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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『装刀凱 ―ソードガイ―』NOIR.009 ゲート  

『衝撃ゴウライガン!!』の放送日も公式発表されました。嬉しい限りです。

同じコンビのこちらも、もっと注目されて然るべきだと思いますけれどね。

以下は今回の内容に触れた感想です。未読の方はご覧になりませんように。



キャラクターデザイン
雨宮慶太

原 作
井上敏樹

作 画
木根ヲサム


character designed by KEITA AMEMIYA
composed by TOSHIKI INOUE
cartoon by WOSAMU KINE

装刀凱 ―ソードガイ―

NOIR.009
ゲ ー ト



「ありんす」の彼女、
『婆さん』について、
前回の感想でも好き勝手散々書きました。
バット・ドーパントとかサッチンだとか。
印象は変わらずですね。実に良いですね。

自分で「すず」と名乗ってきたので、
気になっていた一つは判明しました。
偽名であることも考慮していますが。

それにしても、家の外観と内装のギャップがとんでもないですね。
居心地が良いか、落ち着くかはさておき、お姫様チックな拘りで、
それが徹底されているのは愛らしくもあります。実に良いですね。

この部屋で笹茶とぬか漬けってのがまた凄いギャップでツボです。

奇天烈な女性と言えば、やっぱり『メビウスギア』も連想します。
同じ井上敏樹先生原作の漫画で、こちらも個性的な面々でしたね。

すずちゃん、最高に可愛いにゃん。

彼女からモテモテで押されっぱなしの晴也というのも新鮮な場面。
晴也と言えば、初登場時に京香さんへのあの台詞がありましたし、
尚更新鮮な印象です。動揺しまくっている晴也もまた愛らしいね。
もっと軟派な印象かと思いきや、『婆さん』は好みじゃない訳ね。

この場面がただのにゃんにゃんシーンではないのが、巧いなあと。
これについては後述しますけれど、やっぱりそうか。なるほどね。



次の場面は、晴れた空の下。そこに少年と……あの武装魔が……!

第一話のあの武装魔がここで、しかもこんな形で出てくるとはね。

少年も、少年が可愛がっていた猫も殺してしまった武装魔ですが、
自分でもその意味を理解できておらず、言葉もカタコトであって、
幼児性が非常に高くて、知能も著しく低下しているのでしょうね。
辰巳さんの一件からも明らかですが、重要な要素だと思ってます。

部下を統率するアロニスとは違うタイプで、明らかに下位ですし、
この差が非常に気になっています。本人の資質や武器との相性や、
〝武氣〟との相性、そして本人の耐性なども重要なのでしょうね。

人間態との使い分けもできて、人間社会に見事に溶け込んでいて、
下位の武装魔を統率するアロニスがますます気になるところです。

前回でジャドウからアロニスへ報告されたあの一件もありますし、
同じ〝武器〟を取り込んだ者の格差は、着目していきたい点です。

我らが凱がそこに颯爽と登場してくれました。実に格好良いです。

初登場時や、力に怯えていたあの頃を思うと、見違える変化です。
実にヒーロー然とした表情と勇姿が! 主人公の面目躍如ですね。
十字に斬って、あっという間に倒してみせました。圧巻の名場面。

尤も、これは凱の成長だけではなく、死龍の力も大きいでしょう。
彼自身が本当の意味のヒーローになるのは、もっと先でしょうね。

そこに晴也と、彼に同行するすずが合流です。

先述の晴也とすずの場面でも描かれたことが、改めて話されます。
やっぱり晴也の方も例外ではなく、処史代について語られました。
未だ謎めいている組織について、その一端が明らかになりました。
なるほど、戦士たちが『氷眠』していたという事実も納得ですね。

今回を読んでから、改めて再読してみると、より頷ける構成です。

特に凱と晴也が初めて逢った時、あの時の会話が顕著なところで、
今まで、他の記事でも散々書いてきた敵と味方の要素についても、
本作も例外ではありませんでした。正しく私のツボに直撃でした。

先述のアロニスたちと共に、この『武装魔化』も着目したいです。
返す返すも、序盤で辰巳さんが描かれたのは丁寧な構成でしたね。



今回のサブタイトルが『ゲート』ということで、特撮者なら瞬時に反応したはず。
『仮面ライダーウィザード』でも毎週出てきて、根幹を為す要素でもありますし。
本作では、同じ雨宮監督の『牙狼<GARO>』のそれが近かったですけれどね。

暗闇の中、門番、空間転移と来て、『牙狼<GARO>』ファンに堪りませんね。

またこの巨大な門番が、和風ではなくアヌビス神を彷彿とさせるデザインですし、
両肩の頭からもケルベロスを、ケイル・ベイル・ローズの三神官を連想しますし、
つくづく『牙狼<GARO>』ファンには堪りません。もうニヤニヤの連続です。

右手の武器に対して、左手の武器が二又で、先端が『三つ』なのもなるほどなと。

ここで、他に気になったのは門番の言葉です。

『クリサリス』とは言うまでもなく幼虫やサナギのことで、意味はわかりますが、
敢えてこんな言葉が選ばれるということは、その先の進化も期待しちゃいますね。

そして『墓所』というのも引っ掛かるところです。『氷眠』との含意なのか……。
単純にそれだけではないでしょうし、『武装魔化』との意味合いもあるでしょう。

『クリサリス』と『墓所』、『始まり』と『終わり』を想起させるのが良いです。



遂に、凱が処史代へ――!

以前にも円筒状のカプセルと、戦士のナンバリングについては触れましたが、
カプセルの方のナンバーには軽い驚きを覚えました。四桁って凄いですねー。

コマの右下のそれは『0』から始まってますが、総てが四桁なのは変わらず。
……と思いきや、ページを捲れば『13101』なんて、五桁まであります。

一条晴也は『NO.26』の戦士ですが、カプセルのナンバーとは合致せず、また別の意味でしょうね。

床面のカプセルと、カプセルがない床面が交互に配置されているのも印象的。
そして、カプセルの数字の配置はバラバラなのが非常に気になるところです。

そのカプセルの戦士が死亡した場合、カプセルの数字も新しくなるとか……?



明らかに死龍の〝闇〟の呪縛に吞み込まれている凱も気にかかるところです。
人間と怪物の境界線が、本作はより脆く、心が重要なのが秀逸だと思います。
ジャドウが報告した『武装神』という呼称も含めて、主人公に期待してます。
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