日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『装刀凱 ―ソードガイ―』NOIR.004 正邪  

今回で一気に盛り上がりました。

新展開に新たなる登場人物まで、
そして更なる要素も加わり……。



これより先は、今回の内容について言及した感想となります。
『月刊ヒーローズ』を未読の方は、ご覧になりませんように。



太陽が照らすのは、闇か罪か。その正体か。

瞳に映るのは、恐怖か怪物か。心の中身か。

激しい熱と光の中、新たなる戦いが始まる!


装刀凱 ―ソードガイ―

NOIR.004
 正 邪




さて、前回の感想記事で、ページ数について、
そして、その回の展開について書きましたが、
やはり『より高く跳ぶ為に一度膝を折り曲げて屈む』状態、
つまり『溜め』の気持ち良さだったのが、前回までの展開。

今回はその分、これでもかと言わんばかりの新展開の連発!
加えて、ページも前回の20ページの倍以上で44ページ!

第一話が74ページ(これは新連載一回目の特例ですが)、
第二話が40ページで、第三話では20ページでしたから、
第一話を除けば、実に今までで最も多いボリュームでした。

ここで[死龍]を取り込み取り込まれた凱と、
[武装魔]になってしまった辰巳さんを前に、
武装魔殲滅の組織[処史代]から一条晴也が!

正に役者は揃ったと言ったところで、大激突!

これで期待するなと言う方が無理な話ですね。

前回が「え? Aパートで終わり?」だとしたら、
今回は「え? もう2クール目?」みたいな熱さ!

流石は[処史代]の戦士だけあり、
[武装魔]を前に余裕の表情です。

そして予想通り、晴也の圧勝です。

武装魔がチャクラムの光と熱で解けて崩れ落ちていくのは、
生々しく、武装魔にマッチした良い表現だと思いましたね。

そして、一体化しているがゆえに、辰巳さんの生命も……。

こうして『憑依されても自我は残っている』辺りがヘヴィですね。
『仮面ライダーウィザード』のファントムとは逆のパターンです。
『仮面ライダー555』のオルフェノクの方がより近い状態です。

『仮面ライダークウガ』のグロンギや、
『仮面ライダーアギト』のアンノウンや、
『仮面ライダー龍騎』のミラーモンスター、
『仮面ライダー響鬼』の魔化魍、
『仮面ライダー電王』のイマジン、
『仮面ライダーオーズ』のヤミーなどは(グリードは除く)、
そもそもが異形の怪人でしかない存在ですし(人間から見れば)。

『仮面ライダー剣』のアンデッド(ただしJ以上の上級アンデッドに限る)、
『仮面ライダーカブト』のワーム(ネイティブも含め)、
『仮面ライダーキバ』のファンガイア族(及び他の種族)、
『仮面ライダーW』のドーパント、
『仮面ライダーフォーゼ』のゾディアーツ(及びホロスコープス)は、
その擬態やなりすましこそが作中でも大きなポイントの一つでしたし、
やはり、その自我が半端に残っているがゆえの悲劇性が大きいですね。
この辺りは〝喰種〟にも言えますが、ドラマが深まる要素で好きです。

自分の為に、一つ一つ振り返りながら、
誰もが当たり前に承知していることを、
書いてみたら、これもまた愉しいです。

閑話休題。

晴也の台詞ではっきりとしましたが、
やはり相当に重く悲しい呪縛ですね。

武装魔を
完全に斃すには

憑いた武器を
破壊するしか
ねぇんだ

おまえの〝生〟は
とっくに
終わってんだよ

悔やむなら
〝武氣〟に
取り込まれた

己の弱さを
悔やむんだな

武装魔に憑依された時点で、もう人として生きる道、人に戻れる道はない。
完全なる破壊しか、その生命と悲しい呪縛を昇華させる術はないとは……。

そして、取り込まれるのは己の心の強さに左右されるという重要な要素も。

これは、クリーチャー側の王道と言えば王道ですし、大好きな要素ですが、
それゆえに、相当ヘヴィな展開がいくつもあるだろうとは覚悟しなくては。

第一話で一般人が襲われた描写、そして辰巳さんが取り込まれたことから、
明白なのですが、人智を超えた異形の力を前にして人間は為す術もないし、
大概の人間は『視てしまった』時点でアウトでしょう。恐るべき存在です。
だからこそ燃える訳であり、その為の凱や処史代でもあるのですけれどね。

余裕で圧勝した晴也。

当然ここでそのまま帰るはずもないです。
凱と死龍の存在に気付いてしまいました。

そこで一悶着起こったところに、葉隠神社の飢月さんが登場。

ここで彼の口から処史代が。そして更なる重大な事実が……!

なるほど、『死龍』は二振りあったのですね。

『真打ち』は凱の義手となり、
『影打ち』は行方不明と……。

これは仮面ライダーダークカブト、仮面ライダーダークキバ、
その辺りのダークヒーローに、期待せずにはいられませんね。

本作の光と闇の要素からすれば、シャドームーンを挙げない訳にはいかないし、
東映さんの配信でタイムリーなところでは、ブラックビートも外せませんしね。

以前の感想でも触れましたが、
この辺りも竹内力アニキ主演・製作総指揮の『MURAMASA』を思い返して堪らなくニヤリと。
『MURAMASA』もキャスティング、監督さんが東映特撮ファンには堪らない方ばかりですし。

『柳生』と『裏柳生』の設定で、後半の盛り上がりと来たら、最高でしたからね。
そう言えば、凱の義手、あの籠手の形状って剣吾さんのあの装備を連想しますね。

飢月さんと晴也の会話もまた興味深いところですね。
奇しくも、このお二人のお名前がまたニクイですね。

『晴』と『月』の符合がまた良いですね。

そして、予想通り、晴也は断言しました。

処史代の

おまえは
凱の奴を
どうする気で
いるのじゃ

それは奴
次第だ

踏み止まれる
力があれば
処史代に
迎え入れる

武装魔に
なるなら

殺す

これも、「異形の力を手にしてしまった者ゆえの選択」であり、
その選択が、「本人の意思ではなく他人が下す」のも王道です。

ここで晴也が飢月さんに対して問いかけます。
何故に処史代を知っているのかと言えば……。

その答えは眼の前にありました。現れました。

ここで[処史代]とは別の勢力、[我眉衆]!

第三勢力、あるいは途中からの新たなる展開で興白さが加速するのは、
『超電子バイオマン』のバイオハンター・シルバ、
『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー、
『轟轟戦隊ボウケンジャー』では複数の敵組織が並行して描かれる点、
これらを挙げるまでもなく、私のような特撮者には堪らない点ですね。

「いかにも」といった格好で、これまた和の要素がツボです。
ここで我眉衆から、新たなる登場人物である『惣印』の姿が!

彼ら[我眉衆]もまた、当然の如く武装魔を殲滅する為の組織のようですが、
晴也と惣印との会話でなるほどなと。組織力や武装の違いが興味深いですね。

晴也が武器を使うのに対し、
彼らは拳で戦うようですね。

わが我眉衆に
無住流拳法あり

己の我を殺し
宿りし神気を
唯一拳に込めん



即ち
〝正拳〟!

晴也が『武器』で戦うのに対し、
惣印は『神気』で戦うのですね。

個人的には前者の武器の能力やバリエーションの方に興味が向きますが、
『神気』という力も気になるところです。近接格闘戦タイプでしょうね。

ここで惣印の肉体に梵時や紋様が浮かび上がったのが、格好良いですね。
同じく、晴也の額にも浮かび上がりました。これは好きなところですね。

言うまでもなく、凱の額もそうでしたし、これは今後も期待したいです。

梵字が身体や顔に浮かぶのは『スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇』など、
東映さんのドラマで育ってきた私としては大歓迎なところでありますし、
前述の『和』の要素含め、この辺りは雨宮慶太監督の十八番ですからね。
以前の感想にも書きましたが、女性、特に裸体を活かしたデザインなど、
メシアやカルマなど、雨宮慶太監督のボディペインティングも好きです。

そして、この戦いの舞台が神社というのがまた、グッとくるところです。

この二人の戦いが見たく、敢えて仕向けたという茶目っ気の飢月さんも、
流石に途中で戦いを中断させましたね。このままではどちらかが死ぬと。

そこで一応は治まったかと思いきや――。

惣印もまた、凱の内なる力に気付いて、
そこでまた、晴也と同じく矛先が……。

今後も、こういった展開はあるかと思いますが、
これも、即ち『溜め』の部分ですから大歓迎で、
凱が完全に覚醒して『制御』できる日も楽しみ。

と、凱に拳を叩き込み続ける惣印の背後に……。
その影の中から、異形の姿が飛び出てきて……!

ここで新たなる武装魔が出現!!

複数の刃が糸を縫い合わせるように構成されたその身体、
その複数の刃が、惣印の肉体を完全に貫いてしまい……。
しかも、貫かれた部位からして致命傷。彼の心臓が……。

ここで、凱の鼓動が!

そして、『死龍』が!

いよいよ覚醒なるかという時が。
次回も楽しみで仕方がないです。



ここで気になったのは、今回の新たなる武装魔の登場です。

凱は影から浮かび上がる刃に気付いた訳ですが
(だからこそ石を投げてみて、その石に当たった惣印が振り向いたのですが)、
晴也ですら察知できなかった辺り、気配を完全に殺せるということでしょうか。
武装魔のモチーフとなる武器も毎回の楽しみですが、この能力も要注意ですね。

影から出る辺りは当然ながら『ジョジョの奇妙な冒険』のセト神のスタンド、ブラック・サバス、
そして短刀が連なる形状は『仮面ライダー剣』で韮沢靖氏がデザインされたウルフアンデッドも、
連想できたのもニヤリとしたところでした。胸元や太腿の形状からしてナイフやクナイや手裏剣?
ミイラ男っぽい感じも良いですし、腕の鉤爪や、背中の武装も大変興味を惹かれるポイントです。

今回はこの辺で。

もう次号発売が迫っていますしね。
月刊誌でもこのパターンかいなと、
我ながらいつものペースだよなと。
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