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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

桜井画門『亜人』FILE:15 ファイター  

連載開始から愛読しています。

こちらの記事も個別カテゴリを設けようかなと思うのですけれど、
毎月の本誌連載の感想が疎かで、遅れっぱなしという情けなさで、
書けているのはコミックス単位の感想のみで、逡巡するのが本音。

ちなみに、今までの既刊コミックス感想記事は、以下の通りです。

原作:三浦追儺 漫画:桜井画門『亜人』(講談社 アフタヌーンKC)

桜井画門『亜人』第2巻(講談社 アフタヌーンKC)

桜井画門『亜人』第3巻(講談社 アフタヌーンKC)



今回のお話はコミックス第3巻の続きとなっています。
つまり、コミックス第3巻からそのまま読める訳です。
今まで本誌にスライドしにくかったという方にも推奨。

ちなみに、本誌37号は付録がありますので、要注目。
『亜人』特別付録「ほぼ原寸大ポスター」は要ゲット!

そして、次号は満を持して本誌初表紙! 楽しみです!

それにしても、とんでもない展開で堪りませんね……!
コミックス第3巻に驚愕、本誌の展開で更に驚愕です。
ますます盛り上がっていく本作に、ますます期待です。

以下は今回の内容に触れた感想となります。ご注意を。



漫画界を驚愕させる問題作!

読 め ば わ か る 。

桜井画門

『亜人』


FILE:15 ファイター



佐藤の真の目的が明らかになりました。

「厚生労働省の前で抗議する人間を集める」為などではなく、
「亜人を集める」ことこそが、佐藤の真の目的だったのです。

日本に数える程しかいないと言われている亜人も、
こうして集まると、それなりの人数になりますね。
尤も、これでも日本国民の人口を前にすれば弱小。
これでゼロに等しい数でしかないのですけれどね。

それでも実際に集まったという事実は大きいです。

当然ながら、佐藤の呼びかけだからこそであるし、
ここで全員が佐藤に賛同するはずもないのですが、
それも佐藤自身が誰よりもわかっていたでしょう。

まだ懐疑的な『同じ亜人』の質問を受けた佐藤は、
ここで平然と答えました。人間に対抗する手段を。

そう

大量虐殺する




あの放送で
猶予は与えた

隠蔽する政府
無関心な国民

私はもう
容赦する
気がない

自分達が巻き込まれれば
もう無関心では
いられないハズだ

そして

我々の力を
認めさせる



ヤル気全開だなあ、佐藤。微塵もブレてないところが彼らしいです。
とことん実力行使あるのみですか。彼は一貫して物凄い自信ですね。

そして、彼の恐ろしさの片鱗が見えたのが、この後の場面でしたね。

賛同しない者、反対派の声が上がることも予めわかっていましたし、
それも考慮した上で、集めたのは「篩にかける」意味もあったのね。

反対した者は最初から無事に帰す気がなく、その場で処刑だなんて、
いつもながらこの人はアナーキーだよなあ。佐藤さん、キテるわあ。

いつでもどこでも殺す気満々で自信満々な佐藤さん、強烈です……。



かくして、佐藤の指示により、賛同派が反対派を狩るという展開に。

この辺りは『東京喰種-トーキョーグール-』で言う〝喰種〟同士の争いを想起。

ただ、本作と『東京喰種-トーキョーグール-』で決定的に違う点がありますね。

〝喰種〟も〝亜人〟も「通常時の外見は人間と何ら変わらない生命体」ですが、
後者は「日本中から指名手配されているようなもの」なので、よりシビアです。
そして、上述の通り「日本に数える程しかいない希少な種族」でもあるのです。

だからこそ、今まで人間に対して公言も反撃もできない状況であったのは当然。

そして、佐藤が声を上げて宣戦布告したのも、ある意味では当然と言えますね。



今回は、消防士の男と少年が主軸となり、実に良い回でした。
個人的には、心情面からも消防士の彼に賛同したいところで、
彼の言い分が最もしっくりきます。勿論、『読者』の立場で。

これは自分が「亜人じゃない」から簡単に言えることであり、
もしも、あの中の当事者であれば、逆らえたかどうかは……。

消防士の彼の『分身』である『黒い幽霊』も格好良いですね。
頭に複数の突起が角のように生えたデザインで、良いですね。

こちらもまた毎度の楽しみで、スタンド好きとしてもニヤリ。
今回の彼の『分身』は、スタンドで言うとキッスなどを連想。

消防士の彼の必死の行動と説得で、少年を外に逃がしました。

彼と田中との会話もまた重要なところですね。唸らされます。
あの田中の表情……。田中も心の中で思っていたでしょうね。

消防士の彼の懸念は「日本中から指名手配」などではなくて、
そんな生易しいレベルではなくて、正に彼らの地獄絵図です。

田中……

こんなことで…
亜人の権利を
認めさせられる
と……

思うのか…

必ず
勝ち取る

操られるな
……

佐藤は
多分
そんなこと
考えちゃあ
いない

政府が

亜人の特別な力を
隠す理由……

パニックを
避けたいん
だと思う……

だが
テロのようなことをして
この力が公になってみろ

それこそ
とんでも
ないぞ……

全国民同意の
亜人狩りが
始まる


そうなったら
俺達は……

本当に
お終いだ



そう、消防士の彼の言う通りなんですよね。
任意の協力などではなく、法律になったら、
それこそ国民にとって当たり前になったら、
ますます亜人にとって生き辛くなりますね。

逃げ延びた少年の今後に期待したいですね。

そして、ようやくのどかな生活を手に入れた圭くん。
川に飛び込んで脱出した後、無事で何よりでしたね。
のどかな田舎で一般人に匿われていたのは救いです。
今回のこの展開は『寄生獣』も連想したところです。

今後、佐藤の計画はますます激化すると思いますし、
この緊張と緩和の連続が本作ならではの魅力ですね。

個人的には消防士の彼も応援したい人の一人ですね。
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