日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#105[僕私]  

周回遅れの感想を書き終えるまでは次号を封印しています。
休日になったので、ようやくまったり楽しめるかな。かな?



フランス語混じり、長身、超美形、独自のハイテンション、
月山習と多数の共通項がある方がテレビでは大活躍中です。

その名も、鳳蓮・ピエール・アルフォンゾさん。

私的には、リアル月山習要素でかなり良い線言ってるなと。
実写だからでしょうが、遂に月山を越える人が出たなあと。

『仮面ライダー鎧武』に登場する凄腕のパティシエであり、
演じられる吉田メタルさんについては言わずもがなですね。

決め台詞の時のテンションはヒロミ・ゴーにも匹敵するし、
本当、ピエールさんが素敵すぎて毎週の楽しみが倍増です。

本作の読者の方でご存知ない方はご覧になるにも一興かと。



以下は今回の内容に触れた感想となります。ご注意を……。
本誌未読の方は、ご覧にならないようにご注意くださいね。


まだ足りない。溢れる欲望。


#105[僕私]
東京
トーキョーグール
喰種


今回も『東京喰種週報』が素晴らしいです。
当然ながら“不屈”の篠原さんが登場ですね。

以前から書いているように、『東京喰種週報』はコミックス未収録で、
「一度として同じページはない」ですから、毎週の購読こそベストです。
企画開始以前から本誌はずっと保存していますが、そろそろ纏めようかな。



毎回の楽しみの一つであるサブタイトルも、なるほどなあと。
『ルビ』に対する工夫や、そのセンスも秀逸な石田先生らしく、
列挙するまでもなく、読者なら誰もが強烈に記憶しているかなと。
勿論、私もそうですし、今までの感想でも度々触れてきたことです。
言葉遊美が好きな私にとって、石田先生のこのセンスは堪りませんね。

『蠍』からの[刺剃]に続いて、こちらも当て字が色々と浮かびました。

『僕』からは当然『撲』が、『私』からは『死』が当然浮かんできますし。

こんなことだけは意識せずとも自然に湧き出たり連想します。
日常では、信号待ちでカーナンバーや看板からも浮かびますね。
勝手に浮かんでしまうので、一種の病気だと思っています(笑)。

ちょっと強引ですが、『牧師』や『牧師』も自然に連想しましたね。
前者からは〝神父〟も連想。たった二文字で、いくらでも楽しめます。

石田先生に対しては、石橋を叩いて、叩きすぎるということはないかと。
卓越されたセンスについても今に始まったことではなく、初期からですし。

以前から言及しているように、本作は意図的に「繰り返す」作劇が印象的で、
それも、ただ見せるだけではなく、ループではなく、意図的に捩られた感覚も。
ストーリーが進んでいくので、それは当然なのですが、この捩れや歪みこそ重要。
その歪みこそ、現代社会と人間、そして〝喰種〟との悲しい境界線でもありますし、
読者が生きる現実に対するメタファーでもあるのではないかと、感じたりもしますね。

再会、再戦、以前の台詞などが、また違った表情を魅せて襲い掛かってくる展開。
もう以前とは同じ関係性ではいられなくなった悲しい再会など、実に強烈な現実が。

特に、現在の展開は『嘉納追跡編』の名の通り、カネキくんがコアに迫る展開ですし、
巻き込まれ、襲われ、日常が一変して、自らが『悲劇の怪物』になってしまった日まで、
彼自身が迫って踏み込む劇的な展開です。総ての『始まり』を知って、新たな悲劇が……。

それは双子の安久姉妹もまた然り。遂に亜門さんと再会を。それも悲しい形で……。
彼女たちはカネキくんと若干異なり、自らが「望んで」怪物になったのも重要ですね。

上述の言葉遊美、そして「繰り返す」構成については、今回が正に顕著なところでしょう。
〝百足〟に続いて〝リゼ〟の『赫子』まで発現して、篠原さんを追い詰めていくカネキくん。

今回の本編5ページ目のカネキくんを眼にした瞬間、震え上がりました。
読者の誰もがそうだったはず。正に、表情も言葉も、一人称も、同じです。

ねえ

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#027[三人]参照)

あの時は、覚悟を決めてカネキくんの中の〝彼女〟を受け入れ、そして暴走しました。
そして今回は、コントロールして戦える状態の先が。即ち『半赫者』化のリスクが……。

そして、亜門さんとの再会。

なんと皮肉なことでしょうか。

あれだけ苦しんで、それでも人間に〝喰種〟を伝えられるのも、わからせるのも、
それができるのは「僕だけだ」と、境界線に立てる唯一の存在であると気付いて、
覚悟して、怪物を受け入れて、亜門さんの心に確実に響くものがあったのに……。



前回をひっくり返す怒涛の展開で、尚且つ今回は本作ならではの悲哀、
本作の根幹に沈殿している「どうしようもない現実」が掻き回されて、
底に留まるどころか、器ごと壊して溢れてきたような印象が強いです。

決定的な一撃に見えたものの、驚愕の再生力と〝リゼ〟で立ち上がり、
篠原さんを圧倒……。篠原さんも好きなので、衝撃的な回でした……。

完全に[アラタ]の装甲に喰い込む強度です。改めて『鱗赫』を痛感。

そして以前から万丈さんが懸念していた通り、彼の側面が浮き彫りに。
温厚な普段のカネキくんと、時折顔を出す〝喰種〟の狂気の二面性が、
『赫者』を喰らったことで、そのバランスが崩れて、怪物に傾倒……。

これは、本来の人間の彼が内向的であったことも一因ではないかなと。
上記の今回の感想から換言すると、つまり「器の方が耐えられない」。
強さを求め続けた結果、自分を失う展開になったとは皮肉ですね……。

カネキくんが「こちら側」に帰って来ることができるか否かが焦点で、
その為には仲間の協力が不可欠でしょう。そこに亜門さんが登場……!

上記のコミックス第3巻に収録された展開、あの頃のことを思い返し、
なんと皮肉な現実なのだろうかと、ただただそこに打ちひしがれます。

万丈さんが無事だったのは何よりですが、途中経過が気になりますね。
エトに骨を抜かれて、恐らく暫くの間は意識を失っていたはずですし、
そのエトの動向も気になります。ナキの方に向かったのでしょうかね。

月山は初登場時から信用してないし、11区「アオギリ」編も同じく。
万丈さんが出てきたから良かったようなものの、全く危ない野郎です。

万丈さんの場面から、亜門さんの場面への流れ。こちらも秀逸ですね。
それぞれの想い、言葉のチョイスが堪らないですね。唸らされました。
それぞれの言葉を分けても、繋げてみても読める構成が素晴らしいし、
『背筋』に対して『胸騒ぎ』というのも、絶妙なリンクでしたからね。

万丈さんのこの感覚は、カネキくんの心配だけではない気がしたりも。
エトからのダメージと後遺症、もしくは『赫子』発現の前兆なら……。
なんて思ったり。ともあれ、無事だったことと合流できたのは何より。

続く亜門さんとアッキーラの場面も実に味わい深く、気に入ってます。
二人のそれぞれの性格、接し方、魅力が浮き彫りになった場面ですし、
亜門さんの男らしく優しい言葉に彼女が表情を変えた場面が好きです。

そして、今回最大のハイライトこそ、最後の場面でしょう。

これは衝撃的な場面でした……。

攻撃を喰らった時点で[アラタ]は損傷していましたし、
この場面でもパーツが散らばっているのが見えましたが、
ここで問題なのは、「どこまでを喰われたか」でしょう。

この場面で後ろ姿という構図がまたニクイところですが、
この場合で考えられるケースを以下に列挙しておきます。

1.[アラタ]の装甲から順に喰い破っている段階

2.逆に装甲に纏われていない肉体から順に喰らう

3.順番なんぞお構いなしで欲望の赴くまま喰らう

篠原さんも大好きなので、私的には1番を願いたいところですが……。

ラストの亜門さんの激情が強烈で、一週間印象に残りっぱなしでした。

と言う訳で周回遅れで次号も既に買ってますが、封印して書きました。

続きを読むのが「怖い」と感じたのは、初めてのことかもしれません。
勿論、楽しみなのは当然ですけれどね。いよいよ狂気的な展開ですね。

■BGM&Inspired by...

幻覚アレルギー
『SPEEDアレルギー』

La'Mule
『INSPIRE』

雫...Shizuku
『DISTURB』
『System Down』
『Out Of One's Mind』
『Personal Acro Memorial Two~変身願望に犯されて~』
『Manual Of Suicide~夢を忘れた遺伝子達~』

SOFT BALLET
『Nirvana』
『Heleben Sahar』
『Smashing The Sun』
『Ascent -die a peaceful death-』
『Realize』
『H158』
『Hunting Hi-Times』
『Your Web』
『Incoherent And confused』

Crack brain
『Dear DOLL』
『「 」Sigh ~拒絶~』

Angelo
『Ruthless reward -Instrumental-』
『FAITH』
『OUTBREAK』
『Doll』
『ディスプレイ』
『MADMAN MAKE QUANTUM VARIATION』

Merry Go Round
『禁じられた遊び』
『実験体』
『君は蜜よりも甘く』

Gargoyle
『Genom』
『鬼畜』
『人間の条件』

BUCK-TICK
『BUSTER』
『残骸 -Shape2-』
『LIMBO』
『原罪』
『MONSTER』

MALICE MIZER
『Beast Of Blood』
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