日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『不能犯』第10話 夫の素顔  

連載開始から愛読してきて、連載も二桁台に突入で嬉しい限りです。
本編の読み応えは勿論のこと、カラー扉の回数も多いのが嬉しいし、
本誌を毎回購読していく中で、神崎先生のカラーは大きな喜びです。

と言う訳で、今回も巻中カラー!! バンザイ!!

いつもながら、神崎先生のカラー扉は堪りません。宇相吹、大好き。

同時刊行されたコミックスが両方告知されているのも良いですねー。

1月にコミックス第1巻も発売され、今年の良いスタートでしたね。
この勢いで盛り上がって、浸透していけば良いなあと思っています。


以下は、今回の内容に触れた感想です。未読の方はご注意ください。
本誌購読を推奨します。カラー扉がまた絶品ですし、損はしません。



不能犯×ウロボロス

集英社×新潮社!
グランドジャンプ×@バンチ!
2誌合同 神崎裕也先生スペシャルフェア!!

『不能犯』第1巻、絶賛発売中!!

『ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-』第17巻も好評発売中!!





集英社『グランドジャンプ』で大絶賛月イチ連載中!
驚愕のサイコサスペンス! 今、最も恐るべき真実。


その赤き瞳は総てを飲み込み、視界の総てに狂喜する。
依頼人と赤き瞳が交わった時、世界が狂気へと染まる。

抉り出されるのは、欲望か、絶望か、あなたの真実か。



原作:宮月 新
作画:神崎裕也


 能  impossibility defence

10話 夫の素顔


前書きの通り、今回もカラー扉で嬉しい限り。
コミックスと別に、こちらも保存しています。

今回の扉ページも期待を裏切らない力作です!

薔薇を手にした宇相吹が、実に格好良いです。

薔薇を『摘まむ』指先までも彼らしいなあと。

靡くネクタイも、とても気に入っていますし、
以前から散々触れてきた宇相吹の視線は不変。
今回もまた余裕の笑みで、見下す構図が最高!

左手をポケットに入れているのもツボですね。

背景が宇相吹を境に赤と白の半々なのも秀逸。
花弁もネクタイも、効果的なアクセントです。

コミックス第1巻と見比べるのも、また一興。

視れば視るほどに味わい深く、魅了されます。



さて、本編の感想へ。

1コマ目から強烈ですね。いきなりクライマックス。
いつもとは逆の魅せ方で、巧い掴みだと思いました。

以前から散々書いている通り、殆どが一話完結で読めますので、
初めての方にとっても、入りやすい作品です。今回もまた然り。

これが第1話だと言われても、すんなり納得できる構成であり、
実に丁寧でわかりやすいので、今からでも遅くはありませんよ。



今回の主要人物は下條美喜男さん。

メガバンクのエリート社員で、相当なやり手。
高級ホテルで女遊び。豪遊して満喫する日々。



という「思い込み」に囚われた男でした……。

当然ながら、現実はそんな楽なものではなく、
今回で重要なのは、彼が今回の依頼者であり、
ターゲットが自分自身だったという事実です。

ありそうでなかったところをまたしても突き、
見事に描かれた回で、とても気に入ってます。

冒頭の場面で衝撃を受け、彼のことが見えて、
そして、彼を怒鳴りつける女性が出た瞬間に、
ああ、なるほどな……と。そして、時間切れ。



下条さんの苦労を思うと、これはとても責められませんし、
寧ろ同情を禁じえません。自分を殺すほどの覚悟ですしね。
僅かでも夢が見られて良かったとさえ感じた回でもあって、
今回は、その意味でも今までとまた違う読後感が得られて、
とても気に入っています。いつもながら作劇がお見事です。

あと3日間。人生の中で、たったこれだけの時間があれば、
歯車は大きく変わり、彼は死なずに済んでいたという結末。

夢の中の幻想に浸るのか、死にたくなる現実の中の希望か。

この後味の悪さ、やっぱり今回も突き落としがあった事実。

これは非難ではなく、寧ろこの独特の後味こそ本作の魅力。

これがあるからこそ、本作に惹かれて魅了されていますし。

上述の読後感をすぐに破壊してくれた衝撃が印象的でした。

やっぱり、宇相吹はこうじゃないとね。やってくれるなあ。

人間に対して、徹底的に、とことんドライ。これぞ宇相吹。

後味の「悪さ」は非難ではなく、本作の誉め言葉なのです。



依頼人との本筋と直接関係ないところでも、ニヤリでした。
今回で、屋台のおでんのおじさんが初登場。良い場面です。
宇相吹は常連のようで、こういった描写がまた良いのです。

多田さんもここに寄って(酔って)、接点があったりして、
などと、今後の展開への繋がりも考えてしまったりします。



神崎先生の絵は大好き。作画についても今まで触れた通り。

その上で、言及しますと、今回の決め台詞の場面も好きで、
下條さんを刺した次のページのタッチが堪らなく好きです。
筆の質感で白と黒の対比が絶妙な宇相吹のコマが最高です。

この手法は、途中から使われてきており、気に入ってます。



前後編や、多田さんたち警察との接点も描かれてきた中で、
また一話完結のスタイルも味わえるのが、良いところです。

いつでも、どこからでも宇相吹を視れば読者は魅了される。

これこそ、本作の強みです。つくづく、宇相吹は味な奴ね。

物語の縦軸も期待大ですし、長く深く味わいたい作品です。



余談ですが、宇相吹についてもう少々。

当然のように行き着けの書店の店長様と話題になる本作。

「『ウロボロス』も『不能犯』も実写化すれば良いのにねー」

「ですよねー」

そんな会話も度々ありました。真面目に期待しています。

そこで思ったのですが、宇相吹って華も毒も色気もあり、
そういう男性じゃないと、彼にはなりきれないだろうと。

ヴィジュアル系(という呼称は嫌いですが)シーンとか、
どっぷりウン十年リスナーである私としては、候補者が、
それなりには浮かびます(笑)。メイクが大きいですが。

GACKTさんならそう遠くもないと思ったり。

第1話の扉ページでは古川ともさんを連想したり。

そこで閃いたのです。

久保田悠来さんがハマりそうじゃないかと。

現在放送中の『仮面ライダー鎧武』にもご出演中。
呉島貴虎(仮面ライダー斬月)役でお馴染みです。

そう思って脳内変換して読むと、しっくり来たり。

今から着々と脳内実写版が構築されてます(笑)。

こんな妄想も、宇相吹の瞳の支配なのでしょうね。
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