日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『不能犯』第3話 家の中の真実  

新連載第1回目から好きで愛読しております。
元々、本作の為にいつも購読していますから、
今回で3号連続カラーとは尚の事嬉しいです。

以下は今回の内容に触れた感想となってます。
本誌未読の方はご覧になりませんように……。



   悪人にも善人にも
等しくは訪れる…。

『グランドジャンプ』で大絶賛連載中!
驚愕のサイコサスペンス、新連載第3話!



原作:宮月 新
作画:神崎裕也


 能  impossibility defence


家の中の真実




『ウロボロス』の連載も大変だと思いますけれど、
新連載から3号連続でカラーとは嬉しい限りです。
神崎先生のカラーは格好良くて気に入っています。

やっぱり宇相吹は赤のシャツに黒のスーツだよね。
今回の扉ページのネクタイも私的にツボなところ。

怪しさと胡散臭さ全開で人を見切ったような表情、
それは今回も健在で、これでこ宇相吹だよなあと。



今回の依頼人とは、30代の会社員の羽田さんで、
ターゲットは、マンションの管理組合長さんです。

ターゲットの鳥森さんはいかにも危なそうな眼光、
勝手にゴミ袋を漁るなどの奇行を繰り返しますが、
冒頭で印象付けているくらいですから、と思えば、
やっぱり、本当の問題は羽田さんの奥さんにあり、
鳥森さんの強引な行動の数々も、これで納得です。

依頼を引き受ける直前の宇相吹の確認の言葉とか、
鳥森さんが宇相吹を連中の仲間と誤解したことも、
実に皮肉なもので、この擦れ違いが印象深いです。

そう、本作においては「擦れ違い」が重要かなと。

あるいは「思い込み」と言っても良いでしょうね。

それがどうであれ、宇相吹は依頼を受けるのみで、
真相を知っていること、更に黙っていることなど、
実に憎いですね。本当に悪魔のような男だと実感。



今回で特筆すべき点は、もう一つあります。

今までの展開を読んできた読者なら、待ち構えていたことでしょう。
前回のラストから期待していましたが、多田さんと唯さんが再登場。
警察の再登場で、こちらから宇相吹への捜査と接近も期待大ですね。

そして、精神科医の瀧 真秀(たき・まほろ)先生が登場!

流石だと唸らされる見事な指摘でしたね。
この時点で彼が登場したのは大きいです。

警察だけでなく、こちらからも加わって、
宇相吹に辿り着くまでが更に楽しみです。

思い込みによる死は、今までに描かれてきた通りですが、
『ストーンオーシャン』の終盤を連想したりもしました。

一話完結のスタイルで、相変わらず怪しさと胡散臭さ全開、
そこに加えて、今回は警察関係者などの場面も描かれたし、
今後は、段々とそちらからの展開も堪能できるかと期待も。

ともあれ、今の段階では初めての方も触れやすいですので、
予備知識がなくても充分に楽しめます。今がチャンスです。

個人的には、もうちょっとこの一話完結の形式が読みたかったり、
そう思いながらも、次の新展開も期待する気持ちが混同してます。

宇相吹が頼られて、掻き乱し、裁いていく仕事ぶりが実に強烈で、
単純な爽快感とは違う、しこりが残るような読後感が良いのです。
これぞ、本作ならではの味わいだと思います。ダークで好きだわ。
相変わらず救いがなく、宇相吹の妖艶な表情と併せて魅力ですね。
これは『怨み屋本舗』などともまた違う味わいがあるのですよね。
どちらかと言えば『闇金ウシジマくん』の読後感の方が近いかも。

これは、やっぱり宇相吹正のキャラクターが大きいと思いますね。
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