日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『天間荘の三姉妹 スカイハイ』#17 その先の世界  

今までにも何度も断言してきましたし、これからも何度だって私は言い続けますが、
本作こそ、正に『今』読まれるべき作品であり、後世に語り継がれるべき名作です。

無論、それは『ヒトヒトリフタリ』もそうです。



私個人の力なんてたかが知れていますし、それは私自身が誰よりもわかっています。
それでも、私は本作の愛読と応援を貫くのみです。できることから続けるのみです。

幸い、行きつけの書店の担当のお姉さんはご理解があり、プッシュしてくださって、
書店に行く度に確認しては嬉しく思います。そういったご縁にも感謝しております。



本作も、いよいよ大きな展開になり、ますます目が離せないところです。

以下は今回の内容に触れた感想となります。未読の方はご注意ください。



“ 魂 ” を 癒 す ! 天 上 の 温 泉 旅 館 物 語 !!

髙橋ツトム先生の新たなる挑戦!! 魂の意欲作!!

ヤングジャンプコミックス『ヒトヒトリフタリ』全8巻
集英社文庫(コミック版)『スカイハイ』『スカイハイカルマ』
『スカイハイ新章』全3巻
大好評発売中!!




『グランドジャンプ』で大絶賛連載中!!

待望のコミックス第1巻、大絶賛発売中!!




今を生きるヒトへ。

生きたくても生きられなかったヒトへ。

あの日から失われた日本に送る魂のメッセージ。

生の希望を貴方へ。



presented by Tsutomu Takahashi
髙橋ツトム

天間荘の三姉妹 スカイハイ

#17 その先の世界


扉ページが実に良いですね。

やっぱり、たまえちゃんが元気で覇気があると嬉しいですね。
この扉ページは初期の『アジ少女』を思い返したりもします。

あの頃は魚を捌くことで精一杯で、それも愛らしいのですが、
自分の道を見つけて歩み始めた現在の展開も、嬉しいですね。



今回は、魚堂の兄ちゃんについての重要な回でした。

連載開始当初から感想で触れていましたけれど、
この兄ちゃんとは、かなえ姉さんと絡む場面が、
あったらなあと思っていたら、徐々に描かれて、
今回で遂に重大な場面が。正にこれなんですよ。

この時を待っていました。



魚堂の兄ちゃん、いつにも増して格好良いですね。

それはルックスがイケメンだとか男前であるとか、
勿論そういった表面的なことだけではありません。

男として、ヒトとして実に良い表情をするなあと。

かなえ姉さんとの時間、彼自身が選んだ選択など、
そのどれもが強く胸を打ちました。大切な回です。

今まで愛読してきて本当に良かったと思ってます。



かなえ姉さんが彼にはっきりと想いを伝えた場面も好きなところです。
魚堂の兄ちゃんが彼女を残して旅立ったのも、泣ける名場面でしたね。

そして、彼がイズコに託した彼女へのメッセージ。思わず泣きました。



お互いがお互いを大切に想いあって、このような別れになりましたが、
悔いを残さず、清々しい顔で天間荘を後にした彼がとても好きですね。

本作の決め台詞はイズコのあの言葉ではなく、三姉妹のあの言葉です。
そう思っていたら、「おいきなさい」がさりげなく、自然に使われて、
そして、船に乗ったところで「お逝きなさい」が、ここでも良い形で、
これもまた読者としてときめいたところですね。胸に沁みる言葉です。



魚堂の兄ちゃんは、確かに三ツ瀬で生きていました。

彼のココロは、町の人々やかなえ姉さんとふれあって生きていました。

そして、彼が死を受け入れ、悔いを残さず『今』を生き抜いたことに、
彼が前向きなことに、感動しました。なんて素晴らしいのだろうかと。

先日、身内の葬儀があったばかりなので、尚更思い返して痛感します。

その時も、本作や『ヒトヒトリフタリ』のことが頭を過ぎりましたね。



今回は魚堂の兄ちゃんにとって重要な回でした。

そして、一方では優那ちゃんも、ひいては、たまえちゃんにとっても、
重要な回でしたね。確実に魚堂の兄ちゃんが去ったことが響いてます。

今回でもう一つ見逃せない描写とは、恵子ママが気付いたことですね。

第1話から登場していた包帯のドライバー。

あの男の歩き方に、恵子ママは見覚えがある……!?

まさか、別れた旦那さんということでしょうか。
流石にこれは誰もが真っ先に思いつくことだし、
単純すぎると思いますが、充分有り得るかなと。

もしそうならば、三姉妹の実の父親ということになります。

父親も既に現世に戻れる生命がなかったのだとすれば……。

父親については、初期以降は触れられていなかったですし、
既に死亡しているか、または臨死も有り得なくはないかと。

「一度出て行ったら何か月も帰って来ない」父親であって、
「たまえちゃんを一人にして出て行ったまま」の状態です。

仕事で頻繁に出張があったということなら、話は別ですが、
第1話での言及からして、人間的に問題がありそうですし、
だからこそ、たまえちゃんは17歳で苦労した訳ですしね。

ここで彼がその父親かどうか断言するのは早計ですけれど、
ここで注目すべきは「振り返り方と首の角度」でしょうね。



魚堂の兄ちゃんが旅立って、ますます残された人々が気になる中、
優那ちゃんが遂に『決断』を……! 思い詰めて、こんなことに。

熟考した末の『決断』と言うよりは、自暴自棄なんですけれどね。

以前の感想でも書いたことですけれど、彼女の行動は重要ですね。
正直、初登場時は彼女がここまで大きく響く存在だとは思わずに、
もっと早い段階で解決するかと思いきや、ここまで来るとは……。

まさか、こうなるとは。

三ツ瀬の果てから、そのまま現世へダイブ!!

その姿だけ見ると、飛び降り自殺そのものであるのも巧い表現ですね。
結果として、彼女は憎しみや妬みから現世に戻ることを決断しました。

よりによって、現世のたまえちゃんの肉体を傷つける為だなんて……。

やっぱり、常時自分の側にいて接してくれてないと不安なのでしょう。
常に見返り見返りで、彼女自身が強くならなければ、解決できません。

そもそも、現世に戻ったところで、彼女は摂食障害で倒れた訳ですし、
自分の肉体もダメージが大きいでしょうにね。後先考えない子ですね。

戻ったが最後、集中治療室でもがき苦しむだけなのではないかと……。

魚堂の兄ちゃんとは違う意味で『片道切符』じゃないかと思いますね。



さて、連休の関係で、本誌の次号予告より二日も早く最新号が並んで、
勿論その日にゲットしていますので、この後すぐに続けて読みますね。
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