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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『不能犯』第4話 中年男の恋  

本誌次号から・橋ツトム先生の『天間荘の三姉妹 スカイハイ』も新連載開始!
もう嬉しい限りですし、『不能犯』目当てで購読していますから好都合でした。

と言う訳で、本誌も定期購読に踏み切りました。いつものお店で手続きも完了。
尤も、上記の通り定期購読してますが、売り切れの心配がないのは安心ですし。

以下は今回の内容に触れた感想です。本誌未読の方はご覧になりませんように。



その赤き瞳は、善人も悪人も、生ある総ての者を惹き付ける。そして拒絶する。



『グランドジャンプ』で大絶賛連載中!
驚愕のサイコサスペンス、新連載第4話!



原作:宮月 新
作画:神崎裕也


 能  impossibility defence


中年男の恋



流石に今回はカラー扉ではありませんでしたけれど、
連載開始から3話連続カラーというのが凄いですね。

と言う訳で、扉ページにも期待していましたが……。



これはやられました。なんという登場シーン(笑)。

本編がダークで血生臭く、救いがない結末ばかりで、
だからこその先生の配慮ですね。これはツボでした。



前回から、警察関係者の出番や接点も期待していて、
宇相吹に辿り着くまでが楽しみでもありますけれど、
今回も純然たる一話完結で、それはなかったですね。
勿論、今回は今回で充分に楽しめて全く問題ないし、
それらの展開は、今後いくらでも掘り下げられるし、
慌てることもないですからね。じっくり味わいます。

前回のように、今までの人物の再登場も有り得るし、
今回の彼女がまたどこかで出る可能性もあるかなと。



今回の依頼人は中年、女子高生に強請られる男性です。

この二人が出て、いじめっこの女子高生が出た時点で、
構成とオチは読めました。初見の人にも良い構成かと。

強請りとは言え、女子高生にしては大きすぎる額だし、
その彼女も、学校ではいじめられて強請られる側です。
この時点で確信しましたし、親子の繋がりも予想通り。

今回の構成で秀逸なのは、その親子の繋がりよりかは、
『真の依頼者』が彼女だったという事実の方でしょう。
元の依頼人である中年男性の方には殺したと報告して、
その後で真の依頼者が宇相吹と並んで見ている構図は、
実に巧いなあと思いました。より悲劇性が増しますね。

また、ああいう真面目一直線タイプで生きるタイプは、
いざ躓くと脆いものですし、この作劇もお見事でした。

人間の本質、エゴを抉り出す妙味をいつも痛感します。

読者が本作に求めるのは救いなどではないでしょうし、
正にその本質だと思います。私的には問題ないですね。
寧ろ、この強烈な路線を貫いてほしいと思っています。

宇相吹は依頼人に変に同情したりなんか一切しないで、
とことんドライであるところが、やっぱり良いのです。
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