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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#118[解錠]  

毎回、サブタイトルも大きな楽しみの一つですけれど、
今回はいつにも増してニヤリでした。これはツボです。

現在放送中の『仮面ライダー鎧武』でも重要な言葉で、
正に戦況を大きく変える『鍵』に繋がる要素ですから。

ちなみに、そちらには月山ばりの美形で、珍妙トーク、
ちょっとニコを足して割ったようなパティシエも登場。
私のお気に入りです。演じるは、あの吉田メタルさん。

さて、それでは感想を。

以下は今回の内容に触れた巻頭です。ご注意ください。
本誌未読でコミックスをお待ちの方は、特にご注意を。



TVアニメ
制作着々進行中!!!


本誌次号では、巻頭カラー!

そこで、更なる追加情報解禁予定!!




四角に区切られた死角の下。

空しい空の空の下。

濁った空の下。

同じ空の下。




東 京 トーキョーグール 喰 種

#118[解錠]



■出逢ってしまった二人

ヒデは何気に勘が鋭いですからね。正直、冷や冷やしながら読んでいました。
トーカちゃんのぎこちなさも、既にヒデなら感付いているのではないかなと。

この出逢いと会話が、後々に響いてくるような気も……。良い作劇でしたね。

ヒデの口からトーカちゃんに、カネキくんの幼少期のことが語られた展開で、
もうこれだけでも大きいですしね。両親については、彼女と同じでしたしね。

以前の感想でも引っ掛かって触れた『劇の主役』について、ここで再び……!

ヒデが従者の役で『ピエロ』を想起させるのも暗示的ですし。穿ちすぎかな。

カネキくんのマントで「アオギリの樹」を連想したり。穿ちすぎパート2か。



この二人の会話がカネキくん中心になるのはわかりきったことですし、
二人とも心配なのですから当然のことですが、その後が良いですよね。

ここで芳村マスターの言葉を思い返すトーカちゃんが実に良いですね。

ヒデの話の聞き役で終わるのではなく、彼女もまた励ます展開とはね。

これにはグッときましたね。トーカちゃんも確実に変化していますね。

そして、最後にヒデが口にしたカネキくんの「クセ」も重要な点です。
これは意識して留めておきたいですね。きっと、今後に出てくるはず。

顎を触るクセ……。

本誌バックナンバーやコミックスも再読して、チェックしたいですね。

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部のエニグマの一件も連想したりして。



■揃った八人

次の場面は、〔CCG〕本局――

『特等捜査官会議』ということで、正に圧巻ですね。

この場に八人で、その中で、ちょうど半数である四人は初登場。

名前だけは出ていた安浦さんも、ようやくお目にかかれました。

同様に、存在だけ知っていた真戸さんの奥さんのお名前も判明。

和修吉時/ 1区 喰種対策局 局長
丸手 斎/ 1区 対策Ⅱ課  課長
篠原幸紀/20区 対策Ⅰ課  捜査指揮
黒磐 巌/13区 対策Ⅰ課  捜査指揮


以上の方々はお馴染みですね。

以下、四人の第一印象、感じたこと、連想したことなどを列挙してみます。

安浦 清子/1区 対策Ⅰ課 捜査指揮

ザ・クールビューティー。

口元の黒子も色っぽいです。ナンノ連想するなー。

真戸さんの奥さんである微さんとは同期であって、
女性初の特等捜査官ということで、要注目ですね。

これまでの実績、その実力も相当なものでしょう。

以前に言葉遊美的に触れた『アウラ』も、このメンバーとリンクしないかと、
そんなことも思ったり。みなさん顔も名前も個性的な方々ばかりですからね。



灰崎 深目/23区 対策Ⅱ課 監獄長

「アオギリの樹」によるコクリア襲撃のあの一件で、前任者は失態……。
副監獄長から昇格ということで、尋問官だったのも頷いてしまう雰囲気。

左右の目と、口元の傷跡が真っ先に気になり、髪型はそれより後でした。

その左右の目と神経質且つ不気味そうな雰囲気から『BLEACH』のマユリを連想したり。

『灰崎』と言えば、作家の灰崎抗氏が真っ先に浮かぶところですね。



田中丸 望元/2区 対策Ⅰ課 支部長

高い鼻と髭からも英国紳士のような風貌で、蝶ネクタイが良し。
有馬さんを「ボーイ」と言う辺りも、尚更日本人離れした印象。

それでいて実家がお寺というギャップがツボ。気になりますね。

『望元』を『モーガン』とすれば、人名や車でお馴染みですね。
語感が近いところでは、『ホーガン』も思い浮かぶところです。

こちらは言わずもがなの『ハルク・ホーガン』を連想しますし、
『ジェイムズ・パトリック・ホーガン』も連想したところです。

後者と『灰崎』は作家繋がりで、こういうリンクは好きですね。
我ながら、毎度ながらこじつけめいていると自覚していますが。



宇井 郡/4区 対策Ⅰ課 捜査指揮

あの過去編を読んだ後なので、4区担当というところに思わず反応。
クールビューティーの安浦さんとは全く違う印象で、愛らしいです。

どうでも良い話ですが、彼女の髪型は高校生の頃の私に近いですね。

以前から名前と地名については散々触れてきましたが(喰種含め)、
『宇井』も地名にありますね。『郡』から『郡山』を連想しました。

まさか、TRANSMITTERSの『AND WE CALL THIS LEISURE』が由来じゃないよなあ
(連想と脱線にも程がある。飛躍しすぎ。一種の病気だと思います)。



見開きのインパクトと、荘厳な空気感、
それぞれが有馬さんのことを口にして、
コマが進んでいく構成が実に良いです。

以前にも触れたことですが、〔CCG〕のあのマークって、
それを眼にする度、「アオギリの樹」のそれも連想したり。
勿論、逆もまた然りで、カネキくんの劇のマントも含めて。

更に脱線すると『仮面ライダー』のショッカーのマークも。

亜門さんと高槻氏とのあの一件があった後ですから、尚更気になるし、
「アオギリの樹」の方が意識して〔CCG〕に当て付けたマークかと、
そんな見方もしてしまったり。いずれにしてもリンクしすぎだよなと。

あの二人の一件と言えば、勿論〔CCG〕がクリーンな組織なのかと、
以前から沈殿した泥水のような想いがあったのが、一気に浮上したし、
この場面も、真っ白な組織だけではない顔があるのかと思ったり……。

吉時さんは局長というポジションで、和修家の人間でもありますしね。

「ワケアリの問題児」である鈴屋のあの一件も含め、要注目でしょう。

それこそ、組織にも人造〝喰種〟が紛れ込んでいないとも言えないし、
連載初期で触れた「捜査官のフリをした〝喰種〟」という思いつきも、
強ち有り得ない話でもないかなと。月山とクインケの繋がりもあるし。



〝赫者予備軍〟の話題になり、カネキくんの呼び名は〝ムカデ〟です。
〝ヤモリ〟とのあの一件から、この呼び名に繋がるとは運命的ですね。

そして、黒磐さんが口にした「例の件」の進捗……。

「二体の梟」
捜査だ

〝梟〟は…

二体いるぞ




■再会した二人

遂にこの時が来ましたね……。

単刀直入に、という切り出しから、真相を問うた瞬間……!



芳村マスターが「人間が好きなんだ」とカネキくんに話したことを思い返します。

そして、彼が争いを好まずに、人間と穏便に生きて行く道を選んだきっかけとは、
人間の女性とふれあって、そこで結ばれて、子供を授かったからなのでしょうね。

芳村マスターが『隻眼』ではないことは、第1巻の時点で明らかになってますし、
そうなると、相手の女性の方が人間だったか、あるいは人造〝喰種〟のいずれか。

余談ですが、『芳』は音読みで『ほう』と読め、
かおり、かんばしい、こうばしい、かぐわしい、
それらの意味があります。心底やられましたね。
何故、序盤で触れておかなかったかと痛感……。

正に『コーヒー』を想起させるものばかりです。

そして、『梟』は音読み『きょう』と読めます。
『ほう』と『きょう』というのも偶然ではなく、
これも石田先生からのシグナルだったのですね。

『梟』には、猛々しい、優れたという意味の他、
晒す、晒し首という意味もあり、不幸の鳥だと。

「梟は母鳥を喰らう」というのもシグナルかな。



少々強引に進めましたけれど、これこそ圧巻でした。
遂にこの時が来たのだと、何とも言えない心境です。

10年前の〝梟〟が芳村マスターで、
現在の〝隻眼の梟〟の正体こそ……。

ここまで来たら、彼も答えない訳にはいかないでしょう。

最後がこれで、次回が巻頭カラーなんて、堪りませんね。



■Ghoul's talk 1

BGM&Inspired by...

Plastic Tree『梟』

■Ghoul's talk 2

毎回、感想を書く度に自分の頭の悪さを痛感します。
そして、毎週がその露呈に他ならないのですけれど、
本作に浸っていられる時間は、やっぱり好きですね。
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