日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『仮面ライダーウィザード』第53話「終わらない物語」  

諸々の更新が遅れがちですが、
視聴の方は遅れてはいません。

『仮面ライダー鎧武』も始まりましたし、
こちらの感想の方も書いておこうかなと。

以下は今回の内容に触れた感想となります。
番組を視聴されていない方はご注意を……。




見事な構成で、心の底から感激でした。
文句なく素晴らしいです。大満足です。

『仮面ライダーウィザード』という作品の最終回としても、
「操真晴人としての最終回」としても過不足ない作劇です。

『仮面ライダー』にも『スーパー戦隊』にも馴染み深く説明不要で、
本作のテレビシリーズには参加されていなかった會川昇さんですが、
會川さんがこのタイミングで脚本を執筆された意味がわかりますね。
正に會川節全開であり、痛いほど仮面ライダーへの愛情が伝わって、
仮面ライダーディケイドが効果的に活かされたのもニヤリでしたね。 ‏

子供がライダーリングを使うのは、
『仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム』で、

パラレルのような別の世界は、
劇場版『仮面ライダーウィザード イン マジックランド』で、

それぞれに使われた要素であり、それを巧みに織り交ぜておられる辺りが流石です。

怪人も仮面ライダーも力の源は同根であること、それも改めて強調された訳ですが、
それだけに留まらず、「仮面ライダーとは怪人になり損ねた者」だと言われました。
あの世界で子供が怪人になることは、子供が大人になることのメタファーであるし、
その上で怪人になってしまうのか、それともあの二人のように別の世界を夢見るか、
抗って立ち向かって新天地を目指すのか、なんと見事な作劇だろうかと感激でした。

そこで少年と少女が選ぶ希望とは、怪人になることでもなく、諦めることでもなく、

「さあ、お前の望みを叶えてみろ! さあ!」

「例え俺たちの力が悪と同じものだとしても、俺は絶望を希望に変えた!」

「そして、なったんだ」

「なったんだ……。仮面ライダーに」


「うん?」

「俺たちだけじゃない」
「例え悪と同じ存在から生まれても、仮面ライダーとなる者が現れる。次々と」


「ハッハハハハ! 世界の壁を壊せ! 外に出してやる」


そして、少年は禁断の箱を開けます。

そこに在るのは、最後に残るものは、
絶望じゃない。最後に残るのは……!



「俺も……なれるかな」

「そうだ!」
「ハハハハハ! 私の勝ちだ」

「なんだ……? なんだ、あれは!? 一体、何を祈った!?」

「怪人に変身するのは、決まってると思ってた……」
「でも、もしかしたら俺も、仮面ライダーに……!」

「何をしたって言うんだ!」

「この世界を壊すんじゃない。呼んだんだ!」

仮面ライダー鎧武、出陣!!

「なんだ!? こんな仮面ライダーがいたというのか!?」

「ん? 仮面……ライダー? 俺が?」

「すべての人の自由を守る戦士の名だ。助けを求める声があれば、必ず駆け付ける」

「ふーん。「助けて」っていう声が聞こえたんだ」

「俺と一緒だ。「必ず助ける」。そう答えた。だからここに来たんだ。」
「だからお前も、仮面ライダーだ」


「ふーん。なら俺は『仮面ライダー鎧武』ってことか?」

「俺たち仮面ライダーの力を見せてやる!」



子供を主軸とした作劇で、尚且つシリーズ全作を視てきた大人へのアンサーでした。
この絶望の状況で、なんと希望や夢に満ちた大逆転劇なのだろうかと感泣しました。
會川昇さんと石田監督の情熱に心から感謝しています。一生忘れられない名作です。 ‏

『仮面ライダークウガ』ファンなら反応せずにいられない『アマダム』についても、
その名の含意はそこにあったのだなと。霊石から魔法石という繋がりが良いですね。
『クロス・オブ・ファイア』の設定も良いです。クロスファイヤー繋がりでしょう。
各種コスチュームも歴代の悪から活かされてニクイですし、最終回に相応しいです。
しかも、演じるのはあの田口トオロヲさんなのですから嬉しくて仕方がないですね。

最終決戦で最終フォーム揃い、更に各種フォームチェンジからの飛行戦も最高です。
ファイナルフォームライドも活かされ、ライダーキックの組み合わせまで最高です。
晴人くんにこっそり自分の指輪を渡す攻介くんなど、その辺りも実に巧い作劇です。
つくづく、きだつよしさんの最終回、會川昇さんの最終回で良かったと痛感します。

ちゃんと『指輪物語』になっていますし、紛れもなく『仮面ライダー』そのもので、
『仮面ライダーウィザード』の最終回であり、次の仮面ライダーへのバトンタッチ。
もう言う事なしの見事な構成です。シリーズを愛してきたファンに最高の答えです。

あの時空の裂け目に沢山の人の姿があったことも、大きな希望と言えるでしょうね。
あの中には、きっと仮面ライダーアクアもいたのだろうなあと夢想したりもします。

ただ一人、あの少年だけがウィザードライバーを身に付けていたことからも明白で、
誰もがわかっていたことが最後の最後で明かされるというのが良いじゃないですか。

「こよみ」

「はると」


あの世界の少年と少女の笑顔が忘れられません。
そして、操真晴人くんが少年に託したもの……。

なんて素敵なのだろうかと、思わず泣きました。



これで心置きなく仮面ライダー鎧武を応援できますし、
冬の劇場版で仮面ライダーウィザードと再会できます。

ちなみに最終回が特別編だったのは『重甲ビーファイター』もそうで、
『14作目』繋がりという引力まで。狙いなのかと嬉しくなりました。

今後もマイペースな更新ですが、それでも遅れすぎない方が良いかと。
それを少し意識したところです。最高のショータイムに感謝しながら。
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