日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『天空侵犯』第11話 全然フツーじゃん!  

一難去ってまた一難、ピンチに次ぐピンチで、
常に途切れない緊張感と、謎が魅力的ですね。

今までより更に踏み込んだと言える展開です。

以下は今回の内容に触れた感想となってます。
未読の方は、以下を読まないようにご注意を。

『マンガボックス』公式サイトで無料公開中、
いつでも読めるので、公式サイトでご一読を。

やたらと本作のネタばれといった検索語句で、
繰り返し来る輩が何人もいたりするのですが、
そんなもの検索しなくても、公式で読めよと。

検索するより早く、間違いなくわかるのにね。
無料配信なのにネタばれも何もないだろうと。

雑誌と違い、全く同じタイミングで手に届き、
そこに答えが無料で配信されているのですが。
こういった手合いの馬鹿は全く理解不能です。




以前から気になっていたことがありました。
作中の狂気的な展開に気を取られてからは、
そちらに意識が傾いていたのも本音であり、
そこまで気になって仕方がない訳でもなく、
そんな心境で読み進めていたところでした。

しかし、今回の冒頭から一気に再浮上です。

お兄ちゃんの話ばかりで、両親や学校の話が全く出てこないことです。

今回の冒頭で、彼女の幼少期と名前の由来がわかったのですが、
名付けたのが誰か(順当に考えて親でしょうが)言及されずに、
名前の由来についても、お約束の「お兄ちゃんが言ってた」と。

兄弟や姉妹で「仲良し」を通り越してベタついた情というのは、
『γ‐ガンマ‐』などでも顕著ですね。正直、あまり好きな要素ではないですね。

勿論、それに至る経緯や環境があったからで納得していますし、
その心情は充分にわかるのですけれどね。単純に嗜好の話です。

どちらも、ただのキャラクター作りの面だけではないだろうと、
そこを読者に繰り返し強調するのは、シグナルだと思ってます。

『γ‐ガンマ‐』については言わずもがな。興味がある方はご一読を。

本作については、そもそも「いきなり」この世界にいたところから始まり、
それまでのゆりちゃんの日常は一切描かれないままで、敵との遭遇でした。
そのまま今に至るので、今回の冒頭の回想場面はとても新鮮且つ重要かと。



今回の展開で興味深かったのは、相手の『仮面』の方もまた然り。

今までの感想で触れた「喋らない」点についても、覆されました。

吹き出しの「……?」や「!?」といったところだけではなくて、
今回ではっきりと言葉を口にしました。しかも、凄い場面でした。

シルクハットとスーツの『仮面』が胸元から取り出したのは……!

彼の手には、パスケースらしき物に入った『ゆりちゃんの写真』

お兄ちゃん黒幕説は初期から挙げて留保してきたことですけれど、
ここで『仮面』が彼女の写真を取り出して、名前を呟く展開とは。

この『仮面』がお兄ちゃんというのはベタすぎるところでもあり、
本作ならもう一捻りあるだろうと見てます。ともあれ重要な場面!




ゆりちゃんが、銃を使ってくる『仮面』から逃れる為の方法とは、
前回の感想で触れた以上は思い浮かばずに、情けない限りですが、
なるほど納得です。死体を燃やして煙を起こすというのはお見事。

『盾』となる物を見つけて「防ぐ」のではなく、
『煙』を巻き起こすことで「撹乱」するとはね。

前者は自分という的があることが大前提ですが、
後者はそれ自体を前提条件から消す考えですし、
言うまでもなく、こちらの方が遥かに安全です。

それにしても、ゆりちゃんが抱いた感情、そこで視たマボロシ、
確実に狂気に染まっているでしょう。この「おかしな世界」で。

彼女の思考は、閃きとはまた違う部分で、突き抜けていますし、
自分が助かる為に必死であることもわかるのですが、狂気的で、
確実に箍が外れているのは、初期の描写からも明らかだろうと。

これらは先生の意図的な描写、作劇であると思っている点です。

ただのブラザーコンプレックスだけじゃない人間性とも言うか、
上手く言えませんが、彼女も狂気に足を踏み入れているかなと。

今回の彼女の台詞、それと同じサブタイトルも顕著でしょうね。

直前まで平々凡々とした日常を過ごしていた(はずの)彼女が、
「いきなり」この世界に連れ込まれたら無理もないですけれど。



シルクハットとスーツの『仮面』からは何とか逃げ切りました。
その矢先に次なる『仮面』と遭遇。毎度のお約束の展開ですね。

今度はパンチパーマのヤクザ風『仮面』で武器が気になります。

今回のヒキとアオリ文でも、武器というのがポイントでしたね。



お兄ちゃんが
前 言ってた

私の名前……
「遊理」は
「理屈に縛られない」
という意味だって…


それって
なんだか
堅苦しくて
好きじゃ
なかったけど

「今」では
それが
ありがたい…



今 私がいる
世界は

理屈に
縛られていたら
生きていけない
世界だから




この『今』の狂気の『遊迷』が『現実』である世界で、
「理に縛られることなく遊べる」少女の行方とは……。

相変わらず、『仮面』の選定条件やルールもわからず、
先々の展開も見えないのですが、それがまた魅力です。

今回で『仮面』については決定的な事実が描かれたし、
また色々と思い耽るに充分な材料を見せてくれました。

先が見えないからこその愉しさ、思考と妄想の愉しさ。

これもまた本作の大きな魅力であると常々感じてます。

彼女のあの写真は(複製されて)複数存在しているか、
それとも、スーツの『仮面』だけが持っているものか。

あの写真の意味は何なのか、またあれこれ愉しめます。

単純にお兄ちゃんだとするなら、何故攻撃をするのか、
そこが謎であり、肝になる中核だと言えるでしょうし。

誰か(お兄ちゃん)から受け取った写真だとするなら、
あの写真の意味は指名手配氾の写真と同じ意味かなと。
つまりターゲットですが、これも単純すぎますからね。

『仮面』がお兄ちゃんを襲ってから奪ったとするなら、
お兄ちゃんの生存が危うくなった展開でもありますね。

そもそも、あの少女と二人の警官以外に人間が不在で、
今後どれだけ出てくるかもわかりませんし。謎だらけ。

ともあれ、お兄ちゃんが一枚噛んでいるのは確実かと。

この『箱庭』を作った黒幕とは誰か。目的は何なのか。

結局、最初の疑問に立ち戻るのも本作の魅力でしょう。
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