日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『妖怪少女 -モンスガ-』第54怪 悪魔の本質……です♪  

待ちに待った最新号、やっぱりふなつかずき先生は絶対に期待を裏切らないですね。

では、早速具体的な内容に触れない範囲で感想を。

結論から申し上げます。
読切時代から愛読してきた読者として断言します。

最高です。

私的に今までで最高の回です。
この回を読む為に私は今まで読んできたのだと断言したい回です。

今までのどこかのタイミングで読んだことがある人、読切時代から愛してきた人は勿論のこと、
本作のタイトルだけでも、『モンスガ』という呼称をどこかで一度でも見聞きしたことがある方
なら、
間違いなく読んでおいた方が良いです。断言します。最高の展開がここにあります。

もう尋常じゃない盛り上がりです。

もう居ても立っても要られないというところです。
冒頭の書き出しを差し置いてこうして叫びたくなるくらいなので、どれだけ凄まじいかお察しくださいませ。
「我が事のように」という言葉はこの時の為にあったのだなと痛感してます。
ちなみに、私は世間一般で軽々しく安っぽく使われる『友達』という言葉が好きじゃありません。
しかし、ふなつかずき先生が本作で描かれる『友達』は本当のリアルだと思っています。
私は彼ら彼女らを真の意味での『友達』だと思って読んでます。
これについても、以下の感想文で言及していきます。

ちなみに、出張版特別読切の方は感想はこちら。

『妖怪少女 -モンスガ-』出張版特別読切!です♪(『ジャンプSQ.』5月号掲載)

さて、それでは今回の感想を。
以下は今回の内容に触れた感想です。
本誌を未読の方は、くれぐれもご注意くださいませ。

ふなつかずき先生渾身の最新作!!

待望のコミックス第4巻、大絶賛発売中!!

アキバ発!新感覚妖怪バトルラブコメ♡
『週刊ヤングジャンプ』で大絶賛連載中!!

それでは、感想を。



それは、何に対する悪意……?

人間と異形の境界線。それは決して越えられない壁。

その前に非情なる現実。

時間は止まらない。待ってはくれない。
綺麗事では済ませられない。現実はいつだって残酷。

男は考える。



「何が正しいかって?」



わからない。答えられない。


命の重さは同じ? 違う?
命のカタチは綺麗? 汚い?

ボクとキミとあのコはどう違う?



それでも。

わかりきれない悲しみの中。

わからない自分こそ本物。
差し引けない自分こそ本物。

割り切れない自分こそ本物。

「正しくなくても、間違っていても、守りたいものがある」

それが答え。
男は考える。一度止まって、立ち上がる。

立ち向かう。

決して踏み躙られてはならない想いを守る為に。




時の流れはいつだって残酷。待ってはくれない。

青春の詩は、いつだって甘酸っぱくほろ苦い。

鬼才・ふなつかずき先生の渾身の一撃がここにある。



ふなつかずき

妖怪少女 -モンスガ-

Boy meets Girl.
Girl parts Boy.

Boy meets Monster Girl and True mind.

KAZUKI FUNATSU PRESENTS MONSTER GIRL

第54怪 悪魔の本質…!です♪


待ちに待った最新号、早速拝読しました。
正直、待ちきれなくて堪らないという想いと共に「見るのが怖い」という想いがあったのも事実です。
幸村くんの非情なる問いかけが気になって仕方がありませんでした。

冒頭でも断言したように、結論から申し上げますと、私にとって最高の展開です。
正にこれなんだと叫びたい心境。実際、読了して泣いて、そして最高に燃えた回です。

以前から感想でくどいくらい繰り返してきた「人間と異形の境界線」が過去最高に浮き彫りになった瞬間です。
そして、「その境界線上に立てるたった一人の男」に対して「同じ共存すべき人間からの非情なる問いかけ」

正に本作にとって避けては通れない問題、眼を背けられない命題に真っ向からぶつかった瞬間です。

つまり、本作のコアを痛々しいまでに抉り取って見せ付けてくれた展開。

もう堪らない想いです。



正直、この展開はいつかはあると思っていたものの、ここまでハードな展開はもっと後に控えているだろうと。
思っていたよりずっと早く突きつけてくれたという衝撃が強烈です。

これもまた以前から散々繰り返してきたことですが、本作は「何か一つだけ」突出した訳ではなく、「何もかも魅力的」です。
笑いあり、お色気あり、涙あり、迫力のバトルありと、「どこからどう切り取っても最高のふなつ先生節」が冴えまくる力作。
総てがメインディッシュであり、華麗なる美味しさのオンパレードです。オールマイティーです。

その上で、正に「満を持して」と言いたくもなるこの展開。

読切時代から今まで愛してきた読者として、これで感極まらないはずがありません。

ふなつ先生の覚悟と決断は、やっぱり本物です。先生の本気が痛いほど伝わります。



個人的に生来の特撮者として、「人間と異形の境界線」ってもう堪らない要素なんですよね。
言わずもがなの石ノ森先生テイストで、『仮面ライダー』は勿論、『サイボーグ009』も『キカイダー』もそうですしね。
幼少時から今に至るまでその『命題』を見つめては唸らされている者として、正に堪らない展開。

正にこれなんだよと。



その悪意
とは…

何に対する
悪意だ…?


少なくとも現時点では「たった一人」と言える「人間と異形の境界線上に立てる男」の前に問いかけ。

これもまた繰り返し触れてきましたが、世間一般的には幸村くん(即ち『GCUP』)の思考や行動の方が自然なんですよね。
未知なる存在=存在しないもの、存在するはずがないもの(アブセンス)に対して、怖れるのは人として当たり前です。

ゴキブリや蚊を見たら人間は殺す訳です。反射的に、当然のように。

ただ、ここで重要なのは、ヤッキーはその『異形』を理解して、人間が一方的に抱く恐怖とは別のものを見出せること。

ゴキブリや蚊を見たら人間は殺す訳です。教室に入ってきたら生徒はきっと騒ぐでしょう。

でも、それが綺麗な蝶だったら?

人間は殺すのでしょうか。
きっと、思わず見惚れてしまうのではないでしょうか。

ゴキブリを見たら殺す。それって別にゴキブリが変なんじゃなく、人間の方がおかしいのかもしれませんよね。

『異形』の外見だけではなく、ちゃんと内面と『本質』まで理解しようとして、上っ面じゃない心と心で向き合える男。

それがヤッキー
だと思うのですよね。

つくづく本作の主人公がヤッキーで良かったと心の底から想っています。
彼以外に考えられません。特に取り得も無く、冴えない男に見えるのでしょうけれど、だからこそまっすぐなのです。

どちらの言い分もわかるのですよね。
どちらとも「間違ってない」ですから、尚の事。

だからこそ、この強烈な展開には思わず言葉を失いました……。

そんなヤッキーに、もうこれ以上猶予はありません。タイムリミットです。

「最後の質問」です。

オマエは
人間の味方か


それとも
アブセンスの
味方か?




本作における最大の命題です。決して逃れられない現実です。

ヤッキーの苦悩に思わず涙しました。



人間か…

妖怪か…


人間か…

妖怪か…


オレは――…



そこでヤッキーが出した『答え』とは。

冒頭で触れた通りです。これは是非とも本誌を読んで、その眼に焼き付けて頂きたいです。






今まで読んできて本当に良かったです。
名台詞です。
感泣しました。

ヤッキー、信じてたよ!! ヤッキー大好きだ!!
「正しい」って「一」度「止」まるって書きますし、この苦い展開は必要ですよね。

この一連の流れのコマ割り、テンポ感、ページ構成、更に見開きの魅せ方など大好きなところです!!
ふなつ先生、最高!!



かくして、問いかけから、再び悲しい戦いへ。

前回の感想で書いた予想がまさかの的中だったとは。思わず高まりました
(■『妖怪少女 -モンスガ-』第53怪 距離0!です♪ 参照)。

ここは「柔と剛(&轟)」の戦いで、武器の相性からも圧倒的に不利な戦況。
それを「柔と柔」の戦いに持ち込めたら……?

と思っていたら、やってくれましたね! めっちゃ燃える展開が!!




でも、この考えって「拘束」であり、必殺技的にはちょっと違うよなあという気もしますね。
加えて、画的にもロケットパンチより地味ですし、普段の轆花ちゃんと被りますし。





自分で予想しておいて引っ掛かったのはこの点だったんですよね(上述の先週分感想の本文より)。

「地味? なーに言ってんの? 俺のバトル描写だよ? 地味な訳ないじゃーん」

と、読了してみれば、やる気全開のふなつ先生が眼に浮かぶようです。

そう、ふなつ先生ですからね。

超絶ド派手で格好良いに決まってるじゃん。

自分の予想が甘かった点の一つがここでしたね。

そして、もう一点。
「拘束」して終わり「じゃない」ってことですよね。その後の一撃がもう……ね!

轆花ちゃんの言葉!
そして、ヤッキーが気付いた瞬間!

「ふたりで力を合わせないと出せない」真の力が遂に炸裂する!!



超重弩轟砲撃頭突(ギガンドヘッド)ッ!!!!!

しかし、この必殺技も既に見切られ、破られています。
感想でも触れてきましたし、幸村くんのアクションと指摘からも言わずもがなですね。

そこで……!?

「そんな直線的攻撃」に対して「ふたり」は……!?



ぱー

にゃー

にゃん!!!


超重弩轟縛捕頭突(バインドバット)ッ!!!!!



来たあああああ!! やったー!!
このラストのヒキがもう!! この渾身の一撃がもう最高!!

立ち上がったヤッキー、轆花ちゃんとの更なる真の連携、そしてこのカタルシス!!

ここで重要なのは「ふたりで力を合わせないと出せない」新たなる進化の真価ということ。
そして、眼に見えるカタチは違えど、これって実は「二人の思想の壁の衝突そのもの」ですよね。
即ち、「人間の力(GCUPのテクノロジー)と妖怪の力(ヤッキーと轆花ちゃんとのシンクロ)」の。

加えて、更に重要なのが、『異形』は容赦なく排除すべきだという幸村くんに対するヤッキーの答え。
異形であろうと人間であろうと幽霊であろうと、「大切な相手の為に立ち上がれる」勇気と力です。
いつだってヤッキーは本気で『友達』や『恋』にぶつかって行った男です。
だからこそ、こうして「ふたりで力を合わせないと出せない」必殺技を見事に編み出せた訳です。
「妖怪を妖怪として排除する男」と「妖怪も友達として向き合う男」の差が描かれた場面でもあります。

『超重弩轟砲撃頭突(ギガントヘッド)』に続いて『超重弩轟縛捕頭突(バインドバット)』!!
前者もリーチは長所だった訳ですし、その長所はそのままに「拘束」に活かすのが良いですね。
確かに、本来の轆轤首らしいですものね。
こうしてふなつ先生の描写を眼にすると、全く違和感なく、しっくり来ますしね。
「ギガント」と「バインド」、「ヘッド」と「バット」、「バインド」と「バット」の清涼な韻も完璧!! お見事!!



これはもう本当の本当に「直撃」でしょう。
彼の手足からしても、とてもガードなんてできないはずです。
内側にベアスーツを着込んでいたにしろ、命中したのはそこから剥き出しの部分ですし。

ここで一つ気になることを挙げるとすれば、「彼が武器を持ったままの状態」だということでしょうか。
『断罪の鞭刀(コンピクションメジャー)』は握ったままです。
強いて言えば、ここが引っ掛かる点かなあ……。

万が一、幸村くんが耐え抜いてしまったら、文字通り「首を斬られる」展開に……。なんて、まさか……ね……?

それよりは、次号の冒頭で「幸村くん顔が腫れ上がりまくり」でコミカル要素含む逃走って方がありそうかなと。

先が読めそうで読めないですが、幸村くんはともかく櫻子さんの妖怪に対する認識は確実に変化していくかなと。
少なくとも、今回の姫ちゃんの一件で彼女は確実に「心が揺れた」訳ですからね。
そのきっかけに繋がればと思いますね。

幸村くんがヤッキー&妖怪少女を理解してこっち側に着いてくれる可能性があるとすれば、それは……。
やっぱり、「イケメンと美女」って展開でしょうか。
やっぱり、幸村くん自身がズキューンと「恋しちゃう」展開が早くて確実なのかなと。
きっかけは『ぴなふぉあ』のもるちゃん→お姉さんのナギさんって流れで、なったりして。
「妖怪だと知らなくて、好きになった人が実はそうだった」という展開が一番オイシイのでしょうが、これは難しいですよね。
幸村くんの観察眼や洞察力は初登場時からも明白ですし。数秒で見抜きそうだもんなあ。

他にも気になるのは『GCUP』の討伐隊(ハウンド)はまだまだ沢山いるということです。
本誌展開からも、あの読切からも、既に一部のメンバーは顔と名前が判明していますし。
しかも、幸村くんがAクラスですから、同等かそれ以上の人も当然いると見て良いでしょう。
その彼らを一人一人説得して歩くのは現実的ではありませんし、したところで簡単に済まないはず。

『境界線』は、厳密に言えば、「人間(ヤッキー)と妖怪(アブセンス)と人間(GCUP)」と言えますよね。
加えて、そこに虹緒ちゃんの存在と彼女を苦しませる問題まである訳ですし。

ますます深みと面白さが倍増するばかりの展開ですね。
今の展開は本当に泣けるし燃えるしでもう堪りません。



今回のヤッキーの名台詞と名場面は最高でした。
ふなつかずき先生に心の底から感謝申し上げたい気持ちでいっぱいです。
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