日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#075[秘密]  

うちは今まで通り、ここで地道に応援するのが気楽でベストだと改めて実感しました。

本誌を毎週購読して、アンケートハガキを毎週投函して、という当然のことも含めて。

閑話休題。

以下は、本誌の今回の内容に言及しています。
その為、いつも通りに記事をニ分割してます。

未読の方々は、ご覧になりませんように……。



“11区アオギリ編”が更に白熱! 最高潮巻頭カラー!



もうどうかしてるはずさ

もう同化してるはずさ

猛動化してるはずさ

もう…



モウXXXシテルハズサ




トーキョーグール

#075[秘密]
石田スイ



期待していた本誌表紙には、コミックス第7巻の表紙イラストが使われ、
そして巻頭カラーの方は、「アオギリの樹」のメンバーが集結して最高。

タタラとノロ、ヤモリとニコは勿論のこと、瓶兄弟二人とエトも揃って、
さながら悪の枢軸と言った様相ですね。特撮者にも堪らない悶絶の一枚。


「アオギリの樹」も〔CCG〕も『組織』であって、
「あんていく」はそれよりは『個の繋がり』なので、
その差が改めて浮き彫りにされた秀逸な扉ページで、
毎度のことながら、視れば視るほど味がありますね。

週刊連載という激務の中、常に完成度を落とさずに、
いつも唸らせてくださる石田先生に頭が下がります。

カネキくんが確信した「君の秘密」とは、
アヤトくんの確信に触れる「秘密」とは、
前回の感想で書いたことと通じましたね。

今回を読了してから、前回の巻頭カラーの回を再読し、
なるほど……と、秀逸な構成に思わずしみじみと……。
アヤトくんとトーカちゃん、そしてお父さんとの日々、
あの過去の回想があったことは本当に大きかったです。

彼の動揺と苛立ちを差し引いても、今のカネキくんには到底敵わないのは明白ですが、
ここでもう一つなるほどと思ったのは、カネキくんと彼のお父さんが似ている点です。
似ていると言うよりは、想起させると言った方が適切なのでしょうけれど、納得です。
上記の通り、改めてその回を再読して、正に論より証拠ですね。確かにそうだなあと。
この点を事前に指摘できなかった自分が読者として恥ずかしいですね。また失態……。

そして、力で抑え付けて黙らせ、
彼に言い聞かせた後、決定打が。



庇ったんでしょ?



トーカちゃんが
殺されない
ように――




やはり、カネキくんが彼女の元へと到着した場面が、
いえ、それまでが既に読者へのシグナルだった訳で、
それどころか、彼女が、ヤモリと戦った時点で……。



アヤトくんが「アオギリ」に入ってまで成し遂げたい事、
その真意とは、やはりお互いに残された唯一の肉親の為、
トーカちゃんを守る為の事と直結していると考えるなら、
寧ろ「反アオギリ」に寝返ることができる好材料であり、
晴れてトーカちゃんと一緒になれたら良いですけれどね。

勿論、彼の根幹は人間、喰種捜査官への並々ならぬ恨み、
憎しみがあり、それは揺らがない哀しみとしてあります。
それが今までの彼、今の彼を形成している事実は大きく、
そして、それに囚われている哀しい性も、大きいですね。

彼の今回の戦いでの役割、行動や組織での身分からして、
タタラからすれば、使い捨ての駒なのかもしれませんが、
それでも彼にとっては「アオギリ」の思想こそが総てか、
あるいはタタラや〝隻眼の王〟すら超越したいのか……。

いずれにしても、まだ大人にはなりきれていない彼には、
あらゆる面で、過酷過ぎた人生だとつくづく痛感します。

「普通に生きる」ことすら困難で心身共に苦痛を伴って、
我々人間の「普通」すら彼には遠い世界かと思うと……。

最も多感な時期に、あのような悲劇が起こってしまって、
そんな時にタタラに出逢ったのは哀しいものですね……。
トーカちゃんは芳村マスターの元で育っていきましたし、
その分岐を思うと尚更込み上げてくるものがありました。

それでも、彼はこの世界、この「間違っている世界」で、
もう後戻りはできないと、哀しい道を進むでしょう……。



まだ己の本心を認めようとしない彼に、重い一撃が……!

もう言葉ではなく、力で黙らせる段階です。

床面ごと貫いて突き抜ける怒涛の勢いです。

こちらの見開きページには圧倒されました。

読者の誰もが、ヤモリの拷問を、そしてカネキくんの反撃を想起させられたと思いますが、
ここで秀逸なのは、ヤモリが『数を引いていく』のに対して、『数を足していく』点です。

読書家で博識な彼らしい描写でありながら、
覚醒する前とは明らかに違う残虐性が強烈。
しかし本当に文字通り「半殺し」とは……。

これは〝リゼ〟を『喰らった』ことは勿論、
ヤモリの『赫子』を喰らったことも影響が?

生きる為に他者の命を『喰らう』ことに目覚めて踏み出したカネキくんですが、
『赫者』の『赫子』すらも喰らった訳ですから、本当に驚異的な展開です……。

カネキくんが〝隻眼の王〟(になる)という考えも、改めて留めておこうかと。

そして、何よりも秀逸だと猛烈に唸らされたのが最後のカネキくんの台詞です。

…痛い?

トーカちゃんは…
もっと(いた)かったと
思うよ




この言葉にこのルビを振るとは……!

石田先生には本当に唸らされますね。



これにて幹部も二人撃破で、更にそれぞれの戦況が白熱するのは必至です。
ますます盛り上がるばかりで、もう続きが楽しみで楽しみで仕方ないです。
コミックス第7巻の記事も形にできていないですが、
考察と妄想の単独記事も書こうかと思ったりも……。

■Ghoul's talk 1
BGM&Inspired by...

Gargoyle
『死に至る傷』
『ゼロブラッド』
『enigma』
(以上、フルアルバム『黒密典~kuromitten~』収録)

『ナックルアート』
『極限解放』
『骨の味』
『夜椿』
影王
(以上、フルアルバム『鬼書』収録)

『face of fate』
『命の傷』
『純血サンクチュアリ』
(以上、フルアルバム『奇獣』収録)

DEAD END
フルアルバム『DREAM DEMON ANALYZER』

CREATURE CREATURE
フルアルバム『INFERNO』

D'ERLANGER
『dummy blue』
(フルアルバム『LAZZARO』収録)

Angelo
『RIP』
『REBORN』

Merry Go Round
『実験体』

cocklobin
『生まれ落ちた世界』
(ミニアルバム『死と再生』収録)
『Iris』
(フルアルバム『Iris』収録)

■Ghoul's talk 2(おまけと書いて蛇足)
石田先生の秀逸なルビには遠く及びませんが、
列挙したついでに、ここで一つ言葉遊美です。

『影』はkage
『王』はking

とするならば、『影』も『王』もK。
彼の名前も、『金木』も『研』もK。

私的に素敵な引力だと思いましたけれど、
同時に〝隻眼の王〟が浮かんだりもして、
尚の事ニヤリであり恐ろしくもあったり。

こんな話をしていると、あのレストランの展開を思い返します。

『月』…Moon
『山』…Mountain

あの当時も、これに近い考えで言葉と遊んで愉しかったなあと。
と言う訳で、今回はこの辺にして、次号を期待して待ってます。
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