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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『オトノバ』13曲目「“勝ち”と“負け”」  

『週刊ヤングマガジン』で大絶賛連載中!
私的に『ハレ婚。』と共に毎週楽しみで仕方がない作品です。
今のヤンマガに欠かせません。このニ作の為に定期購読しています。

タイトルからもおわかりの通り、音楽漫画です。
勿論、音楽に詳しくない方も全く問題なく楽しめる作品です。

あらすじを以下に、そして感想の方は例によって分割しておきます。

感想は今回の内容に触れていますので、本誌未読の方はご注意くださいませ。



〇これまでのあらすじ

主人公・ダイスケ(星ヶ原大助)は高校生。
青春まっしぐら、思春期真っ盛りで、音楽で世界のスターを夢見て、
数々の音楽をギターでコピーしてはクラスで鬱陶しがられる毎日。
ある日、東京から来た転校生・山寺武彦がクラスメイトに。
ダイスケがギターを弾いてみてくれと声をかけるが、山寺は断る。
二人は早速衝突してしまう。

そして、間近で体感した山寺の演奏。
それは圧倒的な世界だった。
ダイスケは打ちのめされた……。

高校の文化祭ライブにバンドとして出場して、山寺を見返したいダイスケ。
紆余曲折ありながらも、何とかドラムのヒカリと、ベースの生徒会長がメンバーに。

そこにインディーズシーンで人気を博すバンド・『グライダーズ』の秋島と知り合う。
秋島は、過去の山寺と関わりがあった……!?

そして、秋島からダイスケに、ある提案が。

『グライダーズ』のライブに、ダイスケたちが……!!




ヤンマガ発、青春&ロック漫画!!

更なる新シリーズに突入!!


かつてない灼熱の展開!!
『オトノバ』はライヴハウス・ヤングマガジンで毎週開演中!

期待の新鋭・河上大志郎先生が描く青春ロック活劇! そして、人間ロック!
青春の輝きに満ちた叫びの『音』を誌面から感じろ!!

Read it loud!





ダイスケたちの初ライヴに向けて、期待が更に高まります。
今回は実に良い『溜め』の回でした。この絶妙な『焦らし』感が燃えます。

勿論、この回があるのとないのとでは大違いですし、重要なブリッジです。

客席側も含めたライヴハウスの様子、秋島の余裕と相変わらずの態度。
そして、スタジオ246の店長さん登場で、良い魅せ場でしたね。

今回、この店長さんの言葉が最も強く胸に沈殿するところでした。

こういう味のあるドラマをきちんと描かれてから、本番という流れが好きですね。



冒頭のコード進行ネタは、すぐに何かわかりました(笑)。
『ドラゴンボール』の亀仙人(色を呟く→下着の色だったってネタ)を連想したり。
まあ、これでこそダイスケよね。これくらいニュートラルなら寧ろ心強いです。

で、いつもなら、ここでヒカリにガツンとツッコミ食らって……ってところですが、
半分はそんな流れで、その後がいつもと違うってのがまた良いなあ。

逆にチョップ噛まして、メンバーに対して「練習した自分に自信持て」と。
このストレートな物言いがまたダイスケらしいですし、確かに言う通りですしね。



今回で最大のハイライトは、上述の通り、店長さんとの会話の場面でしょう。

店長からの問いかけ。

これに対するダイスケの返答は、目に見えやすい「結果」や「数字」。

これを受けた店長さんの言葉がまた響きますねえ。
この店長さんの存在と今後の関わりも含め、後々まで響いていく要素でしょうね。



そこに秋島登場。
冒頭のコード進行ネタ(笑)と言い、ケータイ出したダイスケと言い、
ピリピリした空気感でも、コミカル展開を忘れない河上先生の作風がツボです。

あと、もう一点。
これは以前にも触れましたが、断ち切りの使い方が実に私好みです。
読者が手で触れる側、所謂外側の断ち切りは当然として、
河上先生はページ内側の方まで拘って構成されています。
今回はそれが特に顕著なところだったと思います。
1ページずつ順に読みながら、「ここのコマは……やっぱりここもやってくれた!」と、
いちいちニヤリとさせられてます。本当、コマ割りのリズム感と共にこれがツボ。
ここまで内側の方まで多用されるのは、私的には増田晴彦先生の漫画以来ですね。

一見何気ないような描写や細部までも、読めば読むほどに味が出てくる本作。

今回もお馴染みの京都ネタで、読者ならニヤリですね。
作中の複数の箇所ではっきり描かれているように、このライヴハウスは京都メトロですね。

京都だとミューズホール、VOX HALL、ARC DEUX、磔磔なども、
今後出てきたらニヤリだなあと。それに対して河上先生からのお言葉が!
磔磔も京都っぽくてお好きとのこと。思わずニヤリ。
今回はメトロか磔磔のどちらにしようか迷われたそうです。堪らない創作秘話でした(笑)。

さて、今回も終盤で出てきましたねー。
またもや肝心なところで出鼻を挫かんとする秋島の嫌らしいやり方が。
以前の感想でこの展開を予想していた時から、これは想定していました。

普通に暗転してSEが鳴ってダイスケたちの登場って流れじゃなく、
こいつがしゃしゃり出てくっちゃべるってのは。やっぱりなあ。
これについては会長の言葉通りですね。
お客さんをある意味で「構えさせる」訳ですね。
それも「(グライダーズより盛り上げるバンドだと)先入観を植え付けておいた」上で。

それに対して我らが主人公が最高なんですよ。

以前の扉ページでも触れたように、真剣な時のダイスケって本当格好良いのですよね。
めっちゃ良い表情なんですよ。ボケてる普段のダイスケも大好きですが、こっちも大好き!



どーすんねん
ダイスケ・・・・!

あんな好き放題
言われて

うっせえ

ハードルだ?

上げたきゃ
勝手に上げてろ

そんなもん
全部ブッ壊して
やる!!




ダイスケ、最高!!

遂に出番がやってきた!

ダイスケ! ヒカリ! 会長!
さあ、熱いロックをぶちかませ! 信じて待ってるよ!
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