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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

SILENT KNIGHT翔  

SILENT KNIGHT翔

2011/10/25 07:47


私には今でも想い入れが強い漫画である。
今から連載を再開して頂きたいくらいだ。
ここぞという時に連載終了されてしまい、
私としては大変残念で悔しい想いである。

作者は車田正美先生。
本作も車田節全開だ。
『聖闘士星矢』に続いて連載された作品。
『星矢』とも比されることが多い訳だが、
私的には違う味わいもあると、
そこは声を大にして言いたい。

簡単な『ストーリー』を以下に。
『超人的な能力に覚醒』した者、
彼らは自らを『神人類』と呼び、
その力を持たない『一般人』を、
『旧人類』と呼んで一掃を企む。
つまり彼ら神人類からすれば、
神人類に覚醒できない者など、
下等であり必要がないという、
そんな思想を抱いているのだ。

彼らの超人的な能力は『エボリューション』と呼ばれる。
『自己の体内に眠っている生命の根源に目覚める』こと。
『弱肉強食の時代に自分は一体なんだったのか』と知り、
本当の自分の姿を、探し出して、
過去と現在を、戦闘力と知恵を、
重ね合わせ、更に今以上の自分に進化すること。
作中の言葉を借りれば、このような現象である。
つまり己の『ルーツ』である生命の姿を知り、
そのルーツに纏わる姿に『変身』する能力だ。
『ルーツ』は動物から恐竜まで各々に違いがあり、
言わば『生命の鎧』を纏い戦う少年漫画でもあり、
ここが『聖闘士星矢』と比される最大の点である。

神人類による組織『ネオ・ソサエティ』が一般人抹殺と現代社会一掃を企む中、
『主人公の少年・翔』はある事件に巻き込まれてエボリューション能力に覚醒。
そして自らの意思でエボリューションすることを決意、
今を生きる人間を守る為に悪に立ち向かって行くのだ。

熱い少年漫画ならば車田正美先生だ。
そしてストーリーも同様に熱いのだ。
特撮ヒーロー作品にも通じる設定だ。
これで私が燃えないはずがないのだ。

『星矢』の『聖衣』は『外側から纏って戦う鎧』であるのに対し、
『翔』の『エボリューション』は『内側から生じる』違いがある。
つまり爪や髪の毛と同様の現象。
自らの体から生み出されるのだ。
この設定の秀逸さに唸らされた。
『エボリューション』で纏う生命の鎧。
生命の鎧は『シェルター』と呼ばれる。
戦闘を終えると、役目を終えたシェルターは装着者から脱皮して、
ルーツである動物の姿にシェルターを形成して、やがて風化する。
まるでガラス細工のように儚く、脆く散って消えていくのである。
役目を終えた後にモチーフの形になる。
この点もまた聖衣とは逆で味わい深い。

翔のルーツはファルコンであり、
ヘッドパーツはハヤブサの頭部、
それを模したものになっている。
「目覚めよ我がルーツ!」
「エボリューション!!」
変身時のこの台詞!
堪らなく格好良い。

ちなみに本作品のストーリーや設定など、
特撮ヒーロー作品にも通じると書いたが、
『仮面ライダー555』がかなり近いと思う。
是非とも『実写化』して頂きたい作品である。
実写版『風魔の小次郎』も私は好きでしたし。
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