日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『仮面ライダー鎧武』第12話「新世代ライダー登場!」  

劇場版も堪能できましたし、ようやくテレビシリーズの感想も追い着いてきました。
ますます盛り上がる一方で、今までとは決定的に異なる展開に突入です。驚愕です。

以下は今回の内容に言及した感想です。番組をご覧になっていない方は、ご注意を。

今回こそ簡潔に引き締まった文章で纏めようと思ったのに、ついつい超長文に……。
文章が下手な人間の典型です。ご覧になる方は、その点も予めご注意くださいませ。


冒頭から紘汰くんとミッチの会話で、纏められました。
黒板とマグネットを使った解説で、実に良いですねー。
お子さんにとってもわかりやすい構成だったでしょう。

彼らも、ユグドラシルコーポレーションの計画を確信、
しっかりと理解できています。踊らされていたことも。

次の場面では、通りがかりの女性二人に声を掛けられ、
着ているパーカーから『チーム鎧武』だと気付かれて、
女の子たちは目をキラキラさせて紘汰くんに胸キュン。
ちょっとした沢芽市の有名人であり、人気者扱いです。

こんなイケメンが変身して大活躍なら納得ですよねー。
特撮者としては、痛いくらいよくわかりますね(笑)。
サガラの配信の影響力が、ここからもよく伝わります。

紘汰くんは気圧され、戸惑いながら、サインを断って、
先に進みますが、その直後に女の子たちの悲鳴が……!

すぐさま振り返り、歩いていた道に走って逆戻りです。
暫く変身は控えた方が良いとミッチに言われた矢先に。

仮面ライダー鎧武に変身して、インベスを見事に撃破!

一般人を助けたのは良いものの、白昼の街での変身に、
ミッチが注意を。これもわからなくはないけれど……。

「変身は控えてくださいって言いましたよね」

「人が目の前で襲われてんだぞ! 仕方ないだろう!」

「ユグドラシルがどこかで見てるかもしれないんですよ?」

「じゃあ見て見ぬふりしろってのかよぉ!」

「仕方ないじゃないですか」

「仕方ないって……」

そこで、すぐそばでクラックが閉じていくところを目撃しました。

「紘汰さん、隠れて!」

量産型アーマードライダーが続々とクラックに向かって行き……。



アバンタイトルの短い時間で、実に上手に纏め上げられていましたね。
一般人が襲われて、ヒーローが変身して怪人を倒す展開で、燃えるし、
冒頭で掴みはバッチリ。今までの纏めと、今の危機感も描かれた構成。

紘汰くんとミッチの視点ですし、つくづく巧い構成だと思いましたね。



さて、前回の予告から気になっていた量産型ですが、やはり調査員で、
仮面ライダー黒影とは似て非なる存在ですね。なるほど、巧いなあと。
ということは、量産型ドライバーに『認証機能』は無いのでしょうね。

まあ、私も初めて仮面ライダー黒影を目にした時には、
マスクからライオトルーパーを連想しましたが(笑)。

それはさておき、仮面ライダー黒影に近い姿であることも意味があり、
今回を視ていると、途中で納得できるのですよね。そういうことかと。

仮面ライダー黒影と言えば、言うまでもなく装着者は初瀬くんですが、
初瀬くんは仮面ライダー斬月と戦った時に、戦極ドライバーを壊され、
変身不能に陥ってしまいました。これも変身ヒーローのお約束ですね。

変身して戦いたい気持ち。変身できない悔しさ、そして堪らない怒り。
そういった葛藤まで見事に描かれましたが、その対比が量産型かなと。
皮肉なものですね。今の初瀬くんに対し、量産型の人数がこれですし。

これらの展開については、前回の台詞で匂わせていたとも言えますね。

「貴虎。言うまでもないが、貴重な戦極ドライバーを失いたくない
「宜しく頼むよ」

前回の凌馬の台詞に対し、結果として、その危惧通りになりました。



次の場面もミッチの台詞が解説役としてわかりやすく、良い構成です。

「多分、全員に行き渡るくらい、ドライバーが量産できるようになったんでしょう

僕たちを実験台にして、集めたデータの成果かも」

後の場面で凌馬が語った通り、正しくその通りなんですよね。
お兄さんの裏の顔をいち早く知ってしまったのもありますが、
やっぱり、ミッチは推察する力や、頭の回転が優れてますね。

現時点でどのチームよりも、深く、正しく真実を知っていて、
この点が、後にどう響いてくるかも、今から着目しています。

「あそこから出てきたインベスが、他所で人を襲ったんだぞ」
「そっちを倒すのが先決じゃないのかよ……!」

「彼らにとっては、この場の痕跡を消す方が優先なんでしょう」
「よほど、あのヘルヘイムとか言う森のことを秘密にしておきたいんでしょうね」


ミッチが冷静で、客観視できているのに対し、
紘汰くんは感情が先走って、憤っていますね。

今までもそうでしたが、特に顕著な場面かと。
この二人の考え方の相違が、露になってます。
それも今回で特に強調されたところでしたね。
この葛藤と衝突が後に響くのでしょうね……。



続いて、戒斗くんと舞ちゃんの場面に……。

この二人だけのシーンは第8話以来ですね。

あの時は、二人とも沢芽市で育ったことや、
ユグドラシルを憎んでいることがわかって、
二人の関係性も変化があったところですが、
今回は、それがより深まった展開でしたね。

なるほど、そう来るかと。やられましたね。

二人の過去、まだ共通点があったとは……。

それも、幼少期の多感な時に、重要な記憶。

戒斗くんが「御神木」と口にした瞬間に、思わず反応しました。

以前の感想にも、舞ちゃんの名前については言及していました。
謎の少女と併せて、彼女の名前は含意(願意)があるだろうと。
「高いところを司り、舞う」ところから樹木も連想できますし。

なるほどね……。本当の意味で、『舞』からの命名だったとは。

劇場版で『〇〇の〇〇』(念の為、伏せます)と呼ばれたこと、
あの世界だけでなく、こちらでも活きると見て間違いないかと。

そして、他ならぬ彼女のお父さんが『神社の神主』だったとは。

「そう言えば、あたし、きちんとフルネームで名乗ってなかったね」

「……ん?」

「あたしの名前は高司舞。父さんは……神社の神主だったの」

「おまえが……」

「お祭りで、御神木に奉納する巫女の舞
「いつか、お祭りに集まったみんなの前で踊るんだって、夢見てた」

「フッ。だが、総て無駄になった訳だ」

「ううん。だって、あたしは覚えてる。小さい頃の夢を」
今でも、ステージに立つ度、思い出す
高司神社の夏祭り、誰も覚えていないなら、あたしが沢芽のみんなにそれを伝えればいい

今でも、この街であたしが踊れる場所はある
形は変わっても、気持ちだけは残ってる

だから、想い出は残骸なんかじゃないよ
あたしにとっては、宝箱だよ! 戒斗



なんという名場面でしょう。泣きました。

今までのドラマ、そして第8話の二人が、
ここに結実するなんて、心に響きました。

幼少期に愛すべき街を壊されて、総てを奪われた戒斗くん。
以来、己の弱さ、内面にひたすら向き合う孤独な男になり、
そんな彼の前に現れた少女も、酷似した境遇であったこと。

彼が訪れた御神木。ここで過ごしてきた時間との重なりが。

舞ちゃんが当時のことを話す時の演出が最高に素晴らしい!
現在の舞ちゃんと戒斗くん、そして御神木、幼少期の二人。
この映像表現は素晴らしかったです。石田監督、最高です。



舞ちゃんの言葉に対して、くだらんと一蹴して去った彼も、
本心としては、胸に響いたところが強かったはずでしょう。
今まで孤独で、強がって、他人に弱さを見せずに来た彼が、
舞ちゃんや紘汰くんとのふれあいで変わることも期待です。

(あたしは、この街で踊り続ける。チームのみんなと、紘汰と一緒に)

(この想いを、みんなに伝える為に!)

舞ちゃんは心でそう呟き、笑顔から一転、強い瞳で変わらぬ決意を胸に刻みます。
友美ちゃんはとにかく愛らしく、笑顔が最高に可愛らしく、正に最高のヒロイン。
それでいて、笑顔だけでなく思春期の多感な心情を見事に演じられ、嬉しいです。

友美ちゃんが本作のヒロインで本当に良かったと、本作を視る度に痛感してます。



ここで別の場面になるかと思いきや、驚愕の展開……!

「本当にそれでいいの?」

「えっ!?」

今のあなたには、他に選べる運命がいくらでもある

「誰!? ……あたし!?」

この街を捨て、葛葉紘汰や駆紋戒斗と別れて、全く違う人生を歩むことだってできるはず
「そうすることで、手に入る新しい未来が、今はまだ、いくらでも選べる

「何言ってるの? どういうこと?」

「あなたの想いがもたらすものは、ただ一つの必然の結末

「それが何なのかわかった時には、もうあなたは、運命を選べない」

「そんな……。ねえ、どういうこと!?」

「ねえ!」



謎の少女は消えていなくなりました……。



なるほど、これは今まで指摘できてなかったなあ……。

やられましたね。別の視点ばかり考えていましたから。

戦極ドライバーの装着者となった者たち、即ちアーマードライダーには、
必ず謎の少女が現れて、彼らに『問い掛け』をするはずだと触れました。
紘汰くんと戒斗くんは言わずもがな。ミッチの場合は、夢の中でしたね。
それ以降の装着者は描写が一切ないことも、以前の感想で言及しました。

アーマードライダーと彼女が接触するという点ばかり気に取られていて、
彼女とそっくりな舞ちゃんと接触があるという展開は、私の盲点でした。
ここからも、いかに私の頭が悪いか明白ですね。我ながら情けない……。

劇場版を観た後でこの展開とは……。これは尚更堪らないですね。

まだ劇場版をご覧になってない方に支障がないように、一応自粛します。



謎の少女が登場した時、まず水面から映されたのも印象的です。
これは、正しくオープニングの紘汰くんと座っている舞ちゃん、
それと対になっている戒斗くんと謎の少女さながらですからね。



ここから、脱線して、ちょっと考察です。

謎の少女が舞ちゃんとそっくりであること、そして、あの言葉。
そこから察するに、単なる憶測ですが、謎の少女の正体は……。

御神木の化身ということなのでしょうか。

それなら、劇場版の『〇〇の〇〇』という言葉も納得ですしね。
というか、今回の少女の言葉、正にそういうことじゃないかと。

彼らの幼少期の沢芽市を思い返してみます。

言うまでもなく、ユグドラシルコーポレーションが一変させて、
旧き良き姿は無くなり、新興都市として違った姿になりました。

貴虎兄さんは、ミッチの「支配」という言葉を否定したものの、
それについては明白です。街全体を裏から支配している大企業。

では、何故に街ごと一変させて、支配する必要があったのかと。

ここで、舞ちゃんの今回の台詞が大きく関わるのではないかと。

ここから飛躍しますが、続けます。

原始、音は祈りに発し、舞とはそれに密接に関わるものでした。

ユグドラシルコーポレーションが、眼をつけた最大の狙いとは、
正にその部分、即ち高司神社の『御神木』ではないでしょうか。

『高司神社の御神木』=『ヘルヘイムの森の樹木』と考えれば、
奪い去ったのは物質的な物だけでなく、スピリチュアルな要素、
それが、彼らの『未来を切り拓く』ことに繋がると信じて……?

本作の展開としてスピリチュアルな展開か、超科学的な展開か、
それは、まだわかりませんし、あるいは両方かもしれませんが、
『神社』『御神木』『巫女の舞』と来たらもう間違いないかと。

謎の少女が御神木の化身であり、高司の先祖であると思います。

今回の台詞で明白ですが、ロックシードもユグドラシルの加工。
それについては、以前の感想で完全に間違えていましたね……。
果実そのものだろうと書いていました。つくづく馬鹿ですねえ。

御神木(もしくは、そこに宿る『彼女』こそが狙いか)を切り、
奪い去って、異世界に隔離して、研究を進めたのではないかと。

異世界及びクラックの発見と、どちらが先かは不明ですけれど、
謎の少女は、言うなれば『ロックシードの母』と呼べるのかも。

ここで気になるのが、同じ森に存在するインベスなんですよね。

ヘルヘイムの森が誕生したが為に、そこまで群がってきたのか、
あるいは、インベスに対抗する為にロックシードを量産したか。
順当に考えると、後者だと思いますね。彼らの研究からしても。

加えて、インベスに立ち向かう戦士として誰が最も相応しいか、
換言すれば、どのロックシードが最強なのかを決める儀式こそ、
アーマードライダー同士の戦い? 種類の多さも、要注目かと。

簡単にして憶測にも程がありますが、今回はこの辺で、感想へ。



一転して、ドルーパーズの場面に。

ただ、緊張感は継続していますね。当然と言えば当然ですが。

いつものお店のお姉さん、今回は流石に休憩しないか(笑)。
清治郎さんが不在のようですから、彼女のシフトでしょうね。
タイミングが絶妙すぎな、毎度の「休憩入りまーす」の場面、
何気に楽しみだったりします(笑)。本当、絶妙だもんなー。

今回の彼女は貞子風、じゃなくて、『家政婦は見た』風です。
って、フォローになってないし、全然違いますけれど(笑)。
照明さんがナイスすぎますね。こういう演出も良いスパイス。

紘汰くんが口にする固有名詞に過剰反応するミッチがニヤリ。
口を塞がれたところもツボ。笑っている場合じゃないですが。

何気に、ここでもミッチの方が紘汰くんをリードしています。
これはとても重要なところですよね。ミッチ、流石だなあと。

無論、それは彼のお兄さんがユグドラシルの人間であること、
それも大きく関わり、ミッチに影を落としているところだし。

ただ、勿論ミッチもこのまま知らん顔するというはずもなく、
ユグドラシルの秘密を探ろうという姿勢は変わっていません。

ここで誰にも話せず、同じチームの舞ちゃんや仲間にすらも、
話せず黙るしかないという考えには、紘汰くんが苦悩を……。

どちらの気持ちもわかるし、ミッチの考えも頷けるのですが、
紘汰くんにとっては辛いよなあ……。いよいよ緊張感も増大。
事の真相を確信した今、もう「子供の遊び」ではありません。

それは本作そのものが次の局面に突入することを意味します。

今までの展開が文句なく素晴らしかっただけに、今後も期待。

「でも……。じゃあ、どうすりゃいいんだ!」

「ともかく! さっきみたいに、迂闊に戦極ドライバーを使うのは避けてください」

「それは……!」

「僕たちが変身すればするほど、奴らの思うツボなんですから」



そこなんですよね……。

今までの総てがユグドラシルの計画通りですし(イレギュラーはありましたが、想定内)。
ロックシード、インベスゲーム、戦極ドライバー、アーマードライダーの戦いの総て……。

ユグドラシルが『モルモット』と呼んだことも、悲しいかな、その通りなのですよね……。

総てがユグドラシルが研究し、開発し、流布してきた物ばかりで、掌の操り人形だなんて。



ここで、どんな展開になるのかと思ったら、
次は戒斗くんと初瀬くんの戦い。なるほど。

「貴様は俺と戦うのに時期を選んだことがあったか」

戒斗くんの初瀬くんに対する台詞が巧いですね。
しっかりと脚本で拾われる辺り、流石だなあと。

森の中では、ゲームを無視して挑みましたしね。

今のこの二人では、文字通り勝負にすらならないですね。
初瀬くんの戦極ドライバーが壊れているのがネック……。
変身すらできないのは致命的です。これは堪えるよねえ。

彼のマツボックリロックシードはクラスCですしね……。
クラスAを所持していたとしても、結果は同じだろうし。

変身もできず、ただロックシードを奪われるのみの結果。

これは初瀬くんにとって忸怩たる想いで、耐え難い屈辱。

そして、この状況でも知らん顔するのが城乃内くんだね。
実に彼らしいと言えばそれまでですが、やっぱりね……。

城乃内くんはいずれしっぺ返しを喰らうと思っています。

と思ったら、他力本願の彼らしく、次の「噛ませ犬」を。



シャルモンに到着。

来たよ(笑)。これは色々な意味でワクワクできる展開!

ピエールさん登場でニヤリです。今回も最高の魅せ場が!

すっかり、仮面ライダー斬月にメロメロメロンメロンか。
戦った時にアレだったまま、方向は変わらない訳ですね。

誕生日ネタ、来た!

気になる城乃内くんの星座は……?

乙女座来たあああああ!!

変身の時の格好良いエレキギターのサウンドが、
こうしてお笑い展開にも効果絶大で最高(笑)。

「男にしてください」から、そっち系の展開に?

なんという爆笑名場面。

前半とのギャップが凄まじすぎて、悶絶(笑)。

舞ちゃんと戒斗くんの場面が非常に胸に沁みる映像表現だったのに対し、
ピエールさんと城乃内くんの場面は、ドタバタ大爆笑路線で堪りません。

吉田さんの追いかけ方、松田くんの嫌がり方と逃げ方、コケる姿が最高。
これ、何回もテストを繰り返したのでしょうかね。完璧すぎるやりとり。


「はい!」

「へ?」

「すっとぼけてるんじゃないわよ!」

「気合を入れて混ぜなさい」


「俺、ケーキ作りに来た訳じゃないんすけど……」

「もたもたしてると固まるだろうが!! ほら急げ!!」



吉田メタルさん、最高。



シリアスからコミカルまで(後者が大半ですが)とことん完璧で素晴らしいですね。
吉田さんのシーンがある度に、もう楽しくて堪りません。大概、大笑いできますし。

今回のこのシーンも、堪りません。何度視直しても大笑い。リンパ腺が痛いレベル。

シリアスからコミカルまで、と言えば、石田監督の演出も同じことが言えますよね。
どちらもとことん突き抜けた表現。私のツボを徹底的に外さない演出が大好きです。



散々泣いて、散々笑ったところで、次の場面こそが今回で最大のハイライトでしょうね。

本作の根幹を貫く決定的な展開。正に、真の意味で仮面ライダー鎧武の確立と決意表明!

この二人の会話、それぞれの言葉が強く胸に突き刺さるのです。

お互いがお互いに、問い掛けます。今までの決断と戦いを……。

「紘汰さんはどうなんですか?」



(おかげでガキ共、何の疑いもなく戦極ドライバーに手を出した)

「あんな奴らに利用されて、何も知らずにはしゃいでた自分が情けない」
「でもな、このベルトの力で……」

「俺はミッチほど頭も良くないし、
ユグドラシルに仕返しする方法なんて、どうすりゃいいのか想像もつかない」

「僕だって勝算なんかありません」
「でも、歯向かうよりも、もっと簡単で、
確実にユグドラシルを困らせる方法なら、今すぐにでも思いつきます」

「え……? なんだ、それ!?」



「捨てちゃうんですよ! そのベルト!」

「え……!」

「奴らは、僕たちがベルトを手放さないと思い込んでる」
「だからそれを壊すか捨てるかすれば、
少なくとも紘汰さんだけは、奴らの悪巧みから抜け出すことができます」

「でもそれは……」

「隠し事をしたり、舞さんに心配を掛ける必要もなくなる」
「紘汰さんみたいな人にとっては、それが一番の選択かもしれません」



いよいよ、同じチームの二人の間にも重い空気が。
もう『子供の遊び』では済まない恐るべき状況で、
望むと望まずとに関わらず、彼らは巻き込まれて、
当事者になってしまっている中、次の決断を……。


ベルトを見つめる紘汰くん。彼の瞳が印象的です。

そこに、女性の悲鳴が!

インベスに襲われる人を発見! 紘汰くんが走る!

「まずい!」

「紘汰さん!」

ミッチが捕まえ、喰らい付き、羽交い絞めにしますが、
それでも紘汰くんは引き下がらず、前に進むのみです。

「変身すればユグドラシルの連中の思うツボだって!」

「ああ、そうかもな! だが、ユグドラシルなんて関係ねえ!!」

「紘汰さん!!」

「奴らの狙いが何であれ、クラックが開けばヘルヘイムのインベスに襲われるんだぞ!!」

「それを止められるのは、このベルトだけ!!」

「ベルトが使える俺だけだ!!」

「紘汰さん!!」

戦極ドライバー装着!

「変身!!」

オレンジロックシード開錠!

『オレンジ!』

『ロック・オン!』

『オレンジアームズ! 花道オンステージ!』


「ここからは俺のステージだ!!」

「あなたって人は……」



仮面ライダー鎧武・葛葉紘汰、今ここに出陣!!

この決意を待ってたよ、紘汰くん!!

この場面で泣きました。

紛れもなく、今までで最高に燃えた瞬間です。
第5話でミッチを救う為に変身した時のこと、
それと見事な対比になっているのも最高です。

あの時に「境界線を越えた」と感想に書きましたけれど、
今回こそ、「真の意味で境界線を越えた瞬間」でしょう。

葛葉紘汰くんが、他の誰でもない自分の意思で、自分が守るべき人の為に、
自分が決して曲げられない信念の為に立ち上がった瞬間です。心から感動。

シカインベス、コウモリインベス、カミキリインベスが一挙に襲い掛かり、
しかも初級インベスの群れまで。そこに、勇猛果敢に立ち向かう紘汰くん!

並み居る脅威を物ともせず、二刀流で薙ぎ倒していく勇姿が堪らないです!

最高に熱いです。最高に格好良いです。

これこそ、私が憧れてきた『仮面ライダー』です。



しかしながら、三対一で、コウモリインベスは空中からも襲撃してきます。
明らかに劣勢ですが、全く怯みもせず、微塵も揺らがない紘汰くんが最高!

しかも、アームズチェンジも無しで、オレンジアームズのみで撃破なんて!

オレンジアームズでは初となる無頼キックの炸裂が! 遂に、この瞬間が!

最高のライダーキックで、正に仮面ライダー鎧武が確立された歴史的瞬間!



途中でベルトに眼をやりながら、結局思い留まったミッチ。
ミッチの制止も振り解いて、変身して戦い抜いた紘汰くん。

こちらも決定的な瞬間だったと言えますね。今後に要注目。

戦いを終えた後、二人が見つめ合う場面も胸に刺さります。
ミッチがそのまま通り過ぎるのかとも思ってしまったほど、
二人の間に決定的な意思の溝が。この先どうなるのか……。



本当に30分番組なのだろうかと思うほど、濃密すぎる回。

その上、まだとんでもない展開がこの後にあるなんてもう。
凄まじすぎるにも程がある回でしたね。何度視ても、最高。

仮面ライダー斬月の新たなる姿が!!

「変身」

『メロンエナジー』

『ロック・オン!』

『メロンエナジーアームズ!』

仮面ライダー斬月・真、出陣!!



遂に登場した新型ドライバーと、エナジーロックシード

尋常じゃない格好良さですね。

この格好良さは、最早「異常」です。

デザインと造形に脱帽しました……。

こちらについても、書きたいことが山程ありますけれど、
あまりにも長文になったので、次回に取っておこうかと。

一つ触れておきますと、この展開は実に巧すぎましたね。
そうか、例年で言うと2号ライダーの時期なんだよなと。
それが新世代ライダーの出番という展開なんて、お見事!

そして、貴虎兄さんのポジションの活かし方も最高です。
今まで変身シーンは一回のみで、次が今回の変身ですし。

戦極ドライバーとメロンロックシードの変身は一回のみ、
今回は早速ゲネシスドライバーとエナジーロックシード。

今までのアーマードライダーから新世代が登場する流れ、
その先鞭をつける人物として、正に最適な人ですからね。

戦極ドライバーからゲネシスドライバーへ、両方を使い、
変身してみせた展開は実に熱く燃えて、そして怖い展開。

今までとは次元が違います。正真正銘、次の戦局へ……。

『ゲネシスドライバー』という名称も格好良く、由来が気になります。

『Genesis』が語源だと考えるのが順当なところでしょうね。

『Gene』も、上記に含まれる言葉であるのもニヤリです。

凌馬も変身するのでしょうし、新世代ライダーも続々と登場する展開なのでしょうね。

「そろそろ店仕舞いか……」と口にしたシドも新世代ライダーになるのだろうなあと。

これでまだ2クール目の始まりということが、驚きです。
これだけ濃密で、まだ折り返し地点ですらないのがもう。
この先には、大どんでん返しがあるでしょうし、期待大!
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