日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ヒトヒトリフタリ』Life67 悲劇の根っこ  

前回から今に至る展開、
L'Arc~en~Ciel『Inner Core』『Floods of tears』なども連想しました。

というのは表向きの柔らかい換言ですが、
いよいよ凄まじい衝撃と悲劇の時が……。

正にサブタイトルの通り、悲劇の根幹が。



以下は、今回の内容に言及しております。
未読のヒトは、ご覧になりませんように。



闇の中の闇で、心の奥底で視たヒトの姿。

悲劇はもう止まらない。

終わることさえもない。

永遠に繰り返される闇。

その悲劇の連鎖を、今こそ断ち切る時……!
立ち上がれ、リヨン。『日本の守護霊』よ。

巡り巡るヒトの命、それは強く輝く輪の光彩となる。

今ここに、未来を切り開く新しき魂の光と道に繋げ。

人一人二人。

人―人=人。

人∞人= 。




日本国民、必読。

日本再生の物語。

ヒトヒトリフタリ

Life67 悲劇の根っこ



久保光司の過去編が本編で描かれた時点で、
咲和子ちゃんについても本編で描かれると、
内心胸の痛むような想いで覚悟しましたが、
当然ながら彼の過去で触れないはずもなく、
彼と最愛の妹と、総ての悲劇の根幹が……。

『ジャンプ改』掲載のスピンオフ特別読切
あの作品も今までに散々触れてきましたが、
本誌でこうして描ききったことは正解だと、
あの過去編を読んで強くそう想いましたね。

勿論、スピンオフ特別読切も大切な作品で、
先生の読切や番外編などは大歓迎ですので、
誤解なきよう、念の為申し上げておきます。

言うなれば、作品全体の展開と構成の話で、
これから久保光司のスピンオフ特別読切が、
シリーズ展開されていくのなら、その時は、
咲和子ちゃんとの過去編ではないでしょう。
高木刑事とのふれあいも本編で描かれたし、
あの『6人』の事件が描かれるでしょうね。

閑話休題。

今回の前半は、もうただただ絶句です……。
そして後半は、確かな志と光に燃えました。

今回のこの構成も、実に秀逸だと思います。

前半は、咲和子ちゃんとリヨンのフタリが。
後半は、久保光司と話すリヨンのフタリが。

文字通り、荘一郎の命がヒカリとなり、道となり、
リヨンが、フタリの想いこそが、突破口に繋がる!

荘一郎も、リヨンも、終わりが視えている状況で、
決して楽観視はできなせんし、あるのは死と消滅。

しかしそれは久保光司と咲和子ちゃんも全く同じ。
このフタリもまた、悲劇と死に囚われたヒトです。

そして、このフタリの方がずっと苦しいのも事実。

視たくもない、知りたくもなかった恐ろしい力を、
望まずして手にしてしまってヒトの闇を視た少年。

死んでもなお、魂が浄化されることなく苦しんで、
気が遠くなるほど、狂うほど自殺を繰り返す少女。

もう考えただけで、胸が締め付けられる想いです。

『妹の自殺のループ』から、Gargoyle『永遠の連続』を連想しました。

しかし、決してそれだけではありません。
本作と彼らの楽曲から、他に希望も連想。

以前に挙げた『kakera reincarnation』もそうですし
(新三部作第二弾フルアルバム『future drug』収録)、

『○○○~zero・wa・maru~』も思い返したところです
(フルアルバム『獣道』収録)。

意味合いは異なりますが、想いと姿勢は『無限のゼロ』も連想しました
(新三部作第三弾完結編フルアルバム『倭』収録)

そう、巡り巡る光彩は輪となり、円となり、縁となる。
そのヒカリは、ヒトリからフタリへ。ゼロから無限へ。

〇と〇で∞のヒカリになってくれると、信じています。

今が、その力の使い時です。
もう、後には戻れませんし、
これが最後のチャンスです。

正直、前半の感想はうまく言葉にできなくて、
記事に着手しても、暫く形にもできずにいて、
時間を置いてから、また再読してみた次第で、
若干、趣味の音楽と連想芸夢にした形なのは、
そんな理由もあります。ご了承くださいませ。
まあ、楽曲や歌詩の連想は毎度のことですが。



今回の内容で、久保光司の過去編の四回など、
思い浮かべた読者も多かったはずなのですが、
それもそのはず。そのまま飛び降りですから。

あの時を思い返し、今回の内容は号泣でした。

もうええ

もうええよ
咲和子

こんなのは
終わりにしよう


このフタリの場面でも号泣でしたが、
この時のリヨンはまるで菩薩か聖母。
私にはそう視えて、印象深いですね。

つくづく、総理大臣の守護霊であり、
相棒であるリヨンが『女性』なのは、
これがベストだったと思っています。

ミスマッチに見せて、実は最高の形。

政治に無関心であろう年齢や風体で、
可愛い今時の女の子かなと思いきや、
霊界の授業も全く興味なしでサボリ。
そんな半人前の彼女が、渋々現世へ。

今までのことが鮮やかに蘇りました。

彼女は本当に強くなってくれました。

見違えるように変わった春日荘一郎。
正に一度死んで生まれ変わった同士。

荘一郎の肉体と命。
リヨンの魂と守護。

最高のBody&Soulだと思いますね。

『仮面ライダーW』を思い返します。



そして今回、『LIFE』という言葉が使われたのは堪らないところでした。

兄妹愛は
美しいかも
しれんけど

お前ら
救わせて
もらうで



総理風に
言わせてもらうとな

大切な
国民や




おっさんのLIFEを
使って お前の闇に
道をつくる…

咲和子を
こっちへ戻せる
最後のチャンスや


荘一郎の想いと魂のメッセージは、
確かにリヨンに受け継がれ繋がり、
この場面の格好良さと来たらもう!
このコマのリヨンが堪らなく好き。

「総理風」というのも熱いところ!
思わず感激して燃えたところです。

その総理からの熱いメッセージは、
当然ながら鮮烈に思い返しました。

久保…
総理大臣からの
メッセージや

へェ

聞きたい




「お前も大切な
国民の一人」…

「必ず救い出す」
ってな

『ヒトヒトリフタリ』Life65 冷温停止へ参照)



ところが――。

ヒトヒトリの
LIFEで
変えられるほど

闇は
やさしくないよ

ムダだから
やめた方がいい

総理は
死に…

お前は
消滅する

それだけだ

アホォ

お前に先が
見えてるように
アタシだって
この先どうなるかは
大体わかる


でもな
進むんや

あたしは
総理大臣の
守護霊やからな


救わなきゃ
ならん魂は
救うんや


泣けるね

キミは
天使のようだ




総てを否定して、想いも言葉も、自分自身さえも黒く塗りつぶす久保光司。
しかし、リヨンはそれでも怯みません。この彼女に心底燃え上がりました。

ライフボールを発現した時の表情から、逼迫した表情もまた彼女らしくて、
何とも皮肉ですが、この表情が彼女らしいなと思ってしまうということは、
つまり、それだけ彼女もまた修羅場を潜り抜けてきた訳で、唸らされます。

こうして思い返すと、つくづくリヨンの表情や台詞って私は大好きですね。
コミックスの表紙や、本誌センターカラーの笑顔や勝気な表情も魅力だし、
時折見せる歳相応の女の子らしい表情や仕草も、実に人間臭くて好きです。

そして、彼女が白玉を放つ熱い場面を眼にする度、
自分も同じように力が入っているのを再認識です。
使い古された陳腐な表現ですが、「手に汗握る」。
正にそれです。この熱さと暗黒のトーンとの妙味!
連載が始まった頃から書いていた霊能力バトルも、
ある意味で実現した形ですし、政治バトルもそう。
結局、どちらかではなく両方が極限の盛り上がり。
正に予想を超えて期待以上の驚きをくれる作品で、
つくづく第1回から本誌購読して良かったと痛感。



あーあ


わずか
2mくらいだね

ヒト一日の
LIFEなんて
こんなもんさ



咲和子
――ッ

そこは
お前のいる所
じゃない

こっちへ
来るんや



この熱さ、リヨンの表情が最高に格好良いです。
もう誰も彼女を笑えません。彼女は一人前です。

彼女は守護霊としても、ヒトとしても立派です。

ここで追記を。

彼女が悲劇の根幹から救い、消滅したとしても、
その功績はヒトからヒトへ受け継がれると思い、
また、もし風化されても日本は残るはずなので、
彼女と荘一郎は、やはり負けることはないです。

消滅したら完全な無になるので、難しいですが、
教頭先生がこの功績に免じて何かすると期待も。
リヨンカーネーションならぬ輪廻転生になるか、
あるいは別のヒトとしてゼロから命を与えるか。
そんな『別人』が日本の総理のおっさんと邂逅、
となれば嬉しいですが、荘一郎にも寿命が……。

久保光司の社会復帰や、咲和子ちゃんの救済も、
やはり願わずにはいられません。フタリに光を。



そして、光があるはずのない世界に一つの光が!

今のリヨンと荘一郎のフタリならば、
必ずこのフタリを救うと信じてます。

そして、今の日本を救っていくのは、
フタリじゃない。我々読者でしょう。

この作品に在る魂のメッセージから、
何かのきっかけに繋がると思います。


ヒトリからフタリへ。
ゼロから無限の輪へ。
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コメント

空に架ける橋

もしも暗闇に 心囚われて

光 求めてる 誰かがいたなら

bV

閉じて廻り続く 死の円環に 負の連鎖に

命の螺旋でもって 道を創る 闇を穿つ

無限とは 永遠とは 命とは

繋がること 連なること

bV

ヒトリは 生まれた時から ヒトリではないということ

フタリから そのまたフタリとフタリから

そして ヒトリヒトリを 守り護るヒトリヒトリ

ヒトリ は フタリ みな フタリ ならば ?

ALORC #Z5GHyyj6 | URL
2013/04/01 21:05 | edit

フタリなら飛べるはずさ

まさかL'Arc~en~cielに反応してくださるとは。
しかも巧い切り返しで、流石だなと。感謝です。

「命の螺旋」という件、
そして締めの一文も流石はALORCさんだなあと。

前者は言うまでもなくDNAを連想させますよね。
そして、父と母のフタリからヒトリの命が生まれるのも、
正に仰る通りですね。

文字通り、『核心』に突き進んだ展開で、ますます期待大ですね。

如月 #ksMIDlhw | URL
2013/04/01 23:52 | edit

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