日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『極黒のブリュンヒルデ』第81話 決意と覚悟  

今回(も)、また感想が完全な周回遅れですが、
「周回遅れであって周回遅れではない」のです。

それは何故か。本誌51号では休載だからです。

感想が周回遅れになるな、と思う中で気付いて、
それなら余裕じゃん、と油断して今に至ります。



本誌50号は岡本先生祭りと言える活況であり、
読者は当然購読済みですね。ダブル掲載号です。

■岡本先生祭りと『君は淫らな僕の女王』について

本誌50号に(念の為申し上げますが、現在発売中の本誌は51号ね)、
『君は淫らな僕の女王』も掲載されています。本作と共に岡本先生祭り。

『君は淫らな僕の女王』も、連載開始予定だという一報につきましては、
本作(極黒の方ね)の前回の感想で触れていますが、話が違いましたね。

『ヤングジャンプシード』の巻末に、『ミラクルジャンプ』新創刊の広告があり、
そちらで『君は淫らな僕の女王』も「新連載予定」と告知がされていたのですが、
いざヤンジャンを買って開いたら、「不定期連載!!」ですもんね。連載なのね。

完結、コミックス発売、その後も再びヤンジャンに読切掲載で、新人増刊に広告。
続けたいのは誰が見ても明白ですが、来春を待たずして先走り発射の早漏とはね。

『ヤングジャンプシード』の巻末では横槍メンゴ先生お一人のクレジットであり、
原作担当の岡本先生が外れる形で、来春から『ミラクルジャンプ』で連載かなと。
途中で原作担当が外れた作品は沢山ありますし、最近では『亜人』もそうですね。
私的にはそう思っていました。その矢先。寧ろ『ミラクルジャンプ』こそ早くー!

こうなると、来春新創刊の『ミラクルジャンプ』まで待ちきれずに子作りを始め
来春に新創刊されたらそちらに移籍、って流れなのかなと。そのお膳立てかしら。

来春を待たずしてヤンジャン本誌で不定期連載なのは、嬉しい人も多いでしょう。

私的には、今までの感想で書いた通り、コミックスまでが良い区切りだと感じて、
正直、完結した後の読切は蛇足な印象があります。それはそれで愉しいのですが。

咥えて、じゃなくて加えて、岡本先生では『極黒のブリュンヒルデ』の方を愛読、
横槍メンゴ先生では『クズの本懐』の方を愛読して、そちらの方が好きですから、
不定期連載がなくとも、私的には充分に満たされていているというのも本音です。

不定期じゃなくなり、「今号は一挙二話掲載!」とかの二回戦プレイとかあれば、
本格稼動になったら、先生にとってオーバーワークではないかという懸念の方が、
私的には大きいですね。余計なお世話だとは言われずとも承知していますけれど。

総括しますと、当然『週刊ヤングジャンプ』は今まで通り変わらずに購読します。
『ミラクルジャンプ』は、連載のラインナップが確定するのを待ちたいかなあと。

私的には『KIG⊃R∩MI ‐キグルミ‐』が終わっちゃったのがショックで……。

その為に『ミラクルジャンプ』を買っていたところが大きかったのが本音ですし。

と言うより、「来春新創刊!」とか「不定期連載!!」とかより、大事なことが、
ヤンジャンには大事なことがあるじゃないかと。それこそ忘れちゃ駄目だろうと。



フォビドゥン澁川先生の『パープル式部』を!!

ヤンジャン編集部さん、下半期もずっ友だょ!! また載せてほしいよぉぉぉぉっ!!

毎週毎週、次号予告を期待しながら確認する読者として、これこそ切実なのです。



と言う訳で、珍しく前置きを長く書いてしまいましたね。はい。
これより先は本作の感想、『極黒のブリュンヒルデ』の感想を。

以下は今回の内容に触れた感想です。本誌未読の方はご注意を。



『週刊ヤングジャンプ』で大絶賛連載中!

アニメ化企画進行中!

既刊全巻重版出来! コミックス1~6巻絶賛発売中!!




極黒のブリュンヒルデ

第81話 決意と覚悟





本文もまた、冒頭から私的な話で恐縮ですが(って、感想とはそういうものですが)、
今回のサブタイトルも良いですね。私的にとても気に入っており、胸に響きましたね。

思わず好きな音楽を連想したり、インスパイアされたりして、ときめきもありますし。
その音楽については、いつものように、文末の方に纏めて列挙してみようと思います。

音楽以外であれば、やっぱり『仮面ライダーW』の根幹を貫く名台詞を連想しました。
「男の仕事の八割は決断。あとの二割はおまけみたいなもんだ」と。乙女ですけれど。

さて、本編の感想へ。

フレイヤとの電脳戦で見事に勝利してみせたカズミちゃん!

そして遂に突き止めた所長の居場所! 軽井沢の別荘……。

早速、美樹ちゃんたちがそちらに向かって行きました……!

と思いきや、冒頭からそう来るとは!

いつもながら岡本先生の作劇はお見事ですね。堪りません!
確かにカズミちゃんの言う通りです。そこに嘘もないしね。

所長が隠していた不動産は「一つではない」という事実が。

美樹ちゃんたちは、それを聞かずして、早とちりで行動を。

本作から『ジョジョの奇妙な冒険』を想起させられることが異様に多いのですが
(逆に言うと、ここまで何度も強く想起させられる作品も他にない)、
この展開は第4部の佳境や、その他の場面も連想。こういった作劇は好きですね。

カズミちゃんが言うより先に(あるいは言わないでおいたと解釈もできますが)、
さっさと外に出て行ったヘクセンヤクトに対して、これは大きなアドバンテージ。

別に
言われた通り
ここで待つ
理由はない

ああ
場所は
わかるんだし

追い
かけよう

ちゃうんや
村上……

えっ?

あの
おばちゃんも
早とちりや

九が隠してた
不動産が
ひとつやなんて
誰も言うて
ないのに…

もうひとつ
あるんや

……

なん
だって?


たぶん
そっちが
本命や

広い敷地と…
増改築を
繰り返してる

……
場所は?

前に
キカコと
戦った…

湖の近く…



「嘉納追跡編」みたいな展開になってきましたね(『東京喰種‐トーキョーグール‐』参照)。

これは実に良い展開! 燃えてきますね!

今まで組織から逃げてきた少女たちが、
逃げながら戦い続けてきた少女たちが、
今度は『追跡』するなんて燃える展開!

と言う訳で、大きな手掛りを手に入れて、こちらのターンです。

電車の場面に懐かしさを覚えました。思わず嬉しくなったりも。
そして、やっぱり電車は「ガタタン」よね。これにもニヤリと。

この場面からは、第58話『知らない声』を思い返しましたね。

不謹慎だと怒られるかもしれませんが、この場面の良太くんに、
カイジを連想してしまったりも。勿論、私的には良い意味です。
モノローグや、台詞以外の言葉って、好きだったりしますので。



かくして一同は小五郎さんの家に帰還。

『魔女狩り』の組織から一転、電車の場面と家の場面に。
こうして、仮初めでも日常が戻る場面転換には安堵です。

ここで、救出作戦について話し合う展開になるのですが、
当然ながら、やっぱり意見が割れるよなあ。やっぱりね。

寧子ちゃんと良太くん、どちらの言い分もわかりますし、
どちらも仲間を大切に想っているがゆえの言葉ですから。

そこに村上ママから連絡。そう言えば、そうでしたねえ。

この辺りの作劇、日常と現実感が伝わる作劇もお見事で、
流石は岡本先生だなあと。ちゃんと青春していますしね。
私的には非現実的なバトルとドラマの連発も好きですが、
根幹に、『彼らの青春』がちゃんとあるのも好きですね。

そして、明かされた新事実が。

黒羽さん、副部長だったのね。

この時点で、コミカル展開が、そしてその対極の展開が、
待ち構えているのだろうなあと思っていたら、その通り。

上述の『青春』と通じることで、『二人きり』ですから、
このシチュエーションが作劇に活きないはずがないです。

「同心円状の甘い匂いのする茶色いモノ」と来ましたか。
何とも微笑ましくもあり、同時に切ない場面であります。

ドーナッツすら知ることなく、隔絶された人生を過ごし、
ようやく恋を知ったのも最近のことですし。切ない……。

ただ笑えるコミカルな場面というだけではない場面です。
この辺りも、岡本先生は流石だなと唸らされるばかりで、
残酷な現実、非現実的な悪の組織に囚われた者の悲哀が、
この『甘酸っぱさ』と『切なさ』と共に活きていますね。
この辺りが前回の土屋くんネタとは決定的に違う点です。

それにしても、ドーナッツか……。

私的には色々と思い返されましたので、尚更印象深い場面です。
『仮面ライダーウィザード』は言うまでもなく、その他も……。
デートと言えば、ドーナッツは定番だったなあ……(遠い目)。

そしてその後のバスの場面。今回は色々と泣きそうになる……。



二人には、そして囚われた仲間には、残された時間は少ない。
それは、常に死へのカウントダウンを強いられる魔女も同様。

そんな中、僅かながら甘酸っぱい一時。素晴らしい作劇です。
緊張感漲る展開が続く中で、青春活劇としての一面が見えて、
この辺りも疎かにせず、丁寧に描かれているのが嬉しいです。
寧ろ、作品の悲哀、青春、人間らしさを真摯に伝える作劇で、
改めて岡本先生に感謝です。今回は胸に沁みる回でした……。

それゆえに、余計にこの後の展開が怖くもありましたが……。

やっぱり、すんなりとは進まないか……。そうなるのね……。

なんて切ない展開……。かくして再び緊張感漲る展開に突入!

『命を守る為に動きを封じた』寧子ちゃんと、
『命を奪う為に動きを封じた』所長の対比が、
実に秀逸で、常に驚愕が続く岡本先生ならではの魅力ですね。

不器用でも寧子ちゃんなりの想い。実に沁みる場面です……。



これで、小五郎さんの家での台詞通りになりましたね。
あの場面で寧子ちゃんが宣言した通りになったものの、
司令塔を失った少女のみのメンバーでどうなるか……。

■良太くんの行動

気になるのは、良太くんの気絶の回復がいつになるか、
換言すれば、彼が駆け付けるのが、どのタイミングか。

別行動のメンバーが後から良いタイミングで助っ人に、
という展開は定石ですしね。やっぱり気になりますね。

そして、その『定石』の裏を行くのが本作ですけれど。

■ヘクセンヤクトの行動

当然、早速行動を始めたこちらも気になるところです。

カズミちゃんが話した別荘の方にはいないと気付いて、
組織に引き返すのでしょうが、そこには彼らも不在で、
出し抜かれたと激昂するのが眼に浮かぶところですが、
順当に考えて、カズミちゃんを追跡するのでしょうか。

■小五郎さんの行動

不在と言えば、彼こそ正にそうですね。帰宅は何時か。
そして、良太くんに真実を告げる気はないでしょうし、
彼の強力がどこまで得られるか、不安にもなりますね。
少女たちの身の安全という一点では強力的でしょうが、
遂に倫理の一線を越えてしまった感がありますし……。

案外、小鳥ちゃんを救出できても、不安が残りそうで。
彼女を見る眼が変わっていそうで、そちらにも不安が。

例によって纏まりませんし、今後も同じですけれども、
そうやって翻弄されながら愉しむのが本作の醍醐味で、
つくづく岡本先生の作劇は巧いなあと唸らされますね。

■BGM&Inspired by...

MASCHERA
『Faithless Face』

D≒SIRE
『静夢(shizumu)-Silent Dream-』
『MOON -COMPLETE-』

以下、追記。

熱心な岡本先生&本誌読者の方には言わずもがなですけれど、
どうせ周回遅れのバックナンバーネタになるのなら、と追加。
最近の岡本先生のツイートと本誌目次ページが絶妙にマッチ。
これはナイスタイミングすぎる! 思わずニヤリとしますね。

本誌50号をお持ちの方は『BEARS TALK』にご注目くださいませ。

このコーナーについては『東京喰種-トーキョーグール-』の感想でも、
度々触れていますけれど、本誌50号の新藤氏のコメントが最高です(笑)。
新藤氏は『エルフェンリート』連載時の担当さんで、当時の副編集長ですね。
現在は『テラフォーマース』の担当さんで、ご存知の方も多いと思いますが、
『ヤングジャンプシード』の橘賢一先生のインタビュー記事にもご登場です。
『テラフォーマーズ』第7巻購入者のおまけ小冊子にも登場でニヤリ(笑)。
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