日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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巴亮介『ミュージアム』Vol.15/パズル  

連載開始から欠かさず愛読しています。
待望のコミックス第1巻も発売されて、
本誌の展開も、ますます加速してます。

毎週毎週、楽しみで仕方がないですね。

以下は今回の内容に言及した感想です。
本誌未読の方は、ご注意くださいませ。



The serial killer is laughing in the rain.
 [museum]
ミュージアム

 PRESENTED BY
巴 亮介
 RYOSUKE TOMOE


Vol.15/パズル





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捕まえるつもりが、逆に捕まって閉じ込められてしまった沢村。
形勢逆転どころか更に不利になり、沢村の焦りも募る一方です。

前回の感想で触れたように「ゲーム開始」といったところです。

そして、同様に前回で触れた天井部分とマネキンの隣のゴミ箱。
前者は穴がある配管。後者は業務用フタ付きポリバケツでした。

その前に、作劇としてはマネキンのの方が先に判明しました。

私的に最も気になっていたこの箱の中身、半分は予想外でした。

ICレコーダーはまだしも、ジグソーパズルとはまた不可解な。

そこに表示されている件数は『1件』。

再生してみると……沢村の声が。なるほど、こちらも盗聴とは。
そもそも、以前から沢村の自室が監視(盗撮)されていた訳で、
こちらも指摘して然るべきところでした。あの時の場面ですね。

『Vol.3/共通点』の万福亭での西野との会話の場面です。

こんなところに閉じ込められて、こんなふざけた仕打ちを受け、
人質の状況も見えないとなれば、沢村も当然投げつけるよなあ。
彼のこの行動は無理もありません。やっぱり、投げつけるよね。

パズルを投げて、ここを監視しているはずの〝6月の蛙男〟に、
怒鳴りつける沢村。当然返事などありませんが、彼には確信が。
そして、当然ながらその通りに奴は沢村を見つめて嘲笑します。

ここで気になったのですが、奴が見ている画面の右下の表示に、

『05:48:37:10:08』と。

これは午前5時48分37秒ということなのか、
録画から、5時間が経過したのかどちらかなと。

数字の多さから言って、恐らく前者でしょうね。
でも、数字の刻みがわからないと判断は早計か。



そこから場面は一転して、『外』の世界へ……。

屋台のラーメン屋さんに、ある人物の後ろ姿が。

そこでは競馬のラジオ放送が聴こえております。
何だか噛みそうになるような名前が沢山ですが、
ニヤリな仕掛けですね。というか、そのまんま。

デイナケイキシ
キロヒギナヤカタ
トデメオンコッケ
ネニセワアシ

どれも、逆から読めば、そのまんまなのですね。

シキイケナイデ(式、行けないで)
タカヤナギヒロキ(高柳・ひろき/人名)
ケッコンオメデト(結婚おめでと)
シアワセニネ(幸せにね)

作品の本筋とは直接関係ないことですけれども、
こういう小ネタなども大好物で、大歓迎ですね。

ここで出たのは、やっぱりあのおっさんか……。
と言う訳で、沢村に拳銃を渡した田辺さんです。
ここで関端さんに取り押さえられてしまう展開。

これは田辺さんにとってはバツが悪いのですが、
囚われの身の沢村にとっては救いに繋がる要素。

関端さんがどのタイミングで到着してくれるか、
そちらも気になっていたので、一歩前進かなと。



ここで沢村が座り込んで、思考しました。

読者にとってもそうなのですが、本作の根幹を貫く疑問ですね。
〝6月の蛙男〟は『何故、沢村を生かしたのか』という疑問と、
そこから繋がって『何故、沢村を必要とするか』という謎です。

沢村が刑事であることが理由だと、以前の感想で書きましたが、
これでは根本的な説明にはなっていませんしね。謎は残ります。

ここで沢村の脳裏にあの紙が浮かびます。

お仕事見学の刑

こちらも以前の感想で触れました。気になる一文なんですよね。

これは遥さんに対する罪状であるはずなので、そうなると……。
どこか別室に囚われていて、そこからも奴と同様に沢村を……?
沢村が苦しむ様子を見せつけられているということでしょうか。

親子に見立てたマネキンに対する文言ではないでしょうからね。

そして、沢村はパズルのピースを手に取ります。

何気ないような場面で、何故か印象に残ります。

『欠片』である『ピース』から『平和』の方も連想したからか?
何とも皮肉なものだなと、またいつものクセで言葉遊美したり。

沢村が眼にした限りでは、写真よりは、絵に見えるようでした。

絵と言えば、将太くんが描いた絵を思い返しますが、違うかと。

ここで沢村は拳銃を握って構えました。

銃弾を残したまま、この部屋に置いたということは、
当然ながら、発砲されても構わないという態度です。
そこに奴の自信と自己主張が露骨に見えてきますね。
実際、この室内で発砲したところで無意味でしょう。
奴が、そんなミスをしでかすとは到底思えませんし。

気になっていた天井部分の方も、ここで判明ですね。

下側に穴が空いた配管でした。軋んだ音がしてます。

その配管から、その穴から、落ちてきたものが……!

炭酸飲料の缶と、紙で包まれた丸い物体でした……。
前者はコーラのロゴが。後者は、ハンバーガーかな?

「これが今日の食事」という意味なのでしょう……。
マネキンの手にも「召し上がれ」とありますからね。
飲料も空き缶ではなかったですし。怖いヒキですね。
今回は、いつもの早いテンポ感とはまた違った味で、
重く、ずっしりと迫り来るような感覚だと思います。

加えて、今回はじれったい展開(誉め言葉です)で、
ますます次回が楽しみになりますね。早く読みたい!
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