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日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

私的に『読みたかった本』であり、
『読んで良かった本』であります。

「年収〇〇」だとか「〇〇万円」といった書名を目にすると、
「またこの手の本か」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

本書が今までのそういった本と違うところは(少なくとも私がそう感じたところは)、
節約だの仕事が云々だの自己啓発といったこととは別に(無関係ではないのですが)、
まず、現状の仕事や生活サイクル、そして何よりも『お金』といった大前提、
それ自体に、『改めて考えさせてくれる』良い機会を与えてくれたことです。

何の為にお金が必要なのか?

収入って高い方が良いのか?

そもそも、お金って本当に必要なのか?


そもそも「お金」って、なんだ?

この問いかけ、そしてそこからのイケダハヤト氏の提案には唸らされましたね。
著者であるイケダハヤト氏は私よりずっと若い方で、86世代のプロブロガー。

何だか書けば書くほど私の負け犬っぷりを露呈しているようですが、続けます。
更に付記しますと、奥様もお子様もいらっしゃり、年収も私などより遥かに上。

正直、天と地ほど差があります(無論、私が下です)。

恥の上塗りついでに続けて申し上げます。

私もそれなりに転職や人生の転落も味わってきましたし、
リアルデリバリーシンデレラ体験も味わってきましたが、
乞食寸前レベルまで人生転落したことがありますので、
お金への執着や執念と言った部分は皆様以上なのかも。

勿論、現在は働いている毎日ですが、
社会復帰できた今と、それ以前では、
もっと言えば、最高と最低の差では、
月収は今の七倍くらいはありました。

当時と現在の状況については、勿論こちらでは言えませんけれど。

まあ、逆に言えば、今はそれだけ稼ぎが少ない訳ですが(苦笑)。

正直、この先、いつどうなるかもわからない怖さが(本当の話)。

ゆえに、そんな自分だからこそ、お金に対する考え方の違いに愕然とさせられたのですね。
そういった新鮮な思考の喚起嬉しい悔しさを与えてくださっただけでも感謝したいです。



加えて、本書が私にとって魅力的なのは何故かと言うと、
お金がないなら、ないなりの生活をしようという考えが、
僻みや逃避、無抵抗主義的なスタンスではないことです。
私だったら、絶対こっちになっちゃうのですが(苦笑)、
この辺りも、イケダハヤト氏は流石だなと痛感しました。

他にも、現実や将来を無闇に否定も悲観もしてない点や、
それでいて、決して根拠のない楽観もしていない点です。

『これから』は貧乏が当たり前になるという前提と覚悟。
脅しでも何でもなく、『実感』として非常に頷けました。

そして、個人的に何よりも驚き、ときめいたところとは、
『貧乏』という制約はクリエイティブなゲームであると。

本書で触れられている通り、私も『ゲーミフィケーション』という言葉はよく見聞きしてます。
端的に言ってしまうと、『貧乏の中で生じる疑問符と日々向き合う』楽しみの提唱であります。

貧乏で当たり前。

貧乏とは大前提。

貧乏とはゲーム。

貧乏を楽しもう。


これって凄いなあと。変に拗ねるでもなく、実にナチュラルなのがまた素晴らしいです。
これは読めば納得ですので、実際に読んで頂くのが最も誤解なく伝わってベストかなと。

本書はドライで空虚な今の時代に必要な、実りあるリアルな生のサバイバルのバイブル

何の為に働くのか自分と社会との繋がりとは何か大切なことが沢山詰まっています。

繰り返しになりますが、新鮮な思考の喚起と、嬉しい悔しさを与えてくださったことに、
著者のイケダハヤト氏に心から感謝を。読みやすいし、何度でも再読できる良い本です。
「イケダハヤト氏がこの文をご覧になるはずがないけれど」と加えてこの文を終えます。
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