日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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連載が始まってから、毎週楽しみで仕方がない作品です。

これまでのあらすじ(事件記録)も扉ページにあるので、
初めての方も、今なら本誌展開に追いつきやすいですね。

気になっているという方は、この機会にどうぞご一読を。

それでは今回の感想を。

以下は今回の内容に触れた感想です。
未読の方は、以下にご注意ください。



2011年新人賞グランプリ作家連載デビュー!!

衝撃のクライムサスペンス!!


 横 浜 線
YOKOHAMA LINE Doppelgänger
ド ッ ペ ル ゲ ン ガ ー

玉木ヴァネッサ千尋
Tamaki Vanessa Chihiro




毎回扉ページを眼にする度に、なるほどなあとニヤリですけれど、
今回も期待を裏切りません。いよいよ今回は鬼怒川の出番ですね。
この調子で、メンバー全員が扉ページになっていくのでしょうね。



6月13日(金)

22日後に殺される鬼怒川と接触する展開です。

2003年7月10日(11年前)に鬼怒川は殺されます。

彼が一連の事件の最初の被害者ですし(それ自体がミスリードでなければ)、
まず最初に彼を当たってみるというのは、時系列からしても当然の流れです。

早速、冒頭から『骨格で見抜ける』という特技を活かした場面でした。

鬼怒川が読んでいる本は『古代ギリシア彫刻』で、
彼が開いたページには、あの『ラオコーン像』が。



今回は剣崎が単独行動で、次のページで数時間前の自分との会話が描かれてます。

事前に、きちんと役割分担と「生き方」を宣言してみせる剣崎が実に良いですね。

剣崎は事件の為に、マコトは彫刻の為に動けと言うこの場面が気に入っています。

自分は事件のせいで人生が終わってしまったけれど、
マコトにはまだ未来がある。自分の人生を生きろと。

前回、前々回で明確に描かれた二人の剣崎の違いに、
この展開は重要であり、非常に頷けるところでした。

剣崎にとって、この時代に戻ったことはチャンスで、
未来を変えることは、そのまま自分を救うことです。

ただ、それでも同じ時代に同じ自分が二人いますし、
剣崎は、復讐さえ果たせば死ぬ覚悟でいるのも重要。

本作においては、過去を変えても未来は変わらずに、
剣崎は剣崎として、死刑執行される運命でしょうし、
そこが大きいところですね。歴史の改変は不可だと。



早速、鬼怒川のアルバイト先の店に……。

やっぱり顔が同じだけあって、そういう展開になるよなあ。

剣崎からしたら言われたい放題で気が悪いでしょうけれど、
彼の意外な一面を知ったことは、この場で重要なポイント。

そして、やはり鬼怒川の口からも出ました。

『鷺沼』の名前が。

般若とオカメの比喩で、1ページ分断した構図が何とも秀逸ですね。
情緒不安定というのも、鬼怒川の主観込みでしょうが、要注意です。

ただ、これで鷺沼が犯人だとしたら、とんとん拍子すぎますからね。

この後に二転三転して、更にミスリードや大どんでん返しなんかも、
きっとあるだろうと期待してます。永くじっくり読みたい作品です。

余談ですが、若いお兄ちゃんがバイト先であの口調ってところから、
『ロンジコーン』を連想したり。つくづくヤンジャン脳ですねー私。

鬼怒川がマコトを嫌う理由もわかりました。

なるほど、彼の憤る気持ち、歯痒さもわからなくはないところです。
これは裏返せば、鬼怒川の彫刻に対する純粋な姿勢の強さでもあり、
ロックバンドが、商業ポップスに激昂するような類の怒りでしたね。

『作品(芸術)』の拘りが強くて『商業作品(商品)』が許せない。

これは、他のメンバーについても着目していきたい点の一つですね。



今回のヒキも実に巧かったですね。

携帯電話二台持ちで、片方を剣崎に渡した展開は今後に活きますが、
その電話の最中に鬼怒川と遭遇というのがまた。タイミングが……。

鬼怒川は握り拳で、腕にはニコちゃんマーク? これはシールかな?

物凄いヒキですが、案外殴らずに寸止めかもしれないと思ったりも。
いずれにしても、ここで大きな事態には発展しないと予想してます。

殴られることよりも、鬼怒川の死を阻止することを犯人の確保こそ、
最優先事項ですからね。特に、剣崎は絶対に阻止しようとするはず。

剣崎が死んだのは「一度」でも、ここで鬼怒川が死ねば「二度目」。

復讐の怒りと別に、心情的にも、剣崎は鬼怒川の死を止めたいはず。

自分が死から舞い戻り、仲間たちの死が迫る時間に介入する展開は、
実に秀逸だと思います。復讐と救済が同時進行で緊張の連続ですし。

ますます今後が楽しみになりますね。毎週プッシュしたい作品です。
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