日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『ヒトヒトリフタリ』Life64 ライフボール  

リヨンが荘一郎に黒玉を見せてから、
リヨンが荘一郎に寿命を告げてから、
リヨンと荘一郎が魔に撃たれてから、
いつかはこの時が来てしまうと……。

いつかはこの決断をするのだろうと、
戦々恐々としていたのが本音ですが、
遂に……この時が来てしまいました。

今回は特に強く想うところがある回でした。
「それ」をそのまま痛々しくても書こうと、
「そのまま」書いてしまおうと思いました。

以下は、今回のその内容に触れていきます。
後戻りはできません。未読の方はご注意を。



一度は死んだ命。藤井リヨン。

一度は死んだ命。春日荘一郎。

そのフタリが決断した答えが、
日本を救う為の決意がここに。

『ヒトの夢』は、儚い。

『ヒトの為』は、偽り?

そんなことはない。本気で動かない奴らには、もう何も言わせない。



ヒトはきっと、終わりがあるからこそ強くなれる。
ヒトはきっと、終わりがあるから死ぬ気で生きる。



これが祈りだ。

これが覚悟だ。

これが戦いだ。

これが日本だ。

奇才・髙橋ツトム先生の本気がここにある!

今を生きる総ての人々に向けたメッセージ!



巡り巡る光彩、輪となり、
今、フタリの決断の力に。

悲しい終わりの始まりに、
始まりの為の終わる戦い。

さあ、目撃せよ。

日本国民、必読。


ヒトヒトリフタリ

Life64 ライフボール



以前の感想にも書きましたが、
今回はもう号泣しました……。

最も好きなサブタイトルであり、
本編の内容も想い入れが強くて、
号泣したフクシマのあの大事件、
あの時のことも思い返しました。

ここまで号泣してしまったのは、
『ヒトヒトリフタリ』Life46 我が身体、日本
以来のことで、いよいよ「もうどうしようもなく壮絶」な展開になってしまいました。
もう「逃げも隠れもできない」のだとわかっていても、それを突きつけられましたね。



リヨン

久保を止められる
方法とは何だ?



どうした
一刻を争うん
だぞ




わかったよ
おっさん

教えたる





ヒトヒトリフタリ

それは…
美しくも儚き球体!


Life64 ライフボール




やはり、ここで「荘一郎の寿命が縮む」ことになるとは……。
いいえ、これは「荘一郎が寿命を削る」のが正しいのですね。

不謹慎な発言だと思われたら、すみませんが、
この極限の状態にして、なんて綺麗なのかと。
リヨンの右手から浮かび上がる光、輝きとは、
正しく荘一郎の生命であり、強く美しいです。

思わず涙を流しつつ見惚れてしまいました。

加えて、全く個人的な印象ですみませんが、
BUCK-TICK『ヒロイン』(c/w『螺旋 虫 -tapeworm mix- 』)の歌詩、
そしてジャケットデザインを連想して、
帰宅してからその二曲を聴き返しては、
口ずさんで、歌詩を読み返しましたね。

この二曲はフルアルバム『SEXY STREAM LINER』に収録されております。

興味がある方は、どうぞ聴いてみてください。
敬愛するヴォーカリストの櫻井さんの歌詞や、
死生観などは本作と通じるのではないかなと。
ギタリストの今井さんも本作の読者だそうで、
こういう引力は嬉しいというか必然かもなと。

個人的には、その次のフルアルバムが正に最もリンクしているかと。
そのアルバムのタイトルは『ONE LIFE,ONE DEATH』と言います
(余談ですが、先週号で掲載されたのは『111』ページでした)。

それ以前に発表された歴史的名盤『Six/Nine』での死生観や輪廻転生とは違い、
正にタイトル通り「一度生まれて一度死ぬ。たった一度、一度死ぬ」詩世界で、
今井さん曰く「当たり前すぎる現実というか」とのことで、今も聴く名盤です。

以降の彼らには『memento mori』という名盤もあり、
言葉で説明するより先に、これらのアルバムタイトルからだけでも、
誰しもが、何かしら強く感じるところはあるのではないでしょうか。

そして、もうひとつ。

久保光司の総攻撃、
あの地獄の雨から、
CREATURE CREATURE『Gone By Rain』を強く想起させられました
(フルアルバム『INFERNO』収録)。

言うまでもなく、MorrieさんはDEAD ENDのヴォーカリストで、シーンのカリスマです。
この楽曲にある『雨』に限らず、
本作を連想させる『言』が多く、
『死』
『夢』
『魂』
『光』
など、DEAD ENDの歌詩も含めて、強く思考を刺激される言葉の遣い方が多いです。
特に今回の展開でそれを強く想い、これを書いている今もこの楽曲を聴いています。

こちらも、興味がある方は一度聴いてみるのもまた一興かと。
当たり障りのない流行歌や、聴き捨てられる楽曲については、
うちでこうして触れることはないと思いますので、ご了承を。

そして、やはりGargoyleを私が挙げない訳にはいきません。

『神風ギャング団~自爆遊戯~』(リヨンと荘一郎の生き様。生きるってのは死ぬほど美しい)
『極東型感染性精神汚染』(久保光司による地獄の雨)
『無限のゼロ』(リヨンと荘一郎の絆によるヒカリ)
(以上、新三部作第三弾完結編フルアルバム『倭』収録)

『future drug』(汚染水を飲んだ荘一郎と、身体と心と新しい自分と)
『曼陀羅の民』(繋がる生命と繋がる祈り)
『It's Battle Time』(奪う為ではなく、満たす為の戦い)
『ZIPANG』(日本の本物の姿)
『kakera reincarnation』(終わりがあるから強くなる、求める気持ち)
『未完成それとも不完全』(一度は失くした命、ヒトリでは不完全なフタリ)
『open the gate』(ZEROじゃなくTWOじゃないもの。道は『ひとつ』!)
(以上、新三部作第二弾フルアルバム『future drug』収録)

『もしも私が世界のルールなら』(本気で日本を救おうとする男)
『太陽の下で一番美しく生きる人でいよう』(ありのままの自分)
(以上、ビデオクリップ集『絶滅種』、ミニアルバム『巡礼印』収録)


『完全な毒を要求する』(雫を飲んだ荘一郎)
『省略形達よ』(日本を可視化した荘一郎)
『潜在的幻狂覚無差別覚醒菌感染者』(命を削る荘一郎と久保光司、そして壊れていく日本)
『カタルシス』(傷ついて乗り越えた先)
(以上、フルアルバム『月の棘』収録)

などなど、挙げだすとキリがなくなるので、
特に想い入れの強い作品からピックアップ。

それでも、折角(?)連想から脱線してみせたので、
もうちょっと毛色(経路?)が違う楽曲に触れると、
三浦明利さんの『en』という楽曲も、本作を想起させてくれます
(フルアルバム『灯~akari~』収録)。

『en』とは、
正に『円』であり、
『縁』であります。

正にリヨンと荘一郎のフタリのツナガリが創り出すヒカリを思わせる名曲です。

いつもと違う感想記事の書き方になりましたが、これはまたやってみようかな。



さて、本編では、そんなヒカリが掌に浮かび上がりました……!
ヒトリではないヒカリ、正にリヨンと荘一郎のフタリのカタチ。

これは
おっさんの生命

一日分の
ライフボールや



これが

   オレの

      命…




遂に、リヨンが白玉に踏み切った瞬間です……。

かつて、リヨンが荘一郎に黒玉を視れるように、
荘一郎に対する敵意がどれほどのものかを形に、
実際に見せた時のように、今度は白い光を……。

よう
聞けよ

あんたは
総理大臣
やろ

この国の
頂点や

その人間が
今 どんな事に
なっとるんか
特別に見せたるわ



そこに立って
集中するんや

おっさん 原発と
お別れするて
言うたやろ

それ
命狙われる
レベルやて
言うてたな

ああ

ホンマに

その通り
やで

見てみい

この国の
ありとあらゆる
とこから
魔が生まれとる

今までとは
比べもんに
ならん数や

おっさんに魔を
差したいヤツは
この国に
こんだけおるんやで

ほら
集まるで

『ヒトヒトリフタリ』Life29 black emotion参照)

リヨンが黒玉を可視化してみせたように、
荘一郎は国民に視えない放射能を可視化。

そしてリヨンが遂に白玉を見せた瞬間が!



フッ…



この命を使えば
久保を止められる
のか?

わからへん

でも 方法は
それしかないと
思う

久保の体は
暗黒世界から
湧きだしてくる
黒玉の通り道に
なっとるんや

そやから
ごっつい魔を
好き勝手に
操れるんや

けど 体はもう
後戻りでけへんほど
汚染されとる

だから
白玉を使って
アイツを浄化する
しかないんや



当然
オレの寿命も
縮まるってわけか



だが オレの体も
ガタが来てる

470日分の寿命は
ちゃんとあるのか?

それは
大丈夫や

そうか



おっさん

やっぱり
これ言うてもうたら
寿命使うよな

けど 久保の闇は
ごっつい深いんや

命 全部使っても
足りひんかもしれん



失格やな

守護霊なのに
おっさんのこと
守れてへん

逆に
死に急がせてる




   リヨン もう
   そんな事は言うな

お前はオレにとって
いなくてはならない
ヒト(・・)

一度は
捨てた命

お前がいるから
生きてられるんだ

だから迷うな

オレについて
くればいいんだ



命を
使い切って

この国を
守れるなら
喜んで使おう







流石は荘一郎ですね。もう圧巻です……。この瞬間に号泣しました。

「病人である本人が一番自分の身体のことよくわかっている」など、
よく言われますけれど、総てを等しく理解した荘一郎の決意がもう!

日本を救う為に総てを知りました。

彼はその滅び行く身体で受け止め、
総てを、この日本を抱きしめます。

そして、リヨンからの想いも……。

以前、総一郎がリヨンをリードする展開を期待すると書いたことがありますが、
正に今のこのフタリこそがそうです。いえ、私が思っていた以上の絆がここに。



一方、この国の総理大臣を、彼の守護霊を、
そして東京を死の世界にしようとする悪魔、
久保光司は、信じられない姿になって……!

思わず絶句しました……! 驚愕です……!

それにしても、あまりにも皮肉なものです。

生まれた時からあった『力』のせいで、この世界で生きるのに苦しんで、
家族を失い、最愛の理解者も失い、絶望してきたこの少年の地獄が……。

彼の名前が『光を司る』とは……。



少年は、闇そのものになってしまいました。
最早、壊れていくしかない地獄以上の地獄。

ただただ、救いがない滅びと絶望の地獄に。



いよいよ、最終血戦に向けて、荘一郎が仲間に告白を――。

そういえば
検査結果
なんだけど…

胃ガンの疑いが
あるってさ



ガンといっても
寿命があと470日しか
ないオレには
関係ないけどな

ハハハ



自嘲気味に、重くならないように口にしていますが、
当然、コアガバメントのメンバーは安心できません。




だが
その寿命も
かなり縮まる
らしい



どういうこと
ですか?



暴走した久保を
冷温停止させる
には

オレの命と
引き換えにする
しかないんだ


遂に、口にしてしまいました……。
もう、本当に後戻りはできません。



わかったで
おっさん

アタシも
もう迷わへん




「日本」を救う為…フタリ(・・・)の決心――!!



繰り返しになります。同じことしか言えなくてすみませんが、
もう号泣でした。今回はもう、ただただこれに尽きます……。
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Medicine for Despair

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Man in Black

bV

瞳に 満ちる 光

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我が 命の 螺旋


果て無き連鎖を終わらせる為に

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bV

度々、想い、重さに、思い兼ねて
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ただ、あのときから最早、目を離せはしないから
これからきっと、像を結ぶものを見届けるまで
ヒトリの人生から、ヒトリならざる生き様へ

フタリを、フタリで、フタリに、宜しく

ALORC #GhMHlou2 | URL
2013/03/09 17:15 | edit

この想いをここに刻もう

Meditation for Destination

VS

Moaning from Desroy



私自身も、借り物の言葉でしか紡げないのが実情ですね。
いつも来てくださっている氏が、一番良くおわかりでしょうけれど(苦笑)。

でも、本気にならないと、誰かに響かないと思うのですよね。

そして、その時は「今」だと思って、続けてます。

少なくとも、ここでフタリでご一緒させて頂けた時点で、
続けてきた甲斐はあったと思いますし、感謝しています。

ヒトリからフタリに。そしてフタリから、この国に。

如月 #ksMIDlhw | URL
2013/03/10 15:10 | edit

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