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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

巴亮介『ミュージアム』Vol.23/エンディング  

とんでもない展開になりました。
遂に、この時が来ましたね……。

『最後』まで心して愛読します。

以下は今回の内容に触れた感想となります。未読の方はご注意を。
未読の方は『週刊ヤングマガジン』本誌をご覧くださいませ……。



『週刊ヤングマガジン』で大絶賛連載中!

連続殺人犯〝6月の蛙男〟の〝私刑〟は終わらない。もう誰にも止められない!

殺人犯を追う刑事・沢村久志。悪魔に破壊された彼の心が、悪魔の色に染まる!


話題騒然、恐怖濃縮ッ!!
YMCK『ミュージアム』第1&2巻
超絶絶望大解禁中ッ!!



本誌連載、遂に〝最終刑〟!!



The serial killer is laughing in the rain.
 [museum]
ミュージアム

 PRESENTED BY
巴 亮介
 RYOSUKE TOMOE


Vol.23/エンディング




沢村が射撃する寸前で気付けましたね。

それは、やはり二人で重ねた歳月ゆえ。

回想の構成も含め、これが重要でした。

前回の感想でも触れた通り、本作は猟奇的な殺人や残虐な描写だけではなく、
回想などの構成や、沢村と家族の物語としても、もっと評価されて然るべき。

『擬装』に失敗して、激昂して、取り乱す霧島早苗。

遂に来ました。遂に沢村が悪魔と対峙する瞬間です。

沢村の遥さんへの言葉、疾走する姿が印象的であり、
霧島早苗のマスクを踏んで行く場面もまた然り……。

そこで〝悪魔〟が提示した条件とは……。

殺せ

・・・・・・・・
沢村 遥を
殺せ

それが
坊やを救う
条件だ・・・・・

・・・・・・・・・・

なんだと
・・・・・・!!

さぁ・・・・
作品を完成
させてくれ

僕の気が
変わらない
うちに




当然、こんな条件を沢村が飲み込めるはずもありません。
遥さんはそれでも良いからと懇願しますが、沢村が制止。

沢村はどうしても、その条件を飲み込めず、動けません。

そこで、〝悪魔〟が提示したことは……!

エンディングは
3つある・・・・


ひとつは、沢村が遥さんを殺して、息子と二人生き残るエンディング。

もうひとつは、沢村が隙を見て、拳銃を拾い上げ〝悪魔〟を殺すこと。

そして、最後のひとつは……。

それを言う前に、別の方面からも視線が。言葉が……。

動くな



遂に関端さんの登場です。

拳銃を〝悪魔〟に向けて構えた彼の姿が。

以前からずっと書き続けて来た彼の出番。
正にギリギリのところで間に合いました。

この状況では霧島早苗は逃げられないし、
そもそも、こうなることも覚悟の上かと。

今までヒントをばら撒いてきた訳であり、
警察が辿り着くのは時間の問題でしたし。

何よりも、沢村に『作品』を見せること、
それこそが彼の大いなる目的だったはず。

だからこそ『ミュージアム』ですからね。

「美しく終わりたかった」

「僕の美学に反する」


これらの台詞が胸に焼き付いております。



次回、いよいよ最終回です。

次号、戦慄最終刑(・・・)大増30頁、活眼せよッ!!!

いつもよりページ数が多いのも要注目で、
最後の決着がどうなるか期待しています。

霧島が言いかけた条件の最後のひとつも、
とても気になっているところですね……。

それも『将太くんを救う条件』ですから、
沢村が自分で自分を撃つこと(自殺)か、
将太くんに撃たせて、どちらかを殺すか
思い当たるのは、それくらいでしょうか。

どちらにしても、誰かが「死ぬ」ことで、
彼の『芸術』が『作品』として『完成』。

これは決して揺らがない信念でしょうね。



前回の感想にも書いたことですが、秀逸な構成だったと思いますし、
中編として連載を完結させるのは賛否両論あることでしょうけれど、
無闇に引き伸ばして冗長になるより、良かったのかもしれませんね。

個人的に『革命戦士犬童貞男』以来のヤンマガ熱再燃の名作でした。

大人気で、全国の書店員さんや読者から絶賛の声が絶えない現状で、
終わるのは淋しくもあり、「勿体無い」と思ったのも本音でしたが、
緊張感が漲る構成、毎週が最終回直前かのような展開が良かったし、
ここで完結させるのが正解だと納得できました。最後まで愛読です。

ここで終わらせることが巴亮介先生の『作品』の『完成』でしょう。

それこそ、先生と読者にとっての『ミュージアム』の美しい形かと。

泣いても笑っても、次回で最終回です。

自分はもう納得できているので、期待。
最後の最後まで愛読して応援するのみ。

その気持ちさえあったら良いと思うし、
それ以外は何も要らないと思ってます。
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コメント

毎週ヤンマガで最も楽しみにしていたマンガの考察を探していて、こちらに辿り着きました。
と言うのもラストの終わり方!あれはどういった意味を含んでいたのでしょうか…頭を捻っても何も出てこなくて…

西野 #- | URL
2014/02/08 23:52 | edit

Re: タイトルなし

>西野さん

はじめまして。返信が遅れてすみません。

お名前の由来はカナちゃんじゃないですよね。本作の彼ですよね。

それはさておき、最終回の感想、コミックスのことなどは、
勿論書くつもりですので、またそちらを読んで頂ければと思います。

正直、毎日毎日ネタばれ云々という検索ばかりしてくる輩が沢山で、
辟易していたので、感想の更新が遅いのはそれも理由にあったりしました。
こういう輩が漫画シーンを衰退させ、自分の首を絞めるのですけれどね。

如月 #ksMIDlhw | URL
2014/02/19 01:26 | edit

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