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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

『週刊ヤングジャンプ』を毎週購読していますし、
作品の感想記事も書いている当ブログですけれど、
私が『デリバリーシンデレラ』を愛していること、
それがコアにあるのは今一度申し上げておきます。

今までにも書いてきましたが、真のデリシン革命は「これから」だと思っています。
『デリバリーシンデレラ』を愛する想いと共に、その想いもまた変わらずあります。

私は何一つもまだ諦めていません。

そして、NON先生の次の作品、コミックス、画集も楽しみに待っています。

さて、そんな中でも、時間もNON先生も止まることなく動き続けています。

先生も、次回作に向けてネームも含めた具体的な創作活動を開始されており、
特に二月は勝負月とのこと。ならば『二月』に私が動かない訳にいきません。

思えば、一年前の『二月』は、デリシン連載100回記念で盛り上がったり、
自分を突き動かしてくれた『デリシン祭り』が、今でも強く胸に残ってます。

ちなみに、三月には雅美ちゃん&ミヤビちゃんストラップに喜んだ想い出が、
更に続き、四月には藤原亜姫先生の小説版&夢の対談とデリシン革命があり、
一生忘れられない大切な想い出、生涯を貫く宝物になった素敵な時間でした。
これこそが本当の意味での『シンデレラタイム』なのだと、痛感しています。

そして、今――。

先述の通り、先生は鋭意創作活動中で今年も期待してます。
本誌復帰、新連載開始もそう遠くないと信じて待ってます。

うちとしても、今年の『一月』に先生の新作イラスト情報、
それに関連した記事を書きました。以下をご参照ください。

DQとキャラブックとNON先生(と私)

そして、一月の一件だけで終わらずに今月も用意してます。
実は『二月』にはこの記事だと、前々から意識してました。
そして二月に公開するということ自体にも意味があります。

と言う訳で、今回は『デリバリーシンデレラ』そのものの記事ではないですけれど、
でも、先生にとっても読者にとっても大切な『シンデレラタイム』と言える作品に、
この作品にスポットを当てようではないかと。もっと評価されて然るべきだろうと。

本作の感想を書くこと。それを『今』やること。それこそうちらしいじゃないかと。

さて、これより先は時間旅行の始まりです。
シンデレラの魔法の瞬刻でもなく、別の時。

23世紀から現代に現れたくのいちのお話。

色気とバトルと大切なモノと……コメディ?
前代未聞の新境地SFアクションがここに!



件名にも書いた通り、発表自体は随分前の作品となりますが、
短編としての魅せ方と纏まりが、とにかく光る傑作なのです。
将来的に、短編集に是非とも収録して頂きたいと思ってます。

物語としては、23世紀から来た謎の美しすぎるくのいちと、
彼女に敵対する組織の刺客が、現代にて戦いを繰り広げます。

何故、未来から現代まで来たのか。

何故、二人は現代で争うのか……。

その理由が、現代のもう一人の主人公にあります。
彼の名は森清司、現代に生きる平凡な高校生です。

彼が所有する超高性能シロップこそ未来人の狙い。

そして、未来から逢いに来たくのいちは語ります。
彼女の名は紅と書いて『べに』。絶世の美女……!

2250年の世界は
より優れたシロップを
巡って争っているのよ

     つまり高く売れるの


ここでピンと来た読者もいたでしょう。

そう、その超高性能シロップとは……!



清司くんは、ぽかーんとした顔で一言。



シロップ
…?

精液とも
言うわね

せっ…

バカ
ゆーな!!

何でオレの
精子が
狙われんだよ

だいたい
何だ
その会社


出たのよ

データで

16歳3か月の
森清司の
シロップが
と――っても
優良だと


        活きが
        いいのね

ダメだ…ついていけん



と言う訳で、そういう訳です。

もう39ページ、テンポ良し、
中折れなしで、ノンストップ!

言うまでもなくデリシンもそうですが、
とにかくテンポ感とリズムが上手です。
特に本作はコメディ要素が高いですし、
重すぎずにノリノリで楽しめますから、
尚更リズムが重要だろうと思いますし。

冒頭からラストまでも魅せ場だらけのこの美しすぎるお姉さん、
そこに来て露出度が高すぎるきわどい服装で、瞬時にコスプレ。
未来の技術で、耳元のヘッドホン型の装置に触れるだけで変身。
これぞ正に七変化。武器を発現することも可能なハイテク装置。

大半の読者は、その唐突すぎる襲来(敢えてこう言います)と、
あまりにもぶっ飛びすぎな説明(現代では不可解)で、驚いて、
半分置いてけぼり感を味わい、それでいて事件はノンストップ!
正に読切ならではの構成が活きた形で、自然に入り込めますし、
自然に清司くんの視点で読めるし、ドキドキできる見事な構成!

主に清司くんの視点でお姉さんの発言の一つ一つにツッコミを、
一挙手一投足にひっくり返るのが正しい味わい方だと思います。

それより何より、この美しすぎるお姉さんってね、

雫姐さん好きには堪らないはず。

決して強引な口調でないのに必殺技的な一撃感があるところや、
おっとりしていながらグサっと刺さる棘がある魅力が最高です。

未来人でありながら、とんでもないハイテク機器を持ちながら、
彼女はくのいち。このギャップとハイブリッド感覚がまた良し。

彼女の右肩に文字が……。これも『二月』の理由の一つでした。

そして、FUMAコーポレーションのOLさんを自称する彼女、
このお姉さんに翻弄されながらも、敵対する人も襲ってきます。
敵であるKOGAカンパニーの刺客も、待ったなしで迫ります。

正にこのテンポ感とドキドキ感こそ、『ノン・フィクション』!

特殊ゴムだの特殊ホールだの、思わず吹き出すネタも満載です。
それでいて決めるところはビシっと決めて、バトルも魅力です。

これだけでも充分に興白い展開ですが、本作が更に秀逸なのは、
もう一人の無関係な一般人、清司くんが密かに片想いの女の子、
相原絵美ちゃんと清司くんの甘酸っぱくピュアな物語である点。
思春期で背伸びしたがり、目隠ししながら覗き見したくなる心、
そんな中高生思春期モジモジマインドやスケベ心が見事に昇華!

先生は世の中高生男子以上に理解があり「熱い!」と脱帽です。

そう、根底には清司くんのピュアな心が光る「熱い漫画」です。

イイ女がページからはみ出さんばかりに縦横無尽に活躍するし、
それに振り回されながらも彼は大切な女の子を守ろうとするし、
そんなイキイキとした彼らを先生が熱く描かれるのですからね。
それで興白くないはずがないのです。徹頭徹尾退屈する暇なし。

この中折れなしのギンギン感は、先生ならではのリズムかなと。
39ページの濃密さも堪能できますし、扉ページはカラーです。
至れり尽くせりというか、延長なしだけれどその分強烈な感じ。
いえ、延長はなし(読切・ページ数に限りがある)だからこそ、
その分一発が尋常じゃなく濃厚って感じの本作なのです(笑)。

何か例えがそっち方面になりがちですが、それで正解なのです。

とにかく、楽しい意味でツッコミどころだらけですので、最高。
雅美ちゃんと全く違う女性だけれど、『清く正しく戦う女性』。
そんな『くのいち』の活躍、是非とも推奨したいところですね。

折角の機会なので、余談をもう少々……。

作中の舞台の高校って、実在しますよね。
すぐになるほどとピンと来て、ニヤリと。

そして最後のページの絵美ちゃんの台詞、
目が覚めた時のあの台詞には思わず爆笑。

そして、もう一つ。

チャンスを
あげる

死ぬ前に一度
何としても
その彼女を
抱いてみなさい!

    そしてこのゴムに発射なさい

あ――
私って
優しい ♡

ちょっ…

ムリだよ!!
手も握った
ことないのに
…!!


握って
もらうのは
アソコだけで
いいのよ


これこそ歴史に残る名言でしょう。
デリシンのあれも思い返しますね。

男ナメんのも
アソコだけに
しとけよ?


(『デリバリーシンデレラ』第2巻参照)



と言う訳で、今までとはちょっと違う記事にしてみました。
先生の次回作を楽しみに待っています。今年も応援します。
その時にはまた『指名』しますので、宜しくお願いします。
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コメント

さすがに未チェックの物品だけども…

なるほどなぁ、如月さんが食いつきそうな要素満載だわw

冒頭の概要だけみていくと、どこかDNA²みたいな感じがするが、
実際読んだら、だいぶ味わいが違うんだろうなぁ。未来からやってくる
忍者って、ベタな設定そうで、意外に無いからねwそこに、主人公の
純愛を絡めるとは上手い構成な気がするw

短編としてよくまとまった構成であるのは、記事からも推察できる
けども、設定関係やらなにやらで、十分、連載に出来そうな作品な
予感しますねぇ。如何せん、現物を見る手段がさすがに無い
ので(ミラクルジャンプのバックナンバーを地道に探すのはさすがにw)
短篇集なり、なんらかのリアクションは欲しいところ。

とまぁ、本編を読んでないのに、コメントしてみるおれがいるw

或 犬良 #IY7bLZJE | URL
2013/02/10 21:25 | edit

これが本当の「ミラクル」ジャンプ!

ようこそいらっしゃいました!

と思いきや、『東京喰種』じゃなくて、まさかこちらとは!(笑)

>食いつきそうな要素満載
あはは。思わず笑いました。そういうイメージなのかいな(笑)。

>冒頭の概要だけみていくと、どこかDNA²みたいな感じがするが、
あ、遠くないかも。良い線突いておられると思いますよ。懐かしいですねぇ。

>ベタな設定そうで、意外に無い
雨宮慶太監督の『未来忍者』くらいしか私も浮かびませんし、
ハイテクでありながら忍者って、確かに意外にないですよね。

ともあれ、記事を読んでくださって、
こうしてご丁寧で嬉しすぎるコメントまでくださって、
それだけでも書いた甲斐があったなあと。ありがとうございます。

短編集は以前から自分も希望しております。
あとは嘆願あるのみ!(笑) 起こすのよ、革命を!

実際、デリシンだけで読切が5本あるので、
短編集は本当に実現してほしいところですね。

とまあ、本作の為だけに『ミラクルジャンプ』バックナンバーを手にした私でした(笑)。

如月 #ksMIDlhw | URL
2013/02/10 23:04 | edit

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