日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#137[溢花]  

感想の前に一つお断りを。

既にお気付きの方も多いでしょうが、正確な表記ではありません。
『溢』の正確な表記は「さんずいに八・一・八・皿」の方であり、
こちらの方が略字なのですが、便宜的にこちらで表示させました。

さて、感想です。

以下は今回の内容に触れた感想となります。
本誌未読の方は、くれぐれもご注意くださいませ。

最新コミックス第12巻
小説版『東京喰種-トーキョーグール-[空白]』

絶賛発売中!!

小説版『東京喰種-トーキョーグール-[昔日]』
新創刊『ミラクルジャンプ』で絶賛連載中!!

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そのパズルは、悲劇というピースで埋め尽くされる。いつか、きっと。


東 京  トーキョーグール 喰 種

#137[溢花]




冒頭で触れた通り、『溢』の表示に手間取ってしまいました。
これはモンスガの轆花ちゃんの時もそうだったなあ(『あやつじ』の『つじ』で)。

個人的には略字じゃない方が好きなんですけれどね。

あのヒキで、このサブタイトルなのがまたニクイですね。
『俺屍』も連想しました。先生もファンだそうですね。

さて、本編の感想を。



『タルヒ』から、法寺さんの『赤舌』にクインケをチェンジした宇井さん。
「重いなッ…!!」の台詞がクインケと敵の両方に掛かっているのはニヤリ。
そして、この台詞からも、それぞれの特性が窺えますね。

常に不気味な笑い声を発しながらにやけている〝隻眼の梟〟が恐ろしすぎます。

まるで笑いながら玩具を弄んで、壊して笑ってみせる幼児のようにも見え、
殺戮を楽しんでいる様は、狂気(凶器)以外の何者でもないですね。

「怒りながら殺す人より、笑いながら殺す人の方が怖い」と、
そう語ったあるバンドのインタビュー記事を思い返したりもしました。

今回はその狂気のオンパレードの中で、擬音も効果的でした。
一つ一つの擬音の特徴、描き分けなど、実に秀逸です。
これまで読んできた中でも、私的に印象的な方に属します。

篠原さんの脚を切断してみせた場面が強烈でした。

漢字の羅列に、英単語。これも狂気の表現として巧い演出でした。



ここで什造の回想に繋がるというのがまた。唸らされるなあ……。

『性』を失い、ある意味では『生』も失った少年の想い出。

社会に出るべく、真っ当に立って歩けるようになるべく、
これまであたたかく接してきてくれた父親のような男。

道徳も、倫理観もなく、自尊心を徹底的に壊されてきた少年。



ここで感情が爆発。



什造に対して、ここまで気持ちがシンクロしたのは初めてでした。

この構成、そして今までの作劇に、心から脱帽です。



一方、カネキくんの方も――。

彼自身の言葉による私的で詩的な構成が秀逸です。

意識が戻るまでの経緯を敢えて描かないこと、
「ヒデはいなくなっていて」というのが、また巧いところです。

口の中は甘い血の味がしたということは、そういうことなのでしょう。

やはり喰らったのでしょうね。



そして、そこで視えたものは……!?



これこそ、本当の「最悪」ですね。

この二人は、やっぱりここで出逢う訳ですね。

ある程度回復したとは言え、それを差し引いても不利でしょう。
無敗の喰種捜査官は伊達じゃないし、戦闘能力の差は歴然。

『計算』での戦闘で及ばない時点で、勝算は極めて低いかと。

■Ghoul's talk

BGM&Inspired by...

MALICE MIZER
『Beast of Blood』

ROUAGE
『沈黙』
『食物連鎖』
『エゴノカタマリカタマリノエゴ』
『冷たい太陽』
『望遠鏡』
『プロトタイプな凍えた雨と、痂だらけの羊達』
『瞳をあけてみるゆめ』
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