日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『東京喰種‐トーキョーグール‐』#025[開眼]  

真戸さんの『クインケ』については、やはりそうですか。
『旦那』の方は、前回で触れた通りの笛口パパでしたね。
貼り付けて当該記事に飛ぶようにしても良いのですが、面倒なので止めますね(笑)。
ここからでもすぐに辿り着けますし(日が浅いですし)、カテゴリからでも容易です。

と言う訳で、遅れがちでも毎週感想は書いていますので、
本作を未読だけれど興味があるという方は、是非どうぞ。

正直な話、うちは本作の検索からいらっしゃる方が大半だったりします。
ちなみに、次点がデリシンってのも不動なので、今後もそうなのかなと。

閑話休題。

今回はただバトル展開であるだけじゃなく、端々の台詞も痛く突き刺さるのが秀逸でした。
それも捜査官の真戸さんの残酷な面だけじゃなく、喰種であるトーカちゃんの訴えも然り。

クインケを二つ使われて、致命傷とも言える一撃がトーカちゃんに。
トーカちゃんサイドは、これで絶体絶命のピンチに陥りました……。
捜査官に報復した時、マスターはカネキくんにあのように言いましたけれど、
それこそマスターの指示で、四方さんが助けに来ないかと願望込みでひとつ。
そう言えば、マスク姿の喰種はまだあまり見ませんからその点も楽しみです。
今後、二つのバトルにマスクをした奴が登場したらニヤリとして良しですね。

トーカちゃんは『戦うヒロイン』ポジションでもあるので、ここで脱落はまずないでしょうが、
真戸さんも違う意味で『オイシイ』キャラではあるので、ここで負けたら意外性ありかなって。
捜査官側にはまだまだキテレツな奴らがいると思っていますし、
その意味でも亜門さんの実直なキャラクターは味があるなあと。

そんな亜門さんから、正にストレートな物言いが。
カネキくんも確かに頷ける、頷けるけれどしかし、
という、人間と喰種の境界線ならではの葛藤……。
本作の根幹を為す部分でもあり、名場面でしょう。

そして、遂にカネキくんが気付きました。

〝どちらでもない〟!?
それは違う――

人間として生まれて喰種になってしまった男だから、気付けたこと。
喰種として生きることになってしまった人間だから、気付けたこと。

仮面ライダーが『境界線を越えられるヒーロー』であるように、
遂にカネキくんも『自分の存在』が何者であるか気付いた瞬間。

『仮面ライダー555』最終回のあの名台詞を思い出しますね。
今ここで言うと「楽しみを削ぐ」形になるので控えますけれど。
つくづく熱く痛く突き刺さる最高の展開で堪りません。
亜門さんに断言したカネキくんのあの台詞が最高です。

「わからせます」

という彼の決意に最早迷いは見られません。
葛藤の末に自ら出した答えが格好良いです。

争いに対しては消極的な姿勢で好まず、
お互いが無事に共存できることを願う。
この点では木場勇治くんが近いかなと。

僕しか
出来ないんだ


アイデンティティーを喪失した彼が、
アイデンティテイーを取り戻す姿は、
不器用でも実に格好良くて燃えます。
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『ヒトヒトリフタリ』Life19 HOME TOWN   

諸々の感想が遅れがちですが、書いてない訳じゃないのですよ。
下書きで寝かせているだけです。って見苦しい言い訳だよなあ。

さて、そんなことはさておき表紙からツボです。
やはり、主人公のいかにもなポーズは良いです。
彼女の線の細さが活きる衣服、ポーズで良いし、
更に指先の表情まで、両手共に味があるのです。
このリヨンの表情も、最近の本編では珍しくて、
何だか、表紙だけで物凄く得した気分でしたね。

『東京喰種-トーキョーグール-』の感想でも触れてきましたが、毎週のサブタイトルも楽しみで。
そちらが『毎回漢字二文字』で統一感があり、こちらは逆にバラエティーに富んだ違う楽しみが。

私的にはフライングキッズのアルバム、瞬時に想起せずにはいられない今回のサブタイトルでした。
肝心の本編も、以前に触れてきたリヨンの実家・過去・家族についてはっきりした重大な回ですね。

冒頭で泉美元総理と荘一郎が寝ているかと思えば、なるほどそういうことですか。
ここで荘一郎の長男である春日一がリヨンに、しかも名指しで話しかけるとはね。
この時の感想でも書きましたが、一般人はこれくらいが本来の反応なんですよね。
いや、霊感の有無に関わらず信じられる時点で更に篩に掛けられる訳なんですが。

(アタシだってずっと心配しとる!)

このコマのリヨンの表情が、また何とも言えませんね。
人間と守護霊については、今まで散々書かれたものの、
こういう場面は作劇上あまりないので、寧ろレアかと。
春日一はリヨンを認識できてないので、また切ないし、
同時に、泉美元総理が如何に凄いかもわかる場面です。

そしてリヨンは生まれ故郷の大阪へと……。
とうとうこの時が来たかと息を飲みました。

しかし『鶴橋』とは意外に感じましたが、本作にマッチしているかもしれませんね。
『日本の朝鮮』とも言われるディープな街、作劇の狙いがあってのことかもなあと。

そして、遂にリヨンのお父さんが登場しました。
娘を亡くして、憔悴しているのが痛ましいです。
かつてはイケイケゴーゴーだったであろうことは(荘一郎とは違う方向で)、
かつての親子のあの写真を見てもありありとわかったパパの格好良さ(笑)。

荘一郎を『守る』為の戦いが始まろうとしておりますが、
「手がかりはウチしかないんや」と言うリヨンがもうね。
この二人の関係性と主導権、何とも切ないし興味深いところです。
若くして生命を亡くした乙女が、総理大臣を守護するというのが、
また何とも飛んでますし、リヨンの年齢&人物設定は正解だなと。
正解が政界と変換されたのも、本作の感想を書き続けてニヤリで。

そんな決意で大阪に着いたリヨンですが、
悲しみに打ちひしがれるお父さんの姿が。
見ていられないのも無理もない話ですし、
この場面は読んでいて堪えたところです。

見ていられずにその場を後にしましたが、
そんな彼女の元には久保光司が接近……!
遂に二人の直接の接触という劇的な引き!

政界側の描写が続いて、またこちらのターンですね。
別冊には久保光司のスピンオフ掲載、見逃せません!
ますます盛り上がる一方の本作、続きが楽しみです。
題名が【KBKJ】ってのもなるほどなと。
思わず【CMJK】を連想してしまったり。

しかしリヨンのお父さんのお店が『獅子苑』って、また何か含意がありそうですね。
リヨンの名前の由来については連載開始時に、私的に『リーインカーネーション』、
それから『帰』という文字も思い至ったのですが、これでまた一つ連想できました。
『リヨン』→『リオン』→『獅子』という繋がり。

しかしこれも初期に書いたことですが、リヨンという名前はいつからのものなのか、
霊界での名前であるのか、それとも生前の名前と関わりがあるのか変わらずなのか、
言葉遊美が好きな者としては、作品の展開に関わるその辺りも非常に気になります。

言葉遊美と言えば、もうひとつ。

春日の『春』
泉美の『泉』

どちらも英語で『スプリング』繋がりですね。
そう言えば『重力ピエロ』がそうでしたねえ。

『BLEACH』485.Foundation Stones  

一週休載しましたが、自分が一週読み逃したかと錯覚しかけた冒頭部分、
イーバーンではなく、リューダースからの報告が中心となる内容でした。

以前にも書きましたが、十刃の再登場が早速!
しかも期待していたネリエルとは、嬉しい~!

って、またネルちゃんですが、そこはご愛嬌。

やっぱり一護と彼女の絡みは楽しくて良いわあ(笑)。

なるほど、やはりイーバーンは破面であるということ、
そして、見えざる帝国が別の力を付与したと見るべきか。
更に、ここに来て十刃のハリベルまで登場とは燃える展開。

しかも囚われの身というのが、より燃えてくる展開ですなあ。
敵側は既にそこまで制圧していたとは、つくづく恐ろしい集団。
ネリエルも姿は変われど、非難して一護と再会できた訳ですから、
ここで話も繋がり、一護や隊長たちがどう出るか激しく期待ですね。

恐ろしいと言えばひとつ。まさかここまで具体的な描写があるとはね。
雀部副隊長が……。今まではそういう展開には至りませんでしたからね。
以下、 ツイッターから抜粋

雅美ちゃん&ミヤビちゃんキタ――ッ!! 届きました!! 先生、ありがとうございます!!

と言う訳で、当選して無事に届きました。
先生、編集部の皆様に心から感謝します。

またしてもギリギリ滑り込みパターンか  

ブログの更新、日付変更線ギリギリのパターンがまた多くなってきた気が……。
その理由も原因もわかっていますし、言うまでもなく総て自分の至らなさです。

ダラダラとマイペースで、なんて今まで言ってきましたが、
もうマイペースではなくなってるやん、という話ですよね。

取り敢えずツイッター控えめにするところからか(苦笑)。

『デリバリーシンデレラ』EPISODE.106 贖罪  

遅れがちなブログへの感想文ですが、
毎日愛読はしているので悪しからず。

前回も触れましたけれど、やはりミチルちゃん登場は嬉しかったですね。
レンちゃんや雫姐さんの登場と来たら、やはり当然彼女の出番な訳でね。
ミチルちゃんとヴァルキューレについて、以前に勿論触れてますけれど、
その印象は別段変わらず、やっぱり雫姐さんは支持せざるを得ませんね。

アイスの棒を咥えるミチルちゃんも可愛いのですが、
マッサージ椅子の上にあの体勢で立つ姿もツボです。

そして、密かに期待していた台詞が今回も出ました!

「いちおく!!」発言可愛いわ(笑)。

台詞と言えば、雫姐さんもやっぱりツボを外しません。
過去編で黒木さんと逢った時の第一声と同じ感じだし。
あの美貌、あの微笑で、また第一声がアレだもんなあ。

雫姐さん、ツボすぎて最高です(笑)。

でも、これってコミカルな演出のようで、実は重要な要素なので箸休めではないのですね。
雫姐さんが如何に性をナチュラルに、そしてオープンに捉えているかという顕れですから。
こういう台詞の一言、一コマだけ取って見ても先生のセンスやテーマの探求が窺えますし。

いよいよ登場の雫姐さんと雅美ちゃんの会話、
このシーンも実に秀逸な演出だったなと痛感。
『眼は口ほどに物を言う』などという言葉もありますが、
『台詞抜きで表情だけに着目しても理解できる』画です。
『雅美ちゃんの目線』だけ見ても伝わってきますからね。

先生の描かれる人物の瞳や眼の形が私は大好きだったりしますが、
今回はそこが特に強調された回とも言えるのではないでしょうか。
雅美ちゃんの瞳に対して雫姐さんは口元のアップというのも秀逸。

そして本作の核心&確信を貫く重要な要素の一つ、『革命』の全貌が遂に明らかに!!
『出店』までは予想できましたが、本気でそこまで貫かれるおつもりとは参りました。
「あの店はただの先駆け」と当然の如く言い切る雫姐さん、やはり格好良い女性です。

レンちゃんが過去の『清算』の役だとしたら、
雫姐さんは『復讐』だと思っていたのですが、
『贖罪』だったとは我ながら恥ずかしい限り。
もう「穴があったら隠れたいレベル」ですね。
復讐さえもちっぽけに思える、あまりにも壮大な『革命』の全容には脱帽です!!
あの日と同じく、『どこかで苦しむマリアちゃんである女の子たち』を救うべく、
雫姐さんは、文字通り『ヴァルキューレ』として戦い続けているかと思うと……。

もう二度と、マリアちゃんのように苦しむ女の子を生み出させないように、
この業界に、そしてこの社会に一石を投じるべく戦う雫姐さんが最高です!

「話せて良かったわ」
「良い介護士になりなさい ミヤビ…いえ」
「雅美」

忘れないで あなたの幸せが私に力を与えるわ

この場面でもう思わず号泣……。どこか蟠りや負い目があった雅美ちゃんと同様、
読者にとっても嬉しい一言ですし、よりによって雫姐さんご本人からですものね。

そして、遂に……。


12月24日になった

〝ミヤビ〟の最後の日…



正に『転生前夜、真夜中の窓にて』じゃないですか。
『聖なる夜に、遂に解けるシンデレラの魔法』の時。

ますます盛り上がる一方で、もう楽しみで楽しみで仕方がありません。
正にデリバリーシンデレラという根幹に直結する、運命の瞬間ですね。
その瞬間まで心身を万全に整えて、心して読まなくてはならないです。

例の法律や考察なども含め、実はもっと長文になる予定でしたけれど、
恥ずかしながら記事が上手く纏まらず、一旦ここで区切っておきます。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#024[隠刃]  

正に気が気じゃない緊迫の展開が続いて堪りませんね。
いよいよ捜査官とカネキくんがぶつかって最高潮です。

「隠しているほうの眼の方が見たかったから」というウタさん(#019[地下])。
そんなウタさんに作ってもらったマスクは右目の方を隠す形で、
つまり普段の眼帯と逆で赫眼の方が露出しちゃっているのです。
カネキくんも、ここで亜門さんに喰種だとバレてしまいました。
尤も、あんなマスクしていたら職務質問されて逃げられないし、
バレるまでの時間がほんの数秒縮んだだけですから、些末な話。

しかし、ここで亜門さんもクインケを取り出しました。
開始早々に、早速今回の魅せ場が一つ出て来ましたね。
一等捜査官である亜門さんが持ってないはずがないと読んでましたし、
そもそも、以前に真戸さんの台詞でもう明確になっていましたもんね。

「――亜~門く~ん~…」
「駄目だろう」
「『クインケ(仕事道具)』を忘れちゃああぁあ」

って、例によってあの粘っこくサディスティックな口調で(#017[兎面])。

亜門さんのクインケは、持ち手の長い棍棒のような形状ですが、
能力や特性や名前がどんなものか、知りたくて楽しみなところ。

もうここまで来たら、カネキくんも赫子で対抗しないとピンチが。
と言う訳で、この時点で特訓した成果の鱗赫を発揮となるか……。

奇しくも、右目が隠れている者同士の戦いという奇妙な符合が何とも。
その亜門さんの右目が傷ついたのは、先述のエピドードだったりして。
更に余談として、傷付けた張本人のトーカちゃんも右目がそうですね。

しかし、冒頭でマスクに、次いでクインケについても触れましたが、
カネキくん自身のあの決断、この対峙より先で、それは大きい事実。

「僕に赫子のことを教えて」
「捜査官は殺せない…けど」
「何も出来ないのは もう嫌なんだ」(#018[未開])

マスクの完成とこの決断、それぞれの順序が噛み合っていなければね……。
そう思うとゾッとしますし、いよいよ主人公らしいバトルになるのかなと。

それぞれの順序ということで言えば、トーカちゃん&ヒナミちゃんの方もそうなのですよね。
二人とも真戸さんに直接顔を見られてしまっていますし、捜査官二人の対比も実に秀逸な回。

そして、今回で最も大きなサプライズは『クインケ(隠刃)』の正体でしょう。
まさか、ここで真戸さんがケースをもう一つ出して『旦那(つがい)』なんて!

『敵と味方、それぞれ同根の力』だったなんて、ますます仮面ライダー的で堪りませんね。
これで『捜査官側が使うのに、クリーチャーを思わせるデザイン』である理由も納得です。

トーカちゃんはこの事実を知らなかったようですし、ヒナミちゃんも気づいたのは言われる直前。
知っているとすればマスターくらいだと思いますが、敢えて伏せている節も充分考えられますね。
自分たちの仲間を凶器に利用されてしまっただなんて、あまりにもショックが強すぎますからね。
それを百も承知でヒナミちゃんの目の前で声高らかに言う真戸さんは、やっぱり狂気にして凶器。

しかし、冗談抜きでこれは人間と喰種のパワーバランスに大きな影響を及ぼす重要な事実です。
基本的に味方を増やせないという点で、オルフェノクよりワームに近いとも言える喰種ですが、
ただでさえ立場も数も圧倒的に人間より不利な喰種なのに、これでは減っていく一方ですから。

ここでもう一つ気になるのが、ケースについてですね。
真戸さんの台詞通り、ケースは2つ存在していますが、
「急いで拵えたからケースが2つになってしまったが…」
とのことで、それならば充分にチューンナップに時間を費やせば、
ケース一つで、クインケを複数所持できるということでしょうね。
一つでさえ恐ろしいのに、なんというパーフェクトゼクターぶり。

実は、対策局の内部に人間のフリした喰種がいたら……なんて妄想したこともありましたが、
ここで四方さん辺りの助っ人が入らないと、いよいよまずいことになるのではないかと……。
仲間を殺されて武器にされて更にそれで襲われるだなんて、ますます悲壮感と残酷性が……。

そして、これでリョーコさんの最期のあの表情と台詞の真意も理解ができましたね。
今のヒナミちゃんのように、あのクインケをリョーコさんは見たことがあるのでは?
つまり、今まで使っていた方のクインケはリョーコさんの旦那さんではないかなと。

喰種が赫眼と赫子以外には外見が人間と変わらない(少なくとも今の時点では)のに対し、
人間の捜査官の側の武器(と喰種の赫子)が怪物然としているのは特撮者的にツボですね。
真戸さんが今まで使っていた方は百足のように見えますし、お母さんの方は蝶ですかね。
敵味方共にどんなモチーフやデザインが飛び込んでくるか、そちらも着目したいですね。
百足もそうなんですが、個人的にはスサノオのメカイナ&ユンガイナに見えたりもして。

今回、サブタイトルと最終ページの煽りで『隠刃』だと明言されたのは、すっきりしました。
やっぱり『本作ならではの語感や字面やネーミング』、個人的に非常にツボな要素なのでね。
私的には『星獣戦隊ギンガマン』の機刃も、連想したりしました。
『白鳩』を始めとして、鳥を想起させる語句・隠語も多いですが、
そんな本作で『雛実』という命名には、着目せざるを得ませんし。
苗字の方がまた『笛口』で、こちらも鳥を想起させますから尚更。

『鬱屈した時代と環境の中、飛び立てない』というような含意があるのでしょうか。
『喰種にとって人間社会は鳥篭』という舞台装置に対してのそれかもしれませんね。

逆に捜査官側のネーミングもそうですね。
真戸とか亜門とか如何にも意味ありげで。

真戸…MAD、MUD(泥)、
亜門…アモン(アーモン)、デーモン
など、色々と言葉遊美できるのも愉しみの一つです。
奇しくも、両者にゲートを想起させる言葉が含まれ、
その辺りも、共通性があるのかなと興味深いですね。
窓も門も、監視する側という意味合いもあるのかな。

喰種側も含めて、『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』の時のようにアナグラムしてみるのも良いかも。

『ヒトヒトリフタリ』Life18 泉美家からのメッセージ  

連載開始から、いよいよ荘一郎のターン。
と思いきや、流石は泉美元総理ですねえ。
葉に衣着せぬ物言いで、ばっさりと切り返すとは。
同時に、自らの立場もよくわかっている方だなと。

そんな泉美元総理についても、荘一郎についても、
それぞれに対するリヨンの指摘、言い得て妙です。

確かに荘一郎は蘇りましたし(比喩ではなくて本当の意味で)、劇的に生まれ変わりました。
しかし、それはそもそもリヨンの力が大きいですしね(霊界のルールから逸脱してますが)。

しかし、そこは我らがイケイケゴーゴー荘一郎であります。
連載当初のあの姿が嘘のように、自信&自身に満ちてます。

ヒロミ・ゴーもかくやというくらい全く怯みません(笑)。

リヨンのおかげで手にした自信かもしれませんが、
荘一郎自身があれだけハイになれたのは大きいし、
ハッタリだろうが何だろうが、自信を持って発言できている今の彼は良い状態だと思いますね。
尤も、それくらいじゃないと一国の総理大臣や構造改革なんて務まらないのでしょうけれどね。

(負けるな、おっさん!)
(負けるなおっさん 言ったれや)
(そや いけいけ)

暫く出番がなかった分、リヨンのこの後押しが嬉しくもあり愉しくもあります。
言葉責めならぬ、スピリチュアル推しとでも言いたくなるくらいリヨン節炸裂。

しかし荘一郎くん、ここでちょっと調子に乗りすぎた感がありますね。
あれにはリヨンも困った様子で、こういうアクシデントも良いですね。

先述の台詞とは一転して、
(おいおい おっさんそれはウソやろ)
(はあ ああっ?)
(そりゃ ムチャ振りやで)

って流れが実にツボでした(笑)。

でも、今のこの関係ってリヨンが面倒臭がっていた頃と逆なんですよね。
そう思うと、いよいよ本当の意味で盛り上がって来たところだよなあと。
その意味でも、対極の霊能力を使う久保光司ってのは良い配役ですしね。
役者はこれで一通り出揃った感がありますし、ますます興白くなる展開。

そこで、肝心の主演が台本に載ってないことしたがるんだものな(笑)。

そして、リヨンの力を借りた荘一郎が、泉美元総理に……。

そこで視えたのはあの守護霊らしき存在と、泉美家の人たち。
泣いていたという事実が気になりますが、そんな彼にも涙が。
ともあれ、これで二人は見事握手を交わすことになりました。

息子である大希くんと久保光司の今後もますます楽しみです。

フラフラ  

所用で一日潰れて、更新ができませんでした。
厳密には過去形でなく、実はまだ帰宅できず。

『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』第22話「盟友」  

今回は余すことなく存分にアクションを堪能できる回!
総決算と言わんばかりにみんながアクション全開です。

「心配するな。その為にあたしと烈花がいる」

邪美姐さんのこのお言葉が実に頼もしいですし、
実際にその後で有言実行ですから流石ですよね。

当然の如く、また号竜人が襲い掛かる訳ですが、

「行けっ! 邪美ぃぃぃっ!!」

零くんのこの台詞も、自分の信念と仲間に対する信頼あればこそで、
こういう台詞を残す登場人物は、大概やられてしまうのが常ですが、
彼が口にすると心強いですし、本当に信頼できるのが良いですよね。

魔戒騎士と魔戒法師、二組に分かれる形になり、
号竜人は、魔戒騎士二人で食い止める展開です。

「心配するな。術を使う」

ギャノンの内部に侵入する際の烈花ちゃんの台詞ですが、
心配するなって、邪美姐さんと同じ台詞なのがまた良し!

「金色の術を使う。わかってるね? 烈花」
「はい!」

このやり取りだけで、昨日や今日の間柄などではなく深い関係性であることがわかりますし、
前回の感想にも書きましたけれど、本当に何気ない一言のようで深みがあるのが嬉しいです。


ここでギギが行く手を阻んできて、
更に三人から分かれる形へと……。

「カオル! 行け!」

力強く凛々しい烈花ちゃんの表情が素晴らしく、
劇場版の想い出まで熱く込み上げて来ましたね。

「烈花、いい女になったねえ」

邪美姐さんのこの台詞もファンなら堪らないし、
そういう姐さんもいい女なのがまた何ともねえ。

「うおぉぉぉぉ!!」

セディンベイル戦とは違い、今回は鋼牙がいない中での戦いですが、
流石は烈花ちゃん、微塵も怯むことなく気合も充分で格好良いです。

そして魔戒騎士の二人ですが、数で攻める号竜人に苦戦を強いられています。
敵の数が多すぎる中で二人なのは、明らかに不利で劣勢に立たされます……。

そこにもう一人、助っ人が!?

凄まじい勢いで飛び込む騎士!

「あなたは、雷鳴騎士の……!」とレオくんが。

「鋼牙には借りがある。共に戦う」と彼が……。

「オーケーよろしく。挨拶は抜きだ」と零くん。

「ああ」


四十万ワタルさん、参上!!



嬉しくて嬉しくて居ても立ってもいられない!
どうしようもないくらいにとてつもない感動!
期待してきた甲斐がありすぎだし格好良すぎ!
もうオイシイとこ取りなのが堪らないですね!

これで魔戒騎士が三人となり、正に三本の矢!
別番組的には、鬼に金棒音撃斬な展開ですが、
本作的には、正に三騎一閃のようなときめき!

いよいよ逆転劇の始まりかと思うと、こちらの気合まで最高潮。
もう、視ていてときめきと涙が溢れてくる素晴らしい展開です。
そして、鋼牙を救うべく内部へと侵入した三人の方もまた然り。

「烈花!」

邪美姐さんの呼び声が!
そしてそこにあの劇伴!
セディンベイルを倒した時は騎士と法師の連携だった訳ですが、
今回の魔戒法師二人のコンビネーションも最高に格好良いです!

「やあああっ!!」

さとうやすえさん、松山メアリちゃん、お二人の本気のアクションが痺れる程伝わってきますし、
それぞれ、新体操とバレエで培われた経験を行かした横山アクション、尋常じゃなく格好良いし、
女性ならではのプロポーションや美しさも活かした、まるで演舞のような綺麗なアクションです!

「なんで他の作品の監督はさとうやすえさんの脚を撮ろうとしないんだろう」
「僕なら絶対に彼女の綺麗な足を撮りたいのに」

というような雨宮慶太監督のコメント、インタヴュー記事にて拝読したこと、
今回の映像美からまた想起させられましたし、それを改めて痛感しましたね。
『戦いに優れた魔戒法師』である設定、
『戦う美少女と美女』である魅力まで、
最大限に活かされている素晴らしいアクションシーンでしたね。
奇しくも男性陣と女性陣の二組になったので尚更映えますしね。

あなたは……あなたは、沢山の人を守ってきた。

守ってきた?

そう、あなたは黄金騎士。

黄金騎士?

これは、俺か?

そうだよ。誰よりも強く、誰よりも優しい。

子供の頃に読んでいた絵本の大好きだった主人公。

絵本?




ここで『黒い炎と黄金の風』が!

絵本を読んでいる二人の表情が私的に堪らないですし、
カオルちゃんの手が鋼牙の手に重なるシーンも好きで、
そこで本から顔を上げて目が合う二人も良いのですよ。
二人で手を重ねてページを捲るというのがまたね……。

いつも鋼牙を見守ってきた彼女が、
そんなカオルちゃんの想いが結実!
泣くなという方が無理でしょうよ。

そして、真魔界に魔戒騎士の三人が向かいました。

とうとう、イデアが動き出してしまいました……。
リゲルの時とは比べ物にならないスケールですね。

『牙狼』という作品、六年前の当時からテレビ番組の域じゃない訳ですが、
今回こそ本当にテレビじゃない、『とんでもない映像美の極致』でしょう。

冗談抜きで、これが通常のテレビ放送だなんて冗談としか思えないクオリティーです。
タイトルは知っているけれど視たことがない、という方は今からでも遅くありません。
それがどういうことか、どんなにとんでもない作品かを是非視て体感して頂ければと。

我らが鋼牙もイデアを追って真魔界に向かいます。
素晴らしいヒーローの復活劇の熱気はそのままに、
興奮冷めやらぬままに我らが黄金騎士が挑みます。

そして、ギャノンの力で強化しようと手を伸ばすシグマですが、
突き入れた手から逆にギャノンの方に吸収されてしまいました。

遂にギャノンが復活してしまいました。
まさかのキャスティングに参りました。
これがまたビックリするほどハマリ役。
このシリーズの最後の敵に相応しいし、
正に適役中の適役で嬉しい限りですね。

最後の『戯阿音』の表記も良いですね。

留まることを全く知らないこの盛り上がりが最高!
いよいよ迎える最終決戦に期待が高まる一方です。

『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』第21話「牙城」  

遅れに遅れている感想、今更ながらこつこつと書いて参ります。
一応申し上げておきますが、視る方は毎週遅れていませんので。

いよいよ、クライマックスに向けて加速して行きますね。
今回もアクションだけでなく、ドラマも見所満載でした。

鋼牙が野望を阻止して追い詰めたかに見えたものの、そこは流石のシグマです。
他でもないその鋼牙の身体さえも利用して、イデアを建造しようというのです。
鋼牙が切り飛ばした左手も、ギャノンの中に腕を突き出して再生。
最早異形の存在、クリーチャーらしくもある表現が実に良いです。

その左手で魔戒剣を掴んで余裕の表情です。
シグマはザルバも奪おうと手を伸ばします。
お前だけでも逃げろと言うザルバに対して、

「駄目だ! お前は俺のザルバだ!」

鋼牙のこの台詞が堪らなく嬉しいですよね。
特に初期シリーズから見てきている視聴者、
初期シリーズの終盤を眼に焼き付けた人や、
ザルバという言葉の意味を知る人にはもう。
今までの歴史の重みが伝わる名台詞ですね。

そして、ギャノンの中へと取り込まれてしまう鋼牙なのですが、
その鋼牙と、ギャノンの内部の表現が実に秀逸だと思いますね。

鋼牙を救うべく、絶狼と狼怒というコンビが見られるのもポイントですね。
前回の生身のアクションとは打って代わり、今回はCGがメインでしたが、
それも本作ならではだし、オムニバスジャパンさんが凄まじすぎますよね。
銀牙銀狼剣も魅せてくれましたし、狼怒の回し蹴りも格好良かったですね。

しかしながら健闘虚しく、救出できませんでしたが、
ここで烈花ちゃん登場、期待してきた助っ人が遂に!

ゴンザさんと魔戒騎士二人が、そして烈花ちゃんも合流。
更に魔界竜の稚魚による誘導で、カオルちゃんとの再会。
『赤筆』のエピドードがここで活きてくるとは、もう感激です。
しかも『七人の侍』の如く、素晴らしい集結の展開ですもんね。

何故カオルちゃんを連れて来たのか、と零くん。
お前もわかっているはずだ、と言う烈花ちゃん。
今の鋼牙を救えるのは俺たちじゃない、と……。

ここでそれぞれがぶつかる形に。
それぞれの台詞には宿る想いが。
実に味わい深いシーンでしたね。

「殺されてもいい生命なんて一つもない。鋼牙はそう言ってたわ」カオルちゃん。

「僕も聞いた。僅かな可能性があれば必ず助ける。それが魔戒騎士の使命だと」レオくん。

「一つの生命の先に多くの人間の未来がある」烈花ちゃん。

「そうだったな。俺たちは魔戒騎士じゃないのか! ……奴が俺にそう叫んだことがある」くん。

みんなが、それぞれに『鋼牙から言われた言葉』を口にしていくという、なんという素晴らしい場面!!

「ホラーと一つになって人間を助ける。そんなこと望んでいるはずがないよな」
零くんの言葉と優しい顔にカオルちゃんも笑顔が。
やっぱり何度視直しても胸が熱くなる名場面です。

そこでカオルちゃんを引き止めるゴンザさんの見せ場が。
カオルちゃんと鋼牙を想うからこそで当然なのですよね。
ただの人間がホラーの元に向かうのは危険なのもご尤も。

『鋼牙様にとってかけがえのない存在』だとカオルちゃんに言うゴンザさんと、
「それはゴンザさんも同じだよ」というカオルちゃんのこの台詞に泣きました。

「最強の魔戒騎士と最強の魔戒法師が付いてる」
続く烈花ちゃんのこの台詞がまた、実に頼もしく格好良いです。
それを耳にしてみんなが深く頷くのも、嬉しいシーンでしたね。

実に心強い仲間たちの集結に感動しっぱなしなのですが、
更に畳み掛けるように嬉しすぎるあの人が登場だなんて!



「魔戒法師が一人じゃ心細いねえ」



待ってましたよ、邪美姐さん!!



「烈花、どれだけ強くなったのか見せてもらうよ」
「はい」

返事をする烈花ちゃんの表情が最高に良いし、旧知の仲であることが一発でわかるこの会話が最高!
旧知の中どころかそれ以上に深い関係だとわかりますし、今まで視てきたファンには堪りませんね。

鋼牙がメインでアクションを繰り広げる前回に対して、
台詞と表情での展開がメインの今回との対比が絶妙で、
この二回の流れは個人的にグッと来るところでしたね。
二回続けて田中要次氏がご登場で台詞が良いのも最高。

主人公の活躍から一転してピンチ、
主人公を救うべく集まる仲間たち。
実に燃える展開で最高潮でしょう。

先述した通りなのですが、テレビシリーズ初期の想い出、
そして、劇場版の想い出まで蘇る素晴らしい回でしたね。

邪美姐さんも加わって、ますます燃える一方なのですが、
邪美姐さんと烈花ちゃんの大活躍、こちらも楽しみです。

『牙狼<GARO>〜MAKAISENKI〜』第20話「列車」  

さて、遅れに遅れている感想なのですけれど、
無論、放送の方はきちんと繰り返し視てます。

破滅の刻印だけでもピンチなのに、ここに来てまた更に追い討ちの如き展開が……。
鎧を返還しようとする魔戒騎士と、立ち向かうべきだと主張する魔戒騎士で諍いが。

解我生来の月と耳にすると、やはり誰もが陰我消滅の夜を想起したはずですが、
それだけでなく霊獣の毛皮もラテスのあの鍵も、総てがシグマの計画通りです。

魔戒騎士が元老院に集う中、号竜人が襲い掛かりますが、
これさえも、シグマの罠の一環であるのが恐ろしいです。
何もかもが、文字通りシグマの手の中という展開ですね。
倒された号竜人が結界を張るとは、実に巧妙な策ですし、
元老院という舞台、本作自体の設定と見事に活きてます。

このシリーズは、今までも魔戒騎士に反旗を翻す魔戒法師との構図が描かれてきましたが、
魔戒騎士同士をも争わせて、破滅の刻印で全員の生命を奪おうとする絶体絶命の危機です。

しかし、それを切り抜けるのが我らが黄金騎士です。

「大切なのは鎧じゃない! 騎士の心だ」

正に真理を貫くこの名言に、思わず震えました。
海が割れるように、みんなが剣を下ろしました。

そして結界を張られた元老院から魔導列車に乗り込む為に、鋼牙はガジャリと契約を……。
そこから先はもう息をも吐かせぬ怒涛の展開で、本作ならではのアクションを存分に堪能。

魔導列車という設定がまた興白いと思います。
某ロールプレイングゲームを連想しましたが、
本作のデザインはやはり凄いなあと脱帽です。
頭頂部の顔も閃光騎士の鎧を想起させますし、
細部まで抜かりないデザインが流石だなあと。

夜の闇の空を突き抜ける列車で戦うというのがまた何とも堪りませんね。
やはり本作と黄金騎士には夜の闇が合うと初期シリーズを懐かしんだり。
そのスピード感を活かした戦いのシーンも圧巻の出来で唸らされました。
加えて、列車内のステンドグラスや歪んだ描写も素晴らしいところです。
そして、ステンドグラスの背景で鋼牙の白とシグマの黒との対比が最高!
鋼牙の回し蹴りの多様や足を伸ばす蹴りが、余計に映えて良いですよね。

鎧の召還、そして轟天、更に烈火炎装!

この雄姿と怒涛の逆転劇と来たらもう、格好良すぎて堪りません。
そして月を見上げるカオルちゃん、こういう演出がまた良いです。

見事にシグマの左手を切り飛ばし、真魔界行きを阻止した訳ですが、
ここで終わらないのは当然で、ますます眼が離せない展開へと……。

そして今回特筆すべきは、やはりゲストの田中要次氏ですね。
そういう役でご出演とは、嬉しくて堪らなくてニヤリでした。
『ストロベリーナイト』にご出演の時も嬉しくてニヤリでしたが、良い味出してるなあと。
『牙狼』はゲストも素晴らしいですが、特撮畑以外の意外な起用も大きな愉しみですよね。

シグマもまた悪役として非常に魅力的ですけれども、
一人二役の中村氏は本当に凄いとつくづく思います。
実直なレオの表情とのギャップがまた上手いなあと。
更にそれぞれの表情芝居だけでなく立ち回りも然り。
雨宮ワールドにまた一人貴重な役者さんがご参加で、
そう思うと今後にさえ期待が膨らむというものです。

レオが魔導筆から剣に変化させて、鎧を召還したシーンも格好良かったですが、
シグマが容易くあっさりとその閃光騎士の鎧を召還するのも、やられましたね。
勿論カラーリングはジャアクの時と同じように、こちらもニヤリなところです。
魔戒法師の魅力は勿論、ダークヒーローとしての魅力まであるのが良いですね。
京様の龍崎駈音とバラゴ、そして暗黒騎士キバが好きな人ならば堪りませんね。

『デリバリーシンデレラ』EPISODE.105-EX  

先日の感想でやってしまった感全開ですが、やってしまえば良いの。
この作品自体が上っ面じゃないし、薄っぺらでもないのですからね。
そんな作品には、こちらもやっぱり正面からぶつからないと失礼で、
まず作品に対しての姿勢、それがなっていないと述べる資格もなし。
それをわからずに、的外れな批判や罵詈雑言はみっともないのです。

先日の感想だけだと綺麗に纏まったように見えるかもしれませんが、
実は自身の体験の方はそんなこともないですから追記すべきかなと。

某所で触れましたが(笑)、今回はまるで『私が失敗しなかった未来』でした。
つまり、正しく『私はその後で失敗した』ということなんですけれど(苦笑)。

そこは正直に言わないとフェアじゃないのかなと。
獣医さんだなんて立派なお仕事じゃなかったしね。

だからこそ、雅美ちゃんと黒木さんには上手く行ってほしいなって思うのですね。
今まで散々傷つけられて、苦しんできた二人なんだから幸せになってほしいです。

そう、シンデレラは幸せにならないとね。

初めて読んだ時から、『デリバリーシンデレラ』というタイトルは素敵だと思っています。
『リアルデリシン』的なエピソードはまだまだあるのですが、まだ書く勇気がありません。
自身の恥のオンパレードも何ですし、
あんまりドス黒いエピソードもねえ。

それも含め、今後もまだまだこの作品でドキッとすることがあるのかも楽しみです(笑)。

雅美ちゃんのお仕事はタイムリミットが迫っていますが、
それが覆されることになる展開じゃないかと予想します。
雫姐さんのヴァルキューレと革命も気になるところだし、
となると当然ミチルちゃんも描かれるはずで期待だらけ。

レンちゃんが過去の清算だとしたら、
雫姐さんは過去の復讐と革命の役割。
このお二人の今後にも要注目ですね。

来月は小説版の書籍化とW刊行でますます祭りですしね。
気持ちが高ぶる中で上手く文章にできないもどかしさと、
何だかんだ折り合い付けて続けていこうと思っています。

『仮面ライダー555』第17話「巧、復活」  

東映さんの東映特撮YouTube Officialにて毎週配信中です。

先日の『東京喰種-トーキョーグール-』の感想でも触れましたが、
特撮ヒーロー史に残る『たっくんの名台詞』登場の回であります。

この回は、特撮者としてやっぱりゲストについても触れない訳にはいかない堪らないお方なんですよね。
序盤に登場した木場勇治くんの恋人である森下千恵ちゃんは、言わずもがなのタイムピンク勝村美香嬢。
その千恵ちゃんのお兄さんである森下義正さんは、後に仮面ライダー歌舞鬼となる松尾敏伸氏ですしね。

たっくんは、結花ちゃんがクレインオルフェノクであることを知ってしまい、
更に彼女が人間としていきたいこと、まだ人間の心が残っていることを知り、
その為に、オルフェノクに対して戦意を喪失してしまう訳なのですけれども、
また切ないですよね。啓太郎くんのことを想ってのことでもありますからね。
また、たっくんは性格的にも事情を言わない方ですから誤解されるのですが、
愛想を尽かしかけたと思いきや、真理ちゃんも啓太郎くんも実に泣かせます。

毎度ながらたっくんと勇治くんとの出逢いや絡み方が上手い脚本なのですが、
あのバッティングセンターでのシーンも非常に印象深い井上氏の味付けです。

妹のことを悪く言う奴らを許せない義正さんは、オルフェノクとして力を発揮していきます。
妹のことを悪く言う奴らに次々と襲い掛かり、既に心まで怪物になってしまっています……。

「あの人はもう、人間じゃない……。心を、人としての心を失っている……」
「自分の力を楽しんでいるだけだ……」
「でも、俺にはできない。俺にはもう、できない。あの人には……」

崩れ落ち、涙ながらにそういう勇治くんを抱えるたっくん。
それでも自分は何もできなかった、と悔やむ勇治くん……。

最早、お兄さんは人間の森下義正として妹を愛する想いよりも、
妹の仇を討つこと、怪物の力を使うことに支配されていました。

彼に襲われて灰になり、たっくんの腕の中で命を落とした学生。
その灰に汚れた腕を握り締めて、たっくんが立ち上がるのです。

戦意を喪失して、仮面ライダーファイズとしてのアイデンティティーをも喪失しかけたあの男が、
オルフェノクと人間のそれぞれの内面を垣間見て、葛藤してきたあの男が遂に立ち上がるのです。

愛想を尽かしたようでもたっくんを想い、きちんと逢いに来る真理ちゃん。
ファイズドライバーをたっくんに投げ渡すのは、勿論お約束の啓太郎くん。
そんなたっくん、拳を握り締める彼に勇治くんの言葉が思い起こされます。

「俺はもう迷わない」

「迷っているうちに……人が死ぬなら……」

「戦うことが罪なら、俺が背負ってやる!」

ファイズフォンにスタートアップコード入力! 【555】 【ENTER】

『Standing By』

「変身!」

ファイズドライバーに装填!

『Complete』

我らが仮面ライダーファイズ・乾巧、今ここに復活!!

この瞬間、いつもの『Dead or alive』ではなく、なんとオープニングテーマソングの『Justiφ's』が!!

更に疾走したままアクションシーンでも流れっぱなしなのが最高!
フライングフィッシュオルフェノクも現れて二対一にも関わらず、
明らかに不利な戦況にも関わらず圧倒的な力を見せ付けるのです。

ここではたっくんの復活、そして彼らしいケンカアクション、
それでいて泥臭さだけに留まらず、ヒーローらしく決める姿!
今までの鬱屈を晴らすたっくんのアクションでなければならないし、
同時にそれはそっくりそのまま彼の復活を信じた我々の想いですし、
とにかく要求されることと重さが凄まじかった名シーンなのですが、
あの立ち回りの中での短いカットで見事にそれらを表現されるとは!
高岩さんが正に本当の意味でのアクターだとわかるアクションです。
あの高岩さんのアクションと半田くんとのシンクロにもう感涙です。

クリムゾンスマッシュ、そして車を突き抜けてスパークルカット炸裂!
ドラマとアクション、双方が最高の形で盛り上がった歴史的な回です。

名台詞、ドラマ、アクション!
総てにおいて特撮ヒーロー史に残る屈指の一作、
この回は後世まで伝え残さなければなりません。
そして勿論この素晴らしい作品自体もまた然り。

『デリバリーシンデレラ』EPISODE.105 守る  

連載100回記念巻頭カラー、
そして過去との決着と前回。

そして今回の感動と来たら、
なんて素晴らしい流れかと。
重く痛い5年の時を越えて。
永い過去編に決着をつけて。
涙なくしては読めないです。

雅美ちゃんとマリアちゃんの外見については、以前にも触れてきましたけれど、
やはり似ているというのは絵柄云々ではなく、作劇上での意味があった訳です。

そちらの感想でも書きましたが、
私としても嬉しい展開でしたね。
もうね、そもそも理屈じゃないんですよ。恋ってのは。
男性読者なら、今回の黒木さんに共感できたでしょう。
勿論、女性読者の方にもグッとくるエピソードですし。

そして、何よりも黒木さんのあの台詞です。


「もう泣かないで」


今まで本作と幸也さんの歌詩について触れてきましたし、
主観ながらその素敵な引力についても執筆してきました。

具体的にはこの記事とかこの記事で触れてますし、

中でも特にこの記事なんて件名からそのままです。

もう今回ほどその引力を痛感したことはありませんね。
この台詞を眼にする為に今までがあったとさえ思えて。
眼にした瞬間に息が止まるという貴重な体験でしたね。

そっくりそのまま名曲中の名曲『Innocent Cry』なんですもの。

この時ほど、デリシン読者であり幸也さんのリスナーである引力を痛感したことはありません。
重ねて申し上げますと、自身も全く同じ経験を……という事情もあるので尚更釘付けでしたね。
同じというのがどれくらいかと言うと、そっくりそのままと言って差し支えない描写なんです。

だから『デリシンは他人事じゃない』のよね。

ああ、また言っちゃった。リアルデリシン体験(笑)。

なんでここまでピタリか、正直怖いくらいですね。
例えば他ですと、以前の雅美ちゃんと黒木さんが、
エレベーターの前……もうやめておこうか(笑)。

それにしても、NON先生は超能力者か?
または、NON先生に現場を見られたか?
というくらい、他にない読書体験です。
先生は、やはりよくおわかりだと痛感。
色々な意味で、ヒヤヒヤする作品です。
それも含めて、デリシンの魅力ですね。

『Innocent Cry』については、
あの名曲が生み出されて世に放たれた理由、
この歌詩が紡がれた経緯を知る者であれば、
今回のエピソードとの引力を痛感するはず。
ちなみに楽曲について触れた過去の記事も、
これとか他にも恥ずかしい日記が多数あり。
我が事ながら苦笑してしまうおバカぶりなんですが。

だって、立ち直るまでに5年じゃ効かなかったんだもん(苦笑)。

でも、雅美ちゃんと黒木さんは結ばれて欲しいと思いますね。
今回も号泣してしまって、またしても忘れられない名場面が。

『Innocent Cry』だけでなく、『赤い花』って感じだしね。


それはさておき、遂に雅美ちゃんと黒木さんがここまで来たかと思うと感慨深いです。
亜紀ちゃんが名刺を破ろうとしたのを慌てて止めたことも、今では微笑ましいなあと。

その亜紀ちゃん、久々の登場でやっぱり良い味だしてくれてます(笑)。
香ちゃんもまた、あそこであの呟きなのが良い味だよなあ~もう(笑)。

そして、やはりここでご登場なのが雫姐さん。
黒木さんの過去における一つの終わりにも、
雅美ちゃんのミヤビとしての始まりにも、
深い関わりがあった雫姐さんが遂に。
盛り上がる一方のデリシンですが、
負けじと盛り上がっていきます。

如月のブログは『デリバリーシンデレラ』&NON先生を応援しています。

余談をもう一つ。

ちなみに、幸也さん、D≒SIRE、JILS、Kαinについて、そして勿論デリシンについて、
旧ブログ時代から執筆してきていますので、お好きな方はそちらもご覧くださいませ。



もう泣かないで 立ち止まる夜も 傍でただ待ってるから
もう泣かないで 名も無き花でいい
もう泣かないで
もう泣かないで

JILS『Innocent cry』
written & composed by:YUKIYA
Produced by:YUKIYA
Sound Produced by:JILS
Executive Producer:YUKIYA FUJITA(Kreis)

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#023[失踪]  

今回も最高に上手い構成でした。
前回の引きがアレですから尚更。

もう続きが気になって仕方がない訳ですが、ヒナミちゃんは無事で何より。
トーカちゃんに発見されたのがまた幸いで、これにて一安心できましたね。

……とは、やはりなりませんね。
やはり、真戸さん登場だよなあ。

どっちが怪物側なんだよって表情ですが(笑)。

以前から散々書いたと思いますが、やっぱり真戸さんのイカレっぷりは良いですね。
捜査官側にああいうマッドな奴がいると、より残虐性や狂気が深みを帯びてくるし。
異形の存在を異形だと見なしている方こそ実は異形じゃないか、という問題提起も。

石田先生はこういう王道の展開を外さない印象が強いです。
恐怖から救い&掬い上げておいて叩き落とすような手法ね。
サスペンスとしても特撮ヒーロー的にも良い味出てますね。
後者は私が特撮者だからに余計そう感じるのだろうけれど。

と言う訳で、やはり『追う側』と『追われる側』との対峙となります。
言葉を変えれば、『狩る側』と『狩られる側』の残酷な関係性ですね。

しかし、今回で最も重要なことは、今までのその関係性に変化が生じたことです。
今までは、主人公のカネキくんは巻き込まれる形で、飽く迄も被害者の立場です。

しかし、遂に『自らの意思』で捜査官の前に立ち塞がりました。

以前触れた『ウタさんマスク』、ここで活きるとはなるほどね。
これならバトルになっても、マスクを剥がされない限りは面が割れることもないですし、
彼女を守りながらのトーカちゃんは、真戸さんと戦うにしても明らかに不利ですからね。

『仮面ライダー555』のたっくんで言うところの、
「清々するぜ。これでもう面倒なことに巻き込まれなくて済むしな」から、
「戦うことが罪なら、俺が背負ってやる!」に至る件など想起しますねえ。

今までは典型的な(と言うよりそれ以外の何者でもない)『巻き込まれ型』のカネキくんでしたが、
ここに来て(喰種や人間という立場云々より仲間を)『守りたい』という想いで遂に動きましたね。
ヒナミちゃんにスポットが当たるようになってから朧気に感じましたが、
今までの彼のポジションはヒナミちゃんにシフトというところですかね。

同様に、捜査官側の描写も疎かにされずに描かれてきた訳で、
亜門さんが仲間と食事するシーン、トレーニングするシーン、
それぞれに人間を喰らう喰種に対する強い怒りが現れてます。
そこを大切に描かれてきたからこそ今回の引きが際立ちます。

カネキくんも亜門さんも互いに譲れない想いがある中で対峙。

これで燃えないなんて嘘だぜというなんという特撮者魂展開!

余談ですが、『巻き込まれながらヒロインに助けられながら遂に立ち上がった』という点で、
『仮面ライダー電王』の野上良太郎くんとハナちゃん&イマジンたちとの絡みが蘇りますね。

コミックス2巻もいよいよ発売ですし、遅れを取り戻すべく考察もしていきたいところです。
来月のデリシン最新刊&小説版が待ち遠しくて3月はうっかりしかけた、なんて秘密ですが。

ようやく時間確保  

いやはや、何だかんだで帰宅して晩酌したらこの時間だもんな。
情けないやらめんどいやらの中、日付け変わりそうで焦る始末。

「時間は創るものだ」

と言われたことがありますが、そうなんだよなあと痛感しています。
ないないないづくしのないものねだり、それだとダメなままな訳で。

あちらでも呟きましたが、何気に旧ブログからの過去記事移転作業再開してますよー。
必然的にデリシン、幸也さんの記事もこちらで増える形にになりますので宜しくです。

またしてもギリギリセーフ更新でしたが、
そろそろこのパターンから抜け出すべく、
色々と考えておりますのでよろしく哀愁。

『ヒトヒトリフタリ』Life17 総理&総理  

大希くんの父親にしてそのまんますぎるあの人、
つまりは前総理大臣である泉美氏のご登場です。

初登場時の表情などから、どちらかというと鋭さと堅さの印象が強かったのですが、
いやいや何が何が、もう思いっきりノリノリで荘一郎と張れるイケイケぶりですね。

リヨンが視た泉美前総理の守護霊が、
いかにも強そうな感じで流石ですね。
鎧武者というか戦国武将というかね。
やはり、個人的には『スタンドやペルソナ』を連想せずにはいられませんでしたが(笑)。
「ただ者やないな」というリヨンの印象通り(あるいはそれ以上に?)、凄そうですねえ。

何よりもここで重要なのは『泉美氏にも守護霊がついている』ということ、
『総理の座を降りた今でも守護霊がついている』という事実なんですよね。

また荘一郎の方も、守護霊や霊能力について隠す気さらさらなしで堂々と話しましたねえ。
今の荘一郎、ヒロミ・ゴーばりに私が好きなイケイケゴーゴーの荘一郎で愉しいのですが、
リアクションは無自覚な一般人のそれで、このやり取りもまた興白かったところです。
ただ興白いだけじゃなく、実はこの二人のやりとりは物凄く重要な場面なんですよね。
泉美氏は守護霊がついていることを自覚していないのです。
勿論自覚していながら嘘をついている可能性もありますが、
自ら進んでこの話をする荘一郎に対して隠すこともないし、
ここは本当に自覚がないものと見ても良いかと思われます。

いちいちリアクションがナイスな泉美氏がまた最高でした。

泉美氏の「ウソ マジ!!」は、
「興味ないんですよ」と並んで、
私的ツボ台詞認定であります(笑)。

そして、更に遠慮なく積極的な荘一郎が最高です。
自分の能力を明かした上で、右手を差し伸べる彼。
さあ、ここで問われている泉美氏はどうかと……。
荘一郎&リヨン側と泉美側、接点ができましたし、
もう、ますます次が楽しみで仕方がありませんね。

だらしない自分に一喝  

と言う訳で、またも日付け変わるギリギリやん。
帰宅して、先程食事を済ませたところなんです。
過去の本誌と格闘しながら、デリシン再読です。

そんなこんなで一息付いて、ようやく晩酌です。

でも、三月は多忙で更新が滞りがちになるかも。
何とか改善したいですが、予め申し上げます~。

ツイッターに傾きすぎってのは、遅れる理由の一つとして自覚してます(苦笑)。

一寸先は闇  

日付けが変わるギリギリまで、こちらを放置プレイでした(苦笑)。
本来は早めに帰宅するはずが(と、いつも書いている気がするが)。

よろしくない出来事やネガティブな話がいくつもありますが、
それをここやツイッターに書くのもどうかと堪えて控えます。

何事も気の持ちようだし、「考えようで薔薇色に見える」という歌もありますしね。
そんなことも気にならないくらい忙殺されるか、『趣味に夢中になるか』かなあと。

『BLEACH』484.The Buckbeard  

一護に対するイーバーン、山じいに対する七人、
敵側それぞれから、気になる台詞満載でしたね。

雀部とイーバーン、共通する台詞としましては、
やはり、卍解に影響を及ぼす能力のようですね。
一護の卍解が何故消えないのか、と激昂するイーバーンでした。
イーバーンには誤算でも、恐るべき能力の片鱗ではないかなと。

卍解の『封印か吸収』かと思いましたが、
「消える」という表現から前者かなあと。
あるいは『斬魄刀』自体に作用するのか。

そして「消える」と言えば、イーバーンが逃げる時ですね。
イーバーンの言う『影』というのが、また特殊でしたねえ。
破面の『黒膣』ともまた違うようで、非常に気になります。
彼らの言う『見えざる帝国』とも深い含意がありそうだし。

あの七人のうちの一人が面を脱いで顔を出しましたけれど、
同じ格好は七人で奴の顔は印のようなものの数が六つ……。
単なるデザイン以上の意味、と見る方が懸命と思いますが、
破面のようなイーバーンとまた別、という感じの顔ですね。
七人それぞれ、あの印のようなものの数が違うのかなあと。
十刃の数字の刻印のように、一つずつ違うのかという気も。
でも、十刃でやりましたから二度同じ手は使わないかなあ。

そしてイーバーンと面を脱いだあの男と、
それらを束ねる玉座に座る王のような男。
この集団が何者か非常に気になりますね。
マユリは見当が付いているようですから、
正体について焦らしはしないと思います。
ともあれ今後がますます楽しみですね~。

画像を載せてみました。  

こっちではなく、ツイッターの方に一件。

と言う訳で、つぶやきまくってました。
いやあ、思ったよか全然愉しいわあ~。

こちらが腰を据えて練り込む感じだとしたら、
あちらは瞬発力や閃きという感じで対極かと。

勿論、こちらも毎日更新は心掛けてますが、
読む、視るという作業が単純に追い着かず。

『東京喰種‐トーキョーグール‐』#022[新聞]  

前回のピンチから一転、あんていくでの穏やかな日常から始まりました。
今回のサブタイトルからして、この新聞からまずいことになりそう……。

なんて思えばやはりそうなるよなあ……。ヒナミちゃんの手に渡りましたか……。
そこで彼女の気にかかった文字が前回のサブタイトル、というのもニクイですね。

トーカちゃんの優しさや思い遣りが上手く描かれていて良い回だと思いますが、
それだけにその善意がヒナミちゃんを突き動かす形になるのが切ないです……。

二人とも、そしてカネキくんやマスターも、
喰種として、求めるものは同じなんですが。

そう、彼らはただ生物としての『当たり前の日常』を欲しているだけだったんですよね。
『スマートブレインの指示に従わないオルフェノク』の彼らもそういう存在だよなあと。

『居場所が今も無い』
『認めてもらえない』
という物理的な部分ではなく、心情的な面でのそれが切ない作品ですね。
そこを求めて作ることを目指し、時に戦いながら生き延びていく彼らが。

そして、真戸さんのあの粘っこい台詞がまた気になりますね。
ヒナミちゃんとニアミス、なんてことになるんですかね……。

毎度ながら、緊張感溢れるドラマ展開や、
日常との緩急の付け方、上手いよなあと。

『ヒトヒトリフタリ』Life16 コア・ガバメント  

一週休載で、何だかようやく読めるというときめきがありましたね。
前回の狂気的な描写から、どう続くのかと期待していましたけれど、
なるほど、今回はこういうシーンから始まるというのがニクイです。

そして扉ページのリヨン、今までと違う良さを感じました。
次のページの1コマ目の表情がまた格好良いので、尚の事。
ヒーローは高いところから登場、という我々世代のお約束。
往年の特撮ヒーロー番組を彷彿とさせる、見事なページで。

車内での会話も、当たり前のことのようで重要だと思います。
荘一郎への警告と注意の喚起は、流石にソフトでしたけれど、
敵が宣戦布告してきた以上は、荘一郎に自覚させないとねえ。

個人的に大好きで視たい画であり、ツボな設定でもあるMIND BOX。
MIND BOXという設定で、肉感的でアナログな表現なのがツボです。
精神描写なのですから、光や陰影などで表現されがちなところを、
今までも黒玉との対峙&退治とか、実に秀逸だと思うところだし、
今回の徹底振りなんてもう(笑)。

ただ、それでも久保光司の力量次第では、あれでも破られるかと。
今後、第二第三の久保光司が出てくることも充分ありまえますし。
リヨンが守護するのがただの一般人ではない、というのがミソで。

そして、ただの一般人ではないその総理大臣のところに息子登場。
なるほど、ここで名前そのまんまのあの人が久々に再登場ですか。

荘一郎と今まで交わる事のなかった泉美陣営ですが、
ようやくぶつかっていくことになる訳で期待大です。

ドラマ版『聖なる怪物たち』最終話  

第8回目にして、遂に迎えた最終回です。

※今回も一応申し上げておきます。

最終回をまだご覧になっていないという方や、
原作版との相違点を知りたくないという方は、
お読みにならないようご注意を。
私は確かに警告しましたからね。










何よりも、まず訂正しておかなければならないのが前回の感想です。
とんでもない大失態である記述を残してしまい、お恥ずかしい限り。
ブログというものの特性上、また自身の頭の悪さを露呈する意味で、
そして、そんな自分への戒めの意味も込めて敢えて書き直しません。

前回の感想、鑑定結果について触れましたけれど、
提出した毛髪、それについては大間違いでしたね。
健吾くんが慶くんを抱いた時であるはずがなかったですね。
そもそも子供の親が誰かって話だから親の方が要りますね。
我ながらとんだ大間違いで、今更になったお詫びと訂正を。

冒頭からドラマ版ならでは、独自の展開でしたね。
それどころか、全体の半分以上を締める凄まじさ。

先週の予告の時点で、春日井師長の行動とその後についてはわかりましたが、
騙したのも仄めかしたのも陥れたのも師長なら、眼を醒ましたのも師長です。

「あなただけは……怪物にならなかった……」

師長が健吾くんに対して、確かに口にしたのです。
この台詞に、総てが集約されていると思いました。

だからこそ聖なる怪物「たち」なのですよね。
『聖なる』の様々な含意は最早言わずもがな。

放送開始当初からずっと書こうと思っていたことなのですが、
中谷美紀さんが春日井師長役にキャスティングされた時点で、
このドラマは成功でドラマ自体にも僥倖だったと思いますね。

健吾くんが遂に日向家に乗り込む、という件は原作版と同じでも、
そこに至るまでが、尾行と電話という違いがあった訳なのですが、
緊張感の描写としては原作版の前者の方だったと自分は思います。
乗り込んだ後のクライマックスは、ドラマ版の方が印象深いです。

狂いだした怪物たち。
怪物を狂わせた怪物。

怪物に、逃げずに立ち向かい続けた男。
そして、怪物たちの眼を醒ました怪物。

大久保記念病院も、日向家も、ドラマ版ならではのその後が描かれたのが良いところかなと。
原作版のラストも良いとは思うのですが、こちらの方が何というか救いがあると感じますね。

そして、放送開始当初からずっと気にかかっていたことがあるのです。
早計な判断は禁物だし、ちゃんと全話視た視聴者こそ言う資格がある。
それまでは、揶揄や茶々入れはするべきじゃないと自分に言い聞かせ、
もしかしたら、重大な意味があったりする可能性もあるかもしれない。

そう思った私がバカでした。

健吾ママの写真、誰でも良かったんじゃん(笑)。

もしかして、あの作品(小説ではなく〇説)に対するオマージュのつもりか?
などとコアな深読みをしてしまった訳ですが、絶対に違うのだろうな(笑)。

彼女をキャスティングするなら、それなりの必然が欲しかったなあ。
後半から、回想シーンとかで意味を持つのかと思っていたのにねえ。

と言う訳で、吐き出したところで本作もこれにて放送終了。
これで、特撮へのシフトに戻って多少はペースが戻るはず。

だと良いのですが(笑)。

やりたいことしたいことだらけ  

思った通りだが、ツイッターの方にズルズルと。
ここまでハッキリ違うと、寧ろ使い分けやすい。

日中のことや、日々の何だかんだはあっちに書いて、
こっちは、今まで以上に感想に特化するだろうなと。

と言う訳で、ようやく纏まった休息が取れる形に。
漫画もさておき、映像作品も疎かだったりするし、
明日はブログの方もちゃんとしていこうかなあと。

色々とネタも企画もある中で、どうすっかなあと。

縛られた方が燃えるってことか  

やはり、何気ないことはツイッターの方に偏りがちで、
思った通りこちらが疎かになる訳ですが、ここからよ。

あちらはあちらで、なんつーか瞬発力というか閃きというか、
こちらでの文体や構成とはまた違ったやり方で、愉しめたり。
ルールがある方が自由というか、字数制限も案外苦じゃない。

その分、いつもの長文はいつも通りここに書けば良いので、
いい感じに棲み分け、使い分けしていけたら良いかなあと。

そもそも、一つの週刊連載作品の感想を週に一回しか書いたらいけないなんて決まりなんかないんだよな。

つまり、デリシン祭りはまだまだこれからだということです。
再読で気付いたこと、追記したいことがあるのも自然ですし。
と言う訳で、まずはアンケートハガキ書いて投函しないとね。
今後は、従来のスタイルさえ破壊してデリシン応援するぜよ。

『デリバリーシンデレラ』EPISODE.104 今更  

前回の感想文で「最初の2ページだけでも感極まってしまった」と書きましたけれども、
前回の扉ページと今回の扉ページを思い返すと『実に秀逸な構成』だとわかるでしょう。

どちらも雅美ちゃんの『ピュアネス』がありありとよく伝わる素晴らしい扉絵なのです。

そして、それぞれの雅美ちゃんの表情とシチュエーションの違い。
この二週のエピソードで、続けてこの構成って何とも素敵ですね。

黒木さんが倒れているところから始まり、あの扉絵、堀田にまた倒されてもそれでも立ち上がった前回。
黒木さんが立ち上がるところから始まり、あの扉絵、マリアちゃんの救われない魂に決着をつけた今回。

決着も含め、正に最終回のようなクライマックス(Cry-Max)と言える回でしたね。

正に『読者の気持ち』を代弁してくれたかのようなカタルシス。
遂に『救われない魂』は救われたのだと感じられて号泣でした。

マリアちゃんを救いたかった黒木さん。
そんな黒木さんを見つめる雅美ちゃん。
そんな二人を理解しているレンちゃん。

そして救われたかった読者も。
救われたかったのは誰なのか?
実は読者もそうだったと実感。

この永いエピソードでのもう一つの問題提起と回答は、そこにもあったのではないかと。
この永いエピソードの中で、つまり先生は見事に読者までをも救ってくださったのです。

『読者』と『作品』が一つになれたと感じられた貴重な体験に脱帽であります。
『読者』と『登場人物』が重なり合う構成は流石としか言いようがありません。


「全てが繋がった」


正にあの言葉を思い返した瞬間でした。


以前から散々申し上げて来ましたが、
私にとってデリシンの登場人物とは、
決して薄っぺらなんかじゃないです。
血の通った心がきちんとあるのです。
真に実りあるリアルな人間なのです。

難しい題材から『逃げることなく正々堂々と正面から本気で描ききる』先生の姿勢。
加えて『題材だけに囚われずにハートフルストーリーとして伝えきる』熱意と誠意。
『良質なエンターテインメント』として成立させているギリギリの奇跡的バランス。

だからこそ『デリバリーシンデレラ』なのです。だからこそ本作は唯一無二の名作なのです。

前回の感想でも書いたことですが、性や風俗を扱う凡百の作品と一線を画するのはそこなのです。
そんな先生の想いが、最高の形で最高のプレゼントとして彼女たちと読者に昇華された回でした。

最早一瞬足りとも眼が離せず釘付けでした。
一つ一つのコマの重さと強さが痛い程です。

こう言うと語弊があるかもしれませんが、
今回で個人的にもう一つ救われたことは、
堀田が黒木さんを殴りつけるあの瞬間に、
『マリアちゃんの笑顔』が過ぎったことでした。
彼は『根っからの悪党』ではなかったのですね。

あの瞬間に、堀田は動揺、そして拳が止まります。
そして、黒木さんのあの表情、永遠にも似た一瞬。
あまりにも痛く重い想いの一瞬の後に、遂に……。

この場面の時間の永さと重さの表現が素晴らしく、
二度と忘れる事のない名場面がまた生まれました。

これも以前書きましたが、そんな『黒木さんを5年の呪縛から救ったのは他でもない雅美ちゃん』です。
黒木さん自身の台詞にあるように、「ずっと決心がつかなかった」黒木さんを突き動かしたのですから。

もう一つ。
前回に続いて、今回の扉ページについては冒頭で触れましたが、
前回の一文もさることながら、今回の一文も堪りませんでした。

いつの日か、みんなが花のように笑えますように――――。

正に雅美ちゃんのピュアネスの本質を伝えるに相応しい一文でしょう。
先生の扉絵とのマッチングも最高で見事なまでのシンクロが結実です。

先生の扉絵も、あの一文も、
総てが、過剰も不足もない。
私的に、そんな印象でした。

『華』ではなく『花』である点も、
先生の扉絵と雅美ちゃんの本質を思えば適切でしょう。

余談ですが、Gargoyleの『~花咲く笑顔あなたに届くまで~』を思い出したり。

もう一つ余談……というかあまりにも蛇足なので、
実は以前から書くべきか逡巡していましたけれど、
この作品を「他人事とは思えない」と書いてきた理由の一つとして、
『私も愛した人を守れなかった』という暗黒の時代があるからです。

相手の迷惑になるといけないので、全部を明らかにはできないですが、
風俗ではないものの、相手は世間から偏見を持たれがちな問題があり、
当事は、今よりも遥かにその偏見や誤解が強い時代で悩みもしました。
田舎から医者に手紙書いたり、独学で足掻いてきましたがダメでした。
結婚するはずが、双方の親にそれぞれの理由で反対されてダメでした。

そこから私は転落していって20代がパーになったのですね(苦笑)。

それから〇年経過して、知り合った人がまた……。

「風俗辞めるから」

と言う訳で、その後も連絡は取り合ってい……と思いきや、
待て待て、辞めると言っておきながら、言動が不自然……。

辞めてないやん(泣)。

数少ない数少な~い(ここ強調よ)私の恋愛経験の中で、
関わる人、得てして一癖ある方ばかりなのです(苦笑)。

ね、結構リアルデリシンでしょ。
ああ、言ってしまったなあ……。

『漫画でも小説でもないもう一つのデリシン』ってのは、こういうことで。

まだまだ沢山懺悔と暗黒があるのが何だかなあですが(苦笑)。

執筆・更新をサボっていた訳じゃないのです。  

つぶやきまくっていただけなのです(笑)。

今、私は猛烈に燃えております。
信じられない感動、そして幸福。

今までのうちのデリシンカーニバルは無駄にはさせない。
あらん限りの情熱が空回りしそうだけれど感想文執筆だ!
デリシンに対する誤解や偏見を払拭する為にも続けるよ。

NON先生、本当にありがとうございます。

リンクを一件追加させて頂きました。  

ネット初心者時代に散々お世話になっていたくせに、その後私がご無沙汰。
約5~6年ぶりのご挨拶という不義理にも関わらず、優しかったお方です。

許可して頂いたので、早速リンク完了しました。

ル・令佐(るれいさ)氏のラブミー東京デラノーチェ since11.1.1です。

とにかく『独自の文体と文章のドライヴ感』が凄まじく私のツボでご無沙汰が申し訳ない限りで。
更に『氏独自の痒いところに手が届くだけでなく痒み止めまで的な比喩表現』が素晴らしいです。

特に特撮者&アイドル者の方に推奨したい良質なブログの鑑でしょう。
旧ブログでただの一つもコミュニティに関わらずに避けてきた自分が、
独立記事を設けて紹介したって時点で察して頂けるのではないかなと。

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