日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』37 それぞれの女  

いつも、本作について書くのは自分の中で格別であり、とっておきという想いです。
何だかんだで周回遅れになっちゃったのはどうかと自分でも思います。

ここで改めて申し上げたいことがあります。

本作の作品名『ハレ婚。』です。
『。』が付きます。


当たり前のように間違えている人が未だにいるのが残念です。
これからも、何度でも書き続ける所存であります。

それでは、感想を。

まずは、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。
コミックス第3巻発売で、これにて嫁さん1号も表紙に登場!
嫁3人夢3倍(寧ろ3乗?)ってことで、連載もめでたく9ヶ月突破!

〇前回までのあらすじ

もしも日本で一夫多妻制が実現したら……?



前園小春は、ある理由から帰郷した。

4年ぶりの故郷。

久々に帰ってきたこの町には「とんでもない条例」があった。

そして、現れた謎の男・伊達龍之介

彼には妻がいた。

2人もいた?

伊達柚子と、伊達まどか

これって、どゆこと?

小春は「ある事情」から伊達家に関わることに……。

そして、フクザツ夫婦生活に紆余曲折あり、Uターンあり?

そこで出逢ったのはなんと……?

これって、どゆこと?

新たな三角関係!?


この漫画って、そゆこと♪




先生からも公式発表があった通り、ますます盛り上がっています。

待望のコミックス第3巻、大絶賛発売中!!

既刊コミックス第1巻&第2巻、共に 大 量 重 版 決定!!

今のうちにコミックスゲットと共に本誌購読シフトされるのもまた一興(一驚)かと。
よろしければ、ご参考までに下記の記事もどうぞ。

講談社『週刊ヤングマガジン』公式サイト

『コミックナタリー』インタビュー記事(※作品を未読の方は、ご注意を)

第1回『ハレ婚。』祭り

『ハレ婚。』コミックス第1巻(講談社・ヤンマガKC)

『ハレ婚。』コミックス第2巻(講談社・ヤンマガKC)



歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
全く新しい世界! 現代日本に一石を投じる会心の一撃!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


更なる新展開に突入! 本誌必読!!



つまらない世の中には、この妻たちを。
よめばわかる、この嫁の面白さ(旦那もね)。

夫婦円満? 夫婦炎満?
『。』は本作のシンボル。メルクマール!
『。』を付け忘れないよう、用法・用量を守って正しくご愛読ください♪




〇今回のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 @februaryxxxx· 4月13日
【インゲンの因縁?】NON先生の新境地『 #ハレ婚。 』は #ヤンマガ で大絶賛連載中!
【農家の娘の答えはNOか?】意外なところから広がり繋がる新展開!
【37 それぞれの女】本日4/13発売の本誌20号に掲載! 少子高齢化社会に一石を投じる会心の一撃!




は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
story directed and artwork produced by
手塚だい

さぁ、修羅場ろう!
龍と女豹でウヒョーな展開?
爆ぜる炎がダブルでお得ゥ?

生還と静観と性感と傍観?


37
それぞれの女




うん、やっぱり諸々の紹介文や告知が多いので、長くなりますね。
リセットして作り直すのもアリかなと思ってます。

コミックス第3巻の単独記事も書きたいところです。



さて、本編はいきなりとんでもないことに。
1コマ目からこれってキテるわー。担当さんのアオリ文もグッド。

ゆずっぺだからこその役所ですね。
それを頭から持ってきて活かす作劇で、実に良いです。

龍ちゃんに対して物怖じせずガンガン突っかかれるのは小春ちゃんも同じです。
その上で更に「龍ちゃんをビビらせるところまで圧倒させられる」のは、ゆずっぺのみ。
小春ちゃんは「龍ちゃんに軽くあしらわれて笑われて終わり」ですからね。
小春ちゃんも良いところまで突けた時はありますが、ダテライナーのヨメー001は平常運転でこれ。
この違いは重要なポイントです。

読者からすれば笑える場面でもあるし、ゆずっぺからしたら何やってんだコラーって場面ですしね。
なんぼハレ婚夫婦でも、女子高生はちょっと待ったですよね。そりゃそうだよなー。
これは、ハレ婚を経験してない読者も男女問わず共感できる場面ですし、それも含めて巧いです。

旦那の弁解と振り返る顔、それに対してうららちゃんの表情は……。

龍ちゃん滑ってる滑ってる。ごまかせてないよ! ゆずっぺキレてる! ヤバイよ!
冒頭から爆笑です。

以前も書きましたが、やっぱり乙女には「恥じらい」ですよね。このコマも大好きです。
うららちゃんの乙女らしい繊細な表情、頬を赤らめるところは本作そのものにおいても重要なところかと。
これから彼女がどんな表情を見せてくれるか楽しみです。

おでこについては昔よくからかわれたとのことで……?

〝でこりん〟って。

なるほど、当時のことも含めて恥ずかしかった訳ですね。
イタリアン龍ちゃんは気にも留めずに「でこりん」繰り返してますが。

でこりん可愛いね。でこりん。

続いて近付いてきたまどかちゃんの場面も良かったです。
プロレス技な1ページ目のド頭から始まり、ゆずっぺの「絞殺!!?」が間にあるのが巧いですねー。
今度はゆずっぺが滑ってるー。実に楽しいですね。
『ハレ婚。』ならではのキャラクターそれぞれの組み合わせ、相性が堪りません。

まどかちゃんの自己紹介にうららちゃんも同様に応えました。

松橋
・・・・?


と言う訳で、ゆずっぺが気付きました。
「農家の松橋さんのとこの一人娘」だと。

なるほど、あの時の龍ちゃん田んぼ落下事件に繋がっていたとは
(■『ハレ婚。』24 働く男 参照)。

そして、「インゲン」と言えば、あの時を連想しますね
(■『ハレ婚。』25 とりあえず働く男 参照)。
あの時のインゲンではないですが(ここではゆずっぺが「安かった」と言っています)、
別に伊達家とインゲンに纏わるエピソードがあった訳ですね。

これらについてはコミックス第3巻を読むと、より理解が深まりますね。
ちょうどこのエピソードの合間の余白には、先生のおまけページが……!!

ゆずっぺパパこと大津市長も松橋さんとは旧知の間柄のようですし、なるほどね。
こうして町の人々の繋がりがわかっていくのも何だか嬉しいですね。
大都会ではなく、田舎を舞台にしたことがここでも活きてますね。

ゆずっぺが気付いたことから、夕食のお誘い。
騒ぎ出したゆずっぺが纏める役所になっているのがニヤリですね。
冒頭とこの場面とのギャップが実に良いです。
イノセントで優しいゆずっぺもやっぱり可愛いなあ。

イノセントと言えば、続く龍ちゃんもそうなんですよね。
満面の笑みで応えるところが最高です。このコマの龍ちゃんも大好きです。

かくして、うららちゃんパンツ返却作戦……じゃなくて、伊達家に向かう流れに。



両サイドの超絶美人に挟まれて、お寿司タイム(お酒はハタチから♪)。
うん、嫁さん2人ともちょっと酔ってるね。特にゆずっぺ。ペース早いー。
昼間に呑むシーンもあったばかりですが、やっぱり夜のゆずっぺも良いですね。
自宅で気兼ねなく晩酌できる訳で、ゆずっぺが酔ったらこうなるってのがよくわかりますしね。
自由の女神かクリスマスかって格好も笑いました。デリシンのミチルちゃんを連想したり。

ほろ酔いVSもろ酔い?

ってな嫁さん2人のバトルですが、どちらの言い分も「ちゃんと真面目」なんですよね。
この場面もまた、読者がそれぞれに共感したり頷いたりしたところでしょう。
だからこそ、うららちゃんが感じた想いに繋がる訳ですしね。

ここで、ゆずっぺ、まどかちゃん、そして龍ちゃんに対する印象が変わっていったのは大きいですね。

この場面、何気に「龍さん」なんですよね。これもツボ。
勿論、ゆずっぺの「龍ちゃん」を耳にしていたからですが、呼び方も着目していきたいところです。

そんな龍ちゃんは花火に夢中。
ダブルでお得ゥ!!
うん、やっぱ龍ちゃんイノセントだよね。最高だわ。

伊達家にひょんなことから招かれた女子高生。
うららちゃんの緊張はあれど、自然に笑顔が零れるまでになりました。
この4人で楽しい雰囲気になりましたね。

というところで……!?

あの・・・・
ゆずさんと
まどかさんは

龍さんと
どういった関係
なんですか?




そう。それがあったよね。
うららちゃんからしたら「龍さんの奥さんは小春先輩」ですからね。
その認識が当然です。そして、ここで一つ浮き彫りになりましたね。
うららちゃんにとってはその認識「だけ」しかないということ。

つまり、「ハレ婚」という制度自体を知らないということです。

最後の担当さんアオリコメント欄でもセルフツッコミ的にそれをネタにしてましたね。これも良し。

義務教育でも高等教育でも、学校で習わないことなんでしょうね。
上述の龍ちゃん働きマンの回からして、当然ながら子を持つ親は知っていますが(市役所の場面ね)。

別に変な茶々入れをしたい訳ではありません。
この辺りをの設定に何か言いたい訳ではありません。
寧ろ、この辺りがファジーだからこそ良いとさえ思ってますから。

重要なのは「作中の世界においても「ハレ婚」はキワモノ扱いでドン引きされる」という事実の方です。
少なからずそういう親世代の人間、子を持つ親がいるという事実です(そして市長が泣くんだよ)。

そんな中で、ハレ婚夫婦の3人の方が絶句しちゃうという逆転の構図に唸らされたのです。
それも、うららちゃんという「初期の小春ちゃんに続く第2の読者視点の女」を通じて。

新展開で女子高生登場だなんて、なんつーぶっ飛んだことをされるのかと思ってました。
ここに来て、自分の中でしっくり来た感触があります。

見事な構成で素晴らしいヒキでした。
やっぱりNON先生は天才だわ。

ちょっと前の感想でも触れましたが、新展開突入にして今までのおさらいという構成がここでも光ってます。
いつでも、どこからでも、誰でも、気軽に本誌を読んで楽しめる面白さです。
設定を熟知していないと楽しめない漫画じゃありません。
寧ろ逆です。「知らない人こそ違和感やギャップの衝撃は強烈」な作品です。
つまり、本誌購読者も初めての方も「ダブルでお得ゥ!!」な構成。

これって「漫画本来のシンプルな面白さ」なんですよね。
『ハレ婚。』がいかに良質且つ普遍的で優れた名作かよくわかりますよね。

デリシンに負けじと先鋭的且つ大胆な設定を打ち出された上で、普遍的な面白さが強くあります。
これは一時の瞬間最大風速音楽チャート的な面白さとは性質が全く異なるものです。
その時だけ話題になったり耳目を惹き付ける過激なネタを投下して終始するものとは全く別物。
「恋愛」「結婚」「人生」といった読者に密接な要素がコアに在る訳ですからね。
歴史的名作『デリバリーシンデレラ』に続いて、本作もまた「新感覚ハートフル・ストーリー」です。
その「新感覚」がNON先生のセンスとアンテナでぶっ飛びすぎているだけの話です。
その「だけ」こそがあまりにも超人的で堪らないところなんですけれどね。

本当、NON先生最高。



先生とだいさんの構成の巧さと言えば、今回も特筆すべきオイシイ点がありますよね。
ゆずっぺから始まり、「伊達家とうららちゃん」がメインという回で、「小春ちゃんだけ蚊帳の外」です。
今までと逆の構成なんですよね。冒頭、中盤、ラスト、それぞれのブロックの繋ぎ方も巧いです。
しかも嫁さん3人それぞれの展開の後でこれですからね。

小春ちゃんはまだ沈み込んだままで、寝転がった態勢からそのまま回想というのもニクイです。

ここで小春ちゃんショートカット時代が!! これはレア!!
やっぱり可愛いね。美羽ちゃんがもうちょっとお姉さんになった感じを連想したり。



さて、魔王とその妻による悪魔の微笑から「最高の嫌がらせ」を見せ付けられたところで、次回へ。
DSR(ドS龍之介)とBOQ(無愛想おすましクイーン)のタッグも強烈ですねー。

何気にこの場面もやられたなあと唸らされました。
結婚前の小春ちゃんがベッドでジタバタしていた頃と見事な対比になっていますね
(■『ハレ婚。』04 素直すぎる女 参照)。

と言う訳で、3嫁進んで3号下がる状況。先は長そうです。



〇ハレ婚。トーク 1

17ページ目2コマ目のうららちゃん、
18ページ目最後の小春ちゃん、
こちらも先生の作画風景公式ツイート&公式スペシャル予告のカットですね。

こうして本誌で読める(嫁る)となるほど納得&ときめきが物凄いです。


〇ハレ婚。トーク 2

本誌と言えば、枠外の登場人物紹介や先生への質問コーナーも毎回の楽しみです。
うららちゃんがこちらに加わる時も楽しみにしています。

〇ハレ婚。トーク 3

BGM&Inspired by...

CHIHIRO
フルアルバム『NAMIDA CARATS』

新展開にビックリするくらいマッチしていると感じたり。
小春ちゃんの『涙』がとても胸に沁みました。
「これから」の彼女がどのように「輝く」か、楽しみにしています。

〇ハレ婚。トーク 4

感想は夜中に書くのも楽しいですが、違う時間帯に書くのも良いかもしれないと思いました。
生活サイクルも改善したいですねー。

そして、先生と読者様に嬉しいご報告も。
行きつけの書店さんで、コミックス第3巻の入荷量は文字通り「嫁3倍」でした。一点の誇張もなく。
目に見えてあからさまで、目立たせる陳列で、とんでもないボリューム感です。ちゃんと数えてます私。
第1巻、第2巻も、連動して盛り上がっているようですし、良いぞ良いぞーってときめいてます。

加えて、後日確認した時にはガッツリと売れていました。その上で目立つ陳列は継続。
素晴らしいですね。ハレルヤー♪

では、また次回で。
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