日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ハレ婚。』03 1000万円の女  

それでは、今回の感想を。

その前に、ご存じない方、初めて知ったという方に、
本作の紹介と、あらすじを。

6/23発売の『週刊ヤングマガジン』第30号から新連載開始されました。

〇前回までのあらすじ

地元を離れて東京で暮らす主人公・前園小春
彼氏もいて、二人で子供の名前も考えて、順風満帆。
ラブラブでハッピーな毎日♪ だったはずが……!?

その彼氏は、まさかの既婚者だった!

(騙されていた)恋愛運サイアクな小春は、傷心で帰郷。

帰ってきた地元で、ある男との出逢い。

夫婦で現れたその男は、小春に衝撃の告白。

これは……プロポーズ……!?

これって、どゆこと?




以下は今回の内容に触れている感想なので、未読の方はご注意くださいませ。
試し読みなどと併せて、今なら本誌にシフトしやすいですので、気になる方は是非是非♪

歴史的名作『デリバリーシンデレラ』のNON先生による待望の最新作!!

『BENI ~くのいち2250~』
『フーコの黄色い靴』に続く、
新たなる女と男のドラマがここに始まる!!

NON先生の新境地!! 今ここに、全く新しい女と男のドラマが始まる!!


待 望 の 新 連 載 !!

本誌公式サイトで試し読みコーナー開設!!

話題沸騰中! 今回は大増24ページ!!



は永遠。

そして、つある。



ハレ婚。

presented by
NON
構成:手塚だい

03
1000万円の女



今回も増ページで嬉しい限り。
冒頭の本誌アオリ文&柱文も読み返す度にニヤリです。

個人的には毎回のサブタイトルもお楽しみの一つです。
今のところは統一感がありますし、今後も着目したいポイントです。



はい。遂に、この町の「とんでもない条例」と、
本作のタイトル『ハレ婚。』の真の意味が明らかになりました。

こちらについては第1話の感想で書いた通りで、
今回のお話を読めば誰もがわかりますので割愛しますけれど、
デリシンと同じく、今の日本を鋭い切り口で描かれているのが流石です。

それでいて、決して堅苦しくなく、誰もがどこからでも入り込みやすいポップ感
そして、これを政治でやるんじゃなくて、
『漫画』でやってみたんだよってのが実に有意義だよなあと。

送り手の先生方にとっても、受け手である読者にとっても。

実際にどうなるかという一点に固執するのではなくてね。

「まず漫画でやってみた」という事実。これだけで素晴らしいです。



と言う訳で、いよいよコーヒーイケメン改めワカメ頭こと龍ちゃんのターンですね(長いよ)。

当然ながら、小春ちゃんは納得するどころか全く逆のリアクションです。
いきなり接触してきた男性から、そんな告白されたってねえ。うん。

ここまで読んできた人なら、構成と設定の妙味にニヤリとしているはず。

そう、小春ちゃんは東京で暮らしていて、帰郷するのは4年ぶり。

そして、恋愛運サイアクで、(本人は勿論望んでませんが)悉く既婚者ハンター。

東京で暮らしている間に、地元では「とんでもない条例」が施行されていた訳です。

つまり、この中で、もっと言えば、この町で、小春ちゃん「だけ」が知らなかった事実。

アッコちゃんの口ぶりからしても「ちょー有名」で、知っていて当たり前の条例。



読者は小春ちゃんを見つめながらここまで読んできた訳で、
小春ちゃんの視点、思考とシンクロする構成が実に良いですね。

我々読者からすれば、小春ちゃんの反応の方がごく自然ですからね。

今回で特に強く感じたのは、小春ちゃんの口調と表情の魅力。

実に人間臭いというのは散々書いてきた通りですけれど、
怒りに任せて相手を指差して怒鳴りつけるのが、実に彼女らしいなと。

デリシンの雅美ちゃんはこっちのタイプじゃないし、
どちらかと言えば、ミチルちゃんの方が近いですね。

言うなれば、履いた靴、履いた靴、
全部画鋲が入っていたり、踵が「折られていた」ような、
そんな貧乏くじばかり引かされて踏んだり蹴ったりなシンデレラ。

同じ「今を人間らしく生きる等身大の女の子」であっても、
雅美ちゃんとはまた全く違う人物像で、読んでいてもう新鮮で仕方がないです。

んまー、指差してガンガン言ってのけてくれて痛快です。
小春ちゃんの勢いが見事に表現され、活きている場面でしたね。

そんなこんなで、貧乏くじ引かされっぱなしで帰郷したところに、アタリくじ?
相手の方から「とんでもない」救いの手が差し伸べられた回。

アッコちゃんとの通話で教えられても、やっぱりすんなり飲み込めないのが当然。
そんな救いの蜘蛛の糸なんか、寧ろこっちから引き千切ってやるって話よね(笑)。

そこにまた龍ちゃんが火に油を注ぐような発言するんだもんなあ。
しかも邪悪な悪魔スマイルで。これがめっちゃツボ(笑)。

龍ちゃんは長髪で軽い男っぽい風貌と言動なので、
それが余計に小春ちゃんの苛立ちを助長させるでしょうし、
この辺りも実にニクイなあとニヤニヤしちゃいますね。
いえ、小春ちゃんからしたら怒り心頭ブチキレモードなんですが。

ああ、小春ちゃんに潤くん(デリシン参照してね)くっつけてあげたくなる(笑)。

この悪魔スマイルのわいせつナルシストワカメに(また長いよ)、
ページを捲ってどうなるかと思いきや、来ました。

流石は小春ちゃん。

流石はNON先生です。

一 撃 必 殺 。

この一撃と擬音にはもう大笑い。何度読み返しても大笑い(笑)。

完全にやられました。
この擬音はずるい(笑)。秀逸すぎるよねー。



と言う訳で、すったもんだありまして、
お金欲しさに身を売ったりするもんかと、
誰がおまえみたいなワカメとくっつくもんかと、
毅然として言い放ち、追い返す小春ちゃん。うん、格好良いわ。

小春ちゃんの表情は冷めているのですが、
場面としては「熱い」よね。こういうグッとくるやり取りは好きだわあー。

今の小春ちゃんが今の龍ちゃんに言うからこそ尚の事グッとくる言葉ですしね。



追い返した後の夜の一件もやられたなあと。ニクイ作劇ですね。
最後の必死の全否定なんてもうね(笑)。最高に可愛くて良いわあ。



さて、この第3話までが登場人物の紹介と本作の設定としてわかりやすく、
序盤の展開としても非常に良い出来栄えで、徹頭徹尾完璧ですね。

私も他の人にオススメする時は、まずは第3話まで読んで判断してほしいなと。

ここで、今後の予想を少々。

アッコちゃんの台詞にもありましたが、正に「とんでもない」ですね。

この町では「ひと家族4人まで」奥さんを持てるようになったとのこと。

つまり、龍ちゃんが(もしくは小春ちゃんが)何かの間違いで、
仮にくっついたとして、それでもあと一人は定員が残っているという事実。

無論、小春ちゃんが今からすんなりくっつくはずもなく、
それまでのドラマも本作の大きな魅力になりますけれど、
いずれにせよ、現時点で龍ちゃんは「まだ他に二人と結婚できる」訳です。

ああ、これは新キャラにも期待しちゃう流れですねー。

そして、そんな龍ちゃんについて気になることが。
というか、気になることだらけですねえ(笑)。

職業もそうですし、そもそもあの大金についてもそうですし。

案外、小春ちゃんの言葉を受け止めて本当に5000万持って再登場とか。

うん、龍ちゃんならそれくらいはやりかねない気が(笑)。

勿論、それだけ用意できるかという問題はありますけれどね。

あと、全くの余談ですが、ついでにひとつ。
龍ちゃんって、私的には俳優の久保田悠来さんを髣髴したり。
今の仮面ライダーのお兄さん(呉島貴虎/仮面ライダー斬月)じゃないか、
と言われそうですが、現在放送中のそちらのイメージとはまた違って、
劇場版『牙狼』で演じられたカカシ役のチャラい感じの方(笑)。

まどかちゃん、ゆずっぺも連想した方はいますけれど、
私のこの手の連想って、大概世間とズレていると自覚がありますし、
言うと二人のファンの方に刺されかねないので、どうしよっかなと(笑)。

ハレ婚。ツイートでも言ったことなんですけれど、
言われるまでもなく、私の中ではもう実写版の映像が頭の中で動いています。
先生が描かれる表情豊かな彼女たちを見つめていて、ありありと浮かんでます。

そんなこんなで、今回も思うまま、感じるままに書いて、
下手な感想文になりましたが、ご容赦を。



〇ハレ婚。トーク 1

今回の感想でも触れたことですが、改めて。

実際に日本で一夫多妻制や、こういった「とんでもない条例」というのが、
「実現するか否か」が問題ではないのです。そこじゃないんですよね。

寧ろ、その逆で「実現しないかもしれないし、きっとそうだろうけれど、描かれた」こと。
漫画だからこそ描けること、読めること、そんな面白さこそが大切だろうと。

少子高齢化自体は正にリアルな問題ですしね。

その上で、先生ならではの味付け、エンタメ精神が生き生きとされていたら良い訳で。
折角普遍的且つタイムリー且つぶっ飛んだ設定なのですから、そこにこそ期待大ですよね。

〇ハレ婚。トーク 2

本作の上述の魅力と共に、やっぱり先生の鋭い切り口は凄いなあと唸らされます。
ポリアモリーにまで深く関わることでもありますしね。

そんなことを考えていると、坂爪真吾さんの著書『男子の貞操』も連想します。

性と生のバイブルである『デリバリーシンデレラ』は勿論のこと、
坂爪さんの著書やご活動は、本作『ハレ婚。』とも通じるところがあると感じます。

お二方の読者として、これはここで触れておきたいなと。

なお、坂爪さんから事前に許可は頂戴しております。
突然で申し訳ないと思いつつ、ご本人は普通に喜ばれていたようで何より(笑)。

〇ハレ婚。トーク 3

毎度恒例ですけれど、「3つある」から、これも「3つ」です。

と思ったんですが、「4つ」にしてみても良いのかなと(笑)。

ちなみに、現時点で『ハレ婚。』プッシュ計画も思案中です。
感想以外に、既に「3つ」は浮かんでいます。
ただし、これはもうちょっと連載が進んでからの方が良いかなと。

と言う訳で、お馴染みの一文を。

今週のツイッターPR文

如月@『ハレ婚。』愛読 ‏@februaryxxxx · 15時間
【愛は永遠。】失恋から帰郷した小春に迫る違和感、トラブル、そして……運命の男。
【そして、3つある。】愛が3つ? 遂に「とんでもない条例」が明らかに!
NON先生の『ハレ婚。』03 1000万円の女 本日、七夕発売のヤンマガに掲載!
#ハレ婚。 #ヤンマガ


BGM&Inspired by...

CHIHIRO
フルアルバム『C is』

シンデレラタイムは跨いでしまいましたけれど、今回は早めに書けて安堵(笑)。
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