FC2ブログ

日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『天間荘の三姉妹 スカイハイ』#4 天空の街  

月にニ回はJFN水曜『face』と本誌の発売が重なります。
JFN『face』も水曜が一番好きで、吉木由美さん一推し。

この月にニ回の重なり、私的に堪らない一日となります。
何とも言えないときめきと喜び。上機嫌で楽しい日です。

ラジオではゆみりん。漫画では三姉妹。そして宇相吹正。
ゆみりんも初回から欠かさず、後者ニ作も初回から確保。
この隔週の引力が堪らなく嬉しく、指折り数えています。
もう今日から次の一週間までワクワクして待っています。
それがもう一週続けば、またしても嬉しいコンボの引力。

最新号も朝からダッシュで奪取で(お金は払ってます)、
帰宅して再読したところで、感想に入りたいと思います。

以下は今回の内容に触れた感想となりますのでご注意を。
本誌未読の方はご覧になりませんように。購読推奨です。



鬼才・グランドジャンプ初登場!

“魂”を癒す!

髙橋ツトム先生の新たなる挑戦!! 魂の意欲作!!


話題沸騰! 新連載第4回!!

『ヒトヒトリフタリ』第8巻、絶賛発売中!

presented by Tsutomu Takahashi
髙橋ツトム

天間荘の三姉妹 スカイハイ

#4 天空の街



『ヒトヒトリフタリ』の後に『三姉妹』というのが堪りません。お見事です。
1と1で2、そこから3。3の次は4。ということで、本作も連載第4回目。

『ヒトヒトリフタリ』はリヨンが修行で降り立った人間界がメインでしたし、
『スカイハイ』では怨みの門に辿り着いた死者の描写がメインでしたけれど、
本作はそのタイトル通り、「天空と地上の間」を見事に表現されていて歓喜。
メインタイトルが『天間荘の三姉妹』である意味が、痛いほど伝わりますね。
「スカイハイではないスカイハイ」です。髙橋ツトム先生の全く新しい挑戦!

ゆえに、今まで愛読してきた読者も、初めての方にも良い作品だと言えます。



冒頭から、たまえちゃんを呼ぶ声。

そして彼女の返事と可愛い表情が。

よし今回も始まった、と嬉しくなりますね。
もう、冒頭のこのページだけでときめきが。

クラゲ男こと川上くんが地上に戻ってから2週間、
その時の流れが冒頭からはっきり感じられますね。

かなえ姉さんが「ちゃん」付けしなくなってます。
この呼び声と返事は読者には堪らないところかと。

今までの感想で触れた通り、早速魚堂との接点も。

ページを捲って、見開きの扉ページが良いですね。
たまえちゃんのテンションと実にマッチしてます。

たまえちゃんのヘルメットにある『R-RATED RECORDS』は実在のレーベルですね。

さりげないところで仕掛けがあり、良いですねー。



のぞみ姉さんの視点、毎回語り部的なポジションであることが、
今回も冒頭から効果的に活かされ、更に物語が動き出しました。

のぞみ姉さんの言葉通り、天間荘の中だけではない展開ですね。

この展開はなるほどなあと。今後がますます楽しみになります。

〝天間〟と〝街〟の違いは今後も着目していきたいところです。
連載第一回目から登場している魚堂の兄ちゃんもそうですしね。

仲居の喜代さん、かおりさん。営繕兼内務の石島さんも要注目。

そして、のぞみ姉さんが続けて触れた内容に、なるほどなあと。

この観点から言えば、たまえちゃんは街の人達に近い存在です。
だからこそ、魚堂にお使いにいかせるというのもあるでしょう。

ここでまたイズコのカットがお目にかかれるとは嬉しいですね。

のぞみ姉さんが語り部なら、イズコは案内人の立場ですからね。
本作とは良い距離感で関わってくれているので、今後も期待大。

天間荘もそうですけれど、三ツ瀬町も人間界と外観は変わらず、
本当にそっくりそのまま『旅館』であり『街』であるのですね。
純然たるアナザーワールドといった印象ですね。惹かれました。

魚堂の兄ちゃんに続いて新たな登場人物。そしてアクシデント。

三ツ瀬水族館の大矢海咲さん。お名前から思わず連想しました。

字面はさておき、音からは『宗谷岬』が浮かんだりもしました。
となると、当然のように北海道の『大岬』も連想してしまうし、
青森県の『大間岬』もまた然り。字面で天間荘も連想でニヤリ。

ともあれ、彼女との初対面、その瞬間はあまりにも衝撃的です。
たまえちゃんにとっては根源的な恐怖に他ならないのでしょう。
何しろ、自分の死因とそっくりそのままの状況なのですからね。
記憶として忘れていても、身体がそれを憶えているのでしょう。

連載第一回目で触れていなかったのですが、彼女のこの死因は、
『スカイハイ新章』第十五死「スカイトレイン」と全く同じで、
『コンビニ』と『アイス』まで共通した要素で、秀逸でしたね。
向かって行った少年と、出て行った少女という対比までお見事。

加えて、終盤のあの場面も、読者なら反応したところでしょう。
『スカイハイ新章』第十死「裸の王女様」を連想したでしょう。

今回の財前玲子さんは、前回の川上くんとまた違った面倒臭さ。
そんな印象を率直に受けました。のぞみ姉さんも腹が立つよな。
川上くんが無気力、無関心ゆえに噛み合わない人だとするなら、
こちらは妙なところだけは関心が強く、突っかかる嫌味かなと。

致死状態については半信半疑でありながら、自身の身体からも、
それは認めざるを得ないと渋々承知しているのは前回との違い。
最後のページの紙が気になりますが、作家かアーティスト……?
宗教関係ではないと思いますし、写真とか絵画なのでしょうか?

彼女のメモにある『景色』。それこそ、たまえちゃんが見た海、
そしてあのイルカなのではないでしょうか。それが鍵かなって。

それにしても、たまえちゃんとのぞみ姉さんの会話は響きます。
凄く思うところがありますし、本作の根幹を貫く要素でしょう。

自分の価値、他人との繋がり、この辺りは今までの作品も連想。
特に『ヒトヒトリフタリ』の久保光司が顕著なところでしょう。

たまえちゃんは、天間荘の一員として、三姉妹の末っ子として、
宿泊客の魂を癒すことを学んで、実践していく立場なのですが、
彼女が彼女自身を癒して救うことが本作の重要なテーマですね。
三姉妹との繋がり、絆、それも含めてこの三人に期待してます。

いつもながら見事な構成で、色々考えさせてくれる読後感です。

これからの三姉妹に期待が高まります。次号が待ち遠しいです。
関連記事
コメント
コメントの投稿
Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://februaryxxxx.blog.fc2.com/tb.php/1674-006e813a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

▲Page top