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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

それでは、感想を。

以下は今回の内容に触れた感想となります。
未読の方は、くれぐれもご注意くださいませ。



従来の『スカイハイ』ではない『スカイハイ』。
今までに誰も眼にしたことがない全く新しい『スカイハイ』がここにある。


“ 魂 ” を 癒 す ! 天 上 の 温 泉 旅 館 物 語 !!

髙橋ツトム先生の新たなる挑戦!! 魂の意欲作!!

ヤングジャンプコミックス『ヒトヒトリフタリ』全8巻
集英社文庫(コミック版)『スカイハイ』『スカイハイカルマ』
『スカイハイ新章』全3巻
大好評発売中!!




『グランドジャンプ』で大絶賛連載中!!

コミックス第2巻絶賛発売中!!



聖者などいない。あるのは、生者と現実だけ。

ヒトからヒトへ。

瞳から瞳へ。

託される想い。



消えない想い。

消させない想い。

消える現実。



魂に響け。

この国のヒトへ。

あの日から失った日本へ。

髙橋ツトム先生の魂のメッセージ。



presented by Tsutomu Takahashi
髙橋ツトム

天間荘の三姉妹 スカイハイ

#24 そして、街は消えた・・・




三ツ瀬の真実がわかりました。
そして、遂にこの時が来たのだなと、もう心で受け止めるのみでした。

三ツ瀬のみんなを見送る場面も、イズコと恵子ママの場面も、
その次の展開も、とにかく胸に沁みるものばかりで、何とも言えない読後感です。

今までずっと愛読してきて本当に良かったという想いが、自分の中に強くあります。

「ヒトは忘れる生き物」だと『ヒトヒトリフタリ』で言及されました。

忘れてはいけないこと、伝え残さなければならないこと。

その想いは、本作においても何ら変わりません。

たまえちゃんの視点、そしてイズコの存在。そして、天間の家族と三ツ瀬のみんな。

誰もが、私たちと同じように、『今』のこの日本を生きてきた生命でした。

従来の『スカイハイ』シリーズが「死後を描くことで生を浮き彫りにする」作風であり、
歴史的名作『ヒトヒトリフタリ』は「今をとことん生き抜くこと」を描ききった作品ですが、
そのどちらにも通じながら、今までに全くない魂の物語として本作は強く輝いています。

先生には、もう心の底から唸らされるばかりです。

何故、『スカイハイ』ではない『スカイハイ』なのか。
何故、『ヒトヒトリフタリ』の次の作品が本作であったのか。

何故、『天間荘の三姉妹 スカイハイ』なのか。

何故、本作は『今』描かれているのか。

今のこの国にとって、これ以上リアルな漫画は他にないと思います。



今回も涙なくしては読めませんでした。

遂に来た見送りの時。

そして、たまえちゃんとみんなとのお別れ。

恵子ママも海咲さんも、今回の台詞の一つ一つがいつにも増して強く胸に響きました。

恵子ママがイズコに感謝の言葉を述べたこと。
海咲さんの妹の和美ちゃんのこと、お父さんとお母さんのこと。



たまえちゃんが泣き出した場面では、もう堪えきれませんでした。

まだ幼さが残るヒトリの少女にとっては、あまりにも荷が重い役目でした。
それでも、謙虚に、ひたむきに、真摯にみんなの声を受け止め続けてきた彼女。

たまえちゃんの気持ちが痛いくらい胸に刺さりました。

そして、そんな彼女を支える海咲さんの言葉も、欠かせないところです。



アタシ達は
生き続ける

たまえの
記憶の中で




夢から崩れていく三ツ瀬。

夢の中の少女。

旅立つ家族と親友。

そして、夢から覚めた少女。

今までで、最も荘厳且つ烈しい回だと思います。

最後のページには思わず息を飲みました。



遂にここまで来たのだなと、胸に込み上がる想いと共に、数々の想い出が去来します。

次号発売日の翌日で、連載から一周年になります。

たまえちゃんが天間荘に辿り着いてから、実に様々なことがありました。
読者の自分も、心境の変化や、色々なことがありました。
遠くないうちに環境の変化もありそうです。

今まで彼女たちと同じ時間を生きることができて良かったです。
髙橋ツトム先生に心から感謝してます。



どうしても湿っぽくなりがちですけれど、心が洗われた回でもあります。
大好きな気持ちに何ら変わりはありません。とことん愛読して応援しますよ。

イズコが見送る場面は、やっぱり読者としては、あの指に反応してしまいますね。
ドラマの印象から勘違いされやすいところですが、実は原作版にはないポーズです。
実写版イズコの釈由美子さんのオリジナルのポーズなんですよね。
「イズコの半分は彼女」と先生が仰っていたのを改めて感じた場面でした。

ここで、このポーズというのも唸らされた点です。



次号発売を心して待ちます。
コミックス単独記事や『涙のタンタン麺』の感想にも着手したいところですね。

BGM&Inspired by...

松本英子『はじまりの旅』
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