日刊ハレ Ver2.11

2016年、更新再開です。好きな漫画、特撮、音楽の感想など、無名人の趣味と駄文の遊び場です。

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『12人の優しい日本人』の12通り以上の楽しみ方  

先日ブログに書いた通り、引き続きGYAO!の公式配信でリピート視聴してます。
全く飽きません。気付けば、もう24年近く前の作品なんですね。
もう数え切れないほど視聴してきましたが、この度の配信で自室のPCから更にリピート。
自室での作業や、シャグなんかで遊んでいる時、ちょうど良いのですよね。

前回触れた通り、脚本がとにかくよくできているのが大きいですし、
役者さんも昔から好きなかたばかりで、とにかくみなさん良い味出していて最高。

以下に、役者さんを列挙します(陪審員番号順・敬称略)。

陪審員 1号:塩見三省
陪審員 2号:相島一之
陪審員 3号:上田耕一
陪審員 4号:二瓶鮫一
陪審員 5号:中村まり子
陪審員 6号:大河内浩
陪審員 7号:梶原善
陪審員 8号:山下容莉枝
陪審員 9号:村松克己
陪審員10号:林美智子
陪審員11号:豊川悦司
陪審員12号:加藤善博
守衛:久保晶
ピザ屋の配達員:近藤芳正


揃いも揃ってよくもまあというくらい堪らないキャスティングです。

ここで、私的に二度目以降の視聴におけるポイントを。

■誰に共感するか、反感を覚えるか

どう視ても面白さは変わらないでしょうが、これで途中の感じ方は随分異なるかと。
90年代初期の当時は、やっぱり相島さんのあの執念にニヤニヤでした(笑)。

自分が歳を重ねて、後々になって振り返って視聴した場合は、また違う感覚も。
ここが面白いところなんですよね。この歳になってから味わうのも良いものです。

とにかく早く帰りたい、早く帰らせろ、「会社が僕を呼んでんだよ!」の大河内さん、
今なら禿げ上がるほど烈しく共感できます(笑)。

優柔不断、不和雷同タイプの人も少なくない中、頑固者タイプもちゃんと一定数います。
山勘タイプ、同情タイプ、理論派タイプ、だんまりタイプ(笑)まで勢揃い。
あっちこっちと飛び火したり、入り乱れるバトルはもう最高です。
当たり前の話ですが、誰一人として無駄な人はいません。
全員がしっかりと良い味を出していて、二点三転するのが堪らないですね。

誰に共感を覚えるか、換言すれば誰の視点・思考が最も近いか(あるいは、遠いか)。
これを意識して繰り返し視てみるのも良いですね。

■発言している人の場面で、それ以外の人がまた面白い

これは二度目以降だからこそ、繰り返し視聴するからこそ発見できる楽しみでしょう。

それぞれがそれぞれの順番で(あるいは無視して割り込みで。笑)、発言する時、
向かい合っている相手の人は勿論のこと、そこからちょっと距離がある人も要注目。

画面から見切れそうなそんなところで、そんな絶妙なことをしているのかと気付けたり、
みなさん、とにかくあからさまな行動からさりげない仕草まで巧いです。
上田さんのアレなんか、巧いよなあとニヤニヤしちゃいます(笑)。

それぞれの発言、反論、怒声、割り込み、同意など、
そのタイミングで、どの視線がどこに動くか、それも楽しいところです。

何度も繰り返しますが、脚本が素晴らしく、お話の展開がしっかりしていますので、
結末を知っていても、途中の二点三転する激動の展開をわかりきっていても、
寧ろ「知っているからこそ、より面白さが倍増」するのです。これが凄いです。

自分で書いていて思いますが、こんな作品はそうそう無いです。
自分にとって、これに該当する稀有な作品がNON先生の『デリバリーシンデレラ』。

他に思いつくのは清涼院流水さんの『19ボックス 新みすてり創世記』くらいかな
(『1冊で26通りの読み方』が楽しめる驚愕の作品)。

他にあれば、教えて頂きたいです。
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『12人の優しい日本人』がGYAO!で公式配信中  

GYAO!で『仮面ライダーアギト』を視聴する日々で、たまたま気付きました。
「これは視なくちゃ!」と、そのまま視聴しました。買い物は後回しで。

ずっと好きな作品です。改めて視聴しても、やっぱり飛び抜けた面白さですね。
実は、もう数え切れないほど視ているのですが、寧ろ視れば視るほど面白いのです。

その昔、母と一緒にレンタルビデオ屋さんに行く習慣がありました。
当然、母は毎回違う作品を選んでましたが、私は一時期こればっかり。
「あんた、またそれなの?」と呆れられてました。
これと『七人のおたく』は延々リピートの重症パターンでした。

この作品は三谷幸喜氏の脚本による舞台劇が原作です。
映画化もされました。私が触れているのは、この映画版です。

「日本にも陪審員制度があったら?」という観点から描かれた法廷劇です。
新裁判制度の遥か昔から時代を予見していたかのような名作です
(舞台の初演は1990年、映画版は1991年)。

三谷氏の脚本ですから面白いに決まっていますので、誰もが気軽に味わえます。
人物の描写や、それぞれの性格やクセなど、実に奥深く、とことん巧いです。
優柔不断にして付和雷同である日本人らしさも随所に活きてます。
最後まで視た時、タイトルの意味を痛感して、とても良い気持ちになれるでしょう。

私的にこの作品が堪らなく面白いところを以下に。
この作品の何が面白いって、それはもう……

「結末がわかりきっていても楽しめるし、寧ろ知ってからが面白さ倍増」

「何度視ても全く飽きることがない」


これに尽きます。
それゆえに、いつでも、何回目だろうと、楽しく味わえるのですよね。

役者さんも昔から好きな方ばかりですし、キャスティングも堪りません。
ほぼ同じ部屋だけの密室劇で、ここまで面白くできるのかと脱帽。
脚本が本当に良くできていますし、役者さんの味付けも素晴らしいです。

『古畑任三郎』や『ラヂオの時間』と並んで好きな作品です。
いえ、三谷作品の中で一番好きな作品と言えるかもしれません。

この機会にPCから視聴できる日が来るとは。時代ですねえ。
いやー良い休日になりました。勿論、また繰り返して視聴します。
配信期間が終わったら冗談抜きでDVD買おうかな。

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