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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『不能犯』第2話 姉妹の裏切り  

本作が目当てで『グランドジャンプ』も購読決定です。

今回は巻中カラーということで、嬉しい扉ページです。

さて、これより先は今回の内容に触れた感想ですので、
本誌を未読の方は以下をご覧になりませんように……。



この瞳映す世界には
本当の地獄がある―――。



原作:宮月 新
作画:神崎裕也


不 能 犯 impossibility defence


姉妹裏切



まず、扉ページがカラーなのが嬉しいですし、
宇相吹のデザインとヴィジュアルが最高です。
私的に彼はド琴線直撃で気に入っております。

ダークで妖艶で、そして胡散臭いのが良いし、
髪型や服装、そして独特の視線と表情も良し。

語り部であり介入もするし、暗躍もする訳で、
つくづく神崎先生のデザインが大正解だなと。

前回も感心させられましたけれど、今回も一話完結で巧い構成です。
両親が離婚して、それぞれの親に引き取られた二人の姉妹のお話で、
姉妹という設定も対比として良かったですし、オチも秀逸でしたね。
前回と同じく、ラストにもう一捻りある構成は私的に好みのところ。

設定の面では、今回の冒頭で明らかになりましたが、
公園の電話ボックスというのが、非常にツボでした。

重要な事実として、宇相吹が赤い瞳なのも良いです。

思わず『東京喰種‐トーキョーグール‐』の『赫眼』を連想したり。

強いて言えば、宇相吹は月山に通じるタイプかなと。
あの言動も態度も服装も、そして妖艶な瞳と表情も。

唯さんが「黒いスーツの不気味な男」と口にして、
その瞬間に克明さんが反応した時点で確信が……。

やはり、双方が宇相吹に依頼していた訳ですねえ。

そして『遅すぎた手紙』がまた何とも切ない……。

こうして最後にしこりが残る作劇と、結局救いがない結末が味わい深いです。
頑張れば救われるという流行歌や漫画が多い中、寧ろこのリアルが魅力です。
世の中にはこういう作品が少ないと思いますし(多くても問題ですけれど)。

そして、今回はラストにもう一捻りあった後に、更に次を予感させる場面が!
最後のコマで感付いた警察側の動向も含め、本作が楽しみでならないですね。

依頼人とのドラマだけに留まらず、
警察とのバトルにも発展しそうで、
ますます期待が高まるヒキでした。

なるほど、第1話の依頼人と結末も、きちんと後々に響く意味があったのね。
『怨み屋本舗』も好きですが、この辺りが本作ならではの危うい魅力かなと。
今後は一話完結のスタイルに留まらない展開もあるでしょうし、毎月楽しみ。
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