日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#102[白黒]  

前回の怒涛の展開から、楽しみで仕方がなかったです。
今回の構成、作劇もまた実に味わい深く、重要な場面。

以下は今回の内容に言及した感想です。ご注意を……。
未読の方は本誌購読を推奨。『買って』読みましょう。



シロとクロ。
後ろの正面。
空の空と空。
濁った無色。


#102

石田スイ ishida sui

トーキョーグール Tokyo Ghoul
東 京 喰 種



扉ページから「やられた!」と、暫く固まって凝視してしまいました。
いつもながら石田先生の扉ページは、絵も構図もお見事で堪りません。

三人の並びと、それぞれの視線に表情。実に秀逸な一枚になってます。

隣のページの『東京喰種週報』と併せて味わえ、唸らされる本誌です。



私的には今回は意外というか、敢えて言えば、あっさりとした印象で、
これは[アラタ]の素体となった〝喰種〟の一件以来の印象でしたね。
思っていたよりストレートというか、一捻りあるかと思っていたので、
真正面から描かれたこと、ここでもう描いてしまうのだなという印象。

尤も、ここで描いておかないでどうするんだって展開でもありますが。

ついつい深読み(付加読み)や強引な連想芸夢や言葉遊美をするので、
それもあって感じたと自覚はしています。ほどほどにしないと(笑)。

と言う訳で、シロとクロの過去が、そして玲の過去が明かされました。
前回に続いて、今回も重要な事実や固有名詞の連発です。要注目です。

内野教官

「レッドジャム」

本局の安浦女史

川上雫ちゃん


そして、真戸さんの奥様のことが、遂に……!
アッキーラの両親とも捜査官だったのですね。

真戸呉緒さんが死の寸前に残したあの言葉が、
再び胸に蘇ってきます。何とも残酷な話です。

〔CCG〕が〝喰種〟被害で親を失った孤児を引き取っていることは、
以前にもきちんと言及されていますし、はっきりと描写もありました。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#095[寓居]参照)
(『東京喰種‐トーキョーグール‐』#013[白鳩]参照)

生活の補助だけでなく、教育までしっかり施すとは。
孤児院というよりはエスカレート式の学校のようで、
流石は政府機関だよなと改めて思ったところでした。

そして、それは額面通り鵜呑みにするだけではなく、
違う側面も窺えるように、私的には思えたりも……。

他に逃げ場(家・親)がなく、力もないという事実。
それから一貫して行われる『教育』というのは重要。

ある意味、これも隔離であり『鳥篭』と言えるかと。
洗脳とまでは言いませんが、特殊な環境下でしょう。

〝喰種〟に対する敵意を利用して徹底的に植え付け、
教育して戦士に育てるカリキュラムは気になります。
順風満帆な人生を過ごせて就職先を選ぶ若人よりも、
当然ながら、彼女たちの方が『当事者』であるので、
敵意も怨恨も強く、根深いですからね。要注目です。

〔CCG〕についての疑念は、什造が登場した時に、
ちょっと抱いたのですが、最近強まってきています。
具体的に書いたのが、最近ですと以下の記事ですね。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#099[未知]参照)



ナシロとクロナの姓は『安久』だと判明しましたね。

もう、この時点でニヤリですね。特撮者ならもうね。
『安久』を音読みすれば『アンク』が浮上しますし。
言うまでもなく『仮面ライダーオーズ』を連想です。

『アンク(Ankh)』という言葉の本来の意味は、
古代エジプトで用いられた象徴図像のことであって、
『エジプト十字』とも呼ばれるのは誰もが知る通り。

以前の感想で、散々好き勝手連想して書いたりして、
亜門さんから『アモン・ラー』(太陽に纏わる神)、
呉緒さんから『クレイオー(クリオ)』など触れて、
アッキーラの『暁』に連想した記事を書きましたが、
我ながら強引だと承知しつつ、今回ニヤリとしたり。

自分でも最早一種の病気だと思っていますが(笑)。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#080[昇任]参照)

蛇足ついでに続けますと、コミックス第9巻の帯で、
一文の中に“太陽”があったのも、ときめきましたね。
我ながら都合の良い解釈だと承知していますけれど。

そして、アンクは現在のエジプトにおいて、『エジプトの象徴』であると言われており、
「アンクの力を信じる者は、一度だけ生き返ることができる」と言われているようです。

この点からも、思わずこの二人を連想してしまいましたね。
ある意味で、別人のように、最も憎むべきはずの存在へと、
「造り返られ」「生き返った」と言える訳ですからね……。
何とも皮肉なものですね。什造との関係性からして尚の事。

少し気が早いですが、『アンク』に続いて『ラザロ』など、
それを想起させる人名が出てくるか、そちらも私的に注目。

安浦女史の『アウラ』からも、アレを連想しましたけれど。

『雫』ならば『デリバリーシンデレラ』欠かせませんが。

はい。以上、強引なこじつけ連想と言葉遊美でした。ぺふん。



二人の過去に続いて、ここで、かつての彼も描かれました。

なるほど。彼の戸籍上の名前は『鈴屋 玲』の方でしたね。

そして、私的にストレートな作劇だと感じていたのですが、
ここに来て、『彼』の過去の方で、極めて重要な事実……!

「幼い時に〝喰種〟に誘拐された」という噂……!?

「〝喰種〟に育てられた人間」!?


以前の感想で、シロとクロの過去について考えて、触れて、
そこで〝神父〟との(嘉納教授も含めて)接点が浮かんで、
それがハズレだったことは、今回の作劇からも明らかです。
しかし、鈴屋玲の過去は〝神父〟と繋がるのではないかと。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#099[未知]参照)

と、思ったのですが、それもまたハズレなんですよね。
だって『誘拐されたって噂』ですからね。違ったかあ。

ドナートなら〝神父〟(本来の言葉通りの意味)として、堂々と迎えられた訳ですし、
『誘拐』するにはデメリットの方が大きすぎますし。緊急の非常食ならまだしもねえ。

そこで、続けて疑問が生じます。

1.『誘拐』された『噂』は、どこまでが真実なのか。

恐らく嘘ではないでしょうけれど、この場面だけで判断は早計ですね。
玲が望んだ可能性や、お互いが合意の上だったのかもしれませんしね。

そもそも、食物連鎖と種の関係から言っても、極めて異例なケースで、
『誘拐』は充分考えられるとしても、『育てた』とは気にかかります。

噂の出所、つまり情報の一次発信源がどこなのかも、気になりますし。

脱線しますが、ここでひとつ。

公式の情報すら確認をせずに、ガセネタを平気で流布する輩がいるし、
それに乗せられて拡散する輩、リテラシーのない輩もネットには多く、
私的には辟易とします。自分はそういう人と関わる気は毛頭ないです。
本作においても本誌、石田先生、担当様の『公式発表のみ』を拝見し、
それだけを信じて待ちます。他は眼に入れないのが私のスタンスです。

さて、続けます。

2.幼少時の鈴屋玲を育てた〝喰種〟とは何者なのか。また、その期間は?

今回描かれた過去の時点で、鈴屋玲は16歳。双子の姉妹は15歳でした。
そして現在の半年前、「アオギリの樹」アジト突入前の彼は19歳でした。

蛇足ですけれど、〝梟〟の一件が今から10年(と半年)前のことですね。

何歳から何歳までの間を、そのような尋常ならざる環境で生きてきたのか、
あるいは「生かされてきた」のか、気になりますし、非常に重要でしょう。

すぐに喰うつもりで誘拐したのではないことが窺え、ここがポイントかと。
しかしながら、幼い男の子を何かに利用することも、できることも難しく、
手伝いや労働に使える年齢でも体力でもない訳ですからね。何でしょうね。
それらしい考えが浮かばなくてもどかしいところですね。不可解ですねー。
〝喰種〟にペドフィリアの性癖があったとか、それは安直でしょうからね。

鈴屋玲については、言うまでもなく〔CCG〕が保護したと見るのが妥当。
それは良いとして、誘拐されたのは玲の親が生きていた時の話でしょうね。
保護とアカデミー候補生としての生活を考えると、それが順当な流れです。

そう考えると、この一件は、それほど長い期間ではなかったのでしょうね。

続けて、2番目に付随したことを。

3.鈴屋玲を育てた〝喰種〟のその後、あるいはそれ以前の関係性。

過去編の更に過去も、非常に気になりますねー。
少なくとも、当時の鈴屋玲の人格形成において、
非常に重要な事実ですし、今後も要注目ですし。



それ以外で気になったことを以下に。

扉ページからずっと気になっていたのですが、本編にもありますね。
玲の右目の下の模様が気になります。ボディステッチとは別ですし。
痣というよりは模様と見る方が自然な形ですね。しかも『花』の形?

花と言えば、『アオギリ』や『ルドベキア』の花言葉も連想するし、
またしても石田先生の仕掛けとシグナルかと、眼を奪われましたね。

あるいは、花ではなくて『星』なら。って、それはジョジョですね。

過去の話は「ピエロマスク」も「レッドジャム」も気になりますが、
玲を誘拐した〝喰種〟も気になりますね。描かれる時が来るのかも。
ナシロやクロナ、川上雫ちゃんと併せて番外編読切があるのかなと、
ついつい夢想してしまったりも。リゼちゃんの読切を思い返すなー。



そして、過去から現在へと続きます。

悲劇が更なる悲劇にすりかわる……。



『じゅぞ』という擬音がまた痛烈です。彼らしいですね。
ヤモリを斬りまくった時の擬音も独特で、思い返したり。

ここでクロの片眼に短刀状の武器が直撃で刺さりました!

しかも、よりによって『赫眼』の方! 狙ったのですね。

ここからどうなるやら、各々の戦いから眼が離せません!

現在の「嘉納追跡編」も盛り上がる一方で堪らないです。
バトルは勿論、今回のような構成も実に巧いなあと脱帽。

今後、ますます白熱するのは間違いありません。期待大!

■Ghoul's talk 1

本誌連載以外の感想が遅れに遅れているので、
そちらも何とかしたいところですね。本当に。

■Ghoul's talk 2

BGM&Inspired by...

BUCK-TICK
『D.T.D』

MASCHERA
『PARAFFIN FETISHIST』

Gargoyle
『からっぽ』
『±0』

kannivalism
『「 」』
(シングル『逝ってキマス。』収録)

什造が目立つ展開だと、ダークで際どい楽曲が増えるなあ(笑)。
と思いながら、途中で他にも色々チェンジして書いたりしました。

JILS
『Re:vive』
『木漏れ日』
(DEMONSTRATION TAPE&シングル『白』収録)

『棘』
『堕〔FALL〕』
(DEMONSTRATION TAPE&シングル『黒』収録)

『Divination』
『神ノ声』
『体温』
『棘 -Mix#00-』
(マキシシングル『JIL NOIR』収録)

『残想-Nouvell Parfum-』
『TODAY』
『today,yesterday』
『Re:vive -Mix#00-』
(マキシシングル『JIL BLANCHE』収録)

『白雪姫と7人の囚人』の感想の時と同じパターンですね(笑)。
白と黒というところからのベタな連想ですが、気に入っています。

Eins:Vier
『Notice』
『Nursery tale』
『Ju suit enchanté de faire votre connaissance』
『Pity for girl』
『Don't cry for…』

0.8秒と衝撃。
フルアルバム『NEW GERMAN WAVE 4』

島谷ひとみ
フルアルバム『シャンティ』

我ながら、カオスな選曲だと思います。
いつも、こんな感じで書いております。
またもや長文になってしまいましたね。
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