日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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どうせ毎週木曜日は(って、どの曜日もそうですが)夜更かしになるのだし。
麩菓子買って帰宅した直後に最新話を視て夜が長くなるのだし。

だったらそのままの勢いで感想も書いてしまおうかなと。
と言う訳で、配信終了ギリギリで更新するいつもとは逆パターンで更新を。

以下は今回の内容に触れた感想です。
番組をご覧になっていない方はご注意くださいませ。



冒頭からいきなり大仕掛けがあってびっくりしました。
まさか、オープニングの映像が天地逆転とは!
これも最後まで視れば、なるほどなあと。本当、細部まで凝っていて好きです。

ここに来て、本作のコアと現在のバクちゃんの総ての根源が根底から覆されるとは。
驚愕の事実でバクちゃんの過去からの変貌に一度納得させておいて、「その大前提そのもの」が否定されるとはねえ。
まさかの二段仕掛けとはニクイなあ。

永光麦秋と橘勲に血の繋がりはなかった。

これにはやられましたね。

バクちゃんに血の呪縛がなかったと知った時の感覚は筆舌に尽くしがたいものがありました。
無論、バクちゃん本人が誰よりも混乱したでしょう。

血の呪縛がなかったということは、即ち、橘勲を、ヤクザをどこまでも憎む動機そのものに響きます。
一体、この三年間とは何だったのだろうかと。

アイデンティティークライシスから立ち直る為の戦いだったはずが、別の意味でまた自己喪失する展開だなんて。

こうなると、本作のゴールは言わずもがなですね。
翔さんがバクちゃんに言った通り、「バクちゃん自身の足抜け」です。



前回の感想からひとつ引用します。

ここで書きそびれていたことをひとつ。
水田が呼んだあの凄腕の客分、ずっと顔が気になっているんですよね。
これは橘麦蒔についてもまた然り。
ここまで来て未だに二人の顔が見えないのは、作劇上の理由があるだろうと見ています。


やはり、理由がありましたね。
これを書いた直後に副業の為に家を出たのですが、その間も例によって本作の展開について考えていました。

これから顔を見せて最も効果的であろうことは二つ思いつきました。
誰もが知っている大御所の役者さんというのが、まずひとつ。
そして、もうひとつは、「誰もが知っている今までお馴染みの登場人物」。

後者で剣くんと佐野くんが浮かびましたが、今回の開始20分の時点で確信しました。
いつもの柔和なあの調子から一転、遂に別の顔を明らかにしてきましたしね。
「バクちゃんさん」ではなく、「バクちゃん」と呼んだ時に、これはもう彼で間違いないなと。
以前に翔さんが指摘したように、彼はエリートだったのにそれに似つかわしくない異動でここにいますしね。

真相を知ってみれば、水田の足抜け引き受けの場面で、毎回の効果音役の彼が不在だったのも納得です。
加えて、ゴミ捨ての場面で「可燃? 不燃?」とおどけてみせるところも、暗喩として実に恐ろしいなと。
一度目だけでなく、繰り返し視聴することでまた違う感じ方ができる仕掛けも、本作は実に巧いです。

ちなみに、上述の前者で言えば、石橋蓮司さんと片岡鶴太郎さんですよね。
まさかのスペシャルすぎるゲストで、特撮者としても最高に燃え上がりました。
だって『仮面ライダーディケイド』の光栄次郎さんと、『仮面ライダードライブ』の本願寺課長ですもん。
特に鶴ちゃんの方は現行放送中ですし、舞台が銀行というところまで、あの一件とリンクしすぎでもうね。

そして、藤井尚之さん。
日本語(久留米弁)の台詞に対して日本語字幕って凄いよなあ。これ、巧すぎるわ。
何気に、診察室にさりげなくサックスが置いてあったりするしねえ。こういうズルさ、大好物。
以前に翔さんが散々繰り出してきたチェッカーズネタを思い返して尚更ニヤニヤです。

翔さんと言えば、まさかの杉本彩さんネタに大爆笑。
しかも、あんなところに仕込んでんだもんなあ。あんた芸人かよ。離婚の原因、これじゃないの(違う)。



それにしても橘勲の覚悟と信念は本当に本物だったのだなと。それに唸らされた回でもありました。
畠山弁護士に対してバクちゃんが激昂したように、橘が親や子を語るなという想いも自分にありました。
しかし、水田を庇ったあの場面にはやられましたね。

橘勲の「親と子の絆」は伊達や酔狂ではなかった訳です。
彼に対する見方が変わらざるを得ない展開でした。



橘の逮捕も、麦蒔の仮釈放阻止も、水仙組の足抜けも叶わなくなりました。
そもそも、「橘勲を逮捕して、足抜けさせて、カタギの世界で苦しませる」という怨みそのものが、この三年間が『空白』に……。

ここでバクちゃんが橘勲を「助けます」と宣言して、カタルシスに向かうかと思いきや……。

バクちゃん自身が「苦しませてきた(ヤクザと関わってしまった)カタギ」からの「呪縛に苦しめられる」オチが控えているとは。
このドス黒さこそが本作の味。つくづく脚本がよくできてます。

確かに章子先生の言葉もご尤もなんですよね。
今まで目的の為ならカタギまで巻き込んで形振り構わずとことん自分のやり方を貫いてきたバクちゃん。
そんな彼女によって傷つけられてきたカタギ、堕とされていったカタギがいることもまた事実です。
章子先生はその当事者にして被害者ですから、「自分だけ楽になろうなんて絶対に許せない」のも当然でしょう。
やっぱり章子先生は山口紗弥加ちゃんで良かった。今回の彼女のお芝居が最高でした。

バクちゃんが宣言して、そして土下座して、章子先生の足を掴むところまで含めて、この二人のシーンが大好きなところです。

最後の最後のシーンのバクちゃんの瞳もとても印象的です。



さて、泣いても笑っても次回で最終回です。
次回予告前後の構成も含めて気に入っています。
以前に一度、本田翼ちゃんが視聴者プレゼントの告知をされたくらいで、キャストの方の素の感じの告知って無かったですしね。

「最終回の予告の時間ですが 全く撮り終わっておりません」

「間に合うんかいな」

「わかりません」

「一週間しかないんやでぇ」

「大丈夫ですかね」

優子ちゃんと北村さん、最高のコンビによるまさかの告知トーク。
最後の最後でこういうことをやらかしてくれるなんて。これはオイシイですね。

そして、最終回の予告と言えば、重大なポイントがありましたね。
バクちゃんの前髪です。両目とも隠れていません。
直前の告知トークでは隠れていて、その上でこれってのがニクイ仕掛けでしたね。
主題歌CDプレゼントの告知トークでも優子ちゃんは前髪が変わっていましたね。
どこまで本当かはさておき、優子ちゃんと北村さんの真顔トークがツボでした。

章子先生が佐野くんに言った「あなた、病気ね」という言葉も気になるところ。
無論、彼の裏稼業を知ったからこその言葉でしょうけれど、その前後の流れも含めて着目したいところです。
佐野くんについても、まだ何らかの仕掛けがあると見てます。
水仙組の客分として呼ばれたこと自体が、佐野くんが仕込んだ罠だったりすると面白いですけれどね。



さて、バクちゃんは本当の意味で呪縛に打ち克てるのか。
「憎しみと悲しみの三年間から足抜け」できるのか。
バクちゃんと翔さんを信じて、最終回を楽しみに待っています。
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