日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』06 Yellowな女  

それでは、今回の感想を。

その前に、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇前回までのあらすじ

地元を離れて東京で暮らす主人公・前園小春
恋愛運サイアクな小春は、ある悲劇から、傷心で帰郷。

帰ってきた地元では、とんでもない条例が……!?

そして、ある男との出逢い。

男は、小春に対して信じられない行動と告白を……!

小春は、ある理由からその男と再会……!

出逢った二人。

出逢ってしまった二人。

遂に語られる謎の男の真実。

この場所で。




〇今回のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 7月28日
【愛は永遠。そして、3つある。】NON先生の新境地! 最新作『ハレ婚。』大絶賛連載中!
06 Yellowな女 本日7/28発売の週刊ヤングマガジンに掲載!
【あなたの恋は何色?】遂に龍之介の謎が……!? #ハレ婚。 #ヤンマガ


と言う訳で、PR文で本誌の内容に踏み込みすぎるのは注意して、
ぼかすようにしながら、近すぎず遠すぎずな感じで書くのがまた楽しいですね。

本編で触れられる『歳月』に関わるもう一つのPR文もありますが、
念の為、こちらは記事を分割した後の方に載せておきます。

以下は今回の内容に触れている感想なので、未読の方はご注意くださいませ。
本作は初めての方がどの回から読んでも、絵柄とお話で楽しめますし、
試し読みなどと併せて、今なら本誌にシフトしやすいですので、気になる方は是非是非♪

歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
新たなる女と男のドラマがここに始まる!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


待 望 の 新 連 載 !!

本誌公式サイトで試し読みコーナー開設!!

遂に、謎が明らかに……?



は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
構成:手塚だい

06
Yellowな女



もう冒頭の僅かなコマ数とページ数だけでも、実に秀逸だなあと唸らされっぱなし。

表情豊かな小春ちゃんは、それぞれのコマで違う表情を見せてくれますし、
対する龍ちゃんは、いつもの感じ。「基本低血圧です」的なまったりトーン。
これがまた味ですし、不気味でもあるところなんですけれどね(笑)。

ほんと、龍ちゃん良い味出してる。つくづくそう思う。

くねくねでひょろっとしているようで、実は威圧感がありますし、
掴みどころがないようで、実は総てを見透かしているような恐ろしさもありますし。

そして、彼自身はとってもストレートなんですよね。

説明不足だから、余計に謎めいて感じられたり、
小春ちゃんからしたら不気味に思えるところですが(笑)、
彼の発言もアクションも、直球なんですよね。

例えるなら、修飾語抜きで単語一つしか言わないからわかりにくいだけみたいな。
小春ちゃんがバット持って構えた時にサッカーボール蹴ってシュートみたいな。

「好き」という気持ちは堂々と小春ちゃんに伝えていますし、
「結婚しないか」ってのも、これ以上ないストレートな言葉ですからね。

こうして見ると、小春ちゃんが『読者の視点』であり、
龍ちゃんは、ある意味で真の主人公という見方すらできます。

地方の過疎化、少子高齢化、一夫多妻制は本作における重要な要素ですが、
先生の初期の構想を思い返したりも……。

龍ちゃんは風貌と悪魔フェイス(誉め言葉です)も味なところですが、
実はイノセントな部分が強く、どこか子供のようにも見えたりするのですよね。

読めば読むほど、龍ちゃんの味が感じられて、好きだなあと。

うん、小春ちゃんからしたら溜まったもんじゃないんだけれどね(笑)。



今回で重要なのは、次の場面ですね。

ここで彼が嘘を吐いている可能性もゼロではないですけれど、
そうするメリットも然程ないでしょうし、ここは素直に、そのまま受け止めるところかなと
(どうもミステリ好きの悪いクセかもしれませんねー)。

と言う訳で、発言は事実だという前提で続けます。



この神社は、二人が初めて逢った場所……!?

なるほど、この場所そのものが因縁の地だったとは。

龍ちゃんがここにいたのも納得です。



そして、彼の口から続けて語られた衝撃の事実。

彼が小春ちゃんに初めて逢った時、恋をした時、
それは今から12年前のこと。

当時、小春ちゃんは10歳。龍ちゃんは……?

当時、龍ちゃんは13歳。

つまり、現在の彼は25歳。

うん、龍ちゃん、やっぱり若かったね。

歳月と年齢について、ここではっきりしたので、続けてひとつ。

小春ちゃんが上京したのが4年前なので、当時19歳。
龍ちゃんが『COFFEE&PUB ルパン』に通い始めたのが約4年前なので、当時21歳。

この4年間の出来事も気になるところですね。



今回の舞台は神社で、また趣きがあって実に良いですね。
以前から感想で散々触れているように、今回も背景が素晴らしいです。
こちらのリアルな描写と、小春ちゃんのデフォルメ&コミカル顔のギャップもツボ。

次の場面も堪らなく気に入っているところです。
小春ちゃんが、彼に対して何者なのかと問いかける場面。

交差する視線。

静寂の中で、木々のざわめき。

まるで彼女の心の音に呼応したかのような、見透かされているような音。
この場面のコマ割りと相まって、とても印象深いところです。

デリシン時代の感想から書いてきたことですけれど、
先生の絵柄は瞳や唇が物凄く素敵で印象に残るんですよね。
この場面も、正にそれが効果的に表現されていました。
二人の姿、龍ちゃんの姿、小春ちゃんの瞳、そして龍ちゃんの唇。
このコマ割りとテンポ、溜めの感じが堪りません。

龍ちゃんの瞳って、デリシンの潤くんともまた違う感じなんだよね。どちらも味わい深いです。



で、ページを捲ったら、それですか(笑)。

ここでも直球とは。

小春ちゃんがツッコミ入れたように、確かに「色々説明つかねーよ」って話で(笑)、
ここでも全部1から10まで説明しない辺りが龍ちゃんだよなあと。

読者も笑ったり、吹いたり、はてなが浮かんだり、
各々でそれぞれのリアクションだった場面じゃないかなと。

自分としても、無職と言われて、単純に「ああ、そうなんだ」では当然終わらない訳で、
やっぱり小春ちゃんのリアクションになるかな。

またその次の言葉がもうね。

この余裕綽々ぶりがもう。

彼はとても賢いと私は見てますので、小春ちゃんの反応も計算済みかと。
まるで彼女の苛立ちすら楽しんでいるようにも見えますし。

ともあれ、「そういう仕組み」については今後とも要注目ですね。



龍ちゃんが相変わらずのこの調子なら、
苛立ちを露にして、はっきりと言ってみせるのが小春ちゃんですね。
これは以前の感想で触れた通り。

この二人の対比がまた堪りません。最高の凸凹感(笑)。

ところが、お構いなしで腰に手を回す……だと……!?

けしからん展開だ。

そして、顔が近い! 近いって!

小春ちゃん、唇奪われるピーンチ!



と思ったら、そこは我らが小春ちゃんでしたね。

問いかけからの一連のシーンで、あのテンポ感の締めがこれ(笑)。

ネギに続いて頭突き。

最高です。


なるほどなあ。あの時と同じく、ビシっと言い放つ場面で、これって最高だよね。

またこの次の場面が面白すぎ。

うん、確かに龍ちゃん「なんッにも話聞いてない」もんね(笑)。

でも、そんな龍ちゃんが嫌いじゃないですね。

恋愛って、『想うことが好きな人』『想われることが好きな人』といると思うのですが、
龍ちゃんは明らかに誰がどう見ても前者の典型ですもの。それも清々しいほどに。

「自分があなたを好きだというこの気持ちこそ大切なんだ」って人でしょう。

ここは凄くわかるし、龍ちゃんの好きなところでもあるんですよね。

マイペース&強引グマイウェイすぎるのも可愛いですが(笑)。

逆に、「常時、愛を示してもらわないと嫌な人」もいると思うのです。
もしかしたら、ゆずっぺはこっちのタイプなのかなと思ったり。
まどかちゃんはこっちじゃないでしょうしね(案外わかんないけれど)。



そして、頭突きが効いているのがもう大笑い。
何気にフラついてるやん(笑)。

「弱い!!」の台詞と、先生手書きの「勝てるっ」のコンボもツボすぎる(笑)。



しかし、龍ちゃんのペースは相変わらず。

この一言も「強い」ですね。

小春ちゃんの考えはバレバレだった訳で、
上述の通り、やっぱりこれが龍ちゃんだよなあと。

「僕はウソをつかない」の後のやり取りで、
「ウソだよ」ってさらっと言う辺りもニクイですね。



見開きページも印象に残る場面でした。
表情豊かで人間臭い小春ちゃんと自然の風景って、やっぱりマッチするなあ。

小春ちゃんはスカート履かないってのもポイントだと思います。

ここで、読者が気になって仕方がないことを小春ちゃんが問いかけました……!



遂に、その答えが……!?



どうなの、龍ちゃん?



聞いちゃいねーよ(笑)。

そして、オチがもう最高。

今回のサブタイトルも、これで納得。
担当さんの柱文も最高。こういうネタ好きだわあ。大歓迎。
こういうところも本誌で味わう楽しさなんですよね。
無論、コミックスも購読しますけれど、本誌も保存していきます。

真面目な話、この時の小春ちゃんの反応って、とても重要ですし、好きですね。

アクティヴな印象が強い彼女ですが、乙女らしい恥じらいも実に良いのです。

彼女の表情の一つ一つ、行動の一つ一つが堪らなく魅力的です。

そう、『ハレ婚。』って、楽しいのは勿論のこと、とても「熱い」漫画なんですよ。
凄くリアルだし、何度も書いているように人間臭くて良いのです。

先生が新境地で突き詰めていかれる『人間』と『恋愛』に期待が高まる一方!



〇ハレ婚。トーク 1

今回のPR文パート2

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 7月28日
【あの頃、あなたはどこで何をしていましたか?】
本日7/28でDir en grey『GAUZE』15周年。
【運命の出逢い?】ヤンマガも本日発売。
【運命の場所?】NON先生の最新作『ハレ婚。』06 Yellowな女 掲載!
遂に龍之介の謎が……!? #ハレ婚。 #ヤンマガ


今回の本誌展開の重要なポイントである歳月と、
ちょうど発売日に絡めたネタでひとつ書いてみました。

どうでも良い話ですが、15年~12年前って私の髪が人生で最も長かった時代です。

本作の新連載開始の時に、色々とリンクする出来事もあったりして嬉しかったですが、
ひとつだけ失敗したなあと思ったのはですね、
連載始まる時って、バッサリ髪を切ってたんですよね。
ここまで短いのは20年ぶりくらいじゃないかってくらい。

そこだけは、「あちゃー」かなと。
うん、自分以外の方には本当にどうでも良い話ですね(笑)。

なので、龍ちゃん目指そうかな。違うか(笑)。

〇ハレ婚。トーク 2

付随して、真面目な話も。

12年前って、読者の方はどこで何をされていたのか、
それを振り返ってみるきっかけにもなった回だったと思います。

知られざる二人の過去の片鱗が窺えたところで、
自分はどうだったのかと重ねることができるのも味わい深いところですね。

ヤンマガ読者の方なら、今は結婚されていたり、
パパやママになっている方も少なくないことでしょうし、
勿論、当時の小春ちゃんや龍ちゃんと同じくらいの年齢だったという方も多いかと。

〇ハレ婚。トーク 3

BGM&Inspired by...

CHIHIRO
アルバム『LOVERS』

例によって同じです(笑)。

CHIHIROさんの次のコンセプト・ミニアルバム『RESET』が9月発売で、
『ハレ婚。』に通じるところがいくつもありそうな曲名もあったりして、
ゲットしたら聴きながら感想書くのだろうなあと今から思ってます。
こういう連想だけは無駄に多くて勝手にしちゃってます。一種の病気だと思ってます(笑)。
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