日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

巴亮介『ミュージアム』Vol.14/スウィートルーム  

今回は『週刊ヤングマガジン』が土曜発売でした。しまった……。
土曜の朝に気付けたから良かったものの、うっかりしていました。

こうして世間は三連休なんだなと気付く、いつものパターンです。

日曜に本作の感想を書くのも初めてで、何だか新鮮に感じますね。



さて、前置きはこの辺にして、今回の感想に入りたいと思います。

以下は今回の内容に言及した感想です。本誌未読の方はご注意を



The serial killer is laughing in the rain.
 [museum]
ミュージアム

 PRESENTED BY
巴 亮介
 RYOSUKE TOMOE


Vol.14/スウィートルーム


まずは、本編直前のコミックス告知ページに高揚しました。
連載開始から愛読してきて、コミックス発売は嬉しいです。



前回のヒキが凄かったです。無論、今回もそのまま続きへ。

凶器は鉄梃ですか。そして、遂に見えたマスクの下の素顔!



冒頭から緊張感全開のページを捲って、2ページ目と3ページ目。
あれは本誌のアオリ文かと一瞬思いきや、それとまた違うのかな。
左ページでそう思いましたね。新聞記事の見出し風の一文ですね。
それとも、この3ページ分が全部アオリ文ということかしら……。
思い返して、また見てみたら、アオリ文ってことで良いのかなと。

何だかグルグルしてしまいましたが(笑)、深く勘繰りすぎかな。
霧島英二と霧島景子の息子が、〝霧島早苗〟なのでしょうけれど、
この名前が出たのは、今回の2ページ目の一文が初めてでしたし、
(私の見落としや勘違いがなければ)だからこそ驚いたのでした。
『犯人』の文字に『おとこ』のルビで、『早苗』はニクイですね。



寸前で気付いて凶器を避けるか、受け止めるまでは予想していて、
ある意味その通りで、正に「肉を切らせて骨を断つ」展開ですね。

ちょうど右腕の曲げた肘の近く、もろに上から刺さります……!
両者がもう少しずれていたら、肘に直撃だったかもしれません。
いずれにせよ激痛で大きすぎるダメージですが、まだ助かるか。
拳銃を落としてしまったのも「痛い」ところで、驚愕しました。

しかし、沢村も流石は刑事ですね。残った左手で怒涛の反撃が!
体当たりで突っ込んで、相手を仰向けに押さえつけるとは……!

そこからはもう息を呑む展開。とにかく、左の拳で、殴る殴る!



連載開始以来、テンポ感が実に早いと思いながら読んでますが、
今回もまた怒涛の展開ですね。攻守が目まぐるしく変わる展開!

押さえつけたものの、左目を突かれるとは、これも大きな痛手。
目を傷つけられたことは、後に響く要素かなと着目しています。

尤も、この屋敷の展開で、こんなあっさり解決しないだろうと。
当然の如く、〝霧島早苗〟の反撃。沢村に対して決定的な一言。
沢村の自室を監視していた事実に加えて、六日前の出来事……。

ここで動揺して、そして激昂した沢村の一瞬を見逃さずに……!

鉄梃で二度の打撃。今回は直撃! 沢村も気を失いました……。

当たり前の話ですが、ここで鉄梃を手元で回したのは重要です。
尖った部分で殴ったら、その時点で死んでしまう訳ですからね。
飽く迄も「死なない程度」に傷つける『殴打』であるのは重要。

沢村久志が人生と命を費やして追うのが〝6月の蛙男〟ならば、
〝6月の蛙男〟のターゲットもまた沢村久志という驚愕の展開。

沢村の奥さんの遥さんもあの陪審員裁判に関わっていたことで、
沢村も、そして読者も、そこを糸口に次に期待していましたが、
遥さんと息子の将太くんよりも、沢村自身が本当の狙いなのか?

沢村自身が過去に気付いていない失態があったのだとするなら、
その過去が描かれる展開も期待したいですが、謎だらけですね。



そして、目が覚めると、沢村は暗闇の中に独り……。

その後で明るくなった眩しさと、暗闇とのギャップ、
目覚める前の悪夢も実に巧い構成だったところです。



パスワードの入力

ドアはパスワードでロックされています。
パスワードを入力してください。




目覚めるや否や、早速この展開なんて堪りません。

目覚めた時の沢村は「…病院?」と思いましたが、
寧ろ『牢獄』にしか見えないのが何ともまた……。

そして蛍光灯のスイッチを点けると、眩しい世界。

それでも、沢村が独りだけ。いや、そこには……!

また、何とも意味深且つ強烈な展開が来ましたね。

〝6月の蛙男〟が繰り広げてきた数々の〝私刑〟、
一連の装飾の偏執的なまでの固執と執着は異常で、
それが本作のタイトルにも通じると思っていたら、
この屋敷と、このマネキンもそうだと言えますね。

なるほど、この屋敷が彼の『博物館』だとすれば、
と、そんなことを思い、恐怖と期待に震えてます。




と言う訳で、捕まえるつもりが捕まえられた展開でした。
ここからが長く、濃厚なのだろうと、期待が高まる一方!

以下に現時点で気になっていることを付記しておきます。

■霧島夫妻の『古い屋敷』と〝6月の蛙男〟

この屋敷で沢村と遭遇したのが〝6月の蛙男〟であることは明らかです。
問題は、この男が本当に霧島早苗かどうか。それも気になっております。
いえ、ミスリードがもう仕組まれているのではないかと思ったりもして。

霧島早苗が男性というのは何ら問題ないですが、彼が本当にその当人か。

名前による思い込みや誤解は叙述トリックでも常套手段でニヤリですし、
私的には、そこが気になりますね。つまり、最初の疑問に戻る訳ですが。

■二体のマネキン

『妻子の衣服を着せた』二体のマネキンが何を意味するのか、
ここで何をさせようとしているのか、非常に気になりますね。

遥さんに見立てた女性のマネキンの顔半分の損傷が酷いのは、
意味があるのかなと、そこもふと気にかかったところでした。

そして、妻には拳銃。息子には「ぱぱあそぼ」と書かれた箱。

前者については、今回で沢村が落とした物と同一でしょうね。
そう見るのが妥当かと。そうでなければ、更に怖いし(笑)。
彼もまた裏社会やそっちのルートに繋がってはいないかなと。
飽く迄も〝私刑〟として一人で『完成』(完遂)させること、
そこにこそ尋常じゃない執着が見えますし、前者はその推測。

後者については、この中身が今後の展開に繋がるところかと。
玩具かと思いきや、謎解き(この部屋から出る鍵)開始とか?

また、この場面で気になったのは、マネキン以外もそうです。

マネキンのインパクトに気を奪われがちなところですけれど、
二体の足元、床面は円で繰り抜かれたような足場があります。
これがエレベーターのように上昇してマネキンは運ばれたか、
あるいは、この後で起こる展開次第では、床が落ちて落下か。

恐らく後者なのではないかと。

〝6月の蛙男〟が館内放送か、あるいはディスプレイ越しに、
問題を提示してゲーム開始なんて展開ではないかと思ったり。
そこでの正解と不正解で、彼の運命は大きく左右されるかと。
でも、それだと沢村は「出られない」以外デメリットがなく、
マネキンを壊されようが問題はないのですよね。うーん……。
登場したのが本当の遥さんと将太くんなら、わかるのですが。
『妻子の衣服を着せた』ところが脅迫と主張でもありますね。

マネキンの隣のゴミ箱と、天井の部分も気になっております。
ベッド以外何もないかと思いきや、そうでもなかったですね。

ともあれ、どちらにせよ人質を取られている事実は変わらず、
沢村は更に自由を奪われた訳で、更に不利になった訳ですし、
ますます先が読めない展開です。楽しみで仕方がないですね。
関連記事
コメント
コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://februaryxxxx.blog.fc2.com/tb.php/1734-617ce8ea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

▲Page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。