日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ハレ婚。』コミックス第1巻(講談社・ヤンマガKC)  

今の自分にとって、最も好きな作品です。
今回は、いつもの週刊連載感想記事とは別に、コミックス単独記事として書きたいと思います。



6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から始まり、大絶賛連載中です。

第1巻の収録内容は以下の通りです。

は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
story directed and artwork produced by
手塚だい

「恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる」by リヒテンベルグ

〇『ハレ婚。』コミックス第1巻
(※本誌掲載時の感想です。コミックス未読の方はご注意くださいませ)

『ハレ婚。』01 無覚悟な女

『ハレ婚。』02 三番目の女(※本誌掲載時は漢数字表記。コミックスでは『3番目の女』)

『ハレ婚。』03 1000万円の女

『ハレ婚。』04 素直すぎる女

『ハレ婚。』05 注文の多い女

『ハレ婚。』06 Yellowな女

『ハレ婚。』07 学生気分の女

「結婚するやつは馬鹿だ。しないやつは――もっと馬鹿だ」by バーナード・ジョー

作中のあの呼称ではない作品名の方には『。』が付きます。
『ハレ婚。』が正しい作品名です。
『。』には先生の拘りが込められており、本作における重大なポイントでもあります。
『。』を付け忘れないように、お気をつけくださいませ。

〇関連記事

NON先生の新作『ハレ婚。』が6月23日から新連載決定!!

『週刊ヤングマガジン』No.30にNON先生の『ハレ婚。』新連載告知イラスト掲載!!

朝から『ハレ婚。』トーク♪ 読者対談的公開往復書簡

NON先生の新作『フーコの黄色い靴』(2013/10/10の週刊ヤングジャンプ掲載作品)



〇これまでのあらすじ

恋愛運も人生運もサイアクな主人公・前園小春。
ある事情から、東京を離れて、帰郷。

4年ぶりの故郷で出逢った謎の男・伊達龍之介。

小春を見るや否や龍之介は……。

今、この町では「とんでもない条例」が……?

そして、龍之介には妻がいた。
妻が「2人」もいた!?

伊達柚子と伊達まどか。2人の妻と共に小春の前に現れた龍之介。

小春ちゃん

僕と結婚しないか?


これって、どゆこと!?




と言う訳で、そういうことです。
日本の現代社会では「ありえない」けれど、将来的に「あってもおかしくはない」こと、
少なくともそう思わせるだけのリアルがここにあります。
このリアルとの絶妙なバランス感覚こそ、本作の最大の持ち味です。

それでいて堅苦しくもなく、小難しくもなく、先生の漫画ならではのポップ感が実に秀逸です。

今までに先生の作品を読んできたという方も、初めての方も、何ら問題ありません。
本作は、いつからでも、どこからでも楽しめます。

読者の方それぞれに絵柄の好みはありますけれど、
絵柄についてはNON先生ですから、太鼓判を押せます。
可愛らしく、生き生きとした人物は勿論のこと、思わず惹き込まれる瞳や唇の描写も健在。

漫画シーンのみならず、他分野の著名人の方々からも大絶賛されたのが、
皆様もご存知の歴史的名作『デリバリーシンデレラ』です。

NON先生が装いも新たに描かれた最新作は、またしても現代社会の最前線でした。

デリシンも本作もそうなのですが、
「こんなの現実にあるかよ」という文句ほど、的外れで虚しく頭の悪い批判もありません。
問題は、本質はそこじゃないのですよね。

絵空事すぎでもなく、リアルのみでもなく、絶妙なライン。
「ちゃんとエンタメしている」ギリギリの奇跡的バランス。
それでいて「漫画だからこそ描ける」面白さ、楽しさが満載。

これはデリシンから通じていることでもあります。
ともすれば嘘くさいだけで終わりそうな難題に、真っ向勝負で描かれて、
性別や世代を問わず楽しめるエンターテインメントとして成立される技量が尋常じゃないです。

今、最もラジカルな漫画家とは、他でもないNON先生だと私は確信してます。

その上で、『今』こそ描かれる意味、読まれる意味がある作品であり、
デリシンと同じく、現代日本のメルクマークとして燦然と輝き続けると断言しておきます。



コミックス単独記事ですので、敢えて内容については掘り下げずに書いてみました。
そちらについては、毎週の週刊連載感想の方で触れております。

あと、余談ですが、先生の今のマイブームの黄色に付随という意味合いもあり、
『フーコの黄色い靴』も列挙しておきました。

最後に、以下に本誌掲載時との相違点を挙げておきます。
本誌で毎週味わいながら、待ち焦がれたコミックスと読み比べる楽しみ。
これも本誌リアルタイム購読者ならではの醍醐味ですね。

念の為に、以下は記事をニ分割しておきます。




〇本誌掲載時との相違点

特に大きな加筆・修正などはありませんが、
最大の違いにして最も目立つのは、第1話ですね。

目次ページの見開きイラストが、言うまでもなく連載当時の見開きカラー扉ページ。

次のページから本編が始まりますが、本誌掲載時は逆でした。
つまり、見開きの前の右ページがそれだった訳です。

あとは目次の前の口絵ページ。
こちらが始まる前の新連載告知カットです。

あとは、それぞれの回の間のページにおまけがあったり、
デリシン時代から嬉しい巻末ページのコメントもあったり、
更にカバーとカバー裏にまで仕掛けがあったり……おっと、これは実際にご確認くださいね。
これは購読した人だけの特典ですからね。ここでは書けません。

そして、コミックス化で何よりも声を大にして言いたいことがあります。
手塚さんのデザイン、アートワークが素晴らしすぎます。正に大満足です。
デリシン時代からコラボレーションに期待していたので、堪りませんね。
この鮮やかな色合い、裏側と帯、そしてカバー折り返しの仕掛けも含めて圧巻です。

無論、手塚さんは本作の構成も担当されています。

読者として最も全幅の信頼を寄せられる方が、
こうして外側にも中身にも尽力してくださって、一冊の本の形になってます。
送り手と受け手にとって最も嬉しい形ですね。
関連記事
コメント
コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://februaryxxxx.blog.fc2.com/tb.php/2528-54ff733d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

▲Page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。