクという訳で、
イトリちゃんから依頼されて、
月山から探りを入れる展開に。

俄然スリリングな展開になってきて、堪りません。
タダでは教えないよ、というドライな関係もまた、
喰種らしくもあるかなと思って、尚更ニヤリです。

何だかんだと、巻き込まれ続きなのもカネキくんらしいですし、
今回の一件で、また彼に発見や成長があると良いなと思います。



隠れた「真実」の蛹化。

扉ページのこの煽り文句もツボでした。
カナリヤを思い出して懐かしんだりも。
鳥ではなくてロックバンドの方ですが。
下手だけれど味があるバンドでしたね。

デモテープが『孵化』、ビデオが『映像孵化』。懐かしいなあ。

今時の若い子は『デモテープ』自体ピンと来ないんだろうな。
今は雨後の筍たちが『CD』を簡単に出せる時代ですからね。
まあ『カセットテープ』自体の扱いも無関係じゃないですが。

今はプロダクションの影が最初からチラ付いていて萎えるってのもありますな。
それなりの化粧と服装ならプロダクションがすぐに青田買いって時代だもんな。

2000年辺りからおかしくなってきたように思うな。
80~90年代のバンドは格好良かったのだけれどね。

ああ、ラビリンスレコード……。

まあ、脱線はこれくらいにしておきますか。
でも、この漫画は当時に出ていたとしても、
やっぱり評価されたと、私は思いましたね。




『秘密サロン』的なお店か……。

ヴァルキューレがすぐに浮かぶ自分が誇らしいです(笑)。

しかし、気になるところではあります。
喰種の中でも、選ばれた者のみとはね。
ワンランク上の能力なり、社会的地位がある喰種だけが入れるのでしょうか。
喰種の中でのヒエラルキーも気になっているので、興味を抱くところですね。



…無意識に
来ちゃったけど…

これは非常にひっかかったところでしたね。
スタンド使いが惹かれ合う感覚に近いのか、
それとも喰種としての嗅覚や無意識の力か、
行き着いた先は……やっぱり喰種と遭遇か。

若者の喧嘩のようで、そこには見憶えがある人物が。
喧嘩ではなく、男たちから一方的にやられる姿……。

『人物』ではなく、彼もまた『喰種』。

ここで西尾の再登場とは!

あの一件以来、彼の動向も気になってましたので、
ここで見つかったのは、なんとも言えない興奮が!

自分やヒデに襲い掛かった西尾なのだから、助ける義理もない。
そう思いながらも、やっぱり引き返す辺りが彼の優しさですね。
ピンチの時に現れてこそヒーロー。それを地で行く展開が最高。

割って入ったは良いものの、こいつらも喰種でした。
西尾が劣勢なのは、ひとつは人間を喰えてないこと、
そこじゃないかなと思い、読み進めていたのですが、
全員が喰種なら、尚の事納得のやられ方と言えます。

何区の喰種かと訊かれて、20区と答えた途端に笑われました。
やはり、こちらは20区よりずっと粗野な輩が多いようですね。
彼らからすれば、20区の彼は温室育ちに見えるのでしょうね。

そして、同じ喰種からの次の言葉が……。

ウチじゃ 今
トレンドなのよねェ

〝同種喰らい〟がッ!!!

共喰いについて前回触れたばかりで、この展開とは。
この口調だと、今までもそれなりに同種を喰らって、
それなりに愉しんでいる感じですが、気になります。

共喰いが何らかの影響や身体的変化を齎すのかなと。
そこはずっと気にかかっていることの一つでもあり、
メリットだけでなくデメリットもあるのかなと……。
こいつらはラリっている訳でもないようですし、
意識もハッキリしていて自覚的ですからね……。

それにしても、こいつの台詞通りか。
やはり、西尾は空腹だったのですね。

蓋を開けてみれば、何のことはなく、
カネキくんの方が圧倒的に強いです。
赫子を出すまでもなく圧勝でしたね。
彼自身の潜在能力も大きいでしょう。
彼が懸念している通り、能力のコントロールさえできるようになれば、
赫子に頼らずとも、暴走することなく戦えるまでに成長できるかなと。

西尾を部屋まで運び、帰ろうとした矢先に襲われるカネキくん。
スタンガンを持った女性とは意外でしたが、これで納得ですね。

今までに『人間』とマイノリティーである『喰種』について、
そして彼らの『境界線』については散々書いてきたのですが、
『人間の側から喰種に味方する者』がようやく現れましたね。

人間のフリした喰種は言わずもがなですが、
喰種のフリした人間にも期待していたので、
新展開に相応しく良い展開だと思いました。

本当にただの人間が、喰種に味方する。
この場合で考えられるのは、やはり恋。
もしくは脅迫、利害関係の一致ですが、
男女の組み合わせだけあって、やはり恋だったのですね。
彼女も罪の意識があるので、そこはまだ救いがあります。
宗教的なのめり込み方や洗脳ではなく、自分の意思です。
だからこそ、逆にいざという時に脆く壊れそうでもあり、
危険と言えば、危険な精神状態でもあるとは思いますが。

やはり『仮面ライダー555』の彼らの関係を思い返します。
『仮面ライダーカブト』の間宮麗奈と風間大介くんの悲恋も。

人間と怪人の恋か……。
嫌な方の予感が的中しそうなので、これ以上は控えますが、
貴未ちゃんだけは、西尾にとっても心を許せるのでしょう。



もし
自分が〝喰種〟に
生まれてたら

私は人を
殺していたと思う

私は…

たまたま人間に
生まれただけで

綺麗に生きる事が
許されてる




ネタばれになるといけませんので、
ここで作品名までは挙げませんが、
この台詞も『仮面ライダー』シリーズのあの作品を彷彿とさせますね。

もう答えを言っているようなものですが(笑)。

作品の主題として『共存』も大きな要素だと思っているので、ますます期待大です。
カネキくんは勿論のこと、ヒナミちゃんだってそうでしょうし、
亜門さんもまた、カネキくんのあの言葉に心が揺れたはずです。

そして、今回もまた最後のページが実に秀逸でした。
貴未ちゃんの台詞、そしてカネキくんの帰路の途中。

帰りに自動販売機で缶コーヒーを買って帰るシーン!

これには参りました。石田先生、これは巧すぎます!
この構成は、あの回のヒデと重なるのが実にニクイ!

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#030[苦味]
ここでのヒデのシーンも脱帽でしたが、
ここでまたしても脱帽させられるとは!

カネキくんの一言と、
ヒデの一言の違いや、
同じ大学生でありながら、
彼は人間に戻れない事実。
それを噛み締めつつ、
あの回を再読すると、
『味わい深い』です。

今回で月山に逢うのではなく、ワンクッションあったのは大きいと思います。
西尾の再登場、しかも人間の女性までもセットという作劇は良かったですね。

リゼちゃんの事故の真実。
噂されている隻眼の喰種。
喰種のレストランとバー。
月山が好んでいるカフェ。

謎と戦いが、どのように蠢き絡まるのか。
今後も、ますます期待が高まる一方です。
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