日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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NON先生の新作『フーコの黄色い靴』  

待ちに待った待望の新作です。

10月10日発売の『週刊ヤングジャンプ』NO.45に掲載されました。

朝一からダッシュで奪取して(お金は払ってます)、
すぐに読んで、泣きました。暫し浸ってました……。

それから仕事を一区切りさせて、移動して休憩して、
落ち着いてからお昼に再読。やっぱり沁みます……。

夜に保存用を購入して、帰宅して、食事の後に再読。
今日のこの一日は、私にとっては特別な一日でした。



デリシンを愛読してきたファンの方々は勿論のこと、
先生の作品を初めて読む人にも推奨できる良作です。
老若男女問わず読める作風ですので、是非ご一読を。

デリシン読者の期待を裏切らない素晴らしい構成で、
先生ならではのハートフル・ストーリーは健在です。
寧ろ、新境地開拓であり、今後にますます期待です。

以下に、本作の詳細に触れた感想を書きます。
未読の方はご注意を。是非とも本誌ご購読を。

その前に一つ。

余談ですが、本誌の表紙、巻頭&センターグラビアは新川優愛ちゃん、
巻末グラビアには、志田友美ちゃん。そこに本作のイラストも表紙に!

お二人は、それぞれ現在放送中の特撮ヒーロー番組のヒロイン役です。
そんなお二人が両サイドに。そして、我らが先生が本誌センターです。
正に私を狙い撃ちにも程がある今週号、表紙に先生の絵があって最高!

これぞ正しく衝撃!! NON先生花道オンステージ!!

カラー扉つきで本誌センターを飾られたことも、堪らなく嬉しいです。

それでは、本作の感想を。





物語は、仕事に行き詰まりを感じている青年と『家出少女』の出逢いから……。



冒頭でも申し上げましたように、老若男女問わず、誰でも読みやすい作品です。
誠実且つ丁寧に、そして繊細な心模様も見事に表現されていて、心に沁みます。
昨今、読みにくい漫画や難解な作品も多い中で、実にわかりやすくて良いです。
予備知識も何も必要なく、ただただ本作をありのまま受け止めて感じられます。

こんなに胸に沁みる素晴らしい作品を読めるなんて、待っていて良かったです。

本作の前に構想されていた設定とは全く違っていたことも驚きでしたが(笑)。

作品の舞台が釧路で、泣ける恋物語になっているとは。もうド琴線直撃でした。

釧路が舞台だけあり、佐藤忠良先生の彫刻である『道東の四季 夏』が出たり、
作中で触れられている『国道240号線』など、そちらも作品に活きています。

そんな釧路で、フーコとゲンちゃんの出逢いとそれからの物語が描かれました。

その一つ一つの会話や出来事が、とても愛らしく、輝いていて、大好きですね。
何気ない日常にこそある喜びや幸せ、思わずはにかんでしまう場面も多いです。
ゲンちゃんからすれば苦笑してしまうような場面も、とても楽しく読めました。

そして、その一つ一つに、その総てに大きな意味があったと、後でわかります。

二人のやり取りで、特にフーコの表情と、会話の中の間が、見事な表現でした。
一瞬無言になる時、返事をするまでの時間。心理描写も含めて素晴らしいです。

この二人の関係性や、デコボコ感を楽しめる前半と、その後の対比が秀逸です。

人生には初めての出逢いがあれば、再会もあるのです。

一つの出逢いがあれば、一つの別れもまたあるのです。



この場面では何とも言えない気持ちになりました……。

デリシンが「熱い」漫画であるなら、
この作品は「切ない」漫画でしたね。

でも、それでも切ないだけで終わらないのも魅力です。

ゲンちゃんの熱いところも見えますし、良い男ですね。
何より、ゲンちゃんもフーコも実に愛らしくて良いし、
生き生きとしていて実に人間臭いです。良いなあって。

別れの後と、最後の場面、そこに淡い希望が見えます。

切なくて泣けるけれど、心あたたまる読後感もあって、
先生ならではのハートフル・ストーリーの新境地です。

また、デリシン連載時の感想で散々書き続けてきた点、
人物の表情芝居や指先の一つに至るまで見事な表現や、
それぞれのコマで、瞳や唇の変化も素晴らしいですね。

特に本作では、輪郭線の太さやタッチの強弱などから、
先生の作画面での新たなる創意工夫を感じられて感激。



別れがあり、生活の変化があり、そして真実を知る時。

あなたの胸にも、きっと強く残る想いがあるはずです。

汚れて、所々擦り切れた黄色い靴も切なく、愛らしく、
最後のゲンちゃんの言葉には、強く胸を打たれました。

先生の新作を期待して待っていて本当に良かったです。
これからずっと大切に読み返したい良作で、満足です。

今まで待ってきたファンに堪らない場面もありますね。
デリシン読者がニヤリとする場面もあったりしますし、
私的には朝倉さんの下のお名前もポイントでしたねー。
デリシン小説版読者ならリョウちゃんを連想したかと。

先生の次回作と「これから」のご活躍に期待してます。
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