日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』08 身も蓋もない女  

それでは、今回の感想を。

その前に、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇前回までのあらすじ

地元を離れて東京で暮らす主人公・前園小春
恋愛運サイアクな小春は、ある悲劇から、傷心で帰郷。

帰ってきた地元では、とんでもない条例が……!?

そこで出逢った謎の男・伊達龍之介には妻がいた。
伊達柚子。そして、伊達まどか

妻は二人いた……!?

龍之介は、更に小春にプロポーズ……!?

一度は断った小春だが、ある理由から決断をする。

遂に……小春は龍之介に宣言する!




〇今回のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 8月18日
【遂に……】NON先生の新境地『ハレ婚。』大絶賛連載中! 【しちゃった……!?】
女と男。男と女と女と女? 愛と法律と『ルール』。遂に物語は真の始まりを魅せる!
08 身も蓋もない女 本日8/18発売の #ヤンマガ に掲載!
そして、本誌で重大発表あり! 必見! #ハレ婚。




と言う訳で、もうすぐ連載も二ヶ月経とうとしています。
連載もコミックス第1巻収録分を越えましたし、もう少しあらすじに突っ込んでも良いかなと。

そして、今回は私からも発表(?)があるかもしれません。
でも、こっちは読まずにスルーで良いです(笑)。

以下は今回の内容に触れている感想なので、未読の方はご注意くださいませ。
本作は初めての方がどの回から読んでも、絵柄とお話で楽しめますし、
試し読みなどと併せて、今なら本誌にシフトしやすいですので、気になる方は是非是非♪

歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
新たなる女と男のドラマがここに始まる!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


待 望 の 新 連 載 !!

本誌公式サイトで試し読みコーナー開設!!

『真の始まり』がこれから描かれる!!



そして、本誌で重大発表あり! 必見!!


は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
構成:手塚だい

08
身も蓋もない女



遂に小春ちゃんが決断、そして宣言しましたね。

実質的に『真の始まり』って、「これから」だと思うのですよね。
勿論、今までの展開があってこそなのは大前提です。

いつもながら本誌のアオリ文や柱文がツボなのですが、今回も最高。
「よくわかってる」感全開で、この「ちゃんとしてる」感が素晴らしいのですよ。

1ページ目の「ほぼ新連載(笑)!!」がツボ(笑)。

これなんだよね。

歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のクライマックス(Cry-Max)と、最終回。
それが〇〇だったように(これから読みたいという方の為に、詳細については自粛)、
一つの決断、一つのゴール、そして「これから」の予感を見事に描き抜かれました。

対して『ハレ婚。』は、何もかもがデリシンや雅美ちゃんと逆なんですよね。
連載開始当初の感想でも触れましたけれど、もっと痛感する展開になりました。
正に満を持して、この展開になりましたね。堪りません。

自分の希望で東京に上京。

傷心の末に、帰郷。

都落ちしてみれば、故郷では「とんでもない条例」。


魔法の時間で変身したシンデレラとは違い、自分はそのまま。
自分の与り知らぬところで、周りの方が変わっていたという現実。

そして、決断から「これから」が本当の意味で始まる展開。

デリシンの雅美ちゃんも、ある意味では「巻き込まれた」人と言えます。
ただ、彼女の場合は、そこから始まって、自分の意思で戦ってきました。
どんなに辛くても、清く正しく美しく今を戦って生き抜く女性のドラマでした。

そう、その意味では、根底で繋がっているとも言えるのですよね。
以前の感想でNON先生に『ラジカル』という言葉がぴったりだと書きました。
デリシンの『性』の問題とは、他ならぬ『生』の問題に直結しています。
今を生きる総ての人に当てはまる問題です。

『ハレ婚。』もまた然り。

『性と生』、『女と男』、そして『結婚』。
これらも、正に人間の『根源的』なことです。

何もかもが違うようで、根源的なところでは強く繋がっているというのが実に興味深いです。

まず、先生のこの着眼点だけでも唸らされるばかりです。
誰もが見て見ぬふりをする現代社会の問題を鋭く切り取られるのが痛快ですし、
誰もがどこからでも楽しめる漫画ならではのポップ感溢れる表現は深化されるばかり。
こんなことができるのはNON先生だけです。私はそう信じてます。



さあ、小春ちゃんの宣言で、いよいよ『真の始まり』です♪

これまでのドラマも実に重要でしたし、過去形ではなく、これからも響くところです。
小春ちゃんだけじゃなく、前園家の事情や、龍ちゃんとの過去も要注目ですね。

今回で私的に特筆すべきことは、やっぱり龍ちゃんの言葉だなあ。

最初の4ページだけを読むと、傲慢でエゴの塊のようにすら見えます。

『結婚』というイニシエーション(敢えてこう書く。笑)、
『契約』に対して、文字通り重きを置いているのがよくわかります。

それに続けて、『所有物』ですからね。

小春ちゃんの反論もご尤もです。
女はモノじゃないと、そう言いたくなるのも当然だよね。

ただ……ここで終わらないのが龍ちゃん!

やっぱり、あんた凄いわ。



冗談抜きで、とんでもない名台詞です。これは必見です。



僕は
自分のモノを
命がけで守る

キミ達の一生が
幸せであるように
最大限努める

その
覚悟が
僕にはある




これはもう全国のNON先生読者の方、特に女性ファンの方は堪らないところ。
これは濡れるわ。

相手を平然とモノだと言っておきながら、これだもんな。龍ちゃん格好良いじゃん。
上述の「重きを置いている」どころの話じゃないですね。

「男の仕事の八割は決断。あとの二割はおまけみたいなもんだ」と、
あるハードボイルド名探偵の名言があります。龍ちゃんも、正にそのタイプ。

最初から覚悟が違うんだよね。『覚悟』が。

長髪クネクネの優男に見えて、実は誰よりも芯が強かったというのがもう。
幼少期の初恋から今に至るまで想いをあたため続けていたというのも、素敵。

伊達くんは、伊達でも酔狂でもなかったということね。



GACKTさんは「結婚なんて自分にとっては紙切れ一枚の重みでしかない」と、
その上で「それよりも墓場まで守るという覚悟の方がずっと大切」だと……。
そう仰っていたことを今回の龍ちゃんから思い返しましたね。



まさか龍ちゃんからここまで言われるなんて、小春ちゃんも驚き。
そこで問われて、すんなりとは答えられないよね。

そうだよね。「やったことがないからわからない」のが当然だよね。

改めて、小春ちゃんが本作の(読者と同じ)『視点』だと感じますね。
一夫多妻制の設定で、男性を主人公にして描かなかったのは興味深いですね。
勿論、真の主人公は龍ちゃんでもあると言えると思いますけれどね。

ここで龍ちゃんが大笑いした場面も印象的です。
ここまで屈託のない笑顔って初めてで、何だか清々しい気持ちです。
龍ちゃんのイノセントな部分が久々に顔を出した場面でもあるかと。

龍ちゃん好きだわあ。

これまでとこれからのコマ割り、こちらも今回でとても好きなところです。



やってみなくちゃわかんないじゃん。
じゃあやろう。

ってことで、遂に本当のスタートです。

ここで、今回の特筆すべきポイントパート2♪

伊達家ルール
その1

やるなら
みんなで

やらないなら
やらない

OK?


読者の皆様、OK?

上述の『契約』と同じく、『ルール』にとても強い拘りがありますね。
ただ、それがフェアなもので筋が通っているのが良いです。
龍ちゃんだけに有利とか、誰か一人に対してだけ不公平だとか、
そんなことは間違ってもない訳で、これも清々しいね。

この言葉は、そのまま先程の名台詞に通じます。

守るべき相手はとことん守る訳ですからね。

その代わり、龍ちゃんの場合、自分の半径2mくらいの範囲しか興味なさそうかも。
どんなに美人さんが現れて誘惑されても、三人以外眼中にないかもですね。

龍ちゃんって極端で、想っていることに対して「だけ」とことん貫徹な印象があります。
それって凄くわかるし、彼の好きなところの一つですね。

それにしても、嫁さんの結婚式に嫁さん出るって、他の漫画じゃ無いよね(笑)。
これ一つだけ取って見ても、色々な意味でわくわくしちゃってもうね。

龍ちゃんの台詞にもあったように、前園家のご両親に挨拶する日も楽しみですね。
小春ちゃんが知らない『空白の4年間』や、幼少期の二人の過去も……。
ご両親はびっくりされるでしょうが、お金のことを知ってどう思うかも要注目です。
結婚があるということは、当然離婚の危機という展開もありえると思いますし、
これからどうぶつかるか、どう転がるか、楽しみで仕方がないですね。

ここで、ゆずっぺパパからの着信が。新居発見か?



渋い。

ザ・昭和感満載じゃん。趣きがあって良いね。

でも、龍ちゃん以外のドン引き困惑顔がもう(笑)。

これはゆずっぺがっかりだよなあー。

前回で家をアレした時のコマからの活用というのがニクイ! これにはやられた(笑)。
この爆笑ポイント、前回と読み比べると更に倍増しますから、是非お試しください
『ハレ婚。』07 学生気分の女 参照)。

先生、これはズルいです。これには笑いっぱなし。本当に最高です(笑)。

前半では本作の根幹を貫くシリアスな展開で、その後でこのギャップってもう。最高!

小春ちゃんのデフォルメ顔と共に、ゆずっぺもリアクション大将&大賞いける♪

次のページまでそれぞれの表情が実に良い味出してるんだよなあ。
まどかちゃんも困惑、ゆずっぺは白目で蒼白。

龍ちゃんだけが実に楽しそう(笑)。
子供みたいに無邪気な一面がまた見られてニヤリです。

そして、小春ちゃん。
上手く説明できないのですが、この表情もとても好きです。
デフォルメのコミカル感も大好きなのですが、こういった表情の描写も堪らなく好きなところ。

最後のページの最後のコマで彼女のこの表情。
これって、物凄く重要なところだと思います。

冒頭で触れたデリシンとの対比、根底での繋がり。
最大の違いを明確に表わしていますからね。

つまり、彼女は自分の方が相手を好きで堪らなくてこうなった訳ではないという事実。

読者には当たり前のようでも、この事実は小春ちゃんにとって極めて重要。

こちらについても、今後の展開と共に着目していきたいところです。



と言う訳で、しちゃったね。

いやはや、衝撃あり、ときめきあり、大笑いありで、大満足です。
これで本当に1回なのか、18ページなのかと思うくらいの充実感がもう最高!!



今回の最後と、本誌次号予告で重大発表!!

次号、大人気御礼! 巻頭カラー!!

バンザイ! バンザイ!! バンザーイ!!

今か今かと楽しみに待ってきたカラーページ! 遂に来たかと!

次号は私の本誌ストックがまた多くなるので、お祭り気分。
その分だけアンケートを出せる数も増やせるってことで、良いこと尽くし。



〇ハレ婚。トーク 1

今回の展開って、ホワイトハンズ代表理事の坂爪真吾さん的に言うところの『マッハ婚』。
正にこれですよね(笑)。読んでから連想しました。

〇ハレ婚。トーク 2

恋したかもしれません。

今回の感想を月曜日に更新していたら書けなかったので、
またしても『ハレ婚。』引力が来たのかなと。

普段、仕事していて「あなたは異性との出逢いなんていくらでもあるでしょ?」と、
そう思われがちですし、実際に方々から物凄く言われる訳なのですが……。

ないのよ。

あちこち回っているからそう思われるのでしょうけれど、ないのよ。
あっても、せいぜい挨拶くらいよ(笑)。

人の相手がメインじゃないんだもの。あんまし喋れないし(ダメ人間じゃん。笑)。

そんな中、出逢ったりして。しかも実に『ハレ婚。』らしい場所で。
病院じゃないよ。まあ、通院はしているけれど(笑)。

話すようになってみたら、相手の方はワケアリで気にかかっている模様。
それを世間的には気にする人も多いかもしれませんが、私は全く気になりませんね。
私も違う意味でワケアリですけれどね(笑)。

さあ、前園ちゃんはどうなるの? 私はどうなるの? 色々楽しみです。

真面目な話、私も小春ちゃんと一緒に悩み、傷付き、そして学んで、楽しく生きたいと、
連載当初の感想に書いた通りです。本当に毎週の『ハレ婚』が堪らないのです。

待ちに待った先生の最新作が毎週連載で読める幸せ。
そして、愛読しながら生きていられる幸せ。
このありがたみを忘れちゃいけないのです。

〇ハレ婚。トーク 3

いつも最後に、書きながら聴いた音楽や、読んで連想した音楽に触れていますけれど、
「彼女は自分の方が相手を好きで堪らなくてこうなった訳ではない」と書いた通り、
それゆえに、現時点ではちょっと違うよなーという歌詞や楽曲もあったりします(笑)。

ヴィジュアル系しか聴かない訳じゃないのです。
ちゃんと乙女ちっくな音楽も聴いてますー。って、誰に主張してるんだろう私(笑)。

でも、恋愛して結婚してゴールじゃなく、
失恋と帰郷というRESETから始まる
先に、望まずして結婚してから始まる、というのが本作ならではのポイントですね。

CHIHIROさんのコンセプト・ミニアルバム『RESET』も発売が近付いてます。
「楽しみにしててください。恋したくなる楽曲たちです」とのお言葉を頂戴しました。

『ハレ婚。』の新連載と展開。CHIHIROさんの今年のニ作。
正に私のRESETのタイミング。なんという引力なんでしょう。

BGM&Inspired by...

toshinori YONEKURA
『that's enough』
『superwoman/superman』
『taxi:two』

CHIHIRO
『Fragrance(intro)』

『C is(intro)』
『両想い』
『Change Myself』

『LOVERS(intro)』
『恋する気持ち』
『もう一度~One more time~』
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