日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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最早、毎年恒例と言っても良いお約束の冬映画です。
今の若い世代の方にとっては、恒例なのかもしれませんが、
自分はこれが当たり前だと思ってはいません
(平成テレビシリーズの快進撃から春夏秋冬劇場版展開は予想していましたが)。
特撮冬の時代を知る世代としては、充分すぎる贅沢です。
こうして継続して展開してくださることに改めて感謝です。

さて、本編の感想を。

夢のコラボレーションにして良質なエンターテインメント作品です。
テレビシリーズを視てきた人がニヤリとできる要素も連発ですが、
テレビシリーズを知らない方でも楽しめる作りになっているのは、いつもながら好感触。
難しいことなど何も考える必要はなく、ただただ怒涛の展開を味わえば良いだけ。

今回は特に最初から最後までトップギアでストレート剛速球な印象が強かったです。
正にフルスロットルであり、ノンストップ・フルーツ・カーバトルに偽りなし。

勿論、なるべく予備知識なしで望みましたけれど、この印象がとにかく強いですね。
公式を含めた前情報もできるだけ触れないようにして、正解でした。

作品の根幹に関わる具体的な要素については、記事をニ分割して以下に。
内容に関わることに触れていますので、以下はくれぐれもご注意くださいませ。







■『仮面ライダー鎧武 進撃のラストステージ』

どちらかと言えば、ニ作のうちで気になっていたのはこちらですね。
テレビシリーズをご覧になっていた方はおわかりだと思いますが、
最後の展開がああいうことになりましたからね。

これは玩具屋の店員さんとの談笑でも話題になった点でした。

『始まりの男』が、地球に再び戻ってくる形なのか、時間軸を利用した作劇か。

順当に考えれば、テレビシリーズの後日談ですから前者なんですけれどね。
それについてあれこれ談笑したのも楽しい想い出です。

フェムシンムではない新たなる敵というのは単純に良かったです。
「実は……」という形で引き摺る形よりは、こちらの方がしっくりきますしね。



冒頭からわかりやすい形で入り込みやすく、間髪入れずにアクション連発のお約束の構成。
メガヘクスのデザインがツボで、無機質なメカ路線の敵と戦う組み合わせは新鮮ですね。
インベスやフェムシンムのクリーチャー然とした生々しさに慣れていたので尚の事。

特筆すべきは、やはり戦極凌馬の復活ですね。
そして仮面ライダーデュークドラゴンエナジーアームズ。

テレビシリーズでも夏の劇場版でもリンゴを取っておきにしておいたのはニヤリですけれど、
なるほど、ドラゴンフルーツがあったかと。これは素直に唸らされましたね。
ネーミングも含めていかにも強そうで良いですし。
実際、スーツのデザインとカラーリングがめちゃくちゃ格好良いですからね。
青が基調の仮面ライダーデュークにこれをぶつけてきてくれるかと。垂涎の格好良さです。
当然ながらアシンメトリーのデザインで、左右非対称フェチとして大満足。
肩や背面も最高です。何が良いってマントというのがもう。最高じゃないですか。

あとは、メガヘクスが極ロックシードを奪ったこと、
貴虎兄さんが凌馬のゲネシスドライバーを奪ったこと、
本作も今までの大きな魅力であった『力の使い方』と『奪い合い』が見事に活きてます。

そう、本作は紘汰くんの活躍もさることながら、貴虎兄さんも大活躍なんですよね。
貴虎兄さんがフィーチャーされており、呉島兄弟の大活躍も大きなポイントです。

ただ一人だけ戦極ドライバーを持っていて戦えるミッチ。
そこから立ち上がった彼ら。そして、高虎兄さんと凌馬の宿命の対決。

ここで二人の戦いをきっちり描いてくれたのは本当に嬉しかったです。

また、高虎兄さんが熱い! 徹頭徹尾正義のヒーロー全開で堪りません。
台詞も一つ一つが灼熱すぎるし、久保田さんの叫びに燃える一方。

呉島兄弟・夢のダブル変身。
仮面ライダー兄弟の夢の共闘。
そして、二人と仮面ライダーデュークとの対決。
弟を信じて、任せて、そして守る為に、先に行かせる高虎兄さん。
そのどれもが感泣の名場面です。格好良すぎる……。

誰がどう見てもスペック的に歯が立たないのはわかりきっています。
ゲネシスドライバーとエナジーロックシードの力を前にして、その差は歴然。
事実、凌馬も貴虎兄さんに対して口にしてますし、
貴虎兄さんが一番よくわかっていて言われるまでもないことですからね。

でも、だからこそ、ここで退く訳にはいかないという信念が熱いのです。

とことん格好良いのです。

二人の戦いはアクションも台詞も最高に素晴らしかったです。

凌馬はメガヘクスによって生み出されたことを「研究者として最高の喜び」だと言いました。
それに対する貴虎兄さんの言葉が熱いですね。素晴らしいです。

借り物なんかじゃなく、自分の力で立ち上がってこそだと、信念と身体で示してくれました。

本作は『力の使い方』『力の奪い合い』のテレビシリーズの果てに、
『取り戻す』こと、即ち呉島兄弟が『やり直す』ことも強調されていて良かったです。
高虎兄さんも、ミッチも、失った本来の信念を再び貫くための戦いであったと言えます。

そこが堪らなく好きなところです。

死してなお最大の極悪人であった凌馬も大したものですけれどね。
メガヘクスが生み出して記憶もオリジナルから引き継ぐという設定は良かったです。
その方が話が通りやすいですし、ストレートでわかりやすいですしね。

戒斗くんの登場も楽しみだったのですが、この発想で結果オーライかと。
メガヘクスと他の方法と、どっちかなあと思いながら期待してました。

仮面ライダーレンゲルのテイピアリモートで仮面ライダーカリスを復活させたように、
ヘルヘイム絡みのネタも予想にはあったのですよね。こっちで良かったかなと。

『仮面ライダーオーズ』のアンクもそうでしたが、敢えてあっさり出して正解かと。

ヘルヘイム絡みのネタは、舞ちゃんのメロンロックシード生成で活かされましたし、
こっちで期待に応えてくれたので大満足です(笑)。

現世に再び経った戒斗くんが実に良いですね。
メガヘクスの信条と欠片も合致しないので早速反旗を翻すというのが(笑)。
ハートの「ロイミュードは個人主義の集まり」と並んでツボな台詞でした。

確かにそうなんですよね。全く同感です。
「誰もが同じ顔で笑ってくれて、同じ顔で泣いてくれる」って、それはユートピアでしょう。
でも、そんな世界が果たして本当に気持ちが良いのかと。

紘汰くんの台詞に集約されているように、人間臭いから良いのだと思います。
人類補完計画的な気持ち悪さ、そんなのまっぴらごめんだという衝突が熱いですね。

破壊と再生、そして信念を取り戻して貫くこと。
テレビシリーズの円熟を通して育ってくれた本作が最高の果実になった傑作でした。



■『仮面ライダードライブ ルパンからの挑戦状』

刑事に対する敵ということで、怪盗アルティメット・ルパンというのが良いですね。
変身後の仮面ライダールパンも、正にそっちの方面のデザインで格好良いです。
仮面ライダーレンゲルと同じくシルクハットを意識した頭部の形状、
宝石らしい装飾、そしてクラッシャーの部分に髭を活かすという大胆な発想がツボ。

ルパンガンナーがブレイクガンナーに酷似していることからも、
正体はそういうことだろうなあと、わかりやすいのが良いですよね。

かと思えば、単純にそれだけではなく、そこからもう一捻りあったのも良かったです。

テレビシリーズと同様に本願寺課長が特状課の予算削減とピンチを声高に繰り返す場面、
このお約束に続いて、お偉いさんに呼び出されてしょんぼりな場面、
まさか、ここで出てきたお偉いさんがあの御方だとは。
アキバレンジャーの時はまだ想定内でしたが、今回のこの不意打ちはツボすぎ(笑)。

アルティメット・ルパンことゾルーク東条に焦点を絞って、
その上で劇場版ならではのダイナミックなスケール感で魅せてくれた本作。
美味しい要素をギュっと凝縮して魅せたこの構成は良かったです。

究ちゃんも、現さんも、りんなさんも、課長も、それぞれ良い味出してくれましたし、
レギュラー陣のいつものやり取りは健在で、そこで犯人が中にいるという解決編も良し。

ゾルーク東条役の綾部さんについては、正直全く知識がないのですが、
率直な感想としましては、非常に良い味出しておられるなあと。好感触です。
変身シーンも格好良かったですし、上から目線たっぷりの台詞や表情も良かったです。
変身ポーズも、サイバロイドZZZらしく、ちゃんと『Z』の文字なのがニクイですね。

特筆すべき点は、ベルトさんのあの一件ですね。
ヒーローが変身できなくなるというのはお約束要素の一つであり、
それとパートナーを失う展開が同値であるのは本作ならでは。

そこからの復活劇は、もうただひたすら燃えました。

何度壊れても動き出す進ノ介くんとベルトさんの信頼関係が胸に沁みます。

いつもと違った「Go! Start Our Engine!!」という掛け声も燃えました。
霧子ちゃんの「おりゃあああああ!!」も燃えました(笑)。

「仮面ライダー」の称号を奪われ、ニセモノに乗っ取られ、パートナーを失い、変身も不可能。
とんでもない展開が立て続けだった訳ですが、そこで重過ぎない空気感なのは本作らしいなと。
こちらもまた『奪い返す』作劇なのがニクイところですね。



■『MOVIE大戦フルスロットル』

それぞれの仮面ライダーが共闘する夢のコラボレーションです。

紘汰くんを送り出した戒斗くんの言葉がとても気に入っています。

二人の仮面ライダーを前にして舞ちゃんが言った一言もまた然り。
ここでお互いの力をそれぞれ活かすというのは恒例のお楽しみ要素。
でも、現行作品の仮面ライダーが前年の仮面ライダーの力を使うのは初なんですよね。
何気にありそうでなかったことを平然とやってくれましたね。

仮面ライダードライブタイプフルーツ!
仮面ライダー鎧武ドライブアームズ!

後者は今までの前例からして想像通りの変身。
車がモチーフなだけあって、重厚な格好良さです。

問題は前者ですね。面白すぎます(笑)。ツッコミどころだらけで良いです。

トライドロンのタイヤにまでオレンジが活かされるなんて、最高でした。

『和』を活かした仮面ライダーから拡がり、繋がった『輪』ですね。

タイヤもオレンジということで、ウォッシャー液ぶっかけの如き発想!
オレンジ果汁噴射で敵に攻撃ってのは笑いました(笑)。
それ以前に、まずこのフォームだと二人とも車両に乗り込めないというのが面白すぎ。
笑える小ネタも連発で、二人ともコミカル要素が活きる仮面ライダーなので、より効果的。

戦いの後の場面も、実に味わい深く、とても清々しい気持ちです。

『始まりの男』と『始まりの女』が、みんなと再会して過ごす時間も嬉しいものです。

進ノ介くんも、更に頼れる男の顔になり、今後の活躍が楽しみです。

『MOVIE大戦』本来の魅力を直球で味わえた感覚が強く、今年も大満足です。
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