日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』41 やっぱいい女  

本業の途中の昼休憩で自宅に寄って再読して、仕事を済ませてまた自宅に寄って再読してました。
そして副業を終えて(その後に往復80分の用事を済ませて、仮眠して)、再び待望の『ハレ婚。』タイムです。

あ、無論アンケートはとっくに済ませております。

それでは、今回の感想を。

本作の作品名『ハレ婚。』です。
『。』が付きます。


まずは、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇前回までのあらすじ

もしも日本で一夫多妻制が実現したら……?



前園小春は、ある理由から帰郷した。

4年ぶりの故郷。

久々に帰ってきたこの町には「とんでもない条例」があった。

そして、現れた謎の男・伊達龍之介

彼には妻がいた。

2人もいた?

伊達柚子と、伊達まどか

これって、どゆこと?

小春は「ある事情」から伊達家に関わることに……。

そして、フクザツ夫婦生活に紆余曲折あり、Uターンあり?

そこで出逢ったのはなんと……?

これって、どゆこと?

境界線を越える瞬間……!?



この漫画って、そゆこと♪




先生からも公式発表があった通り、ますます盛り上がっています。

待望のコミックス第3巻、大絶賛発売中!!

既刊コミックス第1巻&第2巻、共に 大 量 重 版 決定!!

今のうちにコミックスゲットと共に本誌購読シフトされるのもまた一興(一驚)かと。
よろしければ、ご参考までに下記の記事もどうぞ。

講談社『週刊ヤングマガジン』公式サイト

『コミックナタリー』インタビュー記事(※作品を未読の方は、ご注意を)

第1回『ハレ婚。』祭り

『ハレ婚。』コミックス第1巻(講談社・ヤンマガKC)

『ハレ婚。』コミックス第2巻(講談社・ヤンマガKC)



歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
全く新しい世界! 現代日本に一石を投じる会心の一撃!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


更なる新展開に突入! 本誌必読!!



つまらない世の中には、この妻たちを。
よめばわかる、この嫁の面白さ(旦那もね)。

夫婦円満? 夫婦炎満?
『。』は本作のシンボル。メルクマール!
『。』を付け忘れないよう、用法・用量を守って正しくご愛読ください♪




〇今回のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 5月18日
【愛は永遠。そして、3つある。】
『今』最もラジカルなアーティスト・NON先生( @non620126 )の最新作『 #ハレ婚。 』は全国で話題沸騰中!!
【天使の囁き?】悩める小春と青年に新展開!?
【悪魔の囁き?】#40 やっぱいい女 本日5/18発売の #ヤンマガ に掲載!!

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 5月18日
【結婚のカタチ】少子高齢化社会の現代日本に会心の一撃!
鬼才・NON先生( @non620126 )の最新作『 #ハレ婚。 』は #ヤンマガ で大絶賛連載中!!
【ココロのカタチ】それぞれが想いを抱く中、遂に出番がやってくる。
【41 やっぱいい女】本日5/18発売の本誌に掲載!!




は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
story directed and artwork produced by
手塚だい

誤解、曲解、顔が赤い?

も う い い か い ?

アンタ妖怪?

ここは魔界?


41
やっぱいい女





前回のヒキから気になって仕方がなかったですね。
しかしながら、「早まった」武ちゃんは、ここで一旦手を緩める展開に(文字通りね)。

ヒキで魔王の妖気アンテナが反応してましたからねー。こっちの展開も当然気になりますよね。

かくして「ものの5分」のときめきタイムは終了。次回以降に持ち越しです。武ちゃんはね。

送った去り際の爽やかスマイルがニクイなあ、もう♪
ふなつかずき先生ばりの爽やかハンサムスマイルで実に清々しくて好きです。

それは「普通がわかるやさしい男」であろうとする顔なんですけれどね。
何気に「おやすみ♡」と、さりげなく「♡」付きな辺りも良いですね。

わかる! わかるよ、武ちゃん!



そして、小春ちゃんと別れて車内に独りになったところで。

ヤレる
・・・・


はい、来ました。
これ、もうそのまんまですね。

「ヤレる流れ」(by.浦田カズヒロ先生)ですね。

気になる方は浦田カズヒロ先生の『僕のおじいちゃんが変な話する!』をご参照ください
(※ちなみに、NON先生と浦田先生は旧知の仲で、デリシン時代にヘルプで参加されたことも。
デリシンのコミックス第2巻にも浦田先生は登場されていますので、要チェキです)。



さて、そんなお馴染みネタにも触れたところで、続きを。

今回もまた「やられた!」と唸らされたのが隣の扉ページ。

何でもない日常の伊達家の嫁さん1号&2号をここで挟むとは実にニクイ構成!
この2人は小春ちゃんの今夜のことなど露知らずってところもまた輪をかけて巧いポイント!
それで、このページの担当さんアオリ文がこれですもんねえ。いやー良いわあー。



そこから、空けて次の日。
空はハレて、舞台は『COFFEE&PUB ルパン』。

わお♪ 間髪入れずににこのカットから来ますか。
うららちゃん登場シーンで、髪を結う場面から来るとは。

青春まっしぐら、純粋まっしぐらなうららちゃんに映る伊達家と、小春ちゃんのギャップが堪りませんね。

来たよ。

「悪魔の集団」。

しかも、この小春ちゃんのイメージがまたツボすぎ。
まどかちゃん槍持ってるし。って、おーい。槍から血が滴ってるって! 血が!

このイメージ、大爆笑です。

ゆずっぺはヴィジュアル的に悪魔化するとこんな感じだよねってしっくり来ます。
で、魔王が指でハートマーク作ってウィンクってのがもう。このお茶目感がまた爆笑。

今までの遊び心溢れる数々の扉ページと言い、NON先生のコミカル演出は本当にド琴線直撃で大好き。



ここからの展開もまた好きなところなんですよね。

他人は自分を映す鏡とよく言われます。正にこの場面もそうですね。

武田くん登場からの感想で、「ニュートラル(小春ちゃん)と武田くん(ニュートラル)との展開」と書きました。
これって、そっくりそのまま、うららちゃんにも言えることですよね。
更に付け加えると、「ハレ婚」という条例に現実味や実感がない人としても共通してます
(3号はその身で体験しちゃいましたが)。

そう、そうなんだよね。
伊達家に対しても小春ちゃんに対してもニュートラルな視点であるうららちゃんからすれば、そう見えるよね。

この視点は極めて重要だなと。
これが武ちゃんなら条例と前者の夫婦に違和感を抱きますからね。それこそ、前回の本編の通り。

この展開の最後、うららちゃんが口にした一言が端的に言い得ていますね。

彼女は「難しいですね・・・!」と。

そう、何故彼女が「難しい」と感じて口にしてしまったのか。
結婚、夫婦生活とは基本的には一対一です(何を今更って話よね)。
ところが、この北つばめ市のふなつかずき先生似の熱く燃える暑苦しいハンサム市長はそこに一喝。
読者の皆様もご存知の通り、「とんでもない条例」によって伊達家は「一対一じゃない」夫婦生活に……。

うららちゃんからすれば「小春先輩を応援したい」という訳です。
同時に「ゆずさんも、まどかさんも」と。

換言すれば「誰を一番に応援すれば良いのか、選べない」訳ですよね。
これこそ「一対一じゃない」夫婦ゆえに生じる問題。
ある意味、浮気や不倫より割り切れない分、却って根深いとさえ言えます。
法的手段やお金で解決ってのとまた違いますもんね。嫁さん1人じゃないって大前提な訳で。
それで、お金の問題で愛がないまま小春ちゃんは結婚したというアイロニーがまた何とも。つくづく巧いなあ。

いやー、つくづくNON先生は「ありそうでないライン」を「ラジカルに抉り出す」ことにおいて秀逸!
それも、決してアングラやマニアックに陥らず、漫画本来の面白さで「ちゃんとエンタメしてる」のが素晴らしい!
しかも、そのテーマは瞬間最大風速的音楽チャートのような盛り上がりとは全く違い、普遍的且つ不変的。
歴史的名作『デリバリーシンデレラ』に続き、最新作『ハレ婚。』に対しても全く同じことが言えます。

それに対して、我らが魔王DSRは、そんな常人のこじんまりとした思想などとうの昔に超越しております。
嫁さん同士がどうであれ、彼は「自分の嫁さん全員を本気でとことん愛し抜く」のが当然であると平然としてます。
まるでヒロミ・ゴーがハイになる時の曲調、歌唱に通じるような根拠なき躁状態にさえ思えるほどの領域。

僕は
自分のモノを
命がけで守る

キミ達の一生が
幸せであるように
最大限努める

その
覚悟が
僕にはある


(■『ハレ婚。』08 身も蓋もない女 参照)

その上で、この名台詞です。
こんな言葉はそうそう口にできるものではありません。
人間的にはどうであれ、『愛』についてはやっぱり本物です。
この一点だけでも、彼を好きにならずにはいられません。
やっぱり、龍ちゃん大好き。

加えて、もうひとつ続けますと、本作において龍ちゃんのエキセントリックなキャラクターがやはり際立ちます。
いつだって彼の発言や行動がターニングポイントでありバーニングポイントでした。
そんな中で新たに登場したうららちゃんが極めてニュートラルな視点という構造は実に興味深いです。
『第二の読者視点』とも言えますからね(これについては武ちゃんもそうだと言えますね)。
しかも、小春ちゃんと違って「ハレ婚」未経験で尚且つ女子高生ですからね。
当初は、単純に女子高生登場という事実そのものに唸らされていました。
しかし、彼女の視点や、そのポジションゆえの必然性もちゃんとある訳で、更に唸らされた形に。



と言う訳で、ここでナイスタイミング。武ちゃん登場です。

この場面のテンポ感、『間』の活かし方が絶妙な味わいで非常に良いですね。
今の関係性ゆえのぎこちなさを良い味付けで描かれていて、思わずニヤリです。
あるでしょ? 再会した学生時代の友人との会話ならではのこういうぎこちなさって!
またしても、あるある!

前回は武ちゃんと「一対一」ゆえのぎこちなさ。
今回はお店でバッタリ逢ったりしちゃって、うららちゃんもいる上でのぎこちなさ、気恥ずかしさ。

小春ちゃんの乙女らしい心情が実に見事に描かれてますよね。
読了してから、思わず前回の本誌も併せて再読しましたもん。



さてさて、実は今回って何気に主要登場人物オールキャスト的な構成でもありますよね。
ゆずっぺとまどかちゃん、このコンビ(?)で扉ページにされたのも通読して、更に「やられた!」という嬉しさも。

しかも、登場人物の変化も踏まえた上での構造が実に巧いのですよね。
言うまでもなく、小春ちゃんは伊達家から出て実家に戻る展開
(東京で失恋して帰郷した第1話をなぞる構成なのも実に巧い!)。

うららちゃんも、小春ちゃんだけでなく龍ちゃんも知り、2人の嫁さんも知り、「ハレ婚」も知った訳です。

武ちゃんもまた然り。小春ちゃんが人妻であること、それも「ハレ婚」だったことを知った訳です。

いよいよ材料が揃った感がありますね。
ここでこの全員集合感って、これがまたドキドキワクワクです。

今回も実に読み応えが強かったです。



……って、ところに、最後の最後のヒキで、やっぱり出てきたね。
これでこそ本当の「全員集合」だよね。

お店の外の掃き掃除に出た小春ちゃん。
そんな彼女を窓越しに見つめる武ちゃん。
その切なそうな瞳。

やっぱ
前園は・・・


いい女
だよね


よし来たー!!
やっぱり君が来てくれないと。ね♪
最後の武ちゃんの瞳のアップのコマで、ヒヤリとしたんだよ。
やっぱり、そうだよね。「やっぱいい男」が来たね。

魔 王 降 臨。

前回の妖気アンテナは流石ですね。ゲゲゲの龍之介、グッジョブ。
ふなつかずき先生の漫画の方に紹介したいくらい良い味出してる。ぱにゃにゃ~ん♪

つーか、あんたメリーさんかよ。
心臓に悪いわ。
『ジョジョ』で不意討ちするスタンド使いかよ。

全く空気読まずにマイペースで登場するんだもんなあ、この妖怪ワカメ男は。
前回のヒキが「侵入者・・・・」で、今回のアンタこそ侵入者だろ。
って、読者がツッコミ入れられるところまでも最初から計算済みなのがまた先生は巧いですよね。

このヒキ、心の底からめっちゃ気に入っております。

ここでこの表情ってもう。
悪魔の微笑みに悪魔の囁き。しかも手をかけとる。手をかけとるー!

そして、またしても担当さんの巻末アオリ文が面白すぎます。
同じ白文字でありながら、冒頭のそれとは自体も変えて、文体はまるで別物。
巧すぎ。


このヒキが巧すぎます。この心臓に悪い感覚が病みつき。
NON先生もだいさんも、構成が素晴らしすぎるわ。

さあ、真打ち魔王DSRが登場ですね。
しかもタイプスピードで。寧ろマッハで。寧ろニンジャで。

これは武ちゃんヤバいなあ……。違う意味で龍ちゃんの方がヤバい訳ですが。
小春ちゃんが人妻だったこと、「ハレ婚」だったことを知って、翌日にこの展開だもんな。
魔王DSRのことだもん、ズケズケと余裕の笑みでひけらかしてくることでしょう。



ここでひとつ、別の切り口から真面目な話を。
今までの流れからの今回の展開、そして構造って実にお見事なのは上述の通りです。
加えて、それが実に奥深く素晴らしいなと感じたのが、うららちゃんの視点と現在の小春ちゃんですね。

うららちゃんから見た小春ちゃんと伊達家に対して、小春ちゃんは困惑してしまいます。
そして、言われてみれば……と撃沈。更に困惑。

居場所がなくて出て行った小春ちゃん。
そんな彼女の元に、こうして武ちゃんが「接近」です
(80年代アイドル歌謡曲世代の方には言わずもがなですが、ここは「アプローチ」と読んでくださると吉)。
そこに問題の張本人である魔王が登場。

でも、実はここで一番有利なのって他でもない小春ちゃん自身なんですよね。
他人(うららちゃん、武ちゃん、アッコちゃんやタマコちゃん)からどう見えていようと、
小春ちゃんには『離婚』も『再婚』も法的にはできる訳ですから(前者は結婚からの日数が関係しますが)。
勿論、『自由恋愛』も。

尤も、現実には小春ちゃんが「そう簡単にはできない」のはわかってますすけれど。
上述の通り、「結婚した理由」が絡んでいる訳ですからね。
返す返すも、この縛りと作劇がまた巧い! ニクイ! ズルい!(褒め言葉ですよ。念の為)

つまり、「一番を選べないから難しい」とうららちゃんは感じて口にした訳で(=それは読者視点そのものでもあります)、
ここで、「一番を選べる」のは小春ちゃんなんですよね。
少なくとも、「自分の心の中」においては。

舞台は全く同じでも、あの時と今の展開では決定的に異なる点が一つあります。
そう、今回は武ちゃんも居るということです。

しかも、「一番を既に選んでいる男」だったりするんですよね。武ちゃんは。

更にもうひとつ言うと、今までは小春ちゃんと嫁さんとの『女VS女』の展開でした。
そこに来て、新展開のこの流れは龍ちゃんと武ちゃんとの『男VS男』になりかねないですしね。

読めば(嫁場)読むほど、知れば知るほど、つくづくよくできていて堪りません。

NON先生、やっぱどうかしてるわ。天才だわ。



〇ハレ婚。トーク 1

また勢い任せに、情熱のままに一気に書いちゃいました。
だから、めっちゃ読みにくい下手な文章だと思います。ええ、承知してますとも。

でも、テンション全開のトップギアで書いたことについては、良いと思ってます。

「だが それがいい」です(前田慶次風で読んでね)。

〇ハレ婚。トーク 2

感想を書ける時間、ブログ更新できるタイミングなどが以前より制限されていますが、却って良いのかなと。
だからこそ、時間がある時に書こうとギアが入りますしね。
これ、実はもうちょっと早く書き上げる予定でした。予定よりちょうど一日ズレた形です。

今まで周回遅れかデッドラインギリギリ更新の常習犯でしたけれど、今後はもうちょっと早くなるかなと。
ならなかったらメンゴです。でも、どんなに遅れても続けていきますので。

〇ハレ婚。トーク 3

コミックスの方とか、また企画の記事なども書いてみたいところですね。
今後も楽しみながら続けていきます。
ああ、毎週ヤンマガ購読して『ハレ婚。』が読めるこの喜びがもう!

〇ハレ婚。トーク 4

今回もBGMなしで、無音の中で一気に書きました。
乃木坂46とか挙げるつもりだったんですけれどねー(どんな無理矢理な後出しだよ)。
これぞ『ハレ婚。』にマッチするよって楽曲がありましたら、教えてくださいませ。
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