日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』29 思い出した女  

本誌連載感想ではない関連(?)記事を四連発書き上げましたけれど、
あれってあの時期じゃなくて休載期間中でも良かったかもと思ったり。
まあ、書きたい時に書きたいことを書くので良いですけれどね。

こちらも遅れちゃっていますが、『仮面ライダードライブ』の感想も遅れてますね。

まずは、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇けっこん [結婚]


〈スル〉 夫婦になること。婚姻。

〇く‐てん【句点】


文の終わりを示す「。」の記号。まる。

〇まる【丸/円】


《「まろ」の音変化》

[名]
●まるい形。円形。また、球形。
「該当する項目を―で囲む」

●答案などに正解または合格・優良の評価の意味でつけるまるい印。
「正しい答えに―をつける」「図画で三重―をもらう」

●数字の零を読み上げるときにいう語。
「一(いち)―三(さん)―(=一〇時三〇分)に到着」

金銭のこと。会話で親指と人差し指とで輪をつくって示すこともある。

完全で、欠けたところのないこと。
また、全部を包含していること。まるごと
「リンゴを―のままかじる」「―に一夜さ添ひ果てず」〈浄・無間鐘〉

●江戸の吉原遊郭で、遊女の揚代が倍額になる日。正月や節句の日など。丸の日

NON先生の『ハレ婚。』において作品名の語尾に絶対欠かしてはならないマーク。読者の人生のメルクマール
(印鑑、婚姻届、夫婦円満などの連想にも繋がり、文字通り重大なポイント。 ※手塚さんの素晴らしいロゴデザインも必見)。



〇前回までのあらすじ

前園小春は、ある理由から帰郷した。

4年ぶりの故郷。

久々に帰ってきたこの町には「とんでもない条例」があった。

そして、現れた謎の男・伊達龍之介

彼には妻がいた。

2人もいた?

伊達柚子と、伊達まどか

この関係って、どゆこと?

この町の空白の4年間を埋めるが如く、小春を驚愕させる事実の連続。

そして、始まる4人での奇妙な生活?

一難去ってまた一難?
一男立ってまた一難?

この漫画って、そゆこと♪




例によって細部はぼかしたままです。

以下は今回の内容に触れている感想なので、未読の方はご注意くださいませ。
本作は初めての方でも、どの回から読んでも、絵柄とお話で楽しめるでしょう。

よろしければ、ご参考までに下記の記事もどうぞ。

講談社『週刊ヤングマガジン』公式サイト

『コミックナタリー』インタビュー記事(※作品を未読の方は、ご注意を)

第1回『ハレ婚。』祭り

『ハレ婚。』コミックス第1巻(講談社・ヤンマガKC)

『ハレ婚。』コミックス第2巻(講談社・ヤンマガKC)

コミックス第2巻までゲットから本誌にシフトして追い着くのに良いタイミングかと。
勿論、先にコミックスを読了されることを推奨しますけれどね。
現在の本誌展開が灼熱且つ衝撃の大事件なので。
では、感想を。



歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
全く新しい世界! 現代日本に一石を投じる会心の一撃!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


灼熱の展開から、更なる新展開へ!

つまらない世の中には、この妻たちを。
よめばわかる、この嫁の面白さ(旦那もね)。




〇今回のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 2月2日
【 #ハレ婚。 】大絶賛連載中のフクザツ結婚ストーリー。
【夏、少女は汗ばむ】複雑な心境の小春が遂に……。『 』!?
29 思い出した女 本日2/2発売の #ヤンマガ に掲載!
【今、開かれる記憶のアルバム】




は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
story directed and artwork produced by
手塚だい

言葉が響く。
過去が囁く。
今、遠い記憶がよみがえる。


29
思い出した女




今回の一文(って、どれよ? と思われた方、ここからすぐ上のやつです)、
一週休載なのを差し引いても周回遅れになりそうなタイミングなので、
ダイレクトな方向にしても良いかなと思って、この形にしてみました。
サブタイトルに対して素直に沿う形も良いかなと。

PR文の方は発売日に書いているので、例によってぼかしてますけれどね。
実は今回のって、前回と殆ど変えてなかったりも。
手抜きではなく、「汗」繋がりです。「ばむ」繋がりです。

こういう使い分け、書き分けも楽しいですね。



小春ちゃんと龍ちゃんがメインの灼熱展開も一区切りで、新展開へ!
ゆずっぺやまどかちゃんが僅かなコマ数で良い魅せ方でしたね。
それに対して、今回は冒頭のみならず、途中のワンクッションとしても良い登場です。

今回は、まどかちゃんの魅せ場も巧くて、実にニクイですよねー。
『静かなる女』にして胸のうちには激情を秘めている彼女。
そんな彼女と小春ちゃんが一対一になる場面って、やっぱり重要なブリッジですよね。

ともすれば小春ちゃんにとっては煩い方が良いのではないかと思えるくらい、
彼女の視線と重い一言から時が止まったような静寂が痛く刺さります。
先生のコマ割りのリズムやテンポ感、ポップ感溢れるコミカル展開も大好きですが、
今回のように『間』でも魅せていく構成がまた堪らないですね。

音楽で例えると、「鳴らしていないところも音、鳴っていないのも音」という考えに近いですよね。

実は「そこが最も強く響く」ってね。



順番は前後しますが、冒頭からツボでした。
ここでまた缶チューハイ『もろよい』ネタが出るとは!
以前からの読者には説明不要で、デリシンの『もろよい』を連想してニヤリとしたはず!
『梅元サワー』の方も今後に備えて頭に留めておきたいところですー。って、違うか。

小春ちゃんが呑んであの行動、お酒にぶつかりたくなるのはわかるなあ。
またこの言葉が何気にめっちゃ巧いですよね。
「おヨメにいけない」って、あなたヨメさんだよん。読者が楽しめるツッコミポイントですね。

ゆずっぺとまどかちゃんのシーンも良かったです。
いつもながら、僅か数コマで、よくもまあここまで巧く構成されるなあと。
たったこれだけの会話でも、この夫婦の役割分担や性格が伝わりますもんね。
ゆずっぺが家事全般担当で、まどかちゃんは家計と龍ちゃんのマネージメント。
だから、この台詞も納得ですし、裁縫に読者は反応しちゃいますよね。

その裁縫の落としどころも巧いですね。
この不器用さもまた愛らしいものです。
淡々と続ける辺りに、彼女らしさが見えますしね。



そして、扉ページ。
先生の公式ツイートでもときめいていた一枚ですので、これは嬉しいです。
小春ちゃんって笑顔が最高に可愛いのは大前提ですが、それ以外の表情も味があるよなあと。
改めて痛感させてくれる良い一枚。これは本誌で大事に残したいですね。勿論、全部残してますが。
小春ちゃんの黒髪と服のマッチングが良いし、長袖なのがまた尚の事。
素肌の露出と長袖のバランスも絶妙で、味がある一枚ですね。

今回の本誌柱欄の登場人物紹介がまたナイスです。
スペースの都合もあったのでしょうけれど、いつもの順じゃないのがニヤリ。
ゆずっぺ、小春ちゃん、龍ちゃん、まどかちゃんの順で、あの時に続くレアな順でしたね。
これもまた本誌購読していく上での楽しみだったりします。



今回は「ハレ婚」(一夫多妻制度の方)ならではの問題、
そして本作『ハレ婚。』の彼女たちならではの心情が見事に中盤に集約された構成でした。
ヒキでガツンと来るのではなく、ここで『間』や静寂も活かし、更にその後に余韻も……。
読み返す度に唸らされる構成です。

まどかちゃんが視線を逸らし、部屋を去り、そして眼鏡を外して……。

彼女の愛の強さゆえの心の乱れ方が窺えますね。

これがみんな同じ愛の矢印であれば、また違ったドラマが生じるはずで、
最後に嫁いだ小春ちゃんだけが違う訳で、それゆえのドラマが物凄く好みでもあります。

加えて、矢印の、いえ、『矢』と言った方がここではより適切でしょう。
その鋭さと堅さ、そして「他の矢が耐え難い」想いの強さこそ、まどかちゃんならでは。

ともすれば、他の矢を跳ね除けるどころか、へし折りかねないほどの強度と純度。

まどかちゃんと小春ちゃんの一対一のドラマは今後も大いに着目したいところです。



今回は「静から動」でもなく、「性から動」でもなく、言うなれば「静から静」。
ありそうでない進行ですが、冒頭、中盤、終盤でそれぞれの空気感の違いが絶妙。
同じ『静』でここまで描き分けられ、お見事です。
重さや温度の違いまでありありと感じさせる先生の手腕が凄いです。

読みやすいテンポで進みますが、この流れって物凄く重要ですよね。
小春ちゃんがまどかちゃんに向かって口にしたこと、正にそのままですから。

即ち、「やっぱり居場所が無い」という現実。
紛れもなく「伊達家の一員」であり、龍ちゃんには求められているにも関わらず。
寧ろ、その想いを自覚できているからこその葛藤、彼ら彼女らと自身との拘泥。

NON先生の作品は大きな展開や大どんでん返しがある回は勿論のこと、
「そうじゃなく、一見落ち着いた進行に見える回」こそ誰よりも卓越していると感じます。
自分もそれなりに漫画好きで毎週、毎月あれこれと漫画雑誌を購読していますけれど、
やっぱりNON先生の『連載』が自分の中では最も大きいですね。

今回は『間』を活かした構成が巧いと書いてきましたけれど、最後に極め付けが……!



龍・・・・




「龍」・・・・・・?

あれ・・・・?

どこかで――

あたし
呼んだことある・・・・?

その名前
―――・・・・




遂に小春ちゃんが思い出した瞬間……!!



この場面は、あの時の二人の会話も思い返しますよね。

大丈夫
なの!?
アンタ・・・・



〝アンタ〟

・・・・か


まー
いいや

大丈夫
大丈夫

僕も
やる時は
やる男だよ






・・・・・・
そっか

そういや
名前・・・・

呼んだこと
なかったけ

(■『ハレ婚。』24 働く男 参照)



とんでもない条例。
奇妙な夫婦生活。
それぞれの嫁同士の衝突。

小春ちゃんと龍ちゃんの灼熱タイム。

そして、遂に小春ちゃんの記憶が……!?

ここに来て、遂に小春ちゃん自身の過去が掘り返される展開とは!
ここで過去編とは! 楽しみで仕方がないです。
やられたなあと嬉しい悔しさで堪らない想いです。

デリシンでも、先生が描かれる過去編には唸らされてきましたし、期待大です。
今から断言しておきますが、凄まじい読み応えで圧倒されるはず。

本誌ラストのアオリ文「ツルペタ小春(!?)」って可愛いですね。ツボですー。
美羽ちゃんを思い返したり。
幼少時のアッコちゃんもタマ子ちゃんも可愛らしいですね。



わ――
なつかしい
・・・・

アッコたちと
よく遊んで
たっけ・・・・

(■『ハレ婚。』05 注文の多い女 参照)



ここはね

キミと
初めて逢った
場所だよ

小春ちゃん


え・・・・?

12年前

(■『ハレ婚。』06 Yellowな女 参照)

遂に、あの場所での出逢いが描かれる時が来たのかと思うと、胸が熱くなりますね。

12年前のあの日、10歳の小春ちゃんと13歳の龍ちゃんとの運命の出逢いが……。

って、小春ちゃんは全く覚えてなかったりしてー。
そこも含めて、色々と着目したいことだらけです。必見ですね!



〇ハレ婚。トーク 1

『。』についてはもう暫く喚起していきたいと思う所存であります。
向こうからやって来て指摘されたら黙って逃げるという失礼極まりない人が少しでも減るように。

〇ハレ婚。トーク 2

毎週の本誌連載は勿論のことですが、コミックス第3巻も楽しみですね。
企画もコミックス第3巻単独記事も、ネタ被りを避けなくちゃと今から思っていたり。
どうしたってある程度は被っちゃうんですけれどね。
でも、後者についてはもっとあれこれアレンジできる余地があるなあと思いますので。
どちらも今まで同様に、寧ろ今まで以上に楽しんでやります。

〇ハレ婚。トーク 3

CHIHIROさんのニューアルバム『NAMIDA CARATS』発売の公式発表にときめいてます。
聴いたらまた連想でハレ婚。タイムになって、ここに書き込むと思います。

BGM&Inspired by...

CHIHIRO『やっぱり好き』

新曲にしてニューアルバム『NAMIDA CARATS』表題曲です。
3人の中で言えば、まどかちゃんに合いそうな楽曲ですね。『ライバル』もそうかな。
と、このように好きなことが勝手にハレ婚。に結び付いてくれるという楽しい毎日です。
一種の病気だと思いますが、先生のおかげで心がハレルヤーだから良いのです♪
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