日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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当然ながら『ジャンプ改』も購読しました。
『親父衆』に髙橋ツトム先生がご参加です!

そして、髙橋ツトム先生からの公式発表が!

2014年、新企画で新連載決定!!

日々の日記から読者の誰もが確信して、期待していたでしょう。
集英社さんでの『別の新企画』というのが、こちらでしょうね。

年末に上記のご参加、年始から朗報と、嬉しいことの連発です。
年末には『ヒトヒトリフタリ』の区切りとなる記事も書けたし、
自分もまた新鮮な気持ちで今年も愛読できます。今年も期待大!

無論、『天間荘の三姉妹 スカイハイ』も変わらず愛読します。

以下は今回の内容に触れた感想です。未読の方はご注意を。
未読の方は『グランドジャンプ』を購読してみてください。



鬼才・グランドジャンプ初登場!

髙橋ツトム先生の新たなる挑戦!! 魂の意欲作!!

ヤングジャンプコミックス『ヒトヒトリフタリ』全8巻
集英社文庫(コミック版)『スカイハイ』『スカイハイカルマ』
『スカイハイ新章』全3巻
大好評発売中!!


“ 魂 ” を 癒 す ! 天 上 の 温 泉 旅 館 物 語 !!

presented by Tsutomu Takahashi
髙橋ツトム

天間荘の三姉妹 スカイハイ

#9 どこどこくるにゃん



今回のサブタイトルが可愛いですね。当人にとっては『必死の叫び』ですけれど。
そう言えば、前回のサブタイトルって、もしかして少女時代の歌詞が由来かしら。



冒頭から扉ページまでの構成が秀逸です。
のぞみ姉さんとイズコとの会話が続いて、
その望み通りに生き霊を消した後に……。

この扉ページ、そして目覚める彼女……。

これは驚くし、慌てふためくよなあ……。

相変わらず自己中心的で、他人の迷惑など全く顧みない優那ちゃん。
真っ先にたまえちゃんに頼りたくなる心理はわかりますけれど……。

相手の返事も待たず、強引に街に探しに行こうとするところもそう。
バスも動いていない時間だと言われると、チャリンコで強行とはね。

優那ちゃんにとって胡桃ちゃんがどれだけ大切かわかる場面ですが、
やっぱり依存に見えて仕方がないですね。ここまで必死になるとは。
次の場面のかなえ姉さんの台詞にもある通り、余裕がないんだよね。



冒頭のフタリの会話に対して、無言でいたかなえ姉さんの出番です。

今まで、のぞみ姉さんや恵子ママの出番は多かったと感じてますが、
かなえ姉さんの出番、魅せ場がいつか来るだろうと期待してました。
魚堂の兄ちゃんとの場面だけでなく、ここで来たのも嬉しいですね。

前回の感想で書いた予想、のぞみ姉さんの思惑は違っていましたが、
ここでかなえ姉さんが、優那ちゃんと彼女の環境について言及……。

摂食障害と家庭や学校については、今までに一応は触れていますが、
なるほど、『スクールカースト』か……。言われて納得の姿ですね。
ページを捲って唸らされました。かなえ姉さんの言葉が刺さる……。

このコマのかなえ姉さんの表情と言葉が、強く印象に残っています。

かなえ姉さん自身もそうだったのですね……。これは重要な点です。

そして、続く台詞にあるように、かなえ姉さんは天間で働くことで、
『天間』という『家』に、『家族』に救われましたが、彼女は……。

そう言われると、必死で自分を取り繕う姿も、余裕がなく焦るのも、
わかる気はします。そういう子、今の学校でも多いんじゃないかな。
勿論、だから看過するというつもり、甘やかすつもりもないですが。

私なら、繋がりたい繋がりたいと上辺で連呼する輩は寧ろ避けます。
ヒトリの何が怖いの? 嫌われることの何が怖いの? って思うし、
実際、流行歌に群がるクラスから孤立して、ロックに夢中でしたし、
ヒトリでロック雑誌や漫画本に夢中になることを自覚的に選んだし、
クラスや学校の外の世界、放課後の時間の方が学ぶこともあったし、
家庭が貧乏だったので、高校生の頃から学業とアルバイトも並行で、
お小遣いなんてなくて、欲しい漫画やCDは自分で稼いで集めたし、
学費や積立金、自動車学校の費用は自分で稼ぐのが当然のことだし、
それで良かったと思いますし。今の若い子、ビビリすぎの甘えすぎ。

だって、そのおかげで好きな音楽や漫画にどっぷりと浸かれた訳で、
貴重な時間に社会勉強させてもらって、お金までもらえた訳ですし、
その蓄積で今の自分が在るので、本当にこれで良かったと思います。

優那ちゃんと当時の私では、家庭も学校も、重なるところが多いし、
そういった環境については、かなえ姉さんと同様に実感しています。

私なら、ヒトリだからこそできる遊びにときめこうよって思います。
上辺だけのクラスメイトなんて、寧ろ邪魔でしかなかったですから。
その中で、本当に無理なく趣味が合う子はいたし、それで充分かと。

そんな子とは今でもたまに逢って好きなバンドの話で盛り上がるし、
それも無理して時間を合わせるのではなく、街中で偶々逢うケース。
バッタリ逢って、立ち話して、そこから一緒に食事したりもするし、
ごく自然な流れで一緒にいるのが、本当の繋がりじゃないかなって。

自分と重ねたり、過去も振り返ってみましたが、
あまり長々と書くことでもないので、この辺で。

閑話休題。

うーん、彼女に同情はするし、理解できる部分もあるけれど、
だからと言って、彼女の非礼について看過はできないですね。

私的には、そんな印象ですね。

不器用なりに懸命で、必死というのはわかるのですけれどね。



水族館でも一悶着あり、彼女は通行人にぶつかっても謝らず、
気にも留めずに先に行きますが、ここで海咲さんの登場です。

やっぱり、ここでちゃんとこういう場面があるのが良いです。

海咲さんの言うことはご尤もで、ぶつかったら謝らないとね。

それでも反省の色が全く見られず、自分の言い訳のみでした。

そこに海咲さんが彼女にビンタを。これも大切な場面ですね。

こういったことをきちんと丁寧に描いてくださっているのは、
とても良いです。自分に対して厳しい相手こそ大切ですから。

続いて、海咲さんはたまえちゃんを誘って、ここで別の流れ。

なるほどニヤリ。『アジ少女』だもんねー。流石に上手よね。
直前の展開とは打って変わって、あたたかなフタリの場面で、
向き合うフタリの笑顔がとても好きです。気に入っています。

そして、海咲さんのイルカショー。これぞプロの仕事ですね。

たまえちゃんが感動する場面、彼女のこの表情が最高なのよ!

感嘆で口を開いた彼女の表情! 新連載告知、開始時を連想。
この生き生きとして人間臭い表情が良いのよ! 笑顔が最高!

ショーが終わって、たまえちゃんと海咲さんの街中の場面に。
この場面も良いですね。自転車を持って歩くのが良いですね。
影と光の中、海咲さんが自分の過去を語るのも沁みましたね。

ここが決定的な場面になりましたね。これは重要な展開です。

ステキな目標を羨み、自分はそれがないと言うたまえちゃん。
それに対して、海咲さんからの一言がもう。最高の場面です。

いいなア
ステキな目標が
あったから
頑張れたんですね

アタシには
そんなの無い
もんなア



やってみる




たまえも 調教師の
勉強してみれば
いいじゃない



……でも


これも
運命かもよ

出会っちゃったん
だし



は…い

ありがとう
ございます

うれしい



何度読み返しても堪りません。今まで愛読してきて本当に良かったなと痛感。
たまえちゃんの今までの努力、そして海咲さんもプロになるまで努力があり、
そのフタリがこうして巡り逢い、こうして仲良くなれたのが堪らなく嬉しい!

のぞみ姉さんの想いの通り、天間の外で、こうして心が通じ合える人に逢い、
仲良くなれたのが嬉しくて仕方がない! 海咲さん、素敵な大人の女性だわ。



そのフタリを視ていた優那ちゃんが……。

怖いよ。

嫉妬してしまう気持ちもわからなくはないけれどさあ。

……って、おいおい。ライター握ってどうするつもり?

と言う訳で、またもやとんでもない展開になるのかな。

と言いつつ、今回は次号も既に読んじゃっていますが。



胡桃ちゃんに「だけ」必死な優那ちゃんに対して、
たまえちゃんと海咲さんの対比が見事な回でした。

天空と地上の間に存在する『天間荘』から始まり、
宿泊客、三ツ瀬の人々と出逢ったたまえちゃんも、
そして本作も、一つのターニングポイントかなと。
旅館から街へと、そして街の魚屋さんや水族館に、
少しずつ枝葉が広がっていく感覚も堪りませんね。

さて、この問題の少女をどう癒すのか要注目です。
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