日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』43 ツライ女  

前回で言ったそばから周回遅れという有様です。我ながら情けないなと。
誰も見てないので良いのですけれど、先生に対しては申し訳ないと思うところです。
自分の為の遊び場ですけれど、それでも遅れすぎだと自分でも思いますしね。
言い訳はみっともないだけで、「言い訳はしません」も言い訳なので、もう見たまんまの遅れということで。

副業の時間もあるので、トップギアで一気に書きます。

それでは、今回の感想を。

本作の作品名『ハレ婚。』です。
『。』が付きます。


まずは、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇前回までのあらすじ

もしも日本で一夫多妻制が実現したら……?



前園小春は、ある理由から帰郷した。

4年ぶりの故郷。

久々に帰ってきたこの町には「とんでもない条例」があった。

そして、現れた謎の男・伊達龍之介

彼には妻がいた。

2人もいた?

伊達柚子と、伊達まどか

これって、どゆこと?

小春は「ある事情」から伊達家に関わることに……。

そして、フクザツ夫婦生活に紆余曲折あり、Uターンあり?

そこで出逢ったのはなんと……?

これって、どゆこと?

境界線を越える瞬間……!?



この漫画って、そゆこと♪




待望のコミックス第3巻、大絶賛発売中!!

既刊コミックス第1巻&第2巻、共に 大 量 重 版 決定!!

今のうちにコミックスゲットと共に本誌購読シフトされるのもまた一興(一驚)かと。
よろしければ、ご参考までに下記の記事もどうぞ。

講談社『週刊ヤングマガジン』公式サイト

『コミックナタリー』インタビュー記事(※作品を未読の方は、ご注意を)

第1回『ハレ婚。』祭り

『ハレ婚。』コミックス第1巻(講談社・ヤンマガKC)

『ハレ婚。』コミックス第2巻(講談社・ヤンマガKC)



歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
全く新しい世界! 現代日本に一石を投じる会心の一撃!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


更なる新展開に突入! 本誌必読!!



つまらない世の中には、この妻たちを。
よめばわかる、この嫁の面白さ(旦那もね)。

夫婦円満? 夫婦炎満?
『。』は本作のシンボル。メルクマール!
『。』を付け忘れないよう、用法・用量を守って正しくご愛読ください♪




は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
story directed and artwork produced by
手塚だい

言葉は、いつも、遅れてやってくる――。

43
ツライ女



やっぱりこうなったか……というのが一読した時の率直な想いですね。

小春ちゃんは「ハレ婚」制度に対して、決して否定的ではありません。
「まあ、制度そのものはあっても別に良いとは思うけれど……」という考えです。
それは今までにはっきりと描かれている通りですね
(■『ハレ婚。』25 とりあえず働く男 参照)。

ゆえに、ここで彼女が切り出すのは、今更「ハレ婚」という制度が云々という話じゃないでしょうと。

その上で、「ハレ婚」した自分と相手に深く関わるころだろうと。

加えて、他にも小春ちゃんの心の機微については先生が徹底して丁寧に描かれてきた通りです。

あたしは
あたしだけ
愛してくれる
人じゃなきゃ嫌


あの時点で、はっきりと断言していますしね。

先生からのシグナルは既にありましたよね
(■『ハレ婚。』35 じゃない方の女 参照)。

ここで話題が脱線するようですが、ひとつ。
昨今、何でもかんでも騒ぎ立てる風潮ってありますよね。
例えば、アイドルのイベントでも、ツイッターなどでも。
既に頑張ってきた著名人の方に(だからこそ表現者として表にいらっしゃる)、安易な「がんばれ」を連呼したりとか。
そういう風潮に強く違和感を覚えるところです。

そして、『間』も音でありドラマであると思うのですよね。

その意味でも、今回の作劇は実にお見事でした。
以前から散々触れているテンポやリズム感、コマ割りは勿論のこと、それがとにかく印象的です。
背景にトーンを使われるコマと、敢えて真っ白なままのコマとの使い分けもそうですし。
何よりも、あの見開きやクライマックスでの空白の活かし方が実に良いですね。

「本作は、いつ、どこから、どう読んでも楽しめる」と最初から断言してきましたが、正に今回もそうです。
その見本と言える回であり、自分の眼で追って自分の手でページを捲る漫画だからこそのテンポ感が活きてます。
そして、漫画本来の面白さと圧倒的な力がここにはあります。

ずっと読んできた読者の方には、もう見たままですね。
自分としても、ただただこの圧倒される感覚を大切にしたいです。

今回に限らずですが、雑音を排除して向き合いたい回です。

余計な言葉はいらない気もしますね。
感想だから、書きますけれども。



今回の扉ページも顕著なのですが、今回の小春ちゃんのそれぞれの表情にも唸らされました。
どんどん女の顔になっていってますね。初期と読み比べても味わい深いところです。



ここで敢えて「みんな」という言葉を含んで語るなら、その「みんな」で幸せになる為の『ハレ婚。』です。
局所的見地から見ても、大局的な見地から見ても、「ハレ婚」制度にはその面が強くあります。

でも、「みんな」じゃないんですよね。
小春ちゃんにとって、つまり大多数の読者にとって、『恋愛』とは当然ながら『一対一』。

改めてその中核を抉り出して突き付けてくれた展開です。
これもまた「実に『ハレ婚。』らしい」ですし、このアイロニーこそ『ハレ婚。』ならではです。

旦那は「ズルイ男」。嫁さんは「ツライ女」。
結ばれる前からそうなりがちなことは目に見えているという側面もあります。
それもまた「ハレ婚」制度ゆえのアイロニー。

見つめられれば見つめられるほどに、すれ違う。
向き合えば向き合うほどに、辛くなる。

女と男の違い。

とことんシンプルなのに、つくづく奥深い。
NON先生とだいさんのこの最新作がこうして『今』の日本で連載されていることそのものが素晴らしいです。



自分の気持ちに気付き、気付かされ、遂に口にした小春ちゃん。
龍ちゃんですら驚愕の表情というのは極めて重要なところですね。

僕は
自分のモノを
命がけで守る

キミ達の一生が
幸せであるように
最大限努める

その
覚悟が
僕にはある


(■『ハレ婚。』08 身も蓋もない女 参照)

伊達龍之介がその『覚悟』をどう貫くのか、小春ちゃんが納得できて、満足できる愛の形で抱きしめられるのか。
それも着目していきたいです。



〇ハレ婚。トーク 1

今回のツイッターPR文
如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 6月1日
【Dry?】『今』最もアツイ漫画家NON先生( @non620126 )の最新作!
漫画界で『今』最もアツイ『 #ハレ婚。 』は #ヤンマガ で連載中!
【Why?】強がっても、離れても、嫁さん3人でも、言葉は「ひとつ」。
【Cry?】第43話は本日6/1発売の本誌に掲載!【ツライ】


毎回の書き出しの構造改革については、また時間を確保できた時にやってみようかなと思っています。

〇ハレ婚。トーク 2

BGM&Inspired by...

CHIHIRO
『ずるいよ』
『やっぱり好き』

PR文で「ずるい」を敢えて使わなかった理由がこれです。ここまで引っ張りました。

〇ハレ婚。トーク 3

『週刊ヤングマガジン』を25年もの間、隅から隅まで読んでこられたという『ハレ婚。』担当編集のIさん。
この度、入社以来18年間在籍されたヤンマガ編集部を離れることになったとのこと。

自分も好きで隅から隅まで読みますし、勿論、今回の本誌の『黒ブタMidnight』もまた然り。
いつも本誌保存していますが、特にこのコメントは漫画ファンとして嬉しく、大切に保存したいところです。

先生のライヴドローイングの時も、愛あるコメントをしてくださったことは絶対に忘れません。
今までありがとうございました。



6月になり、先生も新担当のNさん&Tさんと打ち合わせもされたとのこと。
新たに二人三脚から四人五脚で、正に『ハレ婚。』らしいチームとなったことで、新たな科学変化にも期待大です。

コミックス第4巻も楽しみです。第3巻の記事もそれまでに書きたいところ。

〇ハレ婚。トーク 4

先生、アドバイスありがとうございました。
決断して、ゲットして、トップギアであげました。
外箱は記念と貧乏性という理由から保存してます。
『ハレ婚。』を毎週楽しみながら、先生に感謝です。

ロクシタン
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