日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#076[狼煙]  

ようやくお休みが取れましたので、本誌を再読していました。
今後もまったりと、マイペースで更新していきますけれどね。

“11区アオギリ編”も白熱する一方で堪りませんね。
この盛り上がりなら、読者が増えて当然だよなあと。

うち程度ですら、その反応とアクセス数が目に見えてわかるくらいですからね。
もう目に見えて露骨なくらい、それぞれの展開から数が違ってきていますから。

逆に言えば、最近になって増えた読者が如何に多いかということも窺えますが、
うちは愛読&応援したいだけのスタンスです。怖いところじゃないです(笑)。

冒頭で申し上げた通り、うちはうちでこれからもマイペースで愉しんで応援を。

以下は今回の内容に言及した感想となりますので、記事をニ分割しております。
未読の方は以下をお読みになりませんように。連休中に追い着くのもまた一興。



混じった色の先に、交わる牙。
新たなる脅威に、新たなる影。

KAGEから現れるKIBAの猛威。




石田スイ
東京喰種‐トーキョーグール‐

#076[狼煙]




ヤモリに掴まったのが、正にカネキくんにとっての生死の境界であり、分岐点でしたが、
そこから這い上がって、大逆転してくれたカネキくんは、文字通り別人のような強さで、
地獄の展開に耐え抜いた読者だけが味わえる、地獄の展開に耐え抜いた先生からの宝物。

そう思っております。そう、辛いのは読者だけではないのです。石田先生も同じですよ。
それをわかろうともせず、一方的な文句や要求だけ突きつける輩はみっともないですね。

幹部を二人続けて、独りで撃破してみせたカネキくん。今の彼が本当に頼もしいですね。
コミックス第7巻は一つのターニングポイントであり、バーニングポイントと言えます。
連載開始からずっと信じて愛読してきて本当に良かったです。今の展開が堪らないです。



そこに、前回の感想で触れたようにノロが登場。
そして、対峙するカネキくんに割って入る者が。

正直、もう一週くらいは先になりそうかな……と思っていましたけれど、
流石はあの三人ですね。溜めに溜めた分の巻き返しとしても最高ですね。

こうして対峙する二人のマスクを眼にすると、改めて思うところも……。
どちらも剥き出しの歯がデザインに活きているのは共通してますけれど、
当然ながら、それぞれの機能性は全く別物でノロの方の構造は単純です。

ウタさんのあの台詞を思い返して、それぞれのマスクを思い返したりも。

それで…

ぼくは
蓮示くんと
一緒で?

うん
頼むよ

……!

ウタさんも
来るんですか!?

行くよー

身体も
ナマるし

見たいものが
あるんだ

…マスク屋として
  見れるとイイなあ

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#059[休業]参照)

カネキくんのマスクの方が珍しいタイプでしょうけれど、
マスクについては今後も着目していきたいところですね。



冒頭からノロの登場で圧倒されますが、
初登場のあの時を除けば、登場は一回。
その時の回から気になっていたことが、
ここで一つ繋がりを見せてくれました。

それについては後述します。まずは、やはりあの三人の出番ですね。
幹部を二人撃破したカネキくんに、この展開とは熱くて最高でした。

なんだ
 この人…


の…ロ…

コイツも
「アオギリ」…?

強そうだな

…でも
「アオギリ」なら

やめろ





遂に出逢えました。思わず胸が熱くなった瞬間です。
ここまで本当に長かった……。信じてきて良かった。
そんな想いで胸がいっぱいです。思わず涙腺が……。

その後の会話も含めて、印象深くて好きな場面です。



ヨ…
…モ…さん…



もういい
…すこし…休め


やす……
む……??

なんで……??

…僕は…

戦わないと…

………

なんでそんな目で見るんだ

「やすめ」?

……

僕は…

僕は

戦わなくちゃ

もっと…もっと
もっともっと…




崩れ落ち、自分の手を見つめて、その手で眼を抑える彼に、
もう堪え切れませんでした。今までを思い返して涙が……。

極限まで追い詰められてきたカネキくんの今までと
極限まで自分を追い詰めてきたカネキくんを思うと、
そして、その極限さえとうに越えた彼を思うと……。

心という器の中に溜まっていた水が、四方さんの言葉に揺られて、
底に沈んでいた想いが掻き乱されて表出したかのような印象です。
そして、それが抑えきれずに溢れて器ごと壊れたかのように……。

上澄みの部分だけでは生きていけないと思い知らされた彼の運命、
そして、混じって淀んだドス黒い狂気こそが〝喰種〟の真実だと、
それに気付いて、受け入れて、乗り越えた彼に、大きな場面です。

…カネキくん
今は任せてよ

…フゥン…



カネキくんを見つめる四方さんの瞳、そして振り返った後の瞳も、
彼を守る為に立ち向かうべき害悪に対する瞳も、それぞれ好きで、
とても強く印象に残ってます。〝喰種〟の悲哀が見えるようです。

……

さて…

やっと
骨のありそうな
相手ですね

チャーミングな
お口だ


ヴェーゼを
くれてやりましょう


油断するな…

どうやら
ただの
〝喰種〟じゃない


いくぞ


このページでの三人集合も、次のページのノロと三人も良かったです。
戦いの直前の緊張感、四方さんの決意の表情、ノロの異形さ際立って、
何とも言えない独特な空気感があります。敵味方双方に期待した出番!

三対一と言えば、三角さんとオナホールマンとローターマンの三人と、
アソコデラックスとの激闘や、『友情』を軸に描かれた感動の名場面、
やはり浮かぶのですが、思えば、月山の加入も因果なものだよなあと。

まずは月山が飛び掛かっていきましたが、
螺旋状に連なる彼の『甲赫』の撓る様が、
見事に活きていて、良い魅せ場でしたね。
こうして見ると、鞭のように応用できて、
尚且つ先端は剣や槍のように鋭角ですし、
以前に抱いたのとはまた違う感触も……。

尤も、使い手の月山の優れた身体能力や、
『美食』への拘りゆえでしょうけれどね。

見事な三拍子で、連係プレイを魅せてくれた三人ですが、
ウタさんの攻撃は意外でした。正直驚きもありましたね。
あの時の台詞、四方さんからの忠告もありましたけれど、
「最初から『赫子』を使うつもりがない」のでしょうね。
そして、ノロに対しても素手だけで充分だと判断か……。
勿論、危機を感じれば、すぐに発現するつもりでしょう。
それにしても、この余裕は凄いなあ。末恐ろしいな……。

両腕で貫いてそのまま抑えるというのが、生々しいです。
これも〝喰種〟ならではと言えますし、巧い描写ですね。

そして、そのまま四方さんが激しい回転と共に回し蹴り!

四方さんもまた『赫子』を使うまでもなく一撃とは……!

月山が戦う場面については今までに描かれてきましたが、
四方さんの方は二人の稽古の場面を除けば初めてですし、
ウタさんもまた然り。その分、今回は印象深い回でした。

胴体をそのまま蹴り飛ばすのも物凄いですが、
そこから何事もなかったかのように再生とは、
これは本当に驚異的ですね。ノロも凄いなあ。

まるでドッジボールや鞠が跳ねるように、瞬時に肉体を結合させて、
あの僅かな時間で再生して動き出せるなんて、尋常じゃないですね。

以前から散々触れてきましたが、これも「メシだけはメチャクチャ喰う」こと、
その『大喰い』ゆえの驚愕の再生力であることは、疑う余地もないでしょうね。

単に背丈だけでなく、『赫子』そのものも異様な形状であるのが気になります。
これもまた『大喰い』ゆえでしょうね。
『共喰い』もしてきたかが重要ですし、
もしそうなら当然『赫子』も喰らって、
『赫者』である可能性も考えられるし、
ノロの『赫包』の数も気になりますね。

冗談抜きで、本当に〝喰種〟二人分くらいの『赫包』があるのではないかと。
胴体が切り離されても瞬時に再生できる辺り、あの運命の事件を想起します。

ヤモリが口にしたカネキくんの『その再生力は異常』という事実や、
そして、リゼちゃんの『赫子』は『鱗赫』の中でも特別という発言。
そして、ノロの再生力はリゼちゃん以上だと見て良いでしょう……。
もしも、あの夜、鉄骨に押し潰されたリゼちゃんに、
ノロのような再生力があれば……と思い返したりも。
尤も、リゼちゃんとノロではやられた部位が違うし、
一概に同列に並べて語れることではないですけれど。

それにしても、ウタさんの台詞にもある通りですし、
彼らにとっても、ノロの再生力は類を見ないものか。

そして、鳴り出したタイマーと、胸元から出た時計。

〔CCG〕11区特別対策班の作戦開始が20時頃。
什造に続いて〔CCG〕が突撃したのが23時過ぎ。
そして、ノロが立ち上がった行動開始したのが0時。

本作の根幹を揺るがすカネキくんのあの一件があり、
そこで運命の『邂逅』が描かれてきましたけれども、
濃密ながらも、時間経過としては2時間なのですね。

アヤトくんを抱えてあっさりと去っていきましたが、
タイマーと、表示された時刻と無関係ではないはず。

月山は「門限でも?」なんて言ってみせた訳ですが、
強ち冗談めかしたこの一言が、重要なのかもなあと。
以下に、考えられる可能性を列挙したいと思います。

■『限界』(月山の台詞から。即ち『活動限界』)
この場合は単純に、ノロの活動限界という可能性で、
『メシだけはメチャクチャ喰う』らしいノロですが、
リゼちゃんと同じく『異常な食欲』だとするのなら、
ノロの場合は『喰い続ける必要がある』のかも……。
定期的に、あるいは決まった時間に喰う必要が……?

■『終了』(計画の遂行。もしくは新たなる計画開始)
こちらの方が先に浮かびましたけれど、タタラやアヤトくんのあの台詞を思い返しますね。
そして、タタラたちは〔CCG〕が踏み込んでくることを予め把握していた訳ですからね。
尚且つ、ここでノロに「予定通りに頼む」と言葉を残していますし、総て計画通りか……?
ヤモリの靴の機械(盗聴器でしょう)の件もありますし、総ての駒も予定通りなのかしら。
加えて「向こうの連中も待たせてるしな」とあり、予定通りの足止め完了ということかと。
ここから「向こうの連中」と合流するつもりでしょうか。ヤモリとアヤトくんを捨て駒に。

「あんていく」の四方さん、仲間のウタさんにとって、
「アオギリ」との全面抗争は当然ながら本意ではなく、
そこにはデメリットしかない訳で、彼らの行動も正解。
カネキくんの救出のみが、最大にして唯一の目的です。

ただ、「アオギリ」が嘉納教授や芳村マスターのこと、
更に四方さんのことも掌握している事実は要注目です。

逆に言えば、芳村マスターと四方さんがどこまで知ったかも気になりますが、
二人の会話、各々の台詞からしても、奴らほどの情報は持ってないでしょう。

ここで、あの時の二人の会話が思い返されます。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#051[勅令]参照)

未だ〝隻眼の王〟の全貌も見えていないですし、
別行動のタタラとエトも描かれてはいませんが、
ますます今後の展開が楽しみで仕方がないです。

そして、前回でもルビについて触れたのですが、
またしても、今回も石田先生にやられましたね。

…研

肩…貸すぞ

ありがとう
ございます


……自分(ひとり)
歩けます



戦いの前の二人の会話、そしてこの二人の場面から、
読者それぞれが、色々と思えることがあるでしょう。

自分自身が強く在らねばと思うカネキくんの想いか、
あるいはタタラの言葉から芽生えた疑念と不信感か。

ともあれ、これでカネキくんも生存できて覚醒して、
仲間とも合流できて、大きな転換点となった回です。

アジトの方で残るは〔CCG〕11区特別対策班と〝梟〟との戦いですね。
最後のページでも描かれたように、まだまだ戦いの火花は続いております。

カネキくんを連れて四方さんたちが帰ったら、芳村マスターたちが……。
という展開になるのでしょうか。ヒナミちゃんと入見さんも要注目です。

■Ghoul's talk 1
BGM&Inspired by…

Gargoyle
影王』(フルアルバム『鬼書』収録)

Angelo
フルアルバム『BABEL』
フルアルバム『RETINA

■Ghoul's talk 2
再読や、考察とは言えない重妄想の傍らで、
嘉納教授や、高槻氏のことを思い返したり。
勿論、今までも散々書いてきましたけれど。

ふと思い立ってアナグラムしてみましたが、
それっぽいのが浮かばずで(当然だろう)、
せいぜい『イート』が含まれるくらいかな?
英単語だと『タスク』も出てきますけれど。
高槻氏のお名前に『鷹』が含まれていたり、
『啄木鳥』を連想できたくらいですけれど、
ここで『鳥』が浮かぶのが本作らしいなと。

嘉納教授の下のお名前も気になっています。
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