日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ツイッター選挙にて始めた『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙ですが、
いよいよ本日が投票最終日となります。
以前にもここで書いたことなのですが、
企画意図は競争でも何でもありません。

デリシンの血の通ったリアルな人物と、
彼女たちへの読者様の想いを形にする。
それこそが立ち上げた本当の目的です。

ですから、どんな順位や結果になっても正解だと思っていますし、
少しでもデリシン読者の方に楽しんで頂けたら、本望であります。

投票してくださった皆様、協力してくださったスペシャルゲストの皆様に感謝です。

先生が帰国される頃を狙って、そのタイミングで結果発表しようかなと企んでおります(笑)。

現時点で一つだけ申し上げると、裏バージョンは実に裏らしいナイス状況になってます(笑)。



今回の企画に留まらず、デリシンについてはまだまだ予定している記事が沢山あります。
これからも何ら変わらず、デリシンは私の中でずーっと生き続けて行く大切な作品です。
スポンサーサイト

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#040[招待]  

先週号での休載から待ちに待った救済!
楽しみにしていたら一転してましたね。

鳥が重要なファクターであるとは思っていて、
以前、この時の感想でも書いたのですけれど
『東京喰種‐トーキョーグール‐』#024[隠刃] )、
今回はそう来たかというときめきがありましたね。
ヒナミちゃんが鳥篭を持ってきたというのがまた。

Gargoyle『少年A』、PIERROT『screen1 トリカゴ』、仲間由紀恵『青い鳥』を思い返したりも。

従来の動物でも人間でもない喰種という存在、
改めて考えさせられる冒頭の良い一幕でした。



あの晩餐会から一体どうなることかと思いきや、
そこからの逃亡劇ではなく一応の決着でしたね。
あの場は月山が治めたというか、オイシイとこ取りする為にお開きにした訳ですね。
当然カネキくんが仲間に話すことも見越した上で逃した訳なので、キテるなー月山。

余談ですが、鳥に星の模様と来た時点で、
まさかって感じだがグッときた訳ですが、
今回の直前のページがウルトラジャンプ8月号の広告で、
表紙は言うまでもなくジョジョなので素敵な引力だなと。

ヒナミちゃんがどこで鳥を見つけたのか、
本当に偶然の発見なのかが気になります。
月山のように、あんていくを嗅ぎ回る喰種が他にいないとも限りませんし、
亜門さんとの戦いに続いて、月山とも関わったので自ずと注目は増します。
他の区の喰種、他の白鳩からカネキくんが目を付けられる可能性もあるし、
どこで物語の糸が繋がるか、ほどけるのかと考えるだけで愉しいものです。

今回のサブタイトルが『正体』とのダブルミーニングかと思って読むと、また違う味わいも。

ともあれ、先述の通り、これで芳村マスターと四方さんも事の顛末を知ることになりました。
となると、イトリちゃんや、ウタさんにも一応の情報としては伝えられることになりますね。

そして、四方さんから冷静且つ意外な一言が。

イトリの
言う事をあまり
真に受けるな…

意外じゃなく、考えてみれば至極真っ当な一言か。
虎の穴に突っ込んで来い、という危険な依頼だし。
この後にも四方さんの台詞が続きかけたところで、マスターの台詞が。
四方さんが何と言おうとしたのか、非常に気になっているところです。

俺も昔
ヘ…

………
………

「ヘ」は『ヘルタースケルター』(イトリちゃんのお店)でしょうけれど。
「ヘ」は『ヘタレ』じゃないとは流石に思いますけれど、まさかね(笑)。



我々『人間』も、「いただきます」と言って命を口にしている生き物ですが、
今回のマスターの台詞も、『喰種』の『本質』を突いている良い台詞でした。

そして、彼らのそんな狂気と哀しみだけに留まらないマスターの台詞がまた。

カネキくん

君の知る
〝喰種〟は

そういう
人たちだけ
だったかい?



この時のコマで、マスターと、四方さんとヒナミちゃんも一緒なのが秀逸ですね。
そして、次のコマではカネキくんの顔、更にヒナミちゃんが見つけた鳥のコマも。

意外な一言と言えば、マスターも。

過保護では
成長できないよ

私は彼を
信じている

私たちは私たちの
仕事をしよう



カネキくんに対するマスターからの信頼が嬉しいです。
同時に四方さんも今ではすっかり同じなのもまた然り。

四方さんも、月山に対して警戒を弱めずに充分に注意していますし、
そんな厄介モンに対して、自分が名乗りを上げるのが格好良いです。

この二人の台詞のやり取りがまた、鳥を見つけた回と重なるのが巧いなあと脱帽でした。
ヒデやカネキくんの缶コーヒーの場面もそうですが、何気ないところで台詞が巧いなと。

マスターと四方さんが二人で行動する場面って、
設定としては当たり前のことなのですけれども、
描写としてはっきりと出たのは初めてですよね。

「私たちの仕事」というのは、喰種の基本である行動だけでなく、他にも期待してしまいますね。



そして、更に久々の登場となるトーカちゃんが。
出番は3ページで、重要な役所ではないですが、
彼女に対しては、寧ろ今後こそ期待しています。

そして、もう一人久々の登場となる貴未ちゃん。
以前、彼女の初登場時にも書いたことでしたが、
やっぱりレストランの前に彼女とワンクッションあったのは大きいですね。
西尾の再登場という意味だけでなく、彼女の存在自体がまた稀有ですから。

貴未ちゃんの登場と来たら、話はやっぱり西尾の容態です。
西尾本人は、絶対にカネキくんやマスターに頼まないので、
やっぱり、貴未ちゃんの登場で良い展開になった思います。



貴未さんのように
大事な人が〝喰種〟だと
知った上で

それでも
傍に居ようとする
人間は――

――ヒトと
〝喰種〟との在り方の
ひとつの道標に
なるのかもしれない

貴未さんの気持ちが
〝本物〟なのか
僕は見てみたい…



正に作品の根幹を貫く重大な場面です。
自己喪失から立ち直ったカネキくんが、
喰種であることまでも受け入れた彼が、
同じ人間とふれあえた大切な場面です。
貴未ちゃんもカネキくんと同じように、
喰種であっても大切な人を守りたい人。



私は私の
出来る事を…

あとは
カネキくんを
信じて待とう…



貴未ちゃんのこの心情が、マスターの台詞と重なってます。
自分は自分に出来る事をしていこう、というのは同じです。



店長に頼もうとするカネキくん。
イトリちゃんのお店も浮かんで、
そこから……月山のことも……。

ここで、どの順番でカネキくんが行動するか着目したいですね。
と言うまでもなく、当然の如く敵から先手を打たれた訳ですが。

今後こそ、厄介モンとの完全決着にするべき時でしょうか。
月山が物語を掻き乱してくれて、ますます白熱の展開です。

この手の文章にありがちな「警察に知らせるな」的な文言は書かれてはいないですが、
「三人」と明記してあるのがその含意、つまり仲間は呼ぶなってことなのでしょうね。

しかしまあ、こいつは口頭でも手紙でもよく喋る奴ですね。珍しいマジキチキャラで良いです(笑)。

半分に折られた手紙の下半分が気になりますね。
月山が指定してきた場所とはどこなのかと……。
三人という文言からもあの店じゃないですしね。
あの昼間のカフェも気にはなっていますけれど、
そこだったら高槻氏も来たら興白い……なんて。

三角関係ではなく、カネキくんと貴未ちゃんの二人の話に、
いちいち割って入り込む辺り、厄介モン節全開の月山です。

あんていくの一階でトーカちゃんが二人を見ていますから、
トーカちゃんの助っ人展開は可能性ありかと思っています。
マスターと四方さんが出た後というのがポイントでしたね。

ともあれ、予想と期待と重妄想が膨らんで心底楽しみです。

『ヒトヒトリフタリ』Life35 日本浄化プロジェクト  

大人はかつて、誰もが子供だった。

扉ページのこの一文が良いですね。



いよいよ、荘一郎と大希くんの文字通りの接触ですが、
久保光司にやられてしまって、心の中はただただ闇が。

おっさん
覗くで

この闇の
向こうに
何があるか
見るんや

でないと
コイツは
救えへん

よし

行くで



そして、その闇の先に見えたものとは――。



やはり、総理大臣の息子ゆえの苦しみが。
久保光司のタチの悪さが、拍車を掛けて、
より一層闇を深めているのが、何だかな。

この調子だと、荘一郎に対して聞く耳なしでしょうし、
元凶である久保光司を倒さないことには、難しいかと。

ふと思ったのですが、父である泉美元総理は守護霊が強い中、
息子の彼は、どれほどの守護霊なのかと気になってきました。
父親ほど強くないのは明白ですが、そこに逆転の鍵があれば。

リヨンの白玉の発現、つまり荘一郎の寿命を削ることばかり、
ついつい、そこばかりを切り札に考えてしまいがちでしたが、
そうじゃない突破口があったって、良いはずなんですよねー。

そして帰ってきた荘一郎。

突っ伏して寝ている西田。
同じく寝ている泉美パパ。
そして鈴本ちゃんは不在。

ただ一人起きているのが真峰さん。
彼女の手から渡されたものは……。

『日本浄化プロジェクト』



理論上では
これで…

日本最大の
原発を一基
止められます


うむ

「原発設置地域経済特区化」という一文からしても、
より一層「突っ込んだ」政治展開になりそうですね。



そしてコアガバメントが放つ秘策に、
そこに期待が高まる一方なのですが、
いよいよ次号は待望の巻頭カラーが!

更新しなかった理由  

面倒だったからです。単純に。

これは、一つの記事として纏めるには、という意味であり、
間違っても、ネタの枯渇ではないし、止める気もないです。

それっぽい理由で取り繕って、別の言い訳をしても良かったのですが、
そんなことをしても得られるものは何もないので、そのまま書きます。

理由としては、やはりツイッターへの傾倒が大きいでしょう。
記事にするまでもない小ネタ、思い付きなどはこっちで済み、
またありがたいことに、そんな呟きにもお言葉を頂戴したり、
単純に自分の発言が目に触れられる機会が、天と地の差だし、
よりブログの在り方、ツイッターとの差別化を意識しますね。

もう一つの大きな理由としては、更新についてです。
性格上、更新しないで放置というのが非常に嫌です。

今が、その状態に他ならないのですが(笑)。

記事にするなら、数日かけてでもガッツリ向き合いたいし(『デリシン』記事はそうして書いたものも多数)、
かと言って、「更新しなかった」という事実が残るのはそれ以上に嫌な自分がいるのです(面倒な性格だね)。

そこで、苦肉の策として用意したのが(前から興味はあったけれど)ツイートまとめでした。
丸一日ツイートしなかった、ということはまずないはずなので(ツイッター始める前と逆)、
今に至るまで「みっともない垂れ流し」を毎日続けてますが、今後も続けるでしょう(笑)。

その安心感から、余計に「更新は明日で良いか」になりがちでもありますが、
本当に「書かずにはいられないこと」があるなら必死で執筆するはずなので、
逆に言うと、その「突き動かされる」衝動のようなものに身を委ねています。

そうは言っても、デリシン記事は下書きで着々と進んでいますけれど

三日坊主の懸念が、旧ブログから何だかんだ言って一年は続いたので、
今後も好きな時に好きなことを書いて愉しむ自分の為の遊び場として、
マイペースでダラダラと好き勝手にやっていくつもりでいますけれど、
今まで以上に肩の力を抜いて、更新のムラも気にせずやるつもりです。

『超人機メタルダー』視聴継続中  

今週は第7話と第8話が配信中です。

第5話の暴魂トップガンダー、第6話の豪将ガルドスに続いて、
実に良い流れで、ヨロイ軍団からの新たなる刺客とバトルです。

冒頭の街中で流れる楽曲は本田美奈子さんの『ドラマティックエスケープ』ね。ああ、昭和62年……。
楽しげな人を横目に孤独な流星が泣ける……。「だが、僕は超人機。ひとりぼっちのロボット人間」と。

風よ、雲よ、太陽よ、心あらば教えてくれ! 何故、この世に生まれたのだ!

この名台詞と並んで、メタルダーの悲哀が端的に表現されている呟きだと思いますね。

全編を貫く政宗一成氏のナレーションも堪らなく好きなのですが、今回も良い味わい。

と言う訳で、第7話の感想です。

『ゴールを決めろ!タグ兄弟との炎の決闘』


『豪将 タグスキー(兄)』『豪将 タグスロン(弟)』というテロップもツボです。

ヨロイ軍団からは激闘士ベンK、暴魂チューボに続く刺客で、しかも豪将。
しかも一体ならず、兄弟二人で襲い掛かってくるというスリリングな展開!

しかしまあ、回想シーンでネロス軍団の裏切り者の多さがまた。二重スパイって何だよと(笑)。




流星の名コーチぶりが実に良く、そして流れる主題歌の歌詞が二番!
子供たちとのふれあいの回でもあり、心あたたまる構成で好きです。




子供たちに危害が及ばないよう、敵を誘き寄せてから戦うのが流星。

「怒る!!」

そして政宗ナレと言えば、基本中の基本のあの部分。
やはり、あのナレーションは特筆しておかなくては。

剣流星の体内に秘められていた全エネルギーが、
感情の高まりと共に頂点に達した時、
彼は超人機メタルダーに瞬転する!!


これですよ。これ!!
政宗一成氏、最高!!




辛勝の印象が強いメタルダーですが、今回は豪将兄弟相手に二対一。
当然苦戦を強いられる訳で、このバトルの緊迫感も凄まじいところ。


そして、ここで「ネバーギブアップ」の精神!

後の挿入歌にも繋がってくる大事な精神ですし、素晴らしきネバギバなのです。
子供たちを指導しながら子供たちにも教えられた、という点もまた良いのです。

ここで負けたら、僕は子供たちを裏切ることになる。それだけは許されない。

これですよ。これ!!
この優しさ、最高!!

そして、敵からまさかの一言。
実の兄弟ではなかったと……。

今回の流星は子供たちから学んで、そして敵からも学んだ訳ですね。
兄弟という題材から、敵味方双方から学んだ構成が素晴らしいです。


ここで、またしてもナイス政宗ナレ。

メタルダーが少年たちと交わったのは、戦士の束の間の休息にも似ていた。
だが、子供から彼が得たものは大きい。


敵を完全に倒していないのに、何とも言えないカタルシスがあるのです。
こういったワビサビと渋み、そして深みが本作ならではだと思いますね。

今後も見逃せません!

「こいつは凄いぜ!!」

『BLEACH』501.Hear.Fear.Here  

前回の感想でも書きましたけれど、
早速一人は明らかになりましたね。

エス・ノトの『F』は『恐怖(Fear)』だった訳ですね。

しかしまあ、よく喋る奴ですねコイツ。

ヌ・ミカタカゾ・ンシ以上にカタカナ連発トークですね。
アルファベットは物質のみならず事象や概念もありなら、
もうガイアメモリ並みに発想の幅が一気に拡がりますね。

一護も状況は変わらず、白哉兄さんもピンチと来たなら、
ここはもう、ハンサムエロ商人の前に現れた奴こそ期待。

グリムジョーだと思ってはいますが、いずれにせよ外からキルゲの能力をぶち破るのみですかね。
この流れだと次回はどうなるのでしょうか。狛村隊長とバンビちゃんの方の描写も楽しみですね。
ツイッター選挙にて始めた『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙ですが、
こちらを表とすると、今回の企画は同時進行のB面となります。
どういうことかと言いますと、散々ツイートもしてきましたが、
『ツイッター選挙』のシステムだと一人(一つのアカウント)につき一票のみ有効です。
「複数投票できるなら参加したい」というご意見を頂戴して(しかも豪華ゲストの方)、
それならと閃きました。加えて、それに近いコメントも他の方から幾つか頂戴しました。
実際に投票された方からも第二希望というか、投票分以外の好きな人物を挙げられたり、
今までの感想も散々A面とB面の形を取ってきましたし、カウントしておきたいなあと。

いかにデリシンのみんなが血の通った実りあるリアルな存在なのか、
いかにデリシンのみんなが愛されているか伝わった良い機会でした。

『デリバリーシンデレラ』の連載が最終回を迎え、10巻&11巻同時刊行され、
最終巻発売の完結記念、祭りは「これから」ということで良い区切りかなと。

『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙に投票してくださった方、
「他にも投票したかった人物(または動物)がいる」という方がいらしたら、
私のアカウントまでご一報ください。裏バージョンにカウントさせて頂きます。
NON先生含め、今まで頂戴したそういったお声は勿論総てカウントしております。
NON先生のみならず、華麗なる豪華ゲストの先生のご意見も頂戴しておりますし、
後日、裏バージョンの集計結果はこちらでまた発表したいと思います。
ただし、A面を含めて多くてもお一人様三票くらいで考えております。
ないとは思いますが、同じ人が複数回裏ばかりに投票されないように、
受付は私のアカウントの方に一本化いうことで、ご了承くださいませ。

やっぱりミチルちゃん、ジュンくんは人気が高いわねー。あと、意外なあの人も。

『ヒトヒトリフタリ』Life34 「ひとり100万で」  

扉ページが良いですね。
前回の記念撮影とはねえ。

そして当然の如く敵からも、
悪意に満ちた反撃が止まらず、
荘一郎への攻撃は増える一方で。

それにも関わらず余裕の荘一郎が、
もう格好良くて仕方がないのですね。

怯むどころか加速する荘一郎が最高で、
彼の発案も何とも頼もしいところですね。

ワリカンで

君達も払ってくれ


で みんな
100万円
頼むね♡



まさか、こういう展開とは思いませんでしたが。荘一郎リンパ語録、再び(笑)。

黒玉塗れの空間でやり取りしていて、
黒玉が薄れていく描写がまた良いです。

三人揃いCG発足、情報攻撃も何のその。
総選挙へと前進。となれば当然次の展開が。

つまり敵側の登場。大希くんと対峙しました。

以前より目元が変化、明らかに黒玉の影響です。
あの美青年の彼が、ここまで表情が変わるのかと。
眼が据わっているというより、闇に堕ちていますね。

そして溢れ出す黒玉! 更に自らが荘一郎の手を掴む!

いよいよ緊張感に満ちた展開に突入で、ますます期待大。

すぐそばにリヨンがいることが救いですが、どうなるやら。
以前から書いてますが、白玉を使う時が重要なところですね。
やはり、荘一郎の需要が縮む展開はあると見て良いかもな……。
二人の子供も、ある意味敵側の格好の的でもありますから尚の事。
政策の面では前進しましたが、霊能力バトルの方は有利でもないし、
その辺りのバランスが、本作の興白さとして活きていると思いますね。
現状としては、泉美元総理の守護霊が強いこともプラスだと言えますが、
リヨンの面接をクリアしたCGの三人、彼らの守護霊も期待できそうです。
そもそも、その点が合格ラインだったからこそのご使命だった訳ですからね。
政治と霊能力バトル、二つが複雑に絡み合う緊迫した展開は堪らない魅力です。
ツイッター選挙にて始めた『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙ですが、ここで中間発表を。

山田雅美 4票
ミヤビ  2票
レン   1票
ミチル  1票
ナギサ  1票


二週間設けてある期間のうち、最初の二日の時点の結果ですし、
中間発表は早すぎる、と思われるかもしれませんがそこはそれ。
明日は新刊が二冊同時発売されますし、祭りの前のナントカで。
中間発表のまま、終了になりそうな気がしないでもないですが。
ミチルちゃん推しの女性、ジュンくん推しの女性も多いかなと。
ですから、今後どうなるかはまだまだわからないと思ってます。


ともあれ、この場で、投票してくださった読者の皆様とNON先生に感謝を。ありがとうございます。
特に、正真正銘の本物であるNON先生ご本人が参加してくださったことは望外の喜びで、感激です!

自分でやって思ったのですが、一人(一つのアカウント)につき一票のみ、
というのが、公明正大で実に良いシステムじゃないかと思いました(笑)。

一人で複数回投票できるシステムだと、透明性に欠けてきますしね。
こちらのシステムの方が、一票の重みが感じられるのも良いなって。



そう、この企画の真の意味はそこにこそあるのですね。

競争なんてつもりは最初からなく、デリシンへの想い。

そして、実りあるリアルな血の通うデリシンの人物へ。

読者様の想い、それを形として見てみたかったのです。

中間発表ついでに、もう一つ裏話を申し上げますと、
そういう理由もあって、選択肢が無駄に多いのです。
選択肢自体の数も意味があって、実はあれでも削っております。
もう一票入れられるなら、私はマリアちゃんに投じたかな……。


まだまだデリシン推して行きますし、デリシンはずっと私の中で生き続けます。
前述の通り、これからでも参加は可能ですので、ご希望の方はお気軽にどうぞ。

そして、明日から日本全国でデリシン祭りなのです。
デリシン祭りの本番は、まだまだこれからなのです。

『BLEACH』500.Rescuer In The Deep Dark  

前回、前々回のサブタイトルから、今回はこう来るとは。ここ最近も良い流れですね。
確かに、闇もお話も、より深いところに来ましたからね。連載500回って凄いです。

通信機で阿近の声は聞こえるのに、一護の声は阿近に届かず。
この一方通行は苦しいですね。キルゲの能力恐るべしですね。
しかも、技術開発局も味方側が暴走を始めて混乱に陥るとは。
鵯州もリンに刺され負傷。リンも臥丹坊も操られているのか?

外側を塞がれた上で内側からも攻められるというピンチです。


通伝刀のおかげで、一護にも各隊長の声が聞こえますが、
悲鳴の連発で、却って混乱してしまう形とも言えますね。

意味合いは異なるのですが、このページは『輝竜戦鬼ナーガス』の炎の回廊を思い返しました。



そして、キルゲ本人の口から語られました。

「私が陛下より授かった文字は“J”」
「“監獄(ザ・ジェイル)”のキルゲ・オピー!」

あの三人のアルファベットも、『能力』を意味する文字なのでしょうね。
そして、やはりアルファベットとは『英語』だと思って良さそうですね。

星十字騎士団“U” ナナナ・ナジャークープ(昔の東仙に通じるセンスだね)
星十字騎士団“F”エス・ノト(おチビ針マスク。冨樫先生の漫画に出そうな)
星十字騎士団“E”バンビエッタ・バスターバイン(気になっていた可愛い子)

以上、自分が書いた感想から使い回しで持ってきましたが、
少なくとも三人は判明してますし、予想しても楽しいかも。



噛ませ犬のくせに最後の悪足掻き、やるねキルゲ。
と思ったら、次の瞬間にあっさりやられましたね。

そして、その様子に驚く浦原さんにも刀が――。

でも、これは頬の横に刀を突き出された訳で、
コマの外にある柱のアオリ、あれはどうかと。

「浦原、絶命!?」って、縁起でもないことを(笑)。

ここに来て、一護の方ではなく、こちらに助っ人でしたか。
この場合、刀というのが、大きなポイントなのでしょうね。

場所が場所(虚圏)ですし、順当に考えてグリムジョーでしょうね。
ちょっと気にかかるのが、刀の色がどうだっけという点です(笑)。
刀なので滅却師はオミットして良し。つまり石田親子じゃないでしょうね。
ウルキオラのように、第二解放もできるようになっているとニヤリですね。

他の候補として、藍染とか夜一さん、新キャラも考えられるのですが、
浦原さんのあの驚きからして、只者ではないでしょうから期待大です。

死神たちの戦いに、破面が加勢するかと思うと胸が熱くなるものです。

『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙  

診断メーカー『デリバリーシンデレラでデリったー』に続き、新たなる企画を立ち上げました。

ツイッター選挙にて『デリバリーシンデレラ』登場(東城)人物総選挙を始めましたので、是非。

どちらも『読者参加型企画』となっており、
前者が『占い』と言えるようなものであり、
後者は『人気投票』として発案致しました。

特に賞罰は一切ありませんので、お気軽にどうぞ。

新刊の発売まで一週間を切ったこともあり、良いタイミングだと判断して始動しました。
期間は今から二週間設けており、今月いっぱいで区切りとしても良い形かなと思います。

期間は延長もできるそうですので、反応次第で延長するかも……。
お二人の先生のご意見などがあれば、倣いたいと思っております。

『ご指名』『延長』ってのが良いなあ。う~ん、正にデリシンに相応しい♪(笑)



普段からデリシンのことをあれこれと考えておりますので、
今後も記事以外の企画は色々と思い浮かぶかもしれません。

そう、デリシン革命は「これから」です。

『超光戦士シャンゼリオン』配信開始  

東映さんの特撮YouTube Officialにて配信開始!

色々な意味で「やってしまった」感全開(勿論、確信的に)。そんな名作です。

このぶっ飛び感と、おふざけ感は時代を十年先取りしていた奇跡だと思います。
勿論ソフトでも全話視てますが、また毎週のお楽しみが増えたと思うとニヤリ。

なんてったって第1話のサブタイトルが『ヒーロー!!俺?』ですからね
(しかも『?』が傾いているという芸の細かさ)。

第2話も『ノーテンキラキラ』と来ている完璧ぶりです。
この時点で名言「ふんわか行こうよ、ふんわか」も披露。

第1話から教頭先生ロリコン、第2話から主役の男性二人がオカマという容赦ない展開も最高(笑)。

本作ならではの斬新な要素としては、以上の(主に主人公である暁の)設定面だけでなく、
シャンゼリオンのクリスタルスーツは、挙げない訳にはいかないでしょう。
現在の水準から見ても、素晴らしい造形技術の結晶と言える驚愕のスーツ。
シャンゼリオンのクリスタルスーツを初めて視た時の感動と衝撃は強烈で、
私的に衝撃の強さとしては仮面ライダー響鬼と並んで印象深い芸術ですね。

ビデオ撮影とオールアフレコ、そこからの転換期となった意味でも、
本作は、重要なターニングポイントと言える作品だったと思います。

再視聴して改めて思いましたが、エリさんは本当に美人さんですね。

これから先、「サバじゃねぇ!」や「ごめんね、ジロウ」(「ジロウ」は女性)などのサブタイトル、
そしてあの人の「知っているか!」の薀蓄オンパレードが楽しめるかと思うと、堪りませんね(笑)。

『鳥人戦隊ジェットマン』最終話まで配信終了  

昨日(15日)まで東映さんの特撮YouTube Officialにて最終回を含む3話分が配信されていました。

改めて視ても、終盤の怒涛の展開は堪らないものがありますね。

特に第47話以降、敵幹部とも一人ずつ決着という凄まじい展開。

第47話『帝王トランザの栄光』
第48話『死を呼ぶくちづけ』
第49話『マリア…その愛と死』
第50話『それぞれの死闘』
第51話『はばたけ! 鳥人よ』

この最終5話は、勿論メインライターである井上敏樹氏の脚本。
第46話と第47話は東條昭平監督、
第48話と第49話は蓑輪雅夫監督、
第50話と最終回は雨宮慶太監督。

正にクライマックスに、一年の総決算に相応しい布陣での激闘。



今の水準から視ても衝撃的であるトランザの最期。
ある意味、倒されて死ぬことよりショッキングで、
本作がもたらした斬新な作風がいかに大きいかを、
そして後のシリーズへの功績も改めて痛感します。

マリアとリエの最期も涙なくしては視れませんでした。
やっぱり名作はいつまでも色褪せずに輝き続けますね。

グレイと凱の一騎打ち、そして倒した相手の煙草に火を点けて去る姿。
今までの作品とは一味違ったヒーロー像に、やはり憧れたものでした。

そして、最後の宿敵ラディゲとの戦いも最高。

ジェットマンが四人揃い、そして――。

「四人揃ったところで、何も変わらんぞ、ジェットマン」

「四人じゃない! 五人だ!」

凱が駆けつけて、五人集結!

「本当の戦いはこれからだ。ラディゲ!」
「俺たち五人、ジェットマンの全ての力を見せてやる!」

竜がラディゲに宣言します。
この時点で気愛が最高潮に!

「みんな! いくぞ!」

「おう!」

「クロスチェンジャー!」

竜の掛け声! そして四人が応えます!
そして五人揃ってクロスチェンジャー!

レッドホーク!

ブラックコンドル!

イエローオウル!

ホワイトスワン!

ブルースワロー!

「鳥人戦隊!! ジェットマン!!」


もう、この時点で号泣ですが、
しかも、ここであの主題歌が!
影山ヒロノブさんが熱唱される、あの名曲中の名曲が!
何年経っても、何十年経っても色褪せない最高の感動!


そして、ラディゲの真の力、この後に続く巨大戦……。
ここでもリエの想いが逆転の鍵となっていて涙が……。



そして、彼らが清々しい青空を取り戻してくれてから、三年後。

戦いが終わった後も、後世まで語られるエピソードがあるのが、
実に本作らしいと思いますし、今視ても凄まじい衝撃でしたね。
わかっていてもやはり驚愕してしまう、あの壮絶なシーン……。


返す返すも、本当に語り継ぐに恥じない名作中の名作だと痛感。


ジェットマンよ、永遠に!!

Gargoyle『虹融合』本日発売  

本日、2012年7月15日にGargoyleは結成25周年を迎える。

同日、2012年7月15日にGargoyleは25周年記念作を発表。

それが、25周年記念再構築アルバム『虹融合』。

収録曲は以下の通り。

 壱『虹融合』(未発表新曲)
 弐『EXECUTE』(三部作第二弾フルアルバム『檄』、ベストアルバム『異人伝』Disk 2『火』)
 参『ときめき』(三部作第二弾フルアルバム『檄』、ベストアルバム『異人伝』Disk 1『風』)
 肆『風の街』(6thフルアルバム『natural』)
 伍『人形の森』(三部作第一弾フルアルバム『禊』、ベストアルバム『異人伝』Disk 1『風』)
 陸『“ ぎ ”』(三部作第一弾フルアルバム『禊』、ベストアルバム『異人伝』Disk 4『水』)
 漆『偶然と必然の途中』(オムニバス『LIGHTNING&THUNDER』)
 捌『マネキン・虫食い・クーデター・石ころ』
(オムニバス『西方見聞録』、ベストアルバム『異人伝』Disk 4『水』)
 玖『脳内自殺』(6thフルアルバム『natural』)
 拾『真王』(三部作完結編フルアルバム『璞』、ベストアルバム『異人伝』Disk 3『火』)
拾壱『死に至る傷』(13thフルアルバム『黒蜜典~kuromitten~』)

初めて彼らに興味を持たれた方、本作から聴き始めたという方の為に、
原曲が収録された作品も併記したが、本当に大事なのはそこではない。
本作が「ただのベストアルバムではない」ということだけは声を大にして申し上げておきたい。
そして「ただのセルフ・カヴァー」でもなく新しい彼らがここに在る事実こそが本作の真骨頂。

ベストアルバムでも『異人伝』(結成時からメジャーデビューまでの全楽曲を収録した4枚組)、
『borderless』(日本コロムビア在籍のメジャー期ベスト)とはまた違った意味合いを持つのだ。

前代未聞の全く新しい彼らの新作、本当にベストと呼ぶに相応しいアルバムとなったのである。

今まで、ただの一度も「歩みを止めることがなかった」彼らなのだが、
そう、ここに来てまだ「新しさに満ち溢れている」事実に驚愕なのだ。

逆説的ではあるけれど、本作をきっかけに遡って原曲を聴く時間旅行も、実に有意義だと思う。



私は幸いにして原曲が収録された作品を総て入手して聴いてきた。
人生の半分以上をガーゴイル馬鹿として生きたそんな人種として、
最高の記念日に本作と彼らについて書いておきたいと思った次第。


一曲目『虹融合』からして堪らなかった。

表題曲でもあり、正に本作の再構築とは何たるかが、
そして彼らのコアが、よくわかる待望の未発表新曲。

そう、彼らは常に『今』を生きるバンドで在り続けた。

「今やりたいこと」を「今やりたい」から「今やる」バンドで在り続けた。

そして、彼らは今まで『止まらず』に歩み続けてきた。

更に言うと、彼らは常に今に全力で純粋で在り続けた。

力のある大きなプロダクションやレコード会社の声に惑わされること無く、
常にガーゴイルがガーゴイルとして純粋で在ることだけを貫き通してきた。

彼らが選んだのは汚いオトナたちに迎合することでは決して無かった。
本当に求めているファンとガーゴイルという生命を育てることだった。

ひとえに彼らが、純度が高すぎて眩い存在であるのはここに起因する。

その為に、彼らは事務所からレーベルまでも自らの手で設立している。

そして彼らは、リスナーのことを常に『メンバー』と呼び、
『一緒にガーゴイルを創っていく仲間』だと公言し続けた。
五人編成の時代はファンを『六人目のガーゴイル』と呼び、
今も変わらず作品に『ファンをクレジット』し続けている。

本物のロックバンドであるガーゴイルを今までずっと好きで聴いてきたこと、
彼らと同じ時代を生きてきた私は本当に幸せなガーゴイル馬鹿だと実感する。

建前ではなく実りあるリアルで在り続けてきた彼らだからこそできた新曲だ。

その上で『虹融合』が凄まじいのは、リレコーディングの枠さえ超えた大胆な再録に挑んだ意欲である。
その意味で『異人伝』とはまた意味合いが異なるし、ドキュメンタリー性の高い彼らならではと言える。

間違いなく、今までで最高の『全力』が本作にはある。



以下、蛇足だと承知でありながら想い出話を。

アルバム『天論』『月の棘』『natural』のメジャー期からベストアルバムを出した時もそう。

彼らは「新曲が入ってないのはファンに申し訳ない」と反論。
それを受けたディレクターも『わかっている人』だったのだ。

「君たちは絶対にそう言うと思っていた。そう思って一曲分スタジオを抑えてある」

そこで生まれたのが新曲『borderless』を含むベストアルバム『borderless』(96年発表)だった。

もう一つ言うと、日本コロムビアからメジャーデビューした時も、
「君らよくわからんから、もう好きにやって」と言われていた訳で、当然の形か(笑)。

以前にもこのことは触れたが、本作からも当時のことを想起した。
これまでだけではなく、常に今のガーゴイルを表現してきた彼ら。

10周年記念ライヴ『天』(tenと同じ音を持つ)、
10周年記念ツアー『回天』(時勢を一変させるという意味、人間魚雷の含意もある)、
そこでも彼らはそうだった。10年の歴史に甘んじることなく歩み続けた。
11年目の新曲もそこで発表。彼らは常にノーブレーキでフルスロットル。

彼らは当時から、いや、結成した時から何ら本質が変わっていないことがわかる
(上記の楽曲は『Who are you?』。後に、新三部作第一弾フルアルバム『我意在~GAIA~』に収録)。

また、「今やりたい」から「今やる」のだという彼らの姿勢は、
『天地日月 -我在護意留全集1987~2004-』(10枚組DVD-BOX)にも如実に表れている。

20周年じゃなくて中途半端だと、自ら笑ってネタにしながらも、
「今出したいと思ったから」と口にして、実際に形にしてみせた彼らの『今』が堪らなく好きだ
(雑誌インタビュー以外では、この発言は予約特典DVD『零』のメンバー対談『密談余談雑談』にも収録 )。

ちなみに本作で『Thanatos』が新曲として発表、しかもビデオクリップでの初披露も特筆すべき点だろう
(後に、フルアルバム『龍風~ronpuu~』に収録)。



そして、ビデオクリップでの初披露と言えば、やはり『絶滅種』を挙げない訳にはいかない。

ここから、彼らはまた本当の意味でのインディーズとして活動を始める。
本作のビデオクリップの特筆すべき点は、総てがメンバーの撮影であり、
それどころか、編集、絵コンテ、小道具、美術、照明に至る総てを担当。
ゆえにスタッフロールも、ほぼメンバーの名前しか出てこない。
通常の映像作品なら考えられない事態だが、それが真実なのだ。
ただ、メンバー全員をカメラに収めるシーンは必要になるので、
その時だけ友人の方がご参加、ゲストカメラとしてクレジット。

この点が『こけおどし』(90年発表)や『タントラ・マントラ』(93年発表)と決定的に異なる点だろう
(以降のビデオクリップ作品は、総てがメンバーによる制作となる)。

この作品も、当時アルバムを作れる時期であると思いながら『新しいこと』に挑戦した結晶であるし、
『今』のガーゴイルをわかりやすい形で伝えたかったという彼らならではの意欲に満ちた名作なのだ。



彼らについて思い返せば、このような話は枚挙に遑が無い。


初めて彼らを知った時から、今に至るまで、彼らに対する期待は変わっていないし、
予想を裏切られたことは多々あるが、期待を裏切られたことは、ただの一度も無い。

初めて知った時から、私にとって「他とは一線を画す本物のロックバンド」である。

また私自身の物事の考え方、言葉に対する考えや使い方も、言うまでもなくKIBAさんの影響が甚大である。
KIBAさんこそ日本一の歌詩を書く人であると私は思うし、彼に対する尊敬の念は今後も変わらないだろう。

決して「あの日に帰りたい」や「あの頃が懐かしい」では無く、「あの時を忘れない」である。
そして今も、「あの時」である

(ベストアルバム『異人伝』より)。

彼らの本質は、やはり何ら変わっていない。
そして、あの時から今まで総てが愛おしい。

そして、『今』から未来さえ照らしてみせる輝きこそが『虹融合』である。

アルバムの感想、収録された楽曲についても、当然全楽曲書いていくつもりでいるが、
ネタばれ防止の意味や、これからもっと聴き込みたいことも含めて、後日に執筆予定。

ただ、間違いなく言えることは、
彼らの『再構築作』とは、
『再構傑作』であること。

そして『再構』とは『彩光』であり、
『彩光』から『再考』させてくれる。
『再考』から『再興』させて未来に。

そんな『最高』のアルバムが本作だ。

最後にひとつ。
ガーゴイルの皆様、結成25周年おめでとうございます。

そして、今まで本当にありがとうございます。

そして、「これから」も宜しくお願いします。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#039[饗宴]  

ここで『クインケ』が登場するとは、やられましたね。

しかも、捜査官側からではなく、喰種の側から。
月山の台詞から、複数所持していることが判明。

正にこれはとんでもなく重大な事実です。

月山が捜査官を倒せるほどの強さなのか、
あるいは捜査官側と裏で繋がっているか、
あるいはその両方なのかもしれませんが、
これは今後に響く重要な展開ですからね。



ここで亜門さんを思い浮かべて、更にあの古武式の本から対処するとは!
月山の言葉に反し、飽く迄も赫子を使わずに切り抜けるのが良いですね。

余談ですが、仮面晩餐会と来て、一人に対して仮面の連中が大群って、
劇場版『仮面ライダーW ビギンズナイト』のおやっさん(仮面ライダースカル)を連想しますね。


コーヒーを飲まずとも、ガスを吸わせていたとは月山も策士ですね。
密閉された通路の意味を理解したカネキくんですが、既に遅し……。



ここで、片方だけ赫眼に変わるのを衆目の下に晒してしまうことに。




そして、ここからの月山の俊敏な判断。流石は『美食家』だと改めて思い知らされますね。
「狙った獲物を何が何でも逃さない」というだけでなく、「誰にも渡さない」という狂気。

なるほどね。タロちゃんについてはそういうことですか。
人間を捕らえて来て、バーサーカーに仕立て上げる訳か。
親と子の関係ですらなく、文字通りの飼いビトって……。

晩餐会のディナーを用意したのも月山なら、
それを終わらせるのも月山ってのがまたね。

とことん、偏執的なまでに『美食』に拘る男ですね。
リゼちゃんとの『過去』も含めて、気になりますね。
何が彼をそこまで駆り立てるのか。喰種としての欲求だけなのか、あるいは……。
いずれにしても、彼が厄介モン扱いなのは、今回のこの一件でよくわかりました。

月山のおかげで助かったとも言えますが、
本質的には何も解決していない訳ですし、
赫眼を知られてしまったのも痛いですね。
誤解や噂は確実に広まるでしょうからね。

この場は何とかなったのが救いですが、
イトリちゃんに報告できるかが焦点か。
月山の監視はますます強化されますし、
あのバーまでは逃げられないだろうと。

尤も、カネキくんの方もこれで警戒どころか、完全に危険だとわかった訳で、
この二人が、それぞれに対して、どうアプローチしていくのか期待大ですね。

体格の差を活かしたバトルで、コマ割りや描写も今までとはまた違った興白さがありましたが、
来週がお休みなのは残念です。また再読して今までを復習しておくのも良いかもしれませんね。

『ヒトヒトリフタリ』Life33 CG発足  

前回の真峰さんに続いて、三人目が登場です。
毎週ヒトリずつ、というペースが良いですね。

最初に顔を見た瞬間に、思わずリンパ。
顔もさることながら、名前の方もねえ。

泉美元総理に続いて、この人もそのまんまじゃないか(笑)。本当、良い味出してるわあ。

思いっきり宗男ちゃんな男、その名も鈴本宗八


三人目の彼だけは泉美元総理からのアプローチなのも、重要な点かも。

宗八の台詞と、全員集合した時の泉美元総理の台詞が気になりました。



ともあれ、これにてCG発足ということで、記念写真を。
この見開きの集合写真が、そして荘一郎の逞しい横顔が、
そして、写らないにしてもリヨンも一緒なのが良いです。

あんたらの戦い
アタシがキッチリ
見届けるで…


リヨンもまた堅い意思、覚悟が感じられますし、
実に守護霊らしい台詞でもあり、実に良いです。



内閣総理大臣 春日荘一郎
    余命484日



Angelo『BABEL』 感想・B面  

感想の前半はこちら

件名に態々掲げている点からも明白であることだが、
私は所謂古いタイプの音楽ファンなので悪しからず。
往年のアイドル歌謡曲世代なので、若い子寄りの感想文にはならないし、
また当然ながらそうするつもりもなく、それだとうちの意味がないので。

と、今更こんなところに来て後出しジャンケンを終えたところで後半戦。



六曲目の流れから、二曲続けてKaryu楽曲の『White fury』。

こちらも、タイトルからして思わず過剰反応。
一見、互いに相反するかのような言葉同士が、
敢えて、一つにされたこともシグナルだろう。

同じ怒りでも『anger』の方を使っておらず、
こちらの方がより言葉として強いので、それが意味するところは尚の事深い。
歌詞にも雪が出てくる辺りニヤリとさせられるが、本作での白が指す意味は、
雪の風情や美しさとは全く逆の景色、そちらの方も連想できるのが興味深い。
往年のリスナーには、言葉の方面から色々な意味で堪らない楽曲であるはず。

それでいて、曲調や歌唱の方は敢えて派手な抑揚がない場面が目立ち、
一定の温度をキープしつつ、沸々と煮えたぎる前の段階という印象で、
そこが何とも言えず、今の彼らならではの見事な表現でもあると思う。



DECESE

ここで、リスナーの誰もがタイトルに反応しただろう。
無論、これは誤字脱字などでは全くないルーマニア語。

『DECEASE』と意味するところは同じ、つまり『死』である。

しかし、彼らがただ悪戯に生や死、破壊と再生を描いてきた訳ではないことだけは強く主張しておきたい。
彼らはいつだって、常にリアルな現実の中から、今を生きるリスナーに希望が見えるように表現してきた。

つまり、この楽曲で一つの生命が死を迎えて、終わる。
だからこそ次の楽曲がより一層輝き、映えるのである。

静かに、そして厳かに描かれていく、冷たい一つの結末。

しかし、そこから描ける、そこからでしか描けない光が。

彼らが何一つもまだ諦めていないということがよくわかる名曲であり、
流行や時代に左右されない普遍性の強い楽曲も評価されて然るべきだ。


そして、この楽曲のラストに驚愕の展開が!

あの鎮魂歌の『アメイジング・グレイス』が奏でられる。

ピアノは藤原いくろう氏のプレイであり、この人選も引力を感じるし、
ゼロ地点からリスタートの意味としても、正に適役であると言えよう。

明菜様ファンからしたら黒歴史な人かもしれないが、個人的にはあの時代も嫌いじゃないのよ。



Gospel

曲名の通り、歌詞の通り、正に現実世界を表している一曲。
そこで描かれる通り、これ以上ない、愛おしい福音の世界。

正に今を生きる全ての人への彼らからの希望の歌でもある。
これは私がどうこう言うより聞いて感じて頂きたいところ。



Manic State High Pressure

彼らのアルバムには、得てして一曲はとんでもなくアレな曲名があるのだが、それがコレだ。
来たよ来たよ来たよ、これなんだよこれ! 思わず吹いてしまいそうになるぶっ飛び感最高!

静謐な時、厳かな死、そして死後の福音――。



その後がコレだもんな。もう完璧すぎる。やっぱり天才だわ(笑)。

真面目な話、彼らがいかに今を前向きに本気で愉しんで生きているかわかる一曲だろう。
キリトさん一人でのハーモニー、コーラスワークも思いっきり充実感があって実に良い。
この痛快さ、鬱屈とした時代に鮮烈なアッパーカットをぶちかましてくれるこの爽快感!



Ruins

歌詞からはアルバムの総括的印象も受けるし、勿論独立した一曲としても純粋に愉しめる。
正直、上手く言葉として纏まらない印象があり、何とも言えない胸の高鳴りを覚える一曲。

それは、彼らが残してくれた希望のおかげなのだろうと思っている。



この楽曲から、確かにAngeloのこれからが垣間見えた。



以上、全11曲に対して取り止めのない駄文を綴ってみた次第。

文章としても非常に読み辛いことは自分自身が一番よく承知しているが、ご容赦願いたい。
このアルバムを聴いて充実できた気持ちそのままに、思うまま自由に書き綴って良かった。

本当の意味でのアルバムであり、ベストであり、新たなる伝説の始まりだと思えた名盤だ。

Angelo『BABEL』 感想・A面  

感想の序文(駄文)はこちら



そんな完全新生のアルバムに相応しい幕開けが『LOVE STORY』。

まず曲名からして、そう来たかというときめきが大きかった。
物語のように、第三者の目線で客観的に綴られているようで、
聴き手と彼らの関係性のようであり、正に彼のお家芸である。

パーソナルな内面を綴っているようで、壮大な世界が同時に描かれる。
正に、これからもう一度始めるんだという強い意志が見て取れる一曲。
一曲目になるべくしてなった、あるべき場所へと宿った楽曲だと思う。

新メンバーKaryuによるソングライティングとプレイが、早速如何なく発揮された楽曲。

轟く雷鳴や嵐を思わせるリフから、慌しいリズムが掻き回してくれる。
そこから一転してAメロ、Bメロでの規則性とアクセントが堪らない。

加えて、ただのラヴソングに収まりきらないし、収めるつもりすら毛頭ないのが彼らの魅力だ。
今までのリスナーにも、初めて耳にする人にも、これから壮大な何かが生まれると確信させる。

この楽曲を聴いてから『RIP』を聴くと、ニヤリとするね。



ドラマチックな楽曲から、間髪入れずに更に続く『FEATHER』。

先行シングルを持たない本作において、実質的にシングルA面クラスの位置付けと言える。
この楽曲のビデオクリップを視聴してみて、アルバムの世界に触れてみるのも良いだろう。

正にキリト節全開の名曲であり、今のAngeloを最も端的に、ダイレクトに伝えられる一曲だ。
そして、それは同時に、Angeloの本質とは何も変わっていないと教えてくれる楽曲でもある。

イントロの頭からリフまで王道のプレイ、
Aメロでのツインギターの絡みも抜群で、
個人的にはメランコリックでありながらそれだけではないBメロもツボで、
その淡い希望から確かな広がりを見せるサビの流れが堪らなく好きである。

以前から絶対的な存在の象徴として歌詞にも出てきた太陽、
それがここに来てまた違う表情を見せてくれるのが嬉しい。
今の彼らがいかにニュートラルであるかがわかるであろう。

その意味でも、この楽曲を踏まえて『MOMENT』を聴くと、また愉しめると思う。



その流れから、彼らの持ち味の一つである攻撃性が色濃く出た『My Strife』。

こちらもまた、曲名からしてお気に入り。
やる気全開じゃないかと、思わずニヤリ。

それまでの二曲から、より緊張感の高い楽曲で、彼らの得意中の得意とする分野が活きた楽曲でもある。
サビが特に顕著なのだが、全編通して、歌詞全体よりもワンワードとして強い言葉が直列で続けられる。

ここで描かれている通り、脆く崩れそうな現状が、
いや、既に崩れてしまっている壊れたこの世界が、
抉って見せ付けるように叫ぶのが凄まじくもあり、
四曲目の直前という位置付けも秀逸だと痛感する。


THE TOWER OF BABEL

表題曲であり、正に今の彼ら、これからの彼らの決意表明とも言える楽曲。
リスナーにも、今のシーンにも、堂々と自らの信念を提示してみせたのだ。

イントロからツボだったが、アルペジオやエフェクトを駆使したギターも、
どこか不安定で、不協と言えるのが実にリアルで生々しくて好きなところ。
三曲目と共にコーラスワークが冴え渡っているのも、特筆しておきたい点。

物語としても、リスナーが生きる現実とリンクしても解釈できるところは、
今までと同様だが、それだけにこのアルバムに命名されたタイトルや歌詞、
この楽曲が持つ意味はあまりにも大きく、そしてあまりにも痛烈でもある。

いつだって、彼らは波風立たない八方美人ではなく、リアルを選んできた。
それがどういう反応を起こすか、それを知りながら、化学反応を起こした。

このバベルの塔が暗示するもう一つの意味、それは言うまでもないだろう。
正にしてやられた、というのが偽らざる本音であり、嬉しい悔しさだった。

そう、この嬉しい悔しさこそが彼らの音楽に対して求める部分だったのだ。

そんな彼らが、ここに来てAngeloというバンドさえ壊してみせたのだ。
今までのAngeloを壊すことで、新しく生まれる物語と伝説の幕開けだ。

「今までに積み上げたものを壊すことのそれが何なの?」

「これからまた新しく音楽シーンを驚かせてやればいい」

彼らのそんな笑い声が聴こえてくるような、実に痛快な一曲ではないか。
そして、そんな笑みを浮かべる彼らの胸とは常に確信に満ちているのだ。



霧雨頬を濡らして

イントロのクリーントーン、そして力強いリズムが心地いい一曲。
誤解されがちかもしれないが、彼らは聴かせる楽曲も得意なのだ。

個人的には『ECO=system』を思い返したりも。
そういう文脈からの批評・比較には正直もう辟易しているので、あまり書きたくないのだけれど(笑)。

唯一の日本語の曲名でもあり、歌詞の言葉のチョイス、構成も実に秀逸。
極論、彼の作品は、私的には歌詞カードを眺めるだけでも愉しいのだが、
そうやって愉しめることを、この楽曲から、改めて教えられた気もする。



PLOSIVE

Karyu作曲の楽曲は本作には四曲収録されているが、
本作の中でも、Karyu楽曲で特に斬新に感じた一曲。

曲名の意味は歌詞にある通り、破裂音。

タイトルに持ってくるセンスにもニヤリだが、歌詞は更にニヤリ。
ここで得意のDNAを再び持ってくる辺りが、もう流石だよなと。

曲名について付記すると、蛇足ながら、往年のリスナーであれば、
間違いなく、全く別の言葉を連想、捻って解釈してみせただろう。

『PROGRESSIVE』という単語が瞬時に浮かんだ貴方は、私と同じキリトさん中毒。

以前は歌詞の中に英語を含ませることを頑なに排除してきたのが、
ここでは逆にそれこそが肝になっているのも特筆すべき点だろう。

しかも、それが唯一の日本語の曲名の直後という構成もニクイ点。


そして、感想の後半はこちらに。

Angelo『BABEL』 感想・序文(駄文)  

ニューシングル『RIP/MOMENT』の感想も先日書いたのだけれど、
もっと彼らについて書きたい、掘り下げたいという欲求が高まった。
つまり、それはそのままニューシングルの満足度の証左でもあるが、
当該記事でも触れたアルバム『BABEL』が大傑作だったこともあり、
『BABEL』についても腰を据えて文章にするべく向き合いたいなと。

何よ、アタシだって! という熱い灼熱なAngeloファンの乙女がいらしたら(笑)、
受けて立ちたいと思いますし(武闘派かよ)、素直にお詫び申し上げますけれどね。

閑話休題。

2011年10月5日リリース。つまり前作からギリギリ一年以内のリリース。
余談ながら2002年当時のB-Tを彷彿とさせるスピーディーな展開である。
そして10月4日を天使の日とするなら、運命的な日でもあると言える。
10月4日の翌日、つまり天使が降り立つその夜明けがここにあるのだ。

先行シングルは一切なし。全11曲収録のフルアルバム。

この二点からも、今の彼らの速度と自信が見えてくる。
ここで大人の事情にはいちいち触れないぞ。

散々言い尽くされていることだが、二人のギタリストが本作より正式加入。
二人の功績は大きく、新たなる翼を手にした五人の幕開けに相応しい作品。

初めてで、どれから聴こうか迷うという方には、迷わずに本作を推奨する。



二人のギタリストの加入とプレイ、新しいソングライターの登場でもあり、
そこに注目が集まるのは当然だが、歌詞や曲名にも眼を見張るものがある。
何故かその部分の感想は眼に付かず、少なくとも私は殆ど見たことがない。

まず、アルバムタイトルからして思わずニヤリとさせられるのは必至だが、
曲名の方も何気に凄まじいじゃないかと。日本語の曲名は1曲だけであり、
字面や語感は綺麗だけれど、よくよく見てみると凄い曲名のオンパレード。
そこまで言うかと。ここまでの列挙は過去15年でも初ではないかと思う。
直接的な表現や歌詞、過激な曲名という意味ならば過去に幾らでもあった。
ここでそんな話をしたいのではない。それは彼らが一番よくわかっている。
これは統一感も含めてのことだ。その意味でもバベルの塔に相応しいのだ。

この一点だけでも、今の彼らがリスナーに向けたシグナルであるとわかる。

敢えて皮肉めいた言い方をするが、メンバーの並びを含めた表層の面だけ、
そこを突出して見せることなどせずとも、積み上げたもので勝負する姿勢。
余計な先入観も知識も必要なく、ある意味で誰に対しても平等なアルバム。

何故なら、まるで本作がファーストアルバムかのような瑞々しさだからだ。
寧ろ、四枚目のフリをしたリアルファーストアルバムだと私は思っている。

前述した本作を推奨するいう理由も、実はこの部分こそが大きいのである。




感想の続きは別項にて。
本誌全体に対しても思うことが多々あったので、今回は件名にも誌名を挙げました。
連載漫画を単体記事に独立させる前はこんな感じだったので、懐かしくもあります。

まず何よりも、言わずもがなの『デリバリーシンデレラ』です(当然!!)。

この記事を書いた時にも予想しましたが(『デリバリーシンデレラ』10巻&11巻に向けて)、
自分の予想は半分アタリというか、逆でしたね(笑)。

ともあれ、やはり白と黒、眼鏡の有無が対として重要なポイントだった訳です。
同時に、二冊でワンセットとなる仕掛けが施されているのも嬉しかったところ。

よーし、デリシン祭り・祝シンデレラ記念に向けて盛り上がるぞー!


以下、大半が本日のツイートと被っていますが、ご了承ください。


今週号から『べしゃり暮らし』が集中連載再開(10号限定)。

やっぱり森田まさのり先生がいらっしゃると、ヤンジャン感が高まります。
これって当然ながら、ろくでなしインプリンティングだと思っております。



そして、遂に次号で『TOUGH』が最終回……。

ふなつ先生と並んでヤンジャンの顔だと思っているので、淋しさが拭えません。
正統派バトル漫画の筆頭格であり、感想こそ書いてないものの愛読してました。



そして、前々から覚悟はしていたものの、毎週の楽しみの一つである『ロンジコーン』が……。

まあ打ち切りよりはよっぽどマシな救済(休載)措置とも言えますし。
本誌じゃないのは残念でも(紙媒体が好きなので)贅沢は言えません。

Webでの漫画、連載も今まで以上に着目していくべき時なのかもしれないと思いました。



そして、次号は『東京喰種-トーキョーグール-』がお休みですか……。

好きな連載作品が段々少なくなっていくようなら、本誌の購入も……。
なんて考えが過ぎった矢先に、次号グラビアが当然のフレンチ・キス。

買えよってことですね(笑)。いえ、今後も変わらず買いますけれど!

〇〇さんに似ている、などという言い方は個人のパーソナリティーを侵害するように思いますし、
極力遣いたくないのですが敢えて一言。もっちぃが着々と島谷ひとみさん化していると思います。

個人的には実に好都合(笑)。前髪とメイクも要因でしょうけれどね。



ちなみに、グラビアと言えば、今週の表紙・巻頭は夏菜ちゃん。
彼女の表紙って、二月の第8特大号以来でしたっけ。確か……。

その号から『極黒のブリュンヒルデ』が連載開始。

ちなみに、巻末グラビアでは我らがアキバブルーこと日南響子ちゃん!
こういう、世の中で全く役に立たないことだけは昔から記憶できます。


そんなこんなで、ポロッと日中にも漏らしたのですが、
ヤンジャン変革の時期なのかなって。そう思ったりも。

つまり、あれだ。結論としては、こういうことなのよ。

NON先生、
「おかえりなさい」を言える時を今から待ってます。


ツイッターでフォロワーさんとも散々盛り上がりまくったのですが、
やっぱり名作だと今でもつくづくそう思っている大好きな作品です。

件名の通り、東映さんの特撮YouTube Officialにて、今月から配信開始されました。

正直、当時の記憶が薄れている部分、ちゃんと視てない回もあったはずなので、
その意味でも、まるで新番組のように愉しめて、また新鮮な気持ちで視てます。

東映さんの特撮YouTube Officialと言えば、
本作の第3話と、現在配信中の『特警ウインスペクター』第47話も兎繋がりか。

しかしまあ、この昭和の終わり臭がプンプンなのが素晴らしい。メタルヒーロー万歳だわ。

オープニングも冒頭から渋すぎ、途中で爆発が多すぎ、ささきいさおさんも渋すぎで最高。
本作では佐々木功名義で、そう言えば、本作が芸名のターニングポイントでもありますね。

渋さと言えば、ささきさんの歌と政宗氏のナレーション、
そしてメタルダー自身の出自の悲哀も大きいでしょうね。

本編でもナレーション多めで、状況説明だけでなく、
主人公の心情まで、政宗氏の魅力が炸裂しまくりで。
あれ、こんなに沢山だったかと改めて視聴して驚き。

政宗ナレ、大好物です(笑)。



散々ツイートしましたが、渡部猛さんと飯塚昭三先生が素晴らしいです。
改めて今視てもゴッドネロスが怖いですが、当時はどれだけ怖かったか。
冗談抜きで、当時は本当にゴッドネロスが怖くて堪らなかったのでした。

また、第一話から敵が尋常なく多すぎるんだものなあ。余計に怖さ倍増でした(笑)。

当時、クライシス帝国も充分に怖かったですが、
本作は、階級制の設定が大きかったですからね。

ヨロイ軍団、戦闘ロボット軍団、モンスター軍団、機甲軍団、
以上の四つで、階級がそれぞれに十もあるんだもんなあ……。

当時の私には堪らない怖さだった訳だわ……。

唯一、気を許せたのはムキムキマンくらいでしょう(笑)。



しかし、テロップもいちいち細かいのが、当時ならではの味ですね。

メタルダー
剣 流星

スプリンガー


この辺りは、まあ自然なのですが、


レーザーアーム
Gキック


ここで技の紹介が来て、

跳躍到達距離

テロップと共に跳躍を。
勢い良く高く跳び……。
そして着地後にも表示。

127m

実に芸が細かい(笑)。


アイアンクロー
真空吸着装置


この辺りも実に格好良いのです。



また毎週のお楽しみが一つ増えたかと思うと、嬉しい限りですね。
見逃して遅れないように、という嬉しい悲鳴でもありますけれど。
『中央公論』2012年8月号に『夏季特別講座 日本の「正義」を考える』という特集記事があります。

第一講 歴史と社会
人間社会になぜ「正義」が必要なのか

第二項 ズルと強欲
生物の正義と乾き物の正義

第三項 ブーム分析
なぜサンデルはかくも熱狂的に受け入れられたか

第四項 民主主義の選択
原発再稼動とふりかざされる「民意」

第五項 江戸の徳目
歌舞伎にみる「ぬれぎぬ」の話

第六講 ヒーローの変遷
仮面ライダーは何のために戦う?



言うまでもなく、私が本誌を購読した唯一にして最大の動機は第六講の為です。
私が敬愛して止まない白倉伸一郎氏が執筆された記事で、発売が楽しみでした。

特撮者ならば言わずもがなの偉大なる御方なのです。
特撮ファンからすれば公認様中の公認様なのは勿論、
数々のご功績から雲の上の憧れの御方でもあります。

ご存じない方の為に、白倉氏について簡単な解説を。

白倉氏は東映さん所属のテレビドラマ・映画プロデューサーです。
今日の特撮ヒーローシーンの最大の功労者の一人と言える御方で、
従来の昭和の特撮にあった善と悪の二元論や勧善懲悪に留まらず、
斬新な発想や方法論でシーン全体を牽引された名プロデューサー。

以下に白倉氏がプロデューサーとして貢献された作品を列挙しますが、
特撮ファンでない方も、氏の斬新な発想に思い当たるのではないかと。

※プロデューサー補として参加された作品、途中から参加された作品も含みます。

・真・仮面ライダー 序章(1992年)
・鳥人戦隊ジェットマン(1991年 - 1992年)
・恐竜戦隊ジュウレンジャー(1992年 - 1993年)
・ウルトラマンVS仮面ライダー(1993年)
・五星戦隊ダイレンジャー(1993年 - 1994年)
・人造人間ハカイダー(1995年)
・超光戦士シャンゼリオン(1996年)
・仮面ライダークウガ(2000年 - 2001年)
・仮面ライダーアギト(2001年 - 2002年)
・劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4(2001年)
・仮面ライダー龍騎(2002年 - 2003年)
・劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年)
・仮面ライダー555(2003年 - 2004年)
・劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト(2003年)
・美少女戦士セーラームーン(2003年 - 2004年)
・Sh15uya(2005年)
・仮面ライダー響鬼(2005年 - 2006年)
・劇場版 仮面ライダー響鬼 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼(2005年)
・仮面ライダー THE FIRST(2005年)
・仮面ライダーカブト(2006年 - 2007年)
・劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE(2006年)
・仮面ライダー電王(2007年 - 2008年)
・劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!(2007年)
・仮面ライダー THE NEXT(2007年)
・劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(2008年)
・劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン(2008年)
・劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦(2009年)
・劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー(2009年)
・仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010(2009年)
・仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー
EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル(2010年)
・仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー
EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル(2010年)
・仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー
EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ(2010年)
・オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー(2011年)
・仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦(2012年)



もうこのラインナップを眼にするだけでも、どれだけ素晴らしい御方か痛感しますね。
特命戦隊ゴーバスターズの陣さんのように、決して白りんなどと呼んではいけません。



ライダー世代として

ご自身が『初代仮面ライダー世代』直撃であること、
そして名作『真・仮面ライダー』の企画制作のお話、
石ノ森章太郎先生との打ち合わせのお話など、
全部知っていることだけれど読み応え充分で、
特に先生の意図について語られたエピソードには胸が熱くなりました。
このエピソードを形として保存できるだけでも買う価値はありました。

余談(という名の本気)ですが、先生と白倉氏のエピソードを拝読して、
非公認戦隊アキバレンジャーを想起したのは私だけじゃないはず(笑)。
吉川晃司さんが子どもたちに向けたメッセージと通じるとも思っていますし、
仮面ライダーカブトである天道総司くんの天の道も正しくこの通りでしょう。
仮面ライダー響鬼のヒビキさんの生き方や台詞も思い返して胸が高鳴ります。

オウム事件の後で

白倉氏と言えば、やはり最も世間の認知が高いであろう『平成仮面ライダーシリーズ』。
その幕開けとなる『仮面ライダークウガ』における、あの当時ならではの作りについて、
そして、そのスタンスに対する違和感と現場で挙げられたお声も唸らされるものが……。

個人的には『仮面ライダークウガ』は、あの形だからこそという想いが今でも強くありますが、
本作が「世論に寄り添うこと」ではない氏のアプローチだったらと思うと興味深くもあります。

そして仮面ライダー生誕30周年記念作品『仮面ライダーアギト』での理論武装も実に頷けました。
かつて仮面ライダー生誕20周年記念作品『真・仮面ライダー』を世に放った氏との因縁とも思え、
記念碑的なタイミングで両方携わってこられた辺り、後のご活躍を暗示しているようにも感じます。
本作には私自身も格別の想い入れがあるので、尚更強くそう感じるのだろうとは思いますけれどね。

※田崎竜太監督の「崎」は、正確には「大」ではなく「立」の方ですが、ご了承くださいませ。

本文で触れられている「境界」についても、思い返すことがありました。
氏の戦友とも呼べる田崎竜太監督も「境界」について、仰っていました。
名作『仮面ライダー555』の頃、「仮面ライダーは境界線を越えられるヒーロー」だと。
「子供番組というレッテル貼りに騙されず、本質を視てくれるファンの方もいる」とも。
「そういう人も、境界線を越えられた人だと思います」とのことで心から感激しました。

これは、そのまま今年の『非公認戦隊アキバレンジャー』にも通じると発言したものです。
世間から見ればヒーローに憧れる痛いおたくでも、彼らには純粋な『重妄想』があります。
まさか、ツイッターで監督ご本人から「その通りだと思いますね」と返して頂けるなんて。
特撮者に良い時代になったなあと感じると共に、敬愛する田崎竜太監督に心から感謝です。
本誌の発売と白倉氏のご参加もご本人が教えてくださって、白倉氏にも感謝しております。

そして『仮面ライダーアギト』放送中に起きた9・11。
世界を二分する言説が漂う中から、前代未聞にして恐らく空前絶後であろう氏の企画が。
アメリカと日本の正義の違いについて言及されたところも、実に読み応えがありました。

そして生まれた番組こそが『仮面ライダー龍騎』です。

『仮面ライダー龍騎』はとんでもない衝撃でした。
「仮面ライダーが13人登場する」という企画で、
「最後の一人になるまで戦い続ける」のですから。

『劇場版』では「テレビの最終回よりも先に最終回を見せよう」という信じられない構成。
『テレビスペシャル版』では「戦いを続けるか止めるかを視聴者のテレゴング投票で決定」。

もう毎週がイベントとサプライズの連続と言って良い怒涛の展開でした。
あの当時に実現したことからも、どれだけ斬新かおわかりだと思います。

まるでAKB48みたいですが、2002年当時にやってのけたことが凄いです。

本項にある「(子どもに)わからなくてもいいんです」には同意ですね。
「仮面ライダー格好良い! 強い!」がきっかけになれば良いのですし、
そこから、少年少女それぞれに思うところ、芽生える気持ちがあれば、そこから変わりますしね。
13人それぞれの台詞から、それぞれの戦いから、それぞれのドラマから何か学び取るはずです。

「子どもは背伸びをして、大人に憧れて真似していくもの」だと思いますし、自分もそうでした。

余談として触れられた件も、日本人とアメリカ人との感性の違いが如実で興味深い記事でした。
同時に日本人ならではのケレン味ってやっぱり大好きですし、日本のヒーローならではだなと。

虚無を抱えたヒーロー

白倉氏の著書『ヒーローと正義』(寺子屋新書)を拝読した時にも思ったのですが、
「昔の方が熱かった」と現代の特撮を批判する人こそちゃんと視てないなと(笑)。

現代の特撮は冷めているだとか、ドライだとか、ゲーム感覚だと揶揄する輩に限って、
現代の特撮はおろか、当時の記憶を美化していただけ、という人は周囲にもいました。

本校で、直接テレビ版の制作に関わっておられない『仮面ライダーオーズ』に言及されるとは望外の喜びで、
その文脈から氏が語られた『有限感に虚無を感じる主人公』の件は読めてお買い得だったと嬉しい限りです。
加えて「世界を旅した結果、世界を狭くして帰ってきた」という主人公の火野映司くんまでしっかりと言及。

最後のまとめについても同感ですし、読んでいて嬉しかったです。
絶対に崩せないと仰る、特撮ヒーロー作品が持つ構造であったり、
子どもたちに対して白倉氏が語られたお言葉も、改めて感激です。

インタビュー記事とはまた違う、白倉氏ご自身による文章が読め、
また、改めて私自身も仮面ライダー40周年の歴史を振り返って、
とても味わい深く、有意義な読書体験ができたと思っております。

この場で親愛なる白倉氏に感謝の言葉を申し上げたいと思います。

世代的にはともかく、精神的には紛れもなく私は白倉チルドレン。
今日に至るまで、特撮ヒーローシーンを支えて立て直されたこと、
そして、境界線を越えてもっと可能性を押し広げられたご功績に、
私は心から深く感謝しております。本当にありがとうございます。

『BLEACH』499.Rescuer In The Dark  

流石は我らがハンサムエロ商人です。
奴らの血装についても判明しました。


『滅却師完聖体』
『ブルート』
『卍解奪掠』

この3つの特筆すべき能力で、
特に厄介なのは言わずもがな。
卍解奪掠にどう対抗するのか、
例え一護には無効であっても、
これは避けて通れないですね。

ブルートに関しては、言うなれば昔のダイヤル式のテレビのチャンネルみたいなものですかね。
またはカセットテープ、レコードのA面を再生中にB面の方を再生できないようなものですね。

上位クラスだと、それを両方同時に行えるといったところだと予想しています。
その上で、攻撃用と防御用以外の霊子システムなんかもあるかもしれませんね。

今回も浦原さんの口から語られましたが、
一護の卍解だけは奪う事ができないのは、
彼の出生に因るものだと思いますけれど、
一心パパはその辺りどうなんでしょうね。



しかし、ここで黒膣から出る前にもうワンクッションあるとは。
キルゲの最後の悪足掻きで、意外な展開になって来ましたねえ。

こんなところで閉じ込められるとはなあ……。
一護の元に助っ人が来ると予想していますが、
設定面が抜け落ちていたり、また勘違いもあるかもしれませんので、
ここでズバっと看破できない辺りが、私の至らなさであり情けなさ。

ともあれ、ますますスリリングな展開になってくれて、堪りません。
現世サイドの彼らの出番も、こうなるとますます期待できるのかも。

Angelo Double A-Side SINGLE『RIP/MOMENT』  

前項に続き、本項では楽曲に特化した感想を。



前項で触れた通り、通産四枚目となるフルアルバム『BABEL』は私にとって大事件、そして大傑作だった。

アルバムタイトルの様々な含意や、歌詞や曲名への仕掛けもキリトさんの手腕が冴えまくっていて、
水を得た魚のように、新たなるツインギターと共に五人が実に活き活きとプレイしているのである。

これから新たに始めるのだという彼らの決意。
そして現実を生きるリスナーへの想いの象徴。
そして、現実に起こった悲劇への弔いである。

それがバンドとして最もダイレクト且つ真摯な態度で提示されたのが、他でもないこの『BABEL』である。



完全新生した彼らの生々しく血の通った楽曲に、私は心地よい高揚感を覚えていた。
そんな中、アルバムに続いて世に放たれた彼らのシングルがまた凄まじかったのだ。

五人のAngeloにとって初めてのシングル『Calvary』である。
『Calvary』
『SEVEN DEADLY SINS』
『Forbidden Fruit』

以上の三曲からも確実に『今のAngelo』が痛いほど伝わった。

表題曲は、言うまでもなく新約聖書においてイエス・キリストが十字架に磔にされた『ゴルゴタの丘』である。
そしてニ曲目もまた然り。傲慢・嫉妬・憤怒・怠惰・強欲・暴食・色欲といった『七つの大罪』のことである。
更に三曲目も旧約聖書の創世記で描かれるアダムとイブが口にした『禁断の果実』と、見事なまでの統一感だ。

かつて聖書や神話をモチーフに、そして鬱屈した現代社会の事件をも見事に切り取って抉り出した彼らが、
今こうして、ある意味ベタと思われかねないストレート剛速球を堂々と世にぶちかましてくれたのである。

往年のリスナーは間違いなくニヤリとしただろうし、誤解や勘違いさえ逆手に取れる彼らの自信をも確信。
きっと後になればなるほど、真剣に自分の意思で聴いてきたリスナーほど彼らの方法論が理解できるはず。



今までに感じていた的外れも甚だしい自分勝手で馬鹿な思い込みとは、一体何だったのだろうかと。
そんな杞憂など軽々と消し飛ばしてみせてくれた彼らの傑作に、ますます期待が高まったのだった。




そして待望の新曲がドロップされた。

ここに来て、Double A-Side SINGLEと銘打たれた『RIP/MOMENT』。

ここからも、彼ら自身が過去最高の精神状態であること、
バンドとしても、同様に最高の編成である自信がわかる。



一点の誇張もなく、私は驚愕した。

間違いなく、15年間聴き続けてきた中でも本作こそが最高の破壊力と説得力。



『RIP』はKaryu作曲、彼らしいハードプレイが満載の珠玉の一曲。

アルバム『BABEL』よりも更にジャストフィットした感のあるツインギター。
『BABEL』で完全に解放された五人の今の力強さがダイレクトに突き刺さる。

もう待ったなし。

とことんまで自己主張する五人のスクラムが最高の形で焼き付けられている。
これこそがロックバンドの醍醐味であり今の彼らの最高のドライヴ感だろう。

全編に渡り、全パートがとにかくドラマ性の高い展開を魅せてくれるのが堪らない。
全パートを、最初から最後まで一緒に口ずさみたくなる秀逸なフレーズのみの構成。
正に混じりっけなし、不純物どころか一切の世間の雑音を排除した純粋すぎる純度。

変に聴き手に媚びるような姿勢は微塵もなく、ゴリゴリとした音圧が気持ち良いし、
ツインギターは勿論、ドラムもベースもとにかくメロディアスで一切の遠慮がない。
そう、先述の通りにリズム隊のフレーズさえも歌っているように感じるドラマ性だ。
彼らの姿勢、そして可能性そのものが結晶になった類い稀な名曲中の名曲だと痛感。

音源を手に取り、プレイヤーで耳にすることの楽しさと気持ち良さはこれなんだと、
この歳になってから、15年前の音楽体験を思い出すかのような体験ができるとは。

そして、もう一点断言したい。

今の彼らは、もういかなる偏見も差別も捩じ伏せられる強さがある。
疑念を抱く方がおられるなら、是非ともご自分で確かめて頂きたい。

メイクしているから?
ヴィジュアル系だから?
だったら何だって言うの?

彼らは自分からそんなことを名乗ったことはないし、気にも留めていない。
問題はそんな些末なところではないし、そんな低次元に既に彼らはいない。
誰かに意図的に操られている流行が蔓延する中、彼らは高らかに主張する。
一字一句無駄がなく、過剰も不足もない歌詞がそれを見事に証明している。

声に今気づいて 目を開けて

他の「誰か」じゃなく、それは「貴方」自身が確かめられることなのだから。
「親」でも「教師」でもなく、学校や流行にない本物のロックがここにある。

是非とも、一度視て聴いて確かめて頂きたいと思う。
真に試されているのは、今のシーンの彼らではない。
使い捨ての愛や、流行歌だけでは我慢できない貴方。
そう、新しい音楽を求める心と耳を持つ貴方なのだ。

安らかに眠りについた 昨日までの絶望
立ち尽くす君に 寄り添いはじめる 拓かれた狂気の未来

高らかに振りかざそう 迷うことなく
立ち尽くす君の 視界彩る 崩壊が始まる瞬間


一見残酷なようで、実は誰よりも優しい歌詞であるとも思う。
彼らは、傷を舐めてその場を取り繕うだけのバンドではない。
痛くても、辛くても相手の傷を縫う方を選んだバンドである。

歌詞や曲名に秘められた含意も含め、じっくりと言葉の一つ一つを味わって頂きたい。
開けてはならない匣の蓋を開けたあの日から、彼らのコアは何も変わっていなかった。



『MOMENT』はキリト作曲、正にキリトさん節全開の痛快なポップ感である。

前述の通り、今の彼らはもう世間のつまらない些末な批判や、低次元にいない。
それどころか、寧ろどこまでも高く強く重力から飛び立つ自由力を感じるのだ。

小気味良いツインギターの絡み合い、実に愉しそうに奏でるリズム隊。
そして、どこまでも爽快で優しく包み込む歌詞とヴォーカルが素敵だ。

『RIP』の歌詞と読み比べて味わうのも一興であり、一驚と言えるだろう。
『RIP』の現実を歌える彼らだからこそ歌える、優しくあたたかい瞬間だ。

綺麗事だけじゃ済まされない現実を直視して警鐘を鳴らし続けてきた彼らだからこそ歌える、
そんな綺麗事よりも綺麗な本当の希望の世界がここに確かに息衝いて拡がっているとわかる。

何度でも繰り返す 出逢いと別れに
踊らされながら 君を想い続けよう


個人的には実体験を鑑みて救われた想いもあって、往年のリスナーとしても思わずニヤリと。
前作での歌詞も踏まえて、本作の収録曲は更に深くリアルに迫り来るものがあるのも秀逸だ。


『The Crime to Cradle』もKaryu作曲だが、表題曲とはまた違うハードな楽曲。

こちらはより重く、不気味に感じられる楽曲だろう。実にリアルだ。
妖艶でもあり、刹那的でもある現実にシニカルな冷笑。そして警鐘。

本作はマニピュレーターとして横山和俊氏も参加されているのだが、
彼の腕前が聴感上最もわかりやすく感じられるのがこの楽曲だろう。
まず、イントロからして堪らないものがあるし、
その上で歌詞や楽曲とのリンクも流石の手腕だ。

ゆらり揺られて ゆりかごから這い出した神によく似た 独善の獣

ここに来て、ますます彼らは狂気であって凶器になったと強く思えた楽曲。

もっと言えば、曲名からして既に仕掛けが施されていると私は思っている。
ワンワードだけ抽出してもそうだし、一文として見た場合も浮かび上がる。
ライヴで非常に映える楽曲であると思う、彼らのコアで重要な一面である。
今後の作品も含め、この楽曲がどういう位置付けとして育つのか楽しみだ。



それにしても、もう16年近く経つけれど、今が最高だなんて本当に最高だわ。
こう書くと、身もフタもないし、日本語がおかしい夏のおバカさんだけれどね。

最早、「五人のAngelo」と呼ぶ必要すらない。
何故ならば、「Angeloとは五人」なのだから。

最高の新曲を届けてくれたAngeloに心からの感謝と賛辞を!!

The “Angelo” was [evol]ution out of realize  

今、最もアクティヴなロックバンドの一つがAngeloであると私は思う。

久々に、漫画以外の感想を書きたいと思う。

いや、書きたいのではなく突き動かされた。
書くのではなく、書かずにいられないのだ。

あれだけ漫画だけ、しかも特定の作品だけ、
徹底して書いた私が、突き動かされたのだ。

頼まれてもいないのに他人に言葉を届けたくて仕方がない。
それが現在の彼らに対する私の偽らざる本音の部分である。
そんなことは大きなお世話だと言われずとも承知している。
それでも声を大にして言いたい自分を抑えきれない満足感。

こう言えば、どれだけ感動して震えたのかおわかりだろう。
一点の誇張もなく、彼らに対する私の認識は覆されたのだ。

私がそこまで強く突き動かされたのは昨年の活動が大きい。

2011年10月5日――。

そう、Angeloの通産四枚目となるフルアルバム『BABEL』の発表である。

このアルバムが内包し、そしてリスナーに向けて発露された真核は格別だったと言えよう。
ご存じない方の為に記しておくと、三人とサポートギターだった編成から五人編成が確立。
即ち、このアルバムから新たなる翼を手にして更なる生命のスパイラルに飛び込んだのだ。

キリト
KOHTA
TAKEO

この三人の、オリジナルメンバーに、

Karyu(ex.D'espairsRay)
ギル(ex.ヴィドール)

この二人のギタリストが、正式加入。
即ち、全パート揃った完全体である。

この朗報を知った時、私は素直に喜んだ。
怪物は、やっと総ての肉体を取り戻した。
この事実が、どれだけ嬉しかったことか。

勿論、賛否両論あるのも自然であるし、双方のリスナーに対しては異論を唱える気もない。
その中には当然ながら、それぞれが活動していたバンドに対する思い入れもあるだろうし。
しかし、約14年彼の歌と歌詞を心に焼き付けてきた者としては救われた想いだったのだ。

五人編成に至るまでの彼らも勿論大好きだったが、120%蟠りがないと言えば嘘になる。

前のバンドと比較したり、現状に対して揶揄するリスナーを見聞きしてきたこともあった。
何故に今が見つめられないのか、そんな想いからネット上のそういう声を黙殺してきたが、
そんな中、当の私自身が前のバンドと決別できていなかったと思い知ったのかもしれない。

辿り着いた楽園、その名は現実でもあり、
絵空事ではなく、地獄の幕開けでもある。

2006年4月12日――。

PIERROT解散。

あの日から、ずっと私は救われたがっていたのかもしれない。
だからこそ、地獄から再生した怪物に私は心から喜んだのだ。

「The Creature was rebon out of hades」

即ち、新バンドAngelo結成。

そして間髪入れずに叩き付けられたReincarnationを叫ぶシングル『REBORN』。

続いて世に放たれたファーストアルバム『REBIRTH OF NEWBORN BABY』の咆哮。

この時点で、Angeloの変わらないポテンシャルを私は確信した。

では、それにも関わらずAngeloに対する透明になりきれない心、
私の中でのAngeloとは何であったのかを改めて書いておきたい。

地獄から蘇った怪物であるとは確かに感じられたのだが、
他方では片腕や翼が欠けた生命体に見えていたのである。

引き摺った鎖も引き千切ったはずだった。
怪物は確かにシーンに蘇ったはずだった。

サポートのTORUxxx氏のギターも、文句なく好きだった。

それにも関わらず、完全に吹っ切れない自分は何なのか。

やはり、前のバンドを意識していたことに気付いたのだ。

そんな態度は彼らに失礼だと思っていた当の自分自身が。

私にとってPIERROTというバンドは、
「いついかなる時でも常にリスナーに衝撃を与え続けるロックバンド」であった。
それは「ダブルミーニングどころか三重さえ朝飯前のキリトさんの歌詞」は勿論、
「本当に同じ楽曲のプレイなのかと思えるツインギターとシンセギター」の絡み、
「複雑な変拍子のドラムといぶし銀に徹するストイックなベース」の妙味も然り。

今までに聴いたこともない音やフレーズの宝庫、ビックリ箱であり玩具箱であり、
一見すると物語のようで、実は誰よりも実りあるリアルである歌詞が強烈だった。

Angeloを聴き続けていく中で、これらとの乖離を私が勝手に感じていたのだろう。
先述した通りに、五人編成になる前も後もAngeloが好きなのは変わらないのだが。

いや、違う。

この言葉は、嘘だ。

五人編成になったAngeloこそバンドとして最高の状態であると確信したのだから。

そして、先述したことと言えば、前のバンドと比較するリスナーについて眉を顰めた自分も、
実際は、全く同じで、そういうポーズでおどけて自分を安心させたかった情けない奴なのだ。

彼ら、彼女らが前のバンドや、それぞれの歴史から悲観したり、外在的な批判をしたのも無理はない。
それだけバンドに愛がある証拠でもあるし、それだけ劇的な事件だったし、何より同じ人なのだから。

そう、PIERROTであろうとAngeloであろうとソロであろうとキリトさんは同じヴォーカリストなのだ。

ならば、比較するのも自然であり、
比較しないのも、また自然なのだ。

なんてつまらないことで躓いていたのかと、恥ずかしい限り。

「常に最新の俺たちが最高だと思っている。それに同意できないなら聴いてくれなくて良い」

彼らは、10年以上前からはっきり公言していたではないか。

逞しき我らが怪物は、既に角を生やし、爪を伸ばし、伸び伸びと暴れまわっているのに。
未だに私は、彼らの血肉どころか、尻尾にさえ届かず、掌で踊らされた道化だったのだ。

もう何も迷わなくて良い。

今、ここに高らかに宣言しよう。

今こそ、私は叫びたかったのだ。




間違いない。

15年間聴き続けた中で今こそが最高だ。
今の彼らこそが最高の状態であると確信。

前項に続き、いよいよ本書の感想です。毎度ながら序文が長いのが私の悪い癖ですが(苦笑)。



今までに性風俗や、性に苦しむ人々と実際に触れ合ってきた経験から、
僭越ながら、そこに対する自負はあると私自身は思っていたのですが、
『その先』をどうするべきなのか、そこで躓いたのは前項で申し上げてきた通りです。
本書にもある通りで、それは正しく『学校も役所も誰も教えてくれない』問題でした。
ゆえに私は独学で足掻いては結果的に遠回りにもなり、結局は愛すべき命を救えませんでした。
そこから私の人生は転落して、心身が喪失した敗北感と挫折を痛感させられることになります。

私が愛読する漫画『デリバリーシンデレラ』で描かれた「現代の性風俗と人々のドラマ」、
そして漫画の『最終回』で描かれた「これから」を叶えることは私にはできませんでした。

その「これから」を見据えて、実際に我々がどうするべきかを書かれているのが本書です。

同時に「これまで」の坂爪氏の孤独な戦い、創業時からの葛藤も赤裸々に綴られています。

書名にある「尋常ならざる」という表記に一切の誇張がないことがわかりますし、
寧ろ、その表現では足りないくらい本当に「尋常ならざる」戦いの記録なのです。

本来、食事や睡眠と並んで、人間の最も根源的な欲求であるはずの『性』の問題が蔑ろの現代。
その性とは、決して社会の片隅ではなく、今を生きる総ての人々の『生』の問題だと氏は断言。

当たり前の正しいことすら、当たり前になっていない現実があります。
その現実に、文字通り革命を起こすべく動いた青年の戦いが本書です。
空想や絵空事ではなく、血と汗と涙に塗れた真実がここにあるのです。
そう言われると、格好悪いだとか泥臭いだとか言う人もいるでしょう。
しかし、実際に泣きながら戦う人にしか書けない実りあるリアルです。



いつの時代も
人の生活にも最も密接に
関わる性の問題…

こうした話を
真剣に話さない事の方が
視聴者に悪影響なんじゃ
ありません?
(『デリバリーシンデレラ』Episode.88 性風俗研究家・東城雫)

漫画『デリバリーシンデレラ』で私が憧れていた東城雫さんと全く同じく、
一般社団法人として『ホワイトハンズ』を設立させて戦うのが坂爪真吾氏。

『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』という書名から、
なんていかがわしいことを、と思う方もいらっしゃるでしょう。
風俗の経営者が書いたハウツー本か、と思われるかもしれません。
そういった誤解をすること自体が、いかがわしいことだったのだと、
セックスという言葉から連想する誤った認識自体が、そもそも違うと、
本書を読んだら誰にでもわかるはずで、誰もが納得できるはずですので、
性風俗の現状や、障害者として弾かれている人の現実を知ってみたい方や、
そこから我々がどうするべきか、考えたい方には最高の一冊だと思いました。

本書は一貫して『性=生』として、誰にでもわかりやすく書かれております。

そして、それは障害の有無や性別や世代に関係なく総ての人の『生』の問題。

加えて、本書は何もいかがわしくもなく、『当たり前のこと』しか書かれておりません。
そして、その当たり前のことを実現させるのに、現実が如何に『当たり前じゃない』か。
その『大いなる矛盾』も包み隠さず書かれており、現実を認識する為にも重要な点です。

先に申し上げておきますが、本書には読んだ総ての人に『良い影響』を与えることしか書かれていません。

行政に解決できない問題の解決を、行政に求めるという矛盾
(第1章 東京大学での「性風俗研究」から分かったこと
 第3節 「性の介護=売春?」警察とのバトル)

この部分が、個人的に特に衝撃的でもあり、
実体験を思い返した、そんな場面でしたね。

児童相談所も役所も、「マニュアル通りの答えしかくれない」と歯痒さを感じていましたが、
それもそのはず。本書にある通りに「マニュアルにある行動しかしない」行政を知りました。
私が好きなロックバンドに憧れた髪型をしていたからでもなく、未成年の女性を連れて来たからでもなく、
そんな偏見とは全く別の次元で、そういう対応しかしない、できないのが行政だと思い知らされたのです。

もう一点、自分の感想と照らし合わせて申し上げますと、
本書で、本当に強く衝撃を受けた点とは以下の内容です。

性風俗を「関わった人全員が、もれなく不幸になるシステム」と仰った点です
(第1章 30~41ページ)。

前述の通り、またブログの感想でも主張してきた通り、
私はデリシンの愛読者で、坂爪氏も同じ読者の方です。
私は性風俗の世界もAVの世界も、それなりに知って、
片足の爪先くらいは浸ったと思われるであろう人種なのだろうけれど(苦笑)。
ダークサイド(本書にある通り)の声を嫌と言うほど見聞きしてきましたので。

自身の経験や、言えない諸々も含めて(苦笑)、それってどういうことなのと。
あれ、坂爪さん? ちょっと。どういうことですかと、正直思わず憤慨(笑)。



もう、本当に目から鱗でした。
正直、唸らされましたね……。

是非、読んで頂きたいですね。

そして、「関わった人全員を、もれなく幸せにできるシステム」の提唱!


本書のあらゆる現実に共通して言えることですが、
坂爪氏は一貫して理路整然とした文章を崩されず、
『具体的な解決方法』と、
『その為に必要な条件』、
これらもきちんと書かれていますので、私のような馬鹿にも実にわかりやすいです。
勿論、専門用語も出てきますが、その説明さえもわかりやすく書かれていますので、
躓いたらそのページに遡れば良いだけですし、文章全体のドライヴ感が実に秀逸で、
テンポ良く次々に文字を読み進めていける文体ですので、構える必要もありません。

その点は正に新書に相応しい工夫をされたであろうことが、ありありと感じられますし、
情報量や内容に対して重さを感じさせないユーモアセンスの数々も、実に痛快なのです。
普段は小説や活字の本を読まない方にも問題なく推奨したい、良質な生のバイブルです。

そして後から知ったことなのですが、当初の16万字から9万字にカットされたそうで、
新書での発売に向けて坂爪氏が奮闘されたことが、再読してありありと伝わりましたね。

しかし、客観性と大衆性、わかりやすさという点は微塵も損なわれておりませんし、
寧ろ、ギュッと凝縮された魂の結晶という印象で全く問題ないと断言しておきます。

本書は「あとがき」まで含めて222ページで、くどいようですが本当に読みやすい丁寧な構成!
奇しくも222という辺り、数字遊美&言葉遊美好きな「私」と引力を感じずにはいられません。

それは、さておき(笑)、目次は下記の通りです。



序章 私がセックス・ヘルパーです

「セクシュアル・リテラシー」と「ベーシック・セックス社会」

【コラム】・・・ある日の「性の介護」風景


第1章 東京大学での「性風俗研究」から分かったこと

・第1節 性風俗は、すべての人がもれなく不幸になるシステム

 NPOと性風俗の共通点とは?/私が東大で学んだ3つのこと
 性風俗研究:「機械仕掛けの歌舞伎町の女王」/
 性風俗サービス=「ジャンクフード」である/
 「本来、働くべきではない人が、働いている世界」である/
 「本来、利用すべきではない人が、利用している世界」である/
 「美女のインフレ」が吹き荒れる世界/
 「性産業の社会化」仮説を元に起業しよう!

・第2節 ホストクラブとオムツ交換から学んだヒント

 水商売の本質は、「傾聴」にあり/歌舞伎町ホストクラブへの過酷な潜入調査
 クレイジーであり続けることが、最も合理的である理由/
 真夜中のオムツ交換と性サービスの共通点/
 発見1:サービスを娯楽ではなく、ケアとして提供すべし/
 発見2:身体を売るな、技術を売れ/
 「セックスボランティア」への疑問/障害者専用風俗店の欠点/
 起業資金を、宅配便と牛丼屋の肉体労働で稼ぐ/

・第3節 「性の介護=売春?」警察とのバトル

 射精は風営法の規制対象/
 行政に解決できない問題の解決を、行政に求めるという矛盾/
 広告宣伝を一切しなくても、人が集まる仕組みをつくる!/
 NPOで一番大事な「カネ」の話/


第2章 射精介助、始めました

・第1節 「社会の害虫」から脱皮せよ!

 記念すべき最初のケア/
 「そんなサービスじゃあ、障害者の人がかわいそうだよ!」/
 「性の介護」のルールづくり/介護で「できること」と「できないこと」/
 NPO法人設立申請をめぐる「仁義なき死闘」/

・第2節 「性蒙社会」をぶっ壊せ!

 生徒が一人もいない教室で、半年間の孤独な講義/
 デリヘルは、障害児を抱えたシングルマザーを救えるか?/
 批判を受けたら祝杯をあげろ/女性障害者に対するケアはどうする?/
 「脳性まひに、性欲なんてあるわけないじゃん!」/
 まず生き残れ。社会貢献はそれからだ/

・第3節 「後出しジャンケン」行政との不毛な戦い

 NPO法人設立申請ふたたび/新潟市への審査請求文/
 社会法益ではなく、個人法益の観点から考えよ/
 「そもそも責任者がいないから」/
 バリアフリーの裸婦デッサン会 /相談窓口はあっても、解決策は無い?/


第3章 新しい「性の公共」をつくる

・第1節 風俗嬢を「夜明けに羽ばたくナイチンゲール」に

 目指せ!セックス・ワークの近代化/
 「深海にうごめくシーラカンス」を生まれ変わらせる/「性護」とは何か/

・第2節 「童貞&処女卒業合宿」という社会実験

 かつて日本には「交際と性交技術の教育システム」があった/
 「夜這い」があった時代/男女の「健全なマッチングモデル」をつくる/
 普通に生きているだけで「性的弱者」になってしまう社会/
 バッシングは回避できないが、実害の回避は十分に可能/
 「暴漢に襲われるぞ」「放火されるぞ」と脅される/
 今こそ「官」でも「民」でもない、NPOの出番!/ 


第4章 あなたのセックスが社会を変える

・第1節 <分析> これまでの「障害者の性」の話をしよう

 「障害者の性」の何が問題なのか?/性を語ることの難しさ/
 「障害者の性」問題のゴール/

・第2節 <提言> これからの「障害者の性」の話をしよう

 個人的問題から、社会的問題へ/障害当事者への提言/
 障害当事者の親、支援者への提言/行政への提言/

・第3節 <実践> 恋愛未経験者こそ最初から結婚を目指せ

 セクシュアル・リテラシーを身につけるための5つのステップ

 STEP1:セクシュアル・リテラシーの獲得に必要な期間を知る
 STEP2:セクシュアル・リテラシーを身につけるメリットを認識する
 STEP3:セクシュアル・リテラシーの欠如によって生じるリスクを認識する
 STEP4:特定のパートナーを見つけるためのプランをつくる
 「パートナー募集要項」をつくろう!
 STEP5:実際に行動する・・・この世界に「据え膳」は無い!
 性を通した社会的責任の遂行を


終章 セックスを「社会の光」にするために

 裸が「単なる風景」だった昔の日本/
 ネット上に広がるベーシック・セックス社会/
 アダルト産業の「ガラパゴス化」という追い風/建前と実態の深刻なかい離/
 性産業そのものを、社会の光に!/

・【付録】セクシュアル・リテラシーを身につけるために役立つ参考文献・厳選20冊!

・謝辞


あとがき セックス・ワーカーへのレクイエム

 「障害者の性」を最初に問題化したのは誰か?/
 「受信者」として生き、死んでいった、全てのセックス・ワーカーへの鎮魂歌/


まず、序章にある『セクシュアル・リテラシー』と『ベーシック・セックス社会』。

冒頭のこの箇所を読んだ時点で、自分の世界が変わる、あるいは覆されるはずです。
びっくりするくらい、当たり前すぎるくらい当たり前なこと、そして大切なことを、
何故もっと早く知れなかったか、あの時の私が本書を読んでいれば、と思いました。

無論、坂爪氏に対しての愚痴でも何でもありませんし、寧ろ本書に感謝しています。
本書に救われた想いでいますし、同じような歯痒さを経験した人にも、必要な一冊。

もう二度と第二、第三のマリアちゃん(デリバリーシンデレラ)を生み出さない社会にする為にも。



正直、序章から既に恥ずかしかったです。これは内容ではなく、私自身に対してです。
氏が提唱されるセクシュアル・リテラシーの定義からすれば、私ははみ出し者ですね。
純情派にも刑事にもなれないはみ出し者、情熱だけが空回りしていたと痛感してます。
前述の自身の経験から、そこに対する理解はあったつもりだったので尚更凹みました。

そして、性に関する様々な問題を「見る」ことができない現代社会を指摘、
更に、多くの人が性の問題を「見ないふり」を続けている現実にまで言及。

こうした、性に対する意識的・無意識的な無知蒙昧の蔓延する社会を「性蒙社会」と呼称。

実に痛快ではありませんか。
そう、隠すから汚く感じる。
上辺だけ、上っ面だけ見せ、
大切な部分には、蓋をする。
だから、いつまでも未解決。

問題に触れようとしないどころか、問題があることさえ、問題がないことにされてしまっているから。
上澄みだけじゃなく、泥が沈んだ底の部分まで、全部掻き混ぜてぶちまけてしまえよって実に痛快で。
あんたらが隠し続けるなら、ホワイトハンズが最初からディズクロージャーしてやろうじゃないかと。

ホワイトハンズさんって、性業界で思いっきりロックバンド的アティテュードじゃん! 格好良いぜ!

この痛快さ、そして一貫して正々堂々とした姿勢と態度が、
ふてぶてしいまでのタフネスが、最高の読み応えなのです。

「射精介助、始めました」
これの何がおかしいのだろう。
一体何がいけないのだろうと。

「冷し中華、始めました」
「中華まん、始めました」
これは許されるのに、何故介護は許されないのか。
何故に介護が、性風俗と全く同じ扱いになるのか。

前述の通り、行政や警察自体が抱えている根本的な矛盾、
穴と抜け道だらけのザル法、売春防止法だけの現状の中、
坂爪氏は『前例のない』新しい介護と性の当たり前の在り方を主張されます。
第1章から書かれ続ける『無知な警察や行政』との戦いは勿論のことですが、
第2章でのNPO法人設立申請をめぐる警察との『仁義なき死闘』の箇所は、
この分野に感心がない方にとっても、本書のハイライトと言えるでしょうね。

読み進めていくと、『成人合宿』の正当性、そこに込められた坂爪氏の真意、
『性の商品化』と全く別の次元で、健全な性、社会性が明確に理解できます。

「関わった人全員が、もれなく不幸になるシステム」
「行政に解決できない問題の解決を、行政に求めるという矛盾」

これには特に強く衝撃を受けたのですが、
まだまだこんなものじゃなかったのです。

『性護』の概念。

「男女の健全なマッチングモデル」

「社会法益ではなく、個人法益の観点から考えよ」というアクションに続いて、
障害者の性を「個人的問題から社会的問題として考えられるべき」という提言。


そして、思わずひっくり返った『マッハ婚』と、そのロジック(笑)。

徹頭徹尾、本書はなんという発想の素晴らしさだろうと驚きの連発でした。
そして、あとがきについては自分も近い体験をしたので思うところもあり、
当然ながら坂爪氏の足元にも及ばないことを改めて痛感して反省しました。

本書は特別なことでも何でもないけれど、大切なことであり、
当たり前に大切なことが蔑ろにされる今に、特別に成り得る。

そんな一冊であると思います。

見てくれだけの綺麗事で取り繕われた金メッキの世界は、本書で剥がされたのです。
みんなが約束の地を目指す旅、坂爪氏流のデリシン革命はもう始まっているのです。

性蒙社会に警鐘を鳴らし、ぶっ壊す為に。

そして、誰もが安心して生きられるベーシック・セックス社会を迎えられるように。

それは特定の企業や団体に任せたら済む問題ではありません。
その当事者とは他でもない我々なのだと思い知らされました。



正直、非常に考えさせられる一冊で、背筋が震える場面も少なくありませんでした。
全く自分勝手な話で恐縮ですが、今までの自分が叱られたような感覚も強くあって、
そして救われた感覚もあり、何度でも再読に耐え得る普遍であり不偏の一冊と確信。

我々が「これから」を生き続けていく中で、
坂爪氏の「これから」を応援したいですね。
本書の著者である坂爪真吾氏、そしてホワイトハンズさんに対して、
リンクもさせて頂き、以前にも紹介記事も書かせて頂いております。
私からの一方的で強引なお願いを快諾してくださった坂爪真吾氏に、
改めて感謝すると共に本書の感想をここに書こうと思っております。

まず初めに、私が坂爪氏を知ったきっかけとは何か。
そして、私が心を突き動かされたきっかけとは何か。

私のブログを読んでくださった方であれば、ご存知の方もおられると思います。
そのきっかけとは、私が愛読している漫画とその作者である先生にあるのです。

NON先生の『デリバリーシンデレラ』(集英社・ヤングジャンプコミックス)がきっかけです。

毎週の感想記事に留まらず、毎日のようにデリシン(漫画の愛称)を愛読しては先生に感想をお伝えして、
右も左もわからずに始めたツイッターに(そもそも上記の理由の為に始めたので)やっと慣れた頃でした。



どういう漫画なのかご存知でない方は、うちの感想文を是非ご一読ください。
坂爪氏の本著と決して無関係ではなく、現代に一石を投じた点も共通します。
その感想文の中でも、今までに何度も触れてきたことではありますけれども、
性風俗の世界で生きる女の子、傷ついた女の子と私は実際に接してきました。
夜の世界に生きる女の子、そこに渦巻くドス黒い欲望を思い知った時代です。

そして、今まで敢えて書かずにいたことですが、心の病に苦んでいる女の子、
性的虐待や自傷行為、家庭の問題に苦しむ女の子とも実際に接してきました。

接してきたというより、私の10代から20代はそこに費やされて終わったと言えます。
相手の親の元に乗り込んでは喧嘩、時には家から連れ出して車で避難もする毎日でした。
当時は私も若く、またこの国のメンタルヘルスの知識や情報も今よりもずっと乏しくて、
今よりも書籍がなかった書店や独学で学んでは、地元の病院や児童相談所に足を運んで、
途中で遠距離での交際になってからは、夜勤明けでそのまま高速バスに乗り込んで上京。
帰ってからは医者に手紙を書いて送り、相手には仕送りの荷造りをしていた時代でした。
正直、どうやって24時間を過ごしていたのか思い出せないほど滅茶苦茶な生活でした。

私が愛した人も、結婚するつもりだった相手も心の病に苦しむ人であり、風俗嬢でした。



私は『デリバリーシンデレラ』に出逢えて、わかってくださる方がいるのだと確信しました。
『デリバリーシンデレラ』は絵空事ではなく、私が知る光と闇の世界そのものだったのです。

「臭いモノには蓋をしろ」が平然と横行する今の世の中で、
『赤裸々に痛烈なまでに抉り出した』デリシンとの出逢い。

NON先生は本物だ。先生なら性風俗や性の問題で苦しむ弱者の気持ちを代弁してくれるはずだ。
私はNON先生をそう信じて愛読してきました。私のその想いはやはり間違っていませんでした。

矛盾と不条理が蔓延る中で、描かれて、貫かれた連載。
先生なら、デリシンなら、世の中を変えられると確信。

その想いから私は『デリシン革命』と名付け、感想記事にも意図的に繰り返し盛り込みました。



その頃です。坂爪氏とホワイトハンズさんに出逢ったのは。
坂爪氏もデリシンの読者さんで、そこで知り合ったのです。
知り合ったというよりは、私の一方的な応援ですけれどね。

いえ、厳密に言えば「それ以前より存在は知っていた」と思い返すことになる瞬間でしたけれど。
本当に恥ずかしく申し訳ないことですが、「きちんと理解していなかった」とここで痛感します。

坂爪氏には本当に心よりお詫び申し上げるほかないのですが、それ以前とは『成人合宿』の騒動。

私自身は何ら偏見も差別意識も抱いていませんし、活動内容も誤解なく理解していたつもりです。

しかし坂爪氏の真意、そして「その先」の展望を理解できていなかったことを痛感させられたのです。
坂爪氏の誠意と情熱、そしてホワイトハンズさんにしか成し得ない本当に光輝く「未来」の性社会を。



過疎ブログで孤軍奮闘しながら(笑)、何としても『デリシン革命』を起こすのだと燃えながら、
真の意味で実りあるリアルな『デリシン革命』を起こそうとする方がいらっしゃるじゃないかと。

それが坂爪真吾氏、その人だったのです。

そして、驚くほど緻密で多岐に渡るホワイトハンズさんの活動を知り、
坂爪氏の本書を読了して、私はとんでもない間違いに気付いたのです。

私の『とんでもない間違い』とは、
私が現代社会で、性風俗業界で「理解されるべき」だと今までデリシンの感想を通して書いてきたこと、
実はその考えが、私が思う『前提そのもの』が坂爪氏の本書によって文字通りひっくり返されたのです。

でも誰かが
変えなくちゃ

私がこの世界に
光を灯す

日の光を…!
(『デリバリーシンデレラ』EPISODE.91 夜蝶)

そう、この世界に光を灯すこと、つまり現代社会の性に「光を灯す」のが『デリバリーシンデレラ』なら、
この現代社会の性に、「苦しむ人の性そのものを光にしてみせる」のが『ホワイトハンズ』さんなのです。

目から鱗とはこのことです。

本書を手にして、一夜にして世界が反転したような凄まじい衝撃を受けました。

その時、坂爪氏から頂戴したお言葉が、再び鮮烈に私に叩き付けられたのです。

「私なりの『デリシン革命』っぽい内容を意識しましたので、是非」

本書に対するこのお言葉の真意は、そこにあったのかと!



今まで「とても他人事とは思えない」漫画の感想を書いていましたが、
本当の意味で「他人ではなく自分の問題」であると教えられたのです。

感想は、次項にていよいよ本題に入ります。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#038[解体]  

最近、やたらと「バレ」だとか「ネタバレ」なんてのを目当てに検索して来る方が多いのですが、
『石田先生ご本人』か『担当さん』のコメント以外、私はそういうの大嫌いですので悪しからず。

[下拵][晩餐][解体]……。

正に『注文の多い料理店』のような展開ですね。

スクラッパーはあの言語からして知能自体は低そうですが、怪力がとんでもないですね。
しかしまた、糸ノコってえげつないなあ……。それを愉しんでいる辺りがキテますねえ。

えげつないと言えば、亜美さんも酷いよなあ。
まあ人間って、極限状態に追い詰められると、
綺麗事など、言っている場合ではないけれど。

囮も何も、先も何も、カネキくんがやられたらますますピンチなのにね。
醜いのは顔と身体だけでは飽き足らずか……って、失敬。なんだかなあ。

逃げ足以前に、建物と喰種から逃げられるはずもないのですが、
早速、遅効性の毒が効いてきたようで敢え無くバタンでしたね。

そして、鉄板に。
利根川の焼き土下座を思わず連想しました。
当然の流れですが、これで二人アウトです。

カネキくんの懸念も尤もな話で、実質的には一対一じゃないのですからね。
それだからこそ、これからの逆転劇が燃えてくるのも大きな楽しみですが。

しかしタロちゃんって喰種じゃないのか?
あの台詞までは喰種と思っていましたね。
ママもクレイジーですが、案外ハイブリッドか?
まあどちらにせよ、ただの人間じゃないですし。



そして、ここで『クインケ』の登場とは!

しかも、捜査官側ではなく喰種の巣窟から
これはもう、着目すべき重要な場面ですね。



ここで小鉢さんの翔英社という出版社の繋がりで、
高槻氏や小倉ちゃんが絡むのもアリかなあなんて。
彼の職業や設定には仕掛けがあると思っています。

そこで嘉納教授って線もあるのかもしれませんね。


さて、これでますます状況が悪化してしまったと言えます。
カネキくんも、流石に鱗赫を発現せざるを得ないのか……。

『ヒトヒトリフタリ』Life32 千里眼  

前回の西田充生に続いて、また新たな登場人物が。
しかも今回は女性で、眼鏡美人とは良いですねえ。

『七人の侍』も『仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』もそうなのですが、
仲間を集めていく過程が物凄く興白いところだったりするのですよね。



真峰さん、実に良い味出していますね。

リヨン以外では、藤井カノンさん、笑璃ちゃん、
主要登場人物としては、それ以来の女性ですし、
荘一郎サイドからの登場ですので、出番も多いでしょう。
コアガバメント作りと共に、彼女自身にも期待大ですね。



床に落ちる
直前の
グラスに
見えます


だが
オレはまだ
割れてもいないし
死んでもいない



このやり取りにはやられました。
僅か3ページで彼女の洞察力や、
荘一郎への思いまでも描かれて、
荘一郎の彼女への信頼も伝わり、
実に良い場面だと思いましたね。

一見、荘一郎と対極に位置するようで、
端っこと端っこすぎて近い、みたいな。
個人的には、そんな印象が強いですね。

西田のだらしなさ(決めるところはビシっと決めるんだろうけれど)に対して、
彼女の細かさや無駄を極力省きたがる性質ってのがまた良い味だよなと(笑)。

さて、これでフタリ。
残るヒトリは、誰か?

もう楽しみで楽しみでワクワクしてきますねー。
やる気全開ポジティブ荘一郎が格好良すぎます。
それぞれの守護霊も非常に気になるところです。
うちで以前にも触れてはいたし、ツイッターでご一緒の方なら先刻ご承知でしょうが、
私は第1話から最終話まで一度足りとも欠かさず視聴。感想もちゃんと予定してます。

テレビシリーズの感想が上手く纏まらない中で遅れ遅れで、結局この体たらくですが、
だったら変に体裁を繕わず、このグダグダ感さえも一緒に形にしちゃおうじゃないか。

それこそが、うちの痛さでもあり、非公認っぽい滑った感だし良いんじゃないのって。

本当、詭弁もいいところですが(笑)。

まあ、そうは言っても私もただ指を銜えて黙って見ていた訳じゃないのよん。
下書き記事とをちゃんと書……ザザー(謎の八手ノイズ)……残し……ザー。

おのれ、八手三郎!

テレビシリーズが八手三郎に打ち切られても、まだまだ私の非公認戦隊魂は燻っちゃいないぜよ!
実際のところ、みんなが次に向かっている中で後からムフフなアイロニーってゾクゾクするしね。

公認様風に言えば「アキバレンジャーフォーエバー」なんですよ。ええ。

普段『デリバリーシンデレラ』や『東京喰種-トーキョーグール-』からうちにいらっしゃる方は、
というか、そういう方が9割以上なのが本当のところなのですが(笑)、
こっちも私ですのでね(というか漫画と特撮&音楽の比率が昔と逆転)。

まずは戦隊らしく名乗りから。

アキバレンなら美月ちゃん推し!

中の人ならふさにゃん推し!!


ちなみに、ふさにゃんとはアキバイエロー役のスーツアクトレスの藤田房代さんのことです。
はっきり言ってしまいますが、そこらのアイドルより遥かにアイドル顔負けの美人さんです。
某配信番組の中で愛称を呼んだら、それ以来やたらとそう呼ぶ方々が散見されてきましたが、
ふさにゃんという愛称は、少なくとも誰かに教えられたわけではなく自分から発信しました。
ふさにゃんファンとして、この機会にこれだけは強く口を酸っぱくして申し上げておきます。

ふさにゃんの何が凄いって、カースタントやプロレス方面でのご経験が活きた『アクション』や、
何よりも変身前とのシンクロ、「痛可愛い」という形容がピッタリな完璧なゆめりあぶりが最高!
マスクとスーツ姿にも関わらず『表情芝居』がもう芸術の領域なのです。是非ご覧くださいませ。


そんなこと、どうでも良くね?
いい歳して、熱くなることか?
あんた、もういい歳だろうに。

そう言われる漫画読者の方もいらっしゃるでしょうが、
特撮者&アイドル者としては譲れないラインなのです。
例え田村直美さんや八手三郎が譲っても看過できない。
ふさにゃんを真剣に応援している誇りがあるからです。
私は今もアキバレンジャーを本気で愛しているのです。
29歳になって戦隊オタクで実家暮らしが何だよコラ。

そう!

痛さは強さ!

We are アキバレンジャー!



と言う訳で、前置きが長くなりましたが、これも総て八手三郎のシナリ……はッ!?
ブログ内現実だけは八手の魔の手に負けないよう、今後も色々予定していますので。



と言う訳で、今回は本作の感想を。

本作は、番組の放送終了後にリリースされた作品で、
番組の音源としては主題歌、サントラに続く三作目。
取り敢えずの決着と言えるリリースであると思ってます(『取り敢えず』がミソね)。
一応はこれにて一件コンプリートで一区切りですかね(まあ『一応』ね……フフフ)。

予約する前から、当然『二枚組アルバム』であることは承知の上で待ちましたが、
実際に現物の『パッケージ』を手に取ってみてなるほど納得の驚き倍増服部伴蔵。

全く別々のCDがそれぞれ二枚で、合わせてシュリンクされていたのですね。
それぞれ独立したパッケージで、ケースも当然ながらアルバム一枚サイズ。
アルバム一枚サイズなんて言い方が、そもそもおかしい訳なのですけれど、
これら二枚でワンセットである証明とは、帯とビニールの真空パックのみ。
非公認戦隊の番組外現実と、番組内の作中作であるアニメを繋ぐものとは、
ただそれだけ。透明の何でもない儚いビニールとCDの帯だけなのですよね。
一度封を切って帯を取れば、知らない人には絶対にわからないレベルです。
特撮ヒーロー番組の音源と、アニメかゲームの音源としか思われないはず。

最後じゃないけれど最後の最後まで、ここまで拘ってくれるか!!(最後だと思ってないですからね?)

自分はこのような形態での音源に今まで出逢ったことがありませんし、
少なくとも自分が二十年以上音源を買ってきた中では前例がないです。
よくよく思い返せば出てくるのかもしれませんが……う~ん……やっぱりすぐに出てこないなあ。
同じバンドや歌手のシングルやアルバムのボックスってのとは根本的に意味合いが違いますから。

中森明菜様やLUNA SEAのボックスとは意味合いが全く違うのです。
そう言えば明菜様は非公認ボックスが多く、LUNA SEAは公認だね。
明菜様は『AKINA』名義でシングル『Tokyo Rose』があるけれど、独立した音源だし。

ともさかえりとさかともえりともまた違うんだよなあ。



番組自体を知らないという方の為に一応の解説を
(ご存知の方には蛇足ですので、飛ばしてオーケー牧場)。

まず『非公認戦隊アキバレンジャー』という特撮ヒーロー番組、テレビ映画(ここ大事)があります。
その作品の中で登場人物達が夢中の番組&キャラが『にじよめ学園 ズキューーン葵』というアニメ。

本作は、この両作品の主題歌をそれぞれ別にパッケージ、その上でドッキングして商品化なのですね。
なんつーか、言うなればキン肉マンソルジャーもビックリの完璧なマッスルスパーク感なんだよなあ。

それぞれの収録曲は下記の通りです。敬称略で記載しますが、ご了承くださいませ。

※念の為に申し上げておきますが、番組をまだご覧になっていないという方、これより先はご注意を。

『非公認戦隊アキバレンジャー』オリジナルアルバム
エンディングテーマ
『明日はアキバの風が吹く』

01.明日はアキバの風が吹く
歌/赤木信夫(和田正人) 『非公認戦隊アキバレンジャー エンディング・テーマ』
02.明日はアキバの風が吹く 痛セリフMIX
歌&台詞/赤木信夫(和田正人)、青柳美月(日南響子)、萌黄ゆめりあ(荻野可鈴)、葉加瀬博世(内田真礼)
03.明日はアキバの風が吹く 鼻歌MIX
歌/赤木信夫(和田正人)
04.明日はアキバの風が吹く(オリジナル・カラオケ)
05.明日はアキバの風が吹く(台詞用カラオケ)
歌/赤木信夫(和田正人)

ボーナストラック
06.Machineイタッシャー<Battle Mix>
歌/桃井はるこ feat.山形ユキオ(※かーなーり! 山形さんフィーチャーされまくってます)

ボーナストラック
07.Heroic lily ~Type Satomi
歌/船橋サトミ(滝津あゆら)

★歌:赤木信夫(和田正人)(Tr.01~03,05)
桃井はるこ feat.山形ユキオ(Tr.06)
船橋サトミ(滝津あゆら)(Tr.07)
★台詞(Tr.02):赤木信夫(和田正人)、青柳美月(日南響子)、萌黄ゆめりあ(荻野可鈴)、
葉加瀬博世(内田真礼)

『にじよめ学園 ズキューーン葵』主題歌
『Heroic lily』

01.Heroic lily
歌/市川葵(十夜月朱理) 『にじよめ学園ズキューーン葵』主題歌
02.Heroic lily [Original KARAOKE]
03.Heroic lily ~Type-M(Heavy Metal MIX Version)
歌/市川葵(十夜月朱理)
04.Heroic lily ~True Duet
(Aoi & Satomi Duet Version)
歌/市川葵(十夜月朱理)、船橋サトミ(滝津あゆら)
05.Heroic lily [original KARAOKE-take2]
~葵とサトミによる楽しい歌唱指導♪~Version
歌唱指導/市川葵(十夜月朱理)、船橋サトミ(滝津あゆら)
06.Heroic lily [Original KARAOKE-take3]
Aoi Vocal part Version
歌/市川葵(十夜月朱理)
07.Heroic lily [Original KARAOKE-take4]
Satomi Vocal part Version
歌/船橋サトミ(滝津あゆら)

★歌:市川葵(十夜月朱理)(Tr.01,03,04,06)、船橋サトミ(滝津あゆら)(Tr.04,07)
★歌唱指導(Tr.05)市川葵(十夜月朱理)、船橋サトミ(滝津あゆら)

Starring by
十夜月朱理(CV:内田真礼) 滝津あゆら(CV:MAKO)



曲目の時点でドン引きした方もいらっしゃるのかもしれませんが、
リア充にドン引きされてナンボなんじゃアキバレンはよおおおお!

三木道三『Lifetime Respect』一曲だけネタベスト盤臭さ全開ですが、こっちは真実(笑)。

感想としましては、当然エンディングの方は毎週聴き親しんで大笑いして、時に涙してきて、
買って知ったる内容だと一緒に口ずさんでは、あれ、やっぱり目から汗が……名曲だわ……。

そこで終わらないのがアキバレンなのですね。

先述の通り、ガオヒューマン山形ユキオさんが前面に出てめっちゃ格好良いバージョンあり、
痛台詞のコンプリートと充実感ったら、ファン垂涎必至のヒストリーオーナメント感ですし。
このトラックだけで7分18秒ってのがもうねえ。どれだけやっちゃってるかわかるでしょ。
赤木さんの「公認になるんだ」のあの件と来たらもうね……。目が潤んでしまうんだよなあ。
叫ぶ詩人の会で言う『ハタ坊のおでん』に通じる切実さと思い込み感、それがまた良いのよ。

7分超ってテレビ番組のエンディングでまず在り得ない形だよな(笑)。

実質3曲のトータルタイム26分31秒でアルバムと言い張る辺りの痛さも堪らなく好きだ。

大丈夫、とんでもない痛さと満足感だけは保障できるアルバムですから(笑)。



『にじよめCD』の方も色々な意味で凄い訳ですが。

熱烈なアニメファンではないけれど(あるいはアニメファンでありながら)、
特撮が大好き(勿論この番組が大好きな方も大前提)って方はやはり前者か、
と思いきや、案外こっちのが中毒性高いんじゃないのって感じました(笑)。

無論、こっちも痛さは折り込み済みです。

こちらも34分43秒という濃密な時間。しかも歌唱指導まであって、これがもう大傑作よ!
この可愛らしさと破壊力と来たらもう……。赤木さんが葵たんにブヒ萌え中なのもわかるわ。

『Heroic lily』……マジで凄いです。冗談抜きで最高に良いのです!!

私的には、アイドル者としての観点から言わせて頂くと、
往年のアイドル歌謡曲と、バブル崩壊後の残念時代臭が、
その両方がハイブリッドされた併せ技的佳曲という印象。

一聴してすぐに連想したのですが、このメロディー……。

吉沢秋絵『季節はずれの恋』だよねー(笑)。

新堀さんレッドに憧れてきた世代なら通じるネタのはず。



このアルバム作った人達、本当どうかしてる痛さだわ。勿論、最大級の賛辞としてね。


痛さは強さ! 重妄想!


※以下、追記です。
先述の通り、この音源は二枚を合わせた形になるのですが、
当然、帯もアルバムのケース二枚分の幅がある訳なのです。

ここにも仕掛けがあった訳ですね。

赤木さんの方を基準にすると(少なくとも、開封前はその状態です)、
葵たんは上下で言えば逆さまになる訳ですね(逆もまた然りですが)。

ここで、何を以って上下の基準とするか。

つまり、それこそ帯の真の役目でしょう。

赤木さんの向きと葵たんの向きの関係は!

なるほど、ちゃんとそういう意味が……。

▲Page top

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。