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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

アニメに無知な人間が、無知なりに書く試みです。

加えて、敢えて公式の情報なども取り入れないで、
関連書籍なども読まずに、視聴した率直な感想を。

それゆえに、間違いや勘違いもあると思いますが、
ご容赦ください。お気付きの点はご指摘ください。

既に最終話までご覧になって結末を知る方々なら、
知らない者ゆえの感想、ポカを楽しんで頂ければ。



最後まで感想を書き上げてから一挙公開の予定が、
他の感想記事との兼ね合いや、DVDの返却など、
このペースだと、アウトなのが現状です(苦笑)。

という前置きを繰り返しつつ、遅れに遅れた感想。

五回目の契約(世間ではレンタルとも言う)です。

いつもの店員さん(古くからの知人でもある)に、
返してはまた借りるというお約束のループ(笑)。



以下は今回の内容に触れた感想となっております。
契約して魔法少女になってない方は以下に要注意。



オープニングでも象徴的だった雨が、今回の冒頭でも効果的でした。

前回の時点で決定的でしたけれど、いよいよ戻れない段階です……。

突きつけられた現実。

二人の擦れ違い。

「あたしの為に何かしようって言うなら、まずあたしと同じ立場になってみなさいよ」

「無理でしょ。当然だよね」

「ただの同情で人間辞められる訳ないもんね!」


自分をただの石ころだと言うさやかちゃんと、
何もできないで打ちのめされるまどかちゃん。

更に「何もできない」のではなく「何もしない」のだと、
他でもないさやかちゃんに責め立てられたまどかちゃん。

正に本作の根幹を抉り出して貫いた場面。

主人公が変身(契約)しないままで進む本作で、
この辛辣な言葉は堪えますし、実に秀逸ですね。



一方、ほむらちゃんと杏子ちゃんの二人の方も、
ますます見逃せない展開に踏み込んでいきます。

『ワルプルギスの夜』という迫り来る脅威……。

その得体の知れない現象を前に話し始める彼女。

そして、聞き捨てならない言葉が続きましたね。

「彼女のソウルジェムは穢れを溜め込みすぎたのよ」

これは前回の戦い、今回の冒頭からも明白。
明らかに狂気に傾倒して飲み込まれてます。
さやかちゃんのひたむきさゆえに辛い展開。

この場に現れたキュゥべえとの会話も意味深で非常に気になりますね。
この両者には浅からぬ因縁があると見て間違いないでしょうしね……。

表札からして、この部屋はほむらちゃんの自室ですけれど、
振り子時計のようなシルエットも、何とも言えない印象が。
その影は鎌に見えますし、部屋の作りも秘密があるのかな。



そして、ひとみちゃんの告白の場面。

一方、さやかちゃんは学校にも家にもいなくて、行方不明。

となると、この二人をさやかちゃんが目撃か。

と思ったら、やっぱり、そうか……。ああ……。

止まらない狂気、哀切、嫉妬。

まさか、こんな展開になるとは。

あまりにも不憫でならないですね。

自分の魂を、命を代償にして、愛する人を救ってきたのに、
愛する人とは結ばれず、こんな形になってしまうとは……。



そこに現れたほむらちゃん。

さやかちゃんが純粋でまっすぐで、マミさんを慕ってきたがゆえに、
ほむらちゃんとは相容れないのも当然。これもまた堪える展開です。

ここで遂に語られた真実。

総ては、まどかちゃんの為……!?

抗えない現実、あまりにも冷たい現実が、次々と言葉として零れます。

さやかちゃんが狂気の心境なら、彼女は鬼の境地だと言えるでしょう。

まどかちゃんの為ならさやかちゃんをここで殺すのも厭わないと……。

そこで、ほむらちゃんを阻止した杏子ちゃん。

なるほど、これは良い展開ですね。

ところが、手榴弾!?

てっきり盾ばかり気にしていたので、やられました。



続く場面は、電車の中で一般人の話し声が。
ホストの二人が、女性に対して酷い言葉を。

それを耳にしたさやかちゃんも印象的です。

もう止められない狂気。



そして、遂にキュゥべえは、まどかちゃんと再び接触。

最初から言及されてきたことで、気になっていたこと、
魔法少女としてのポテンシャルと、その真価について。

「途方もない魔法少女」とまで言われるとは。

何故、そこまで断言できるのか。

何故、世界最強なのか。

「宇宙を捻じ曲げるほど」という想像すらできない程の強さとは。

更に「万能の神にだってなれるかもしれない」とまで続きました。

これって、すっかりキュゥべえのペースで思う壺ではないのかと。
でも、誇張を差し引いても、まどかちゃんは特別なのでしょうね。

だからこそ、キュゥべえはまどかちゃんに固執してきた訳ですし。



まどかちゃんが、遂に決断!

魔法少女になることを宣言!


と思ったら、キュウべえが銃殺!?

思わず呆気に取られたところで、ほむらちゃんが登場。



更に驚かされたのは、この後です。

ここまで感情的な口調は初めてですね。

「あなたを大切に想う人の気持ち」

「あなたを失えば、それを悲しむ人がいる」


この言葉、それはほむらちゃん自身ではないかのと。

さやかちゃんとの場面で話した真実からも間違いないでしょう。

「あなたを守ろうとしてた人はどうなるの!」

溢れる涙。ここからもオープニングと今回の冒頭にある雨を連想。



「私たちはどこかで……どこかで逢ったことあるの? 私と」



あのほむらちゃんが、ここまで感情を露に、剥き出しに、
まるで塞き止めていたダムが一気に決壊したかのように、
ココロと涙を溢れさせて叫び続けるなんて驚きましたね。

噴水のライトの色が、ピンク、緑、黄色と変わったのは、
何かの暗示なのかなと、後になってから気になったりも。
ただの演出で深い意味はないのかもしれませんけれどね。



この場面で、更にとんでもない展開が。

もう一体の黒いキュゥべえが登場?

黒く見えたのは逆光で、色も姿も全く同じでしたね。

キュゥべえがキュゥべえの遺体を喰らうとは……!

「殺されたのは二度目」とここでも口にされました。

そして、遂にもう一つの別の真実が、明らかに……!

『時間操作の魔術』とは。


前回で触れた『時間』に纏わることが、まさか本当にあったとは。
『タイムベント』とか【転時】の魔法なんて、書いていたら……。

『別の時間軸』から来た少女が知る契約者の『正体と真の目的』。

「キュゥべえ。いいえ、インキュベーター」

名前の含意と由来って、やっぱりそれか。
言葉遊美好きとしては気になってました。

『incubator』とは、温度を一定に保つ機能を有する装置。

つまり、本作で言えば「魔法少女の数を一定数保つ」こと?

また、元々は『孵卵器』のことでもあるので、
「魔法少女を生み出す者」としても納得です。

SOFT BALLETの五枚目のアルバム『INCUBATE』も連想。



いよいよ、物語の全貌が明らかになってきましたね。

まどかちゃんとキュゥべえ。

まどかちゃんとほむらちゃん。

ほむらちゃんとキュゥべえ。


この関係性で明らかになっていくという構成も巧いですね。



体が滅びても問題ない生物と、
違う時間軸から来た魔法少女。

そして、この現在で葛藤する少女。



「殺されたのは二度目」というのも非常に重要な点ですね。

殺された以前の肉体を喰らうことで記憶を共有できるのか、
キュゥべえもまた時空すら超越できる存在なのか、両方か。

ほむらちゃんとの会話からして、後者ではなさそうですね。
もし時空超越が可能なら、既に実行しているでしょうしね。

また、「二度目」というのは、ほむらちゃんが来た回数や、
もっと大仰に言えば、輪廻にも通じる点で気になりますね。



杏子ちゃんとほむらちゃんの場面の後に、
杏子ちゃんとさやかちゃんの場面が再び。

「希望と絶望のバランスは差し引きゼロ」

改めて、ソウルジェムと穢れ、グリーフシードの関係性を痛感します。

そして、最も恐れていたことが、ここで……。ああ、やめてくれ……!

さやかちゃんが遂に……。



『魔法』を根幹として、その力が齎すものと奪うものは、直結。

正に、力の源が敵味方共に同根である『仮面ライダー』ですね。



以前から気になっていて感想でも触れたことが……。

『魔法使い』ではなく、何故『魔法少女』なのかと。

『魔女』になる前の存在だから『少女』だったとは。




そもそもの話、何故『魔法使い』ではなく『魔法少女』なのだろうかと。

年齢が契約や変身において重要な条件なのでしょうか。

『少女』ですから、当然ながら女性に限られますしね。

敵が『魔女』であることとも関係があるのでしょうか。


『魔法少女まどか☆マギカ』第2話




関係があったのですね。

いえ、関係があったどころか、正にイコールとは……。

つまり、キュゥべえの真の目的は、そういうことかと。

まどかちゃんと契約して最強の魔法少女にさせること、
つまり、最強の魔女を生み出すことが真の目的かなと。



振り返ると、『ワルプルギスの夜』に対する『統計』も、
杏子ちゃんが口にして、明かすのを求めた「手の内」も、
そして手榴弾のシーンも、キュゥべえを撃ったシーンも、
総て時間を意識させる描写で、シグナルだった訳ですね。

彼女だけが違う時間軸から来た使者(死者?)であると。



余談をひとつ。

エンディングのクレジットで気付いたのですが、
電車内のホスト役って、飛田さんと三木さんか!

救星主のブラジラ(『天装戦隊ゴセイジャー』)と、
ジーク(『仮面ライダー』電王)の夢の競演じゃん!

慌てて、もう一度そのシーンを観返しました。
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